「バイオメカニクスとは 生体の機能と構造を力学的に解析し、病気の診断や、治療に役立てる技術。」
そうだ!これだ!
これを経絡指圧整体に応用し、整体技術の研究をして行けば、必ず多くの方々のお役に立つだろう .
その志しから当整体は
「バイオメカニクス整体技研」
と名付けられ、2005年(平成17年)12月14日東京都葛飾区に誕生しました。
もう10年以上の月日が経過してしまいました。
思えば本当に早いですね。
開業当時(2005年)懐かしいですね。
今日は2019年12月14日・・・
今年も無事開業記念日を迎えました。
思えば開業当時は本当に大変でした。
まずは整体院の名前です。
バイオメカニクスとは専門用語のため、知っている方はほとんどいません。
「いったいどんな整体なの?」
疑問と不安を感じた方も多かったようです。
チラシもホームページも作成しましたが、反響はまだまだでした。
「ちょっと、変な名前だったかな・・・?」
名付け親の知人には申し訳なかったですが、ふと考えたこともありました。
院の外観もお世辞にも良いとは言えません。
画像を見ればお分かりになると思います。当時はこんな感じでした。
気楽に入れるような雰囲気ではありませんでしたね。
「これは身から出た錆か?」
何て開き直るありさまでした。
そんな中、唯一の集客が「紹介」でした。
最初は勇気?をもって来ていただいた、患者さんの小さな紹介からでした。
腰が痛い と言っていた40代の男性、
経営されているお店の店頭に、当整体のチラシを置いてくれました。
膝が痛い と言われていた50代の女性、
会社のお友達をたくさん紹介してくださいました。
この時から遠方から電車で通う方も増えてきました。
足首が痛いと言われていたご近所の牛乳屋さん
院の前で客引き?をしてれたり、配達をしながら宣伝してくれました。
この方にご紹介された方は、何人になっただろうか・・・?
私の知らないところで、たくさんの方が応援してくれていたのです。
私は独りではなかったのです。
ありがとうございます。患者様、そしてご近所の方々。
この技術必ず進歩させます。
お大事にしてください。
自分の周りには応援して下さる方がたくさんいる!
それを知った私は、独自のバイオメカニクス整体技術の研究に精出しました。
その努力が実ってきたのか、協力してくださる研究者の方との出会いもありました。
「整体の患者さんの姿勢分析に応用できるかも。」
画像解析ソフトを提供して下さったのは、お茶の水女子大学の太田先生でした。
撮影したままの画像(左)と画像解析し、身体の中心線を白い線で表現した画像
この画像処理技術により、姿勢のゆがみが患者さんにも分かりやすく伝わるようになりました。
原因不明の痛み改善や、関連痛解明にも、大きく貢献されています。
「人体の動きを精密にデータ化し、痛みの原因究明に繋げられないか?」
測定器を提供して下さったのが、母校中央大学理工学部の橋本先生でした。
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今まで使っていた測定器とは、比べ物にならないほど高精度でした。
そのためロボット工学技術も取り入れが可能になり、膝痛の運動解析、さらに幼少のころからの股関節痛、臀部弱体化による重心バランスの乱れ、などが解明されるようになったのです。
人体の「静の状態(姿勢)」と「動の状態(動き)」をデータ化することにより
「どんな整体が有効か?」
科学的に検討することも可能になってきました。
バイオメカニクスと整体を合体させ、改善技術の研究をして行く。
自分の目指す道が少しずつ見えてきたのも、この頃からでしたね。
多くの方々のご協力があって、ここまで来れたのです。
決して私一人の力ではありません。
応援してくださった方々・・・
いくら感謝しても足りません。
いくら頭を下げても足りません。
本当にありがとうございます。
2005年12月14日に誕生したバイオメカニクス整体技研。
今日で14年を迎えました。
長いようで短い14年間でした。
2012年4月より当整体は
篠崎技術士事務所付属
バイオメカニクス整体技研
として、新しい歩みを開始しています。
この技術が多くの方々のお役にたつことを願っています。
詳しくはホームページをご覧ください。