エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

札幌木鶏クラブ令和6年度11月例会

2024-11-29 04:30:00 | 自分
 金曜は、月~木曜のテーマに入らない内容です。今回は、月に一度の札幌木鶏クラブの話です。
 『致知』11月号のテーマは「命をみつめて生きる」。駅前のネストホテル札幌を会場に18時58分頃からから始まりました。
 まず、藤尾社長が書いていると思われる特集リード文。9頁に書かれていた「人はどのような状況にあっても、希望を捨てない生き物である、ということ。いや、希望がなくては生きられない生き物である、ということ」について、I先生が語った言葉から。「スーダン行った時、ナイジェリア内戦から逃げてきた難民がチャドにいた。そこの国連職員が、『私の仕事は、メッカへ行こう…と彼らに言う事だ。実際にメッカへ行くのは無理だろうが、そうやって希望を繋がないと彼らは死んでしまうんだ』と言っていた。正に、ここの希望の話と通じると思う」と言う内容でした。
 希望がなければ生きられない…ならば我々教師は、目の前の子供たちから希望を奪う様な言葉かけや行動をしない様に、十分気を付けなくてはならないと思います。そして、その為にも我々教師は、自分自身が希望を見出しながら生きていく方が良いのだろうなぁ…そんな事を感じました。
 次に、岡野眞規代先生の記事「インタビュー② 約四千人の赤ちゃんを取り上げて気付いた『命の真実』」から、48頁の「赤ちゃんはピカピカの光の玉だったんだ」についての言葉。司会もしているM先生が、「赤ちゃんが生まれて怒る人はいない。ほとんど皆、笑っている。やはり、赤ちゃんはピカピカの光の玉だって事だ」と語っていました。
 これは、M先生の着眼点が見事だと思います。赤ちゃんが生まれた事実だけでなく、生まれた時の周囲の人々の様子に着目し、そこから「ピカピカの光の玉」と導き出しているからです。こう言う柔軟な発想力、見習いたいものです。
 最後に、鈴木秀子先生の記事「人生を照らす言葉 連載177」を取り上げます。この記事では、宮沢賢治の手紙が紹介されていました。その手紙の内容と、11月2日に行われた「名画に学ぶ人間学」での学びを結び付けて、Y先生が次の様に語っていました。「毎日を頑張って生きなくてもいいけど、一つ一つ丁寧に生きていきたいと思う。(「名画に学ぶ人間学」で観た)「生きる」を観ても強く思ったし、この賢治の手紙を読んでも思う」と。
 この言葉を聞いて私は、「頑張るけど、頑張りすぎない」と言う言葉を思い出しました。頑張りすぎると疲れるし、長続きしない事も多いですが、程よく肩の力が抜けていると、長く続けていけるものです。「一つ一つ丁寧に生きる」って、そう言う事なんじゃないかな…と思いました。
 楽しく、学びの多い会でしたが、今回は20時20分に途中退席しました。少々風邪気味だったからです。う~ん、残念!

 ところで、令和6年11月28日の記事に「いいね」などをいただきました。今週は毎日、どなたかが「いいね」してくださり感謝の気持ちでいっぱいです。どうも、ありがとうございました。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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どちらかと言えば私はコミカライズ派な『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』・前編

2024-11-28 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛語り。今回は、令和6年秋にアニメが絶賛放映中の作品を紹介します。
 今回取り上げるのは、未来人A先生の『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』です。コミカライズもされており、令和6年の夏と秋にアニメ放送もされています。
 内容的には、よくある転生物です。日本で死んだ主人公は、異世界の下級貴族の息子アルス・ローベントとして転生します。転生物に定番の主人公チート能力は「鑑定」。相手を見ると、統率力や武勇、知略、政治力、野心、適性などが数値化されて見える…と言うものです。
 物語は、この「鑑定」を使って優秀な人物をスカウトしたアルスが、戦乱の世の中で出世していく…と言う、まぁ、『太閤記』みたいな感じです。
 この作品の面白さは、「鑑定」能力のメリットとデメリットにあります。
 「鑑定」能力は相手のもつ様々な能力…しかも、本人には分からない能力を数値化して見る事が出来ます。しかも、適性も分かるのです。物語で言えば、剣や槍が得意な人は歩兵にし、弓が得意な人は弓兵にするなど、その人が完璧に力を発揮できる職場へ、その人を送り込む事が出来ます。
 当然、かなり正しく人事を行えます。コレ、人事に関わる人なら誰もが羨む能力ではないでしょうか。アルスが出世できるのは、こうやって必要な場所に必要な人材を送り込み、成果を上げる事が出来るからで、かなりチートな能力だと言えるでしょう。
 その一方、この「鑑定」能力は、全て「他力本願」なのが大きな問題点です。アルスは戦闘能力は人並みですし、魔法能力は限りなく0に近いです。ですから、自分の力だけで状況を変える事は、ほとんど出来ません。優秀な部下の力を借りなければ、自分に有利な状況を作り出す事は出来ないのです。
 長くなりました。続きは、また次回とさせていただきます。

 ところで、令和6年11月25~27日の記事に「いいね」などをいただきました。いつも読んでくださる上、応援までしてくださる皆様、本当にありがとうございます。心から感謝申し上げます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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定期的に会食する事は大切

2024-11-27 04:30:00 | 介護狂詩曲
 水曜は介護狂詩曲。今回は題名の通り、実家と定期会食する事で見えてくるものがある…って話です。
 令和4年の後半あたりから、我が家は、毎週土曜日に実家の父母と一緒に夕食を食べる様にしています。これは、この頃から、実家の父母の衰えが目立つ様になってきた事が大きな理由です。
 共に会食する事について、父は恐縮していましたが、「そんな遠慮しないで、気楽に食べて頂戴よ」と言って強行しました。そうしなくては心配なくらい、父母の衰えを感じていたからです。
 会食すると、色々と見えてきます。
 最初の頃、父は少しだけお酒を飲んでいました。と言っても、小さな御猪口に1杯か2杯です。昔は晩酌が大好きで、毎日の様にビールや日本酒を飲んでいた(量は記憶していません。おそらくビール大瓶1本か日本酒お銚子1本だったと思うのですが…)のですから、もしかすると物足りなかったかもしれません。
 それが、以前記事に書いた体調不良で病院へ行ってから後は、全くお酒を飲まなくなりました。あの時の経験は、余程メンタルに影響したようです。
 また、最初の頃、我が家が作って持って行く主菜副菜の他に、父母からも総菜が出ていました。と言っても母が作った総菜ではなく、夕食を配達してくれる会社と契約していたので、そこから届いた総菜です。毎日届くので、私たちと会食する日も届くから、一緒に食べる事にしたのでしょう。
 それが、いつの頃からか出なくなりました。その会社との契約を解除したのでしょう。契約解除は構いませんが、会食の日以外の夕食は大丈夫なのか少々心配しました。まぁ、そこは心配しすぎだったみたいで、コープ札幌で行っている食材配達便で色々と買って、それを食べている様です。
 まだまだ色々とあるのですが、それを書き連ねても仕方ないので、この辺りで切り上げます。
 この他、会食すると会話も増えるので、最近の出来事やら近所の方々の様子やらを聞く事も出来ます。中には、母が土手で転んで起き上がれなくなり、通りかかった人に助けられた…なんて話を聞いた事もありました。この時は、「そう言う事があったら、心配だから、直ぐに教えてちょうだい」と伝えました。
 この様に色々とメリットがあるので、毎週土曜日の会食は当分続けようと考えています。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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朝から大パニック

2024-11-26 04:30:57 | 教育
 月・火曜は学校教育話。今回は、令和6年度の学習発表会初日の大トラブルについて語ります。
 まず前提条件として、新型コロナ対応のため、ここ何年間か、学校行事は変則的な形で行われてきました。そのため、現在の勤務校では全学年揃っての学習発表会は久しぶりだった…と言う事があります。
 児童席の設定やら、入退場の動き方やら、連年で行われていれば皆の記憶に残っている様な事柄も、覚えている人がいません。…ま、ある意味、これ自体が問題だとは思います。学校現場の仕事は非常に属人性が高く、「人」がいないと動かない訳ですから。
 話を戻しますと、学習発表会では事前の鑑賞指導が重要です。90分間も135分間も連続で他の学年の発表を観る事になるのですから、事前に鑑賞指導しないと大騒ぎになってしまいます(ま、指導しても騒がしくなる事が多いですが…)。
 その事に、直前で気付いた全体進行を担当する先生方から、「事前指導を統一した方が良いのでは…」との意見が出たのです。そして、統一した指導を行うため、事前指導用のスライドを作り、自動で校内放送が出来る様に放送装置にセットされました。児童公開日の前日の話です。
 しかし、児童公開日の朝になって大変な事が分かりました。放送装置の不具合なのか、校内放送が出来ないのです。どうやっても放送できません。
 これは大変! 担当の先生方は大慌てで、タブレット端末にスライドをアップしました。これで安心。各教室のテレビとタブレット端末を繋げば、スライドを視聴する事が出来るからです。
 急いでタブレット端末をセットしました…が、コチラもテレビに繋がりません。…って言うか、そもそもアップされたスライドデータにアクセス出来ないのです。よく見ると、Wi-Fiが変になっています。どうやら、各教室に設置されたWi-Fiの機械が不調な様です。
 こりゃダメだ! 急いで、Wi-Fiルーターを使おうとしましたが、慌てているためか設定が出来ません。暗証番号が必要な様なのですが、それは急に分からない…も~、必要な書類は一緒に箱へ入れておいてよ~! (←パニック)
 指定された入場時刻まで、もう残り5分。しゃーない! スライドを見るのは諦めて、体育館へ行く事としました。いや~、ばったばたです。
 でも、体育館へ入ると誰もいません。どうやら、他の学年もばったばたで、入場が遅れたようです。ふ~、やれやれ。
 そして、そう…この後は前回の記事(R6.11.25)に続く訳です。

 ところで、令和6年11月22日の記事に「いいね」などをいただきました。どうも、ありがとうございます。今週も、面白い記事になる様に頑張ります。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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学習発表会でアドリブ

2024-11-25 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育話。今回は、令和6年度の学習発表会について語ります。
 11月の某水曜日、学習発表会の児童公開日1日目でした。私が担任する1年生は、この日の一発目です。
 ステージ前の雛壇に全員座らせましたが、まだ他の学年は入ってきていません。そこで、子供たちに最後の指導を行いました。前の台詞が終わったら心の中で「1、2」と数えてから自分の台詞を言う事と、練習中に自分たちで考えた動きをしながら台詞を言う事の2つです。
 ところが、子供たちの反応が良くありません。声が小さいのです。どうも、緊張している様に感じました。
 これはヤバい。どこかで声出しすれば何とかなるのですが、もう他の学年が入ってきてしまいました。他の学年の指示を邪魔する事になりそうで、このままだとタイミングを逸してしまうかも…。
 その時、頭に閃きました。もう、覚悟を決めてアドリブするしかありません。
 やがて、全学年が揃いました。司会役の教師が諸注意を与え、「これから1年生の発表が始まります」と言いました。ブザーが鳴ったら、演目紹介をしてスタートです。
 ブザーが鳴りました。
 演目紹介のため、マイクを持って立っていた私は喋り始めました。
 私「1年生は『わくわく はりきり さんかんび』をします。
   1年生の皆さ~ん、用意はイイですか?」
 子供たち「はーい」
 私「あれれ~、声が小さいなぁ。
   1年生の皆さ~ん、用意はイイですか~!?」
 子供たち「はーい!!!!」
 私「こ~んな、元気いっぱいの1年生。
   今度の参観日は何の授業がいいか、モメてしまいます。
   さて、無事に参観日を迎えられるのか…さっそく始まり、始まり~」
 こんな感じで演目紹介を終えました。丸っきりのアドリブで、演目紹介としては今イチな内容です。
 しかし、声出しをさせる事には成功しました。これで、もう安心です。
 実際、緊張して台詞などが速くなる部分はありましたが、声はバッチリでした。かなりの数の子が、大きな声を出せていたからです。
 この演目紹介、アドリブだったと気付かなかった方もいた様です。やったね! (^_^)v
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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人生初歌舞伎!

2024-11-22 04:30:00 | 自分
 金曜は月~木曜のテーマに入らない内容です。今回は、人生で初の歌舞伎の観劇について書きます。
 令和6年11月6日(水)、札幌市の教育文化会館大ホールで行われた歌舞伎公演を観劇してきました。元々は行くつもり無かったのですが、実家の母が「歌舞伎を観たい!」と言っているので、安全確保の為に付き添って行く事にしたのです。
 今回の演目は、まず最初に「ご挨拶」。これは、おそらく今回の座長である萬屋の中村隼人さんが行いました。何と、本来は写真撮影禁止なのに、「今から写真を撮ってイイですよ~」と撮影OKタイムがありました。凄いファンサービスです。
 次に、「双蝶々曲輪日記(フタツチョウチョウクルワニッキ)」から「引窓(ヒキマド)」。これは、世話物(簡単に言うと人情話ってなるでしょうか)だそうで、典型的な感じの歌舞伎となっています。
 最後は、新古演劇十種の内から「身替座禅(ミガワリザゼン)」。これは、狂言を基にした歌舞伎で、通常の歌舞伎のセットではなく、能舞台に似せたセットを使って演じられます。
 時々テレビで観て思っていたのですが、今回、実際に生の舞台を観て再確認した事が、「所作が美しい」って事です。特に凄いのが、「身替座禅」に登場した侍女役の動きです。男性が演じているのに、女性が演じているかの様な美しい動き。男役の太郎冠者は男っぽい動きだっただけに、くっきり違いが見えて、「凄いなぁ」と感じました。
 凄いと言えば、「身替座禅」の1場面。顔が見えない様に、衣を頭の上に掛けてじっとしていたのですが、とにかくコレが凄い。腕を伸ばしたまま、手を頭より上の位置で止め、じっと動きを止めているのです。ぷるぷるしないで演じ続けていたのは、本当に見事としか言いようがありません。
 そして「引窓」。世話物なので退屈かも…と心配していたのですが、案外面白かったです。とは言え、平日なので仕事の疲れが溜まっており、途中、ちょっぴりウトウトしてしまいました。…って、いや、面白かったんですよ。本当に。全9段の内の8段目なので、続き(9段目)が気になって、気になって仕方ありませんでした。
 それと、有料で貸し出してくれる音声解説が便利でした。要所要所で短く解説してくれるので、歌舞伎初心者の私でも内容を理解する事が出来たのです。「引窓」を面白く感じた要因の一つは、間違いなく音声解説でしょう。
 ただし、片耳が塞がれる上に、舞台の台詞と音声解説の両方を聞かねばならないので、台詞は聞きにくくなります。そこが弱点と言えるでしょうか。
 なかなか面白かったので、体調が万全の時に、また観に行きたいなぁ…と思っています。出来れば、その時は、幕の内弁当などを食べながら観てみたいものです。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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王道な脳天気ラノベ『異世界クラフトぐらし』

2024-11-21 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛語り。この頃、話題の事件(?)がらみで語ったり、ラノベとは思えないほど真面目でハードな作品や、青春小説みたいな作品を紹介していましたが、今回は違います。王道と言ってもイイくらい、本当に普通の脳天気なラノベを紹介します。
 今回紹介するのは、あろえ先生の『異世界クラフトぐらし~自由気ままな生産職のほのぼのスローライフ~』です。もう題名だけで、脳天気な感じだと分かるのではないでしょうか。
 主人公ミヤビは物作りが大好き。彼の参加するVRゲームは物作りスキルが充実しており、彼は凄まじい努力の末に超素晴らしい塔(私は、スペインにあるサグラダ・ファミリアをイメージ! でも、ドイツのノイシュヴァンシュタイン城もイイかも…)を完成させます。何せ、見た目も美しい塔には「七色に輝く粒子が雪の様に降り注ぎ」ってんだから、幻想的で美しい事この上なしです。
 その結果、塔はミヤビの予想していなかった活用方法…VRゲームの参加者たちにより、デートや告白の名所として活用される様になってしまいます。とうとう、「愛のキューピッ塔」などと言う嬉しくない二つ名が塔につけられ、告白に成功した参加者たちから御礼の手紙やメールが山の様に届き…こうした、ミヤビの「活躍」が愛の女神様の目に留まります。
 かくて、ミヤビは異世界に召喚され、物作りの専門職であるクラフターとして生活していく事になる…と言う物語です。うん…見事に脳天気なライトノベルだな~。
 でも、疲れている時には、こう言う脳天気なライトノベルが心地良いのです。
 サブタイトルに「スローライフ」と書かれている通り、多少のピンチはありますが、命懸けの荒事は皆無と言ってイイ状態です。その多少のピンチだって、ミヤビの物作りスキルを使えば、まぁ、チョチョイのチョイで片付いてしまいます。だから、もう安心して読み進める事が出来ます。
 こう言う作品を読むと、「あ~、この脳天気でお気楽な感じが、ライトノベルの良さだよなぁ~」と実感します。日々、難しい仕事に追われている方は、たま~に、こう言うラノベを読んで息抜きするとイイですよ。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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取り敢えず印鑑証明

2024-11-20 04:30:00 | 介護狂詩曲
 水曜は介護狂詩曲。今回は、前々回(R6.11.6)に書いた書類紛失に関連した話です。
 母が、マイナンバーカードを紛失してしまった…と言うのが、前々回の内容です。
 実は、ある手続きにマイナンバーカードが必要でした。そこで、マイナンバーカードが無い場合について調べると、保険証と印鑑登録証明書があれば良い…と分かりました。
 そこで、実家に行って調べてみると…(-_-;)…何と、印鑑登録カードも紛失していると分かったのです。
 おいおい…。 (-_-;) (-_-;) (-_-;)
 でも、無いと困ります。
 仕方ないので、手続き方法を調べてみました。どうやら、区役所へ2回行く必要がありますが、代理人でも何とか手続きできそうです。
 幸い…と言うか、私の気分的には残念な事に…ちょうど平日休みがありました。しかも、10日間くらいの間に2日間あります。これは、意を決してココで行くしかありません。
 1回目の日、書類をダウンロードして自宅と実家で記入し、準備万端で出かけました。区役所では、私の前に10人以上待っていましたが、何とか30分位で私の番が来て、手続きを終える事が出来ました。
 はぁ、やれやれ…。
 4日後位でしょうか。印鑑登録に関する確認文書が、実家に届きました。それを紛失したら一大事なので、私が預かる事にしました。
 そして2回目の日、また自宅と実家で確認文書に記入し、準備万端で出かけます。区役所では、やっぱり10人近く待っていましたが、今度も30分位で私の番となりました。そして、見事、印鑑登録カードと印鑑登録証明書をGETです。
 はぁ~、やれやれ…。やっと終わったよ。
 今度は紛失しない様に、「置き場所を決めておいてね」と母に申し入れしたのは言うまでもありません。これで、また紛失されたらマジ泣きするよ~。

 ところで、令和6年11月19日の記事に、「いいね」などを沢山いただきました。いつも、本当にありがとうございます。再発行手続きの疲れも吹き飛びます。www
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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減加法と減減法

2024-11-19 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育話。今回は前回(R6.11.18)に触れた「減加法」と「減減法」について説明します。
 コレ、どちらも繰り下がりのある引き算の計算方法です。ざっくり言うと、10から引いた残りを足すのが減加法、引ける部分から引いていくのが減減法…なんですが、この説明じゃ分からないですよね。
 それでは、12-5で詳しく説明します。
 減加法の場合、以下の様な手順で計算します。
   ①12を10と2に分ける。
   ②10から5を引いて5が残る。
   ③5と2を足して7となる。
 引いて足す…減法と加法なので減加法です。
 これが減減法だと、以下の様な手順になります。
   ①5を2と3に分ける。
   ②12から2を引いて10が残る。
   ③10から3を引いて7となる。
 引いてから引く…減法と減法なので減減法です。
 実は、日常生活では減減法で計算している場面は多いのではないか…と、私は考えています。例えば、378円の商品を400円で購入する時のお釣りを考える時、
   ①400-300=100
   ②100-70=30
   ③30-8=22
…の様に、脳内計算をしている事はありませんか? もし、そう言った計算をしていたら、それは減減法で計算している訳です。日常生活の場合、減加法で脳内計算している方は、そんなに多くないと思うのですが…まぁ、調べた訳じゃないので分かりませんが。
 もっとも、この話を妻にすると、「減減法より、欧米人風の足し算で考える人の方が多いんじゃない?」と言われてしまいました。先程の例で言えば、
   ①378+2=380
   ②380+20=400
   ③20+2=22
…って計算してる訳です。う~ん、確かに、この方が計算は楽そうです。
 実際は、どうなのか…誰か調べてくれないかなぁ。www
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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サクランボとハッピーターン

2024-11-18 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育の話です。今回は、1年生の算数について語ります。
 ところで、題名を見た方は疑問を感じた事と思います。「何で、1年生の算数にサクランボとハッピーターンが関係あるんじゃ?」と。
 この内、サクランボについては、1年生を指導した方なら、「ははーん、アレだな」と分かるかもしれません。繰り上がりのある足し算や、繰り下がりのある引き算で、指導している方が多いからです。
 例として、12-8で説明します。
 一の位「2」から「8」を引く事は出来ませんから、十の位「1」即ち「10」から「8」を引く…と言うのが繰り下がりのある引き算です。札幌市で使っている教育出版の『しょうがく さんすう1』の場合、これを次の様に計算させます。

①12は10と2
②10から8をひいて2
③2と2で4

 この①の時、ノートに書かれた12の下に10と2を実際に書きます。そして10も2も、それぞれ丸く囲んで、その丸と12を棒線で繋ぎます。これが、10と2と書かれたサクランボの様に見えるので、これを「サクランボ」と呼んでいる訳です。
 次に②です。10から8を引くと言う事を確実に行わせたいので、サクランボの10と式の8を細長い丸の様な形で包みます。この形が、お菓子のハッピーターンに似ている事から、私の学級の子は「ハッピーターン」と呼ぶ様になった訳です。他にも、「ピーナッツ」と呼んでいる学級もあると聞いています。
 なお、私はしつこいので、ハッピーターンで包むだけでは許しません。ハッピーターンの上下か横の空いてる部分に、「2」と書かせます。引き算したから2になった…と示させる訳です。
 ここまで来れば、残りは簡単。サクランボの2とハッピーターン横の2を合わせ、式に等号を書き込み、その横に「4」と書かせる訳です。手順通りに行ってくれれば、ほとんど計算ミス無く計算できます。
 「でも、それって減加法でしょ。減減法の時は、どうするのさ」…と言う方もいるかもしれません。
   ※減加法と減減法については少し専門的な話になるので、別な記事に書きます。
 それについては、「減減法はサラッと扱うけど、減加法の様に詳しくは扱いません。私の学級では、ほぼ減加法のみで指導しています」と答えさせていただきます。何せ、真面目に両方を扱うと、少なくない数の子供たちが混乱してしまうのです。減減法は、理解できる子や興味のある子が個人で行えば良い…それが私の結論です。
 話を戻します。私の学級では、繰り上がりのある足し算も、繰り下がりのある引き算も、このサクランボとハッピーターンで計算させます。もう、それはそれはしつこく、何度もやらせて定着を図るのです。
 それが、「足し算も引き算も大丈夫。計算できるよ」と言う自信につながるからです。

 ところで、令和6年11月15日の記事に「いいね」などを沢山いただきました。どうも、ありがとうございます。これを励みに今週も頑張ります。
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