ではどのようにして若手(建築現場技術者)を育成したら良いのでしょうか。
外国の例でいったら、ドイツのマイスター制度があります。
中学卒業時に進学と実業の世界への選択を行い、
実業の世界に進む若者には、実習(研修)と実学を学ぶコースがあります。
これが社会に定着しており、約1/3の若者が収入を得ながら学ぶそうです。
日本では仕事に就きながら通う職業訓練校がその役割を担うわけですが、
前述の通り入校者が少ないわけです。
では若者がみんな大学へ行って、屋内のデスクワークをしたいと
思っているかというとけっしてそうではありません。
特に身体能力の高い人は、屋内外問わず体を使っておこなう仕事に興味をもっています。
スポーツ少年団に入って、将来はスポーツ選手という子供も多くいます。
事実当社の若手はそれぞれ高校時代スポーツクラブで活躍していました。
当社の選手も参加した技能大会