皆様、明けましておめでとうございます。新春早々、「エスせんブログ」に来ていただき、どうも、ありがとうございます。令和6年も、どうぞ宜しく御願いします。
木曜はライトノベル愛を語ります。今回は、私としては珍しい、異世界転生物ではないライトノベルを紹介します。
今回紹介するのは『スーパーカブ』と言う作品です。天涯孤独な女子高生の小熊(コグマ)ちゃん(そう言う名前なんです、本当に!)が、題名の通りホンダのスーパーカブと出逢い、どんどん世界が広がっていくと言う青春小説的なライトノベルです。
現在、私は2巻まで読了していますが、物語は割と淡々と進んでいきます。現代の女子高生が主人公なので、暗黒竜を倒す等の冒険イベントは発生せず、いつもと少し違う道を帰るとか、いつもは行かない少し遠い場所へ行くとかが冒険イベントとなります。
でも、これがイイ。身の丈に合った冒険イベントなので、読んでいる自分も、過去の自分が体験した冒険イベントと重ねて読む事が出来ます。だから、より自分事として感じながら読める訳です。
そして、全編を通して感じるのは作者トネ・コーケンさんのバイク愛。スーパーカブって、こんな事も出来るよ、あんな事も出来るよ、世界が広がるよ…と言うメッセージが、次から次へと発信されてきます。
読んでいて、自分もバイクに乗りたくなってきます。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。