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(世界一周の旅他)

「上海、桂林、広州、香港の旅」続編

2017-07-07 05:20:34 | Weblog
「上海、桂林、広州、香港の旅」は、成田から先ず上海に行き、「万元戸」時代の上海郊外のホテルに泊まる。豫園等上海市内を観光し、
上海空港から桂林に向かう。桂林空港に着陸前の桂林の風景は、今まで見たこともないような景色であった。あの墨絵のような世界の山々が、
上空から見ると、異様な風景であった。桂林では漓江下りを行いその墨絵のような世界に感動する。桂林の桂とは、所謂、金木犀のことで、
桂花酒等も有名である。桂林は自治区で、日本人の南方からの源流であるといわれているようである。確かに、桂林の人々は日本人と同じ
ような顔、姿であった。食べ物も中華料理ではあるが、日本人の好みの味であった。桂林は一山超えると、ベトナムに通じているような位置
に存在する。桂林を後にして、列車で広州に向かい、当時工業化の成長の中心であった、深圳を見て、国際列車で香港に向かう。当時、香港
はイギリス領であったので、香港島に着く前に、国際列車の中で、ビザを見せることになる。そのとき、列車の横を太いパイプが走っている
のが目に付いたが、それは当時香港で水を調達することは出来ず、中国本土からパイプで水を引いて調達していたようである。当時の香港は
NYのような街で、高層ビルが林立し、山頂からの眺めは、東洋の三大夜景の一つとして有名であった。港には、装飾された船が停船しており、
フェリーでその船まで行き、中華料理を食べてきた。夜の船上の食事は、趣きのあるものであった。香港から、成田へ飛行機で帰ってきたが、
最近、TVで香港を見ると、随分変わったなという印象を受ける。当たり前のことかもしれないが、イギリス領から中国になり、TVで見る香港は
、随分中国風に変貌したなという感じを受ける。最近、習近平氏は香港を初めて訪れ、香港人には、厳しい発言をしたようであるが、イギリス領
から中国になったのであるから、仕方ないことであると思うが、昔の香港を知る者にとっては、少し寂しい気もするかもしれない。

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