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エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

今、ラノベ界隈で話題の作品とコミックを考える。後編

2024-10-17 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛語り。今回は前回(R6.10.10)の続きで、最近(令和6年9月頃)、ラノベ界隈で話題となっている『ツンリゼ』の原作とコミカライズの比較を行います。
 ただ、この先は少しネタバレがあります。ネタバレは一切読みたくない…と言う方は、この先を絶対に読まないでください。

 さて、両者を比較した私の印象は、「物語の展開に極端な乖離はないが、気になる部分が何点かあった」です。
 コミカライズの展開は、概ね原作の展開をなぞっていました。順番が入れ替わっている部分は幾つかありましたが、「乖離」とまでは言えないと思います。正直、私の戦友とも言うべき作品『くまクマ熊ベアー』のコミカライズの方が、物語の展開が大きく乖離していると言えます。
 ただ、先程も述べた通り、気になる部分はあります。それについて語ると、少々ネタバレになるので、それが嫌な方は以下の部分を読まない様にしてください。

※念のための空白

 両者を比較した私の印象は、「物語の展開に極端な乖離はないが、気になる部分が何点かあった」です。そして、その私が気になった部分は、原作とコミカライズで、キャラクターの設定に微妙な違いが発生していた事です。
 最も気になったのが、悪役令嬢リーゼロッテから熱烈に愛されている、婚約者のジーク王子です。作中、リーゼロッテの家に遊びに行く場面があるのですが、原作のジークは「何が何でもリーゼロッテに会いたい!」と言う強い意志で、日程を調整して訪問します。それがコミカライズでは、「リーゼロッテの家に行きたいなぁ」とは思っていますが、全く行動に移そうとしません。親友が説得して、やっと動き出します。
 これ、私的には相当な違和感がありました。この後、リーゼロッテが危機に陥った時、彼女を救うのはジークの強い愛です。原作だと、それがスムーズに伝わってくるのですが、コミカライズの展開だと「…あれっ?」って感じになってしまいます。
 それ程ではありませんが、ヒロインであるフィーネの母親の設定にも、気になる部分がありました。ジークがリーゼロッテの家を訪問している時、勘違いしたフィーネの母親がフィーネを助けるために家へ乱入してくる…と言う基本線は同じですが、細部が違っているのです。
 原作ではリーゼロッテの妹たちが止めようとして、乱闘(?)しながらやってくるのですが、コミカライズでは遙かに凄いレベルで大暴れします。家の周りの城壁を破壊し、リーゼロッテの家臣を魔法で眠らせながらの突撃です。しかも、その魔法は禁呪である闇魔法なのです。しかも、しかも、その闇魔法は使用者を蝕む…な~んて設定までされています。う~ん、そこまで設定する必要があるのでしょうか。何だか、母一人で子育てしてきた苦労を強調するためだけの設定の様な…。
 『ツンリゼ』は1巻分の原作が4巻分になっているので、相当に内容を膨らませる必要があるのだと思います。おそらく、私が気になるキャラクターの設定の違いも、その辺りが大きな理由ではないかと考えられます。
 コミカライズで内容を膨らませている点では、名作『悪役令嬢の中の人』も同じです。こちらも1冊分の原作で、既に4冊発行されており、おそらく今後も2~3冊は発行されそうな勢いです。当然、非常に大きく膨らませなくてはなりません。
 しかし、こちらのコミカライズでは、気になる部分はほとんどありません。これは、元々キャラクターの設定などが少ないか、全くないので、コミカライズで膨らまされていても気にならないからだと思います。
 そう考えると、ある程度キャラクターの設定を行っていた『ツンリゼ』は、コミカライズで話を膨らませるには不利…と言っても良いかもしれません。
 以上、『ツンリゼ』の前作とコミカライズの乖離について比較検討してきました…が、私的には両方とも面白く読んでいます。コミカライズで気になる点はありますが、読み進められない程ではありません。
 それだけに、コミカライズの打ち切り&原作の休載は残念でなりません。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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付き添いはコチラの希望

2024-10-16 04:30:30 | 介護狂詩曲
 水曜は介護狂詩曲。今回は、かなり前(R6.4.5)の記事に書いた病院の付き添いの話です。
 とある水曜日。母のリハビリがあり、有料の病院付き添いを依頼している日です。
 依頼している会社から派遣されてくる方は、毎回、報告書を書いてくれます。それで、その日も、その報告書を受け取りに実家へ行きました。
 すると母が、「(母を担当している)Hさん、今回で終わりなんだって」と言ってきました。会社さんから事前に連絡されていた私は、「聞いてる、聞いてる。Hさん、スキルを身に付けるために専門学校へ行くみたいだよ」と言いました。
 すると母は、「それでね、私、もう一人で行こうと思ってさ」と言うではありませんか。「へ? どう言う事?」と思った私、そのつもりは無かったのですが、問い詰める様な言い方で聞いてしまいました。
 「どこに行く時の話?」
 「え? いや、あれさ」
 「あれ?」
 「あそこさ。あれ、あそこ」
 「リハビリかい?」
 「いや、あれさ」
 「? どこ? リハビリじゃないの?」
 「いや、あの、あれ…」
 「□□□さん(付き添ってくれている会社名)かい?」
 「そう、もういらないから。一人で行くから」
 これ、読んだ方は分かると思いますが、私の質問と全然違う答えが出てきています。私は、「一人で行くのは、どこに行く時の話なの?」と聞いているのに、母は、「付き添いはいらないよ。一人で行くから」と答えているのです。
 しかし、ここでイラついては私の負けです。落ち着いて、落ち着いて…。
 「あのね、付き添いのいる、いらないは私たちが決める事だからね。
  今もそうだけど、お母さんに聞いても答えられない事が多いでしょ。
  病院から大事な話があった時、それじゃ困るから、付き添いを頼んでいるのさ。
  だから、お母さんに決めてもらっては困るの。分かる?」
 母には、とっても困った顔をされましたが、一応、納得してもらいました…なのかな?会話が先述した通りですから、そもそも全く理解されてないかもしれません。
 母が何故、こんな事を言い出したのか…その後、質問しても答えてくれませんでした。答えたくなかったのかもしれないし、答えられなかったのかもしれません。
 一応、「煩わしい」とか「お金が勿体ない」辺りだろうと思っていますが、ここは聞き出したかったです。う~ん、質問の仕方を間違えたなぁ。
 取り敢えず、付き添いは今後も続けます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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朝顔でリース作り・土台編PART2

2024-10-15 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育の話です。今回は前回(R6.10.14)の続きで、1年生の生活科で最大の難所と言ってもイイ、朝顔でリース作り…の話をします。
 意を決し、詳細な手順を板書した私…と言うのが前回まででした。板書した内容に、口頭説明を加えます。
 口頭説明で強調した1点目が、「支柱の連結部分を外したら、もう元には戻せないよ。だから、絶対に外さない様に!」と言う事です。これ、妻からの情報を基にしたアドバイスです。
 令和6年度、妻の学級でも同じ栽培セットを使っていて、私より少し前に同じ作業をしました。その際、4本の支柱を繋ぐ連結部分を外した子がいて、それを元通りに連結させるのが超大変だった…と情報を得ていたのです。連結部分の大きさなどが微妙に異なり、ズレていると折り畳めなくなる上、そもそも1年生の力では外した部分に取り付ける事が出来ない…との話でした。
 そんな事になったら、その子供たちの対応だけで何分かかるか分かりません。だから、連結部分を外す事が無い様に、がっちり指導した訳です。
 口頭説明で強調した2点目は、「ハサミで切れば切る程、ぐるぐる巻きが大変になるよ。だから、出来るだけハサミで切らない様に」と言う事です。
 朝顔の蔓は支柱に絡みついているので、ついつい切って外したくなります。それをダメとは言えないのですが、放っておくと猛烈に切り刻み、長さ5~10cm位の蔓ばかりにする子が出てきます。そうなったら、輪っかに仕上げる為には、ねじりっこ(細い針金が入ったビニル紐の商品名)で何ヶ所も繋ぎ、ツギハギだらけにせざるを得なくなってしまいます(イメージとしては、手塚治虫先生の『ブラック・ジャック』です。w )
 この強調点は伝わらなかった様で、結局、ブラック・ジャックみたいな輪っかを作る事になったのですが…。まぁ、1人だけで済んだので、指導が効いたと思う事にします。
 口頭説明で強調した3点目は、「ぐるぐる巻きにしたら、先生の所へ持ってきて、ねじりっこで縛ってもらう事!」です。
 大人ですと、ぐるぐる巻きにする際、捻ったり絡めたりする事で、輪っかが解けない様にする事が可能です。
 しかし、1年生で出来る子は極めて少数です。ほとんどの子は、ぐるぐる巻きの輪っかを作るだけになります。当然、そのままだと解けてしまいますから、ねじりっこでガッチリ縛って固定する必要があります。ここでガッチリ固定すれば、教室で乾燥させる事で、より強固に固定され、飾り付け中に崩壊する…と言った悲劇を防ぐ事が出来ます。
 つまり、この作業は極めて重要な作業になる訳です。
 そこで、口頭説明で強調する4点目です。「先生は、ねじりっこで縛る事に集中したいので、他のお助けやお手伝いは一切出来ません。だから、困った事があったら先生を頼らず、仲間同士で助け合って何とかしなさい!」
 と~っても冷たい発言ですが、ねじりっこ以外の手助けや手伝いをしていたら、給食時間になっても活動が終わらない可能性があります。ですから、ここは非情に徹しなくてはなりません。
 この後、土を捨てる場所を説明したり、教室に戻ってからの事は教室で説明する…と補足したりして、いよいよ外へ出ました。
 もう少し続きがあります。そちらは次回とさせてください。

 そう言えば、前回(R6.10.14)の記事に沢山の「いいね」などをいただきました。いつも、本当にありがとうございます。今週も頑張ります。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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朝顔でリース作り・土台編PART1

2024-10-14 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育の話です。今回は、1年生の生活科で最大の難所と言ってもイイ、朝顔でリース作り…の話をします。
 令和6年9月最終週の晴天の某日、覚悟を決めて黒板の前に立ちました。朝の会で子供たちに宣言するための、リースの土台作りの手順を板書する為です。
 補足した方が良いでしょうね。
 札幌市の多くの小学校では、1年生の生活の授業で朝顔を育てます。そして、その朝顔を使って秋から冬にかけてリース作りをする…と言う活動を、育てている大半の小学校が行います。
 リース作りは大きく2段階に分かれており、第1段階は土台となる輪っか作りをします。第2段階は、乾燥した輪っかに飾り付けをします。
 これ、どう考えても第2段階の方が楽しい活動です。掃除の手間はありますが、基本的には楽しく飾りを付けるだけですからねぇ。
 これに対して、第1段階は…良い言い方をしても「苦行」、正直に言っちゃうと「地獄」です。活動としては、植木鉢から朝顔を引っこ抜き、ぐるぐる巻きにして輪っかにするだけです。大人なら楽勝の活動なんですが、1年生の子供たちに行わせるのは…朝から、相当な覚悟をして、気合いを入れまくらないと到底無理です。
 話を戻すと、板書したのは以下の通りです。


1.丁寧に支柱から外す。
2.支柱を抜いて折り畳む。
3.朝顔を根元から切る。
4.朝顔をぐるぐる巻きにする。
5.土を学年園の雑草の生えてる場所に捨てる。
6.植木鉢を重ねて片付ける。
7.支柱と朝顔を教室へ持って行く。
8.朝顔に名札を付け、壁から吊り下げる。


 めっちゃ細かい段取りですが、更に口頭で補足説明をします。その位やらないと、現地で様々なトラブルが発生し、思いっきり後悔する事になるからです。
 予想してましたが、まだまだ語りは続きます。続きは次回にさせてください。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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野菜は強いか弱いか

2024-10-11 04:30:00 | 自分
 金曜は月~木曜のテーマに入らない話題です。今回は、私と子供との下らない会話を。
 どう言う経緯だったかは忘れたのですが、「生物の名前を組み込むと強そうな感じになる様な気がする」と言う話題になりました。
 そして、映画「シン・仮面ライダー」の怪人の名前を応用して、「いぬオーグなら強そうだ」とか、「ねこオーグも中々だね」などと会話していたのですが、ふと、「生物と言うなら、植物だってOKなはずだ」と思い付いてしまった私。何てったって、昭和の「仮面ライダー」にはサボテグロンと言う怪人がいましたから。
 以下、「ワ」は私、「コ」は子供の言葉です。
ワ「生物って事なら植物もあるよね。…だいこんオーグなんて、どう?」
コ「だいこんオーグ…野菜は、イメージ的に弱そうな感じがする」
ワ「じゃ、なすオーグ。ピーマンオーグ」
コ「駄目。弱そう」
ワ「もやしオーグ!」
コ「そもそも『もやし』には弱いと言うイメージが付いてるから駄目でしょ」
ワ「もやしは栄養食品なのに…」
コ「あ、でも、ブラックマッペオーグなら強そうかも…」
ワ「おおっ! 確かに強そうな感じがする。ライダーが苦戦しそう」
コ「マッペと言う言葉だと弱いイメージから離れるからね。
  それに、ブラックと言う色のイメージも強そうな感じがする」
ワ「うんうん。他に強そうな野菜はないかな」
 名前に使うのは「植物」だったはずが、いつの間にか「野菜」になってしまっています…が、私も子供も気付いていません。
ワ「かぼちゃオーグ…あ、パンプキンオーグは、どう?」
コ「いいですねぇ。パンプキンだと、ハロウィンのイメージと重なるので強そうです」
ワ「うんうん。ダークサイドな力に溢れていそうで、かなり強い感じだね」
コ「こうやって考えると、一般的な野菜名は強そうな感じがしませんね。
  強そうな感じにするなら、ひねりが必要だと思う」
ワ「でもさ、『シン・仮面ライダー』のラスボスは蝶オーグだよ。
  蝶なんて、めっちゃ弱い昆虫じゃん!」
コ「あれは、そもそもの人間自体が強いんだからイイんですよ」
ワ「あ~、確かに、森山未來さんは強そうだもんねぇ」
 何故か、最後は俳優さんの強さを語り、笑って会話を終了しました。
 いや~、親子で超下らない会話をしていますね。 (^o^)

 ところで、令和6年10月9日の記事に、「いいね」などをいただきました。いつも、ありがとうございます。今後も地味に続けていきますので、宜しく御願いします。 
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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今、ラノベ界隈で話題の作品とコミックを考える。前編

2024-10-10 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛語り。今回は、最近(令和6年9月頃)、ラノベ界隈で話題となっている作品と、そのコミカライズについて語ります。
 今回取り上げる作品は、『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』です。いや~、ラノベらしい長い題名ですねぇ。長すぎるのでラノベ界隈では、「ツンリゼ」と省略されている様です。この記事でも、『ツンリゼ』と表記させていただきます。
 さて、この『ツンリゼ』、何でラノベ界隈で話題かと言うと、原作者とマンガ編集部とのトラブルが原因で、コミカライズが連載終了(つまり打ち切り)になってしまったからです。詳細については、以下のURLで見られる…と思います。

https://mainichi.jp/articles/20240911/spp/sp0/006/278000c

 この記事では事件そのものを論じるつもりはありませんが、編集部の謝罪文の中で「コミカライズと原作との乖離に対して監修時にたびたび長期にわたる交渉が必要となったこと」ありました。そこで、原作とコミカライズを比較し、読者の立場で気になる乖離があったかどうかを語りたいと思います。
 念のために書きますが、これは原作者や漫画家を責める記事ではありません。あくまでも読者の目線で考えて、読者として気になる乖離があったのか…を語る記事です。また、仮に読者として気になる乖離があったとしても、その事で原作者や漫画家を責める意図はありません。一読者の受けた印象を紹介したいだけです。
 なお、私はコミカライズから入り、最近になって原作を読み始めました。そのため、原作の1巻目と、そのコミカライズ1~4巻のみ取り上げさせていただきます。
 さて、両者を比較した私の印象は、「物語の展開に極端な乖離はないが、気になる部分が何点かあった」です。
 コミカライズの展開は、概ね原作の展開をなぞっていました。順番が入れ替わっている部分は幾つかありましたが、「乖離」とまでは言えないと思います。正直、私の戦友とも言うべき作品『くまクマ熊ベアー』のコミカライズの方が、物語の展開が大きく乖離していると言えます。
 ただ、先程も述べた通り、気になる部分はあります。それについて語ると、少々ネタバレになるので、ここで記事を一度終わります。続きは次回としますが、ネタバレが嫌な方は読まない様にしてください。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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特養なら対応してよ~

2024-10-09 04:30:00 | 介護狂詩曲
 水曜は介護狂詩曲。今回は特別養護老人ホームさんについて、少し不満と言うか、愚痴と言うか…。
 2人いる母の内、1人は特別養護老人ホーム(特養)に入っています。そして、諸事情から成年後見制度の御世話になっています。因みに、成年後見人は弁護士さんに引き受けていただいています。
 先日、その弁護士さんから手紙が届きました。何だろう…と思って開封したら、特養さんのお便りと、「新型コロナのワクチンを接種しませんか」の案内状が出てきました。
 ・
 ・
 ・
 (-_-;)
 ・
 違うじゃろ。特養さん、何でコレを成年後見人に送るんじゃ。
 この前は、特養さん関連の支出に関わる書類が我が家に届いていました。これも、違います。
 成年後見人さんは、母の金銭面に関する事柄を担当しています。それ以外の細々した事柄は、我が家が担当します。
 この話、特養さんにも「何回か」お伝えしたんですけど…どうも、なかなか理解して貰えません。金銭面の問い合わせは我が家に来るし、それ以外の諸事連絡が、今回の様に弁護士さんの所へ行くのです。
 何ででしょう。
 成年後見制度を使用している入居者が、この特養さんには母しかいないのでしょうか。そんな事はないと思うんだけどなぁ。
 弁護士さんにも申し訳ないんだよなぁ。また申し入れしなくちゃ…はぁ~。 (-o-)=3
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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子供に委ねた方が良い結果かも…後編

2024-10-08 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育話。今回は前回(R6.10.7)の続きで、子供たちの問題は子供たちで…と言う感じの内容です。
 5校時少し前、トラブっていたAさんとBさん。掃除をサボったBさんの事をAさんが「説教していた」そうなので、学級の他の子供たちから意見をもらう事にしました…と言うのが、前回の記事の内容です。
 最初に意見を述べたCさんに、どうやら後の子は影響された様です。「掃除をサボったんだからBさんが悪いです」とか、「サボったBさんが悪いから、Aさんの言う事は正しいです」など、同じ意見が続きました。
 Aさんに賛成し、中には「Aさんは正しい」と言う意見が続いたせいか、みるみるAさんの表情が良くなっていきます。私には、Aさんの鼻が高くなっていくのが見えた…様に感じました。
 ところが、ここで割と賢いDさんが手を挙げました。そして、「Bさんがサボったのは悪いけど、Aさんは説教するんじゃなくて、エスせん先生に言えば良かったと思う」と言ったのです。すると、これに影響されたのか、「Bさんは悪いけど、Aさんが説教したのはやり過ぎだと思う」と言った意見が続きました。
 面白いのはAさん。先程まで、散々自分の意見を肯定されて気分が良かったからか、「そうか。私は言い過ぎだったんですね」などと言っています。周囲に認められたので、自分に対する批判的な意見も受け入れるだけの気持ちの余裕が出来たのでしょう。
 最終的には私の方で、「ここまでの意見だと、掃除をサボったBさんは悪い。もうサボらないでほしい。そしてAさんは、自分で説教するんじゃなくて、先生に伝えれば良かった。だから次からは、そうしてほしい」とまとめました。Aさんはニコニコしながら、「はい、分かりました」と言い、Bさんは反省した表情で「はぁい、分かりましたぁ」と言いました。はい、これで一件落着、トラブルは終了です。
 この手が毎回使えるとは限りませんし、そもそも、この方法が最善手かどうかも分かりません。
 でも、いつでも教師が子供に指導をするばかりでなく、子供同士の関わり合いに委ねてみるのも悪くはないな…と思いました。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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子供に委ねた方が良い結果かも…前編

2024-10-07 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育話。今回は、子供たちの問題は子供たちで…と言う感じの内容です。
 とある年度、1年生を担任していた時の話です。
 ある日の5校時の開始少し前、AさんがBさんを何やら責め立てている様子です。しばらく見ていたのですが、いよいよ授業が始まるという時、AさんがBさんに「続きは月曜に」と言ってます。おいおい…そんなに大きな問題なのかい?
 流石に放っておけないので、AさんとBさんを止めて、「どんな事があったか説明して」と言いました。自分が叱られるのでは…と予想したのか、Aさんは憮然とした表情をしています。
 Aさんが言うには、「Bさんは掃除をサボって、他の階に行ったり、トイレに行ったりしていた。だから私が説教したのに、『分からない』とか言って、全然、聞いてくれない。だから、月曜日も説教するって言ったんです」…との事。
 いやいやいや、掃除をサボったBさんは悪いけど、それを注意するならまだしも、「説教したのに」って何なのさ。Aさんは、そんな権限を与えられているのですか?
 どう考えても、これは「相手の弱点を突いて、いじめている」ですよね?
 そんな風に思いましたが、ふて腐れた表情のAさんを見ると、これについて私が指導しても聞く耳をもちそうにありません。どうしようか数秒考えましたが、ふと思い付いて、「これを聞いて、みんなはどう思いますか」と学級の他の子に聞いてみました。
 最初に手を挙げた元気者のCさん、「掃除をサボるのは駄目な事だから、Bさんが悪いと思います」…とバッサリ。「へぇ~、Aさんの対応が意地悪だって感じないんだ」と思いましたが、そのまま意見を出してもらいました。
 あ~、ちょっと長くなってます。続きは次回とさせてください。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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札幌木鶏クラブ令和6年度9月例会

2024-10-04 04:30:00 | 自分
 金曜は、月~木曜のテーマに入らない内容です。今回は、月に一度の札幌木
鶏クラブの話です。
 『致知』9月号のテーマは「貫くものを」。駅前のネストホテル札幌を会場
に19時から始まりました。
 今回は、賛否両論だった安武信吾先生の「はなちゃんのみそ汁~父は娘をこ
う育てた」が最初に取り上げられました。否定的な意見を述べたのは、辛口傾
向の強いK先生やM先生で、肯定的だったのはB先生。ここでは、割と肯定的
…と言う感じだった0先生の「私の娘も中学校で吹奏楽部をしており、全道大
会に出る少し前に退部した。いじめがあった様なのだが…。私は、子供が本当
に困って相談してきたら対応すると言うスタンスで子育てしていて、この時、
あまり娘に関わらなかった。だから、この記事に出てくる『はなちゃん』の母
親の関わり方を読むと、とても反省させられる」を取り上げます。
 「はなちゃん」の母親の関わり方は、ある意味、理想的な姿の一つだと思い
ます。だから、それと比べたら「自分は至らないなぁ」と感じてしまうでしょ
うが、必要以上に落ち込む事はないかな…と私は思います。何故なら子育て
は、その時々の自分が考えた最も良い対応をしていると思うからです。自分の
精一杯をした結果は、そんなに悪い事にはならないんじゃないかな…と、自分
の子供を見て考えているのですが…ちょっと甘いですかね。 (^_^;)
 次は、青山俊董先生の「巻頭の言葉」で紹介された、白隠禅師の「三合五勺
の病に、八石五斗の気の病」という言葉に関して、小児科医のN先生の言葉。
「最近の親はネットで調べた情報から、子供が病気ではないかと調べさせよう
とする。元気いっぱいな子供の姿を見れば、大丈夫だと分かりそうなものなの
に。今の子供の姿を見るべき。過去や未来に囚われているのは大人の方だと思
う」との事でした。
 これは同意…と言うか、「小児科も大変なんだなぁ。学校と同じく…」と感
じました。似た様な苦労をされているんだなぁ…って、これ以上書くと炎上し
そうなので自主規制。 (^o^)
 最後は辛口のM先生。佐藤幸子先生の「与えられた運命を生かす」に出てき
た「『大丈夫よ。いい時も悪い時もすべてが勉強、自分だけがもらった運命を
大切に頑張りましょう』とよく励ましていましたけど(後略)」の部分を取り
上げて、「いい言葉だと思うけど、言われた方は『次はねえぞ』と感じたので
はないか。自分も記事を読んで、そう言う気概を感じた。やはり、そう言う覚
悟が必要で、優しい言葉をかけてもらったと感じているだけでは駄目だろう」
との事でした。
 これは全く同感で、最近は、この辺りの感覚が伝わらなくなってきている様
に感じています。もちろん、次も失敗したら叱るとかクビにするとかって訳じ
ゃありませんが、失敗した方の気持ちとして、「次は無いぞ」と言う覚悟で物
事に臨むべきじゃないかな…と思うのです。古くさい考え方かなぁ?
 以上、9月例会の記事を終わります。次回、10月例会も、第3木曜
にネストホテル札幌にて開催です。

 ところで、令和6年10月2日の記事に、「いいね」などを沢山いただきました。いつも、ありがとうございます。今後も、気が向いた時にでも読んでいただけたら嬉しいです。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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