前回からの続き
「お待たせしました。」
「待ちくたびれたぞ!」
「すみません・・・・今回は実験で確認するため、もう一度私の動作を計測してみました。」
「どんな動作を計測したんだ?」
「普通に足踏み、右足を強く踏み込む、右足がガクッとなる、右足を上げたとき腰を捻る・・・以上4種類です。」
「それが以下のデータだな?」
「そうです。まずは標準の足踏みZMPとスペクトルです。」
「これがお前のZMPリサージュ図形か・・・あまり良い形じゃないな~そう言えばお前も腰痛持ちだったな!」
「その話はさておき、今度は右足を強く踏み込んでみました。要は左側に大きな加速度が発生させました。
「左側に加速度が大きく発生したため、ZMPは右側に大きく変化します。よって右足が前に出たようなZMPになりました。」
「スペクトルも前後に変化があるな・・・つまり前後周期の1/2の位置にピークが発生している。」
「そして次が右足がガクッ・・・・つまり右足を痛め、ビッコを引いた状態です。」
「右足がガクッとなるので、加速度が下に働き、右側のZMP位置が小さくなったと推定できます。痛みを取り除く整体が必要です。」
「それで右足が後ろに下がった感じになっているんだな。しかしこれは左足を強く踏み込んだ状態に間違えやすいな・・・」
「そうです。そこで必要になるのがスペクトルです。」
「前後周期の1/2のピーク点が大きくなっているな・・・これが違いか・・・しかし間違えやすいな・・・気をつけないと。」
「そうですね。この点は問診と動画画像を見て判断してゆきたいと思います。」
「次は何だ?」
「これで今回は最後になります。右足を上げたとき、腰を内側に捻ってみたのです。それが以下のデータです。」
「このZMPリサージュはよく見かけるな・・・」
「そうなんです。このような動作をしている方こそ、腰のねじれをとる整体が必要なのかもしれません。」
「まだまだ分かりにくいが、この調子で診断を続けていけば、何か見えてきそうだな・・・今後の課題は?」
「ZMPをより詳しく吟味するため、フーリエ逆変換を使ってみて、それぞれの波形が身体にどのような影響を与えているか分析する予定です。」
「道は遠そうだな・・・」
「しかしがんばります。今回のデータを生かし、患者さんの診断結果もご紹介してゆきます。」
「お待たせしました。」
「待ちくたびれたぞ!」
「すみません・・・・今回は実験で確認するため、もう一度私の動作を計測してみました。」
「どんな動作を計測したんだ?」
「普通に足踏み、右足を強く踏み込む、右足がガクッとなる、右足を上げたとき腰を捻る・・・以上4種類です。」
「それが以下のデータだな?」
「そうです。まずは標準の足踏みZMPとスペクトルです。」
「これがお前のZMPリサージュ図形か・・・あまり良い形じゃないな~そう言えばお前も腰痛持ちだったな!」
「その話はさておき、今度は右足を強く踏み込んでみました。要は左側に大きな加速度が発生させました。
「左側に加速度が大きく発生したため、ZMPは右側に大きく変化します。よって右足が前に出たようなZMPになりました。」
「スペクトルも前後に変化があるな・・・つまり前後周期の1/2の位置にピークが発生している。」
「そして次が右足がガクッ・・・・つまり右足を痛め、ビッコを引いた状態です。」
「右足がガクッとなるので、加速度が下に働き、右側のZMP位置が小さくなったと推定できます。痛みを取り除く整体が必要です。」
「それで右足が後ろに下がった感じになっているんだな。しかしこれは左足を強く踏み込んだ状態に間違えやすいな・・・」
「そうです。そこで必要になるのがスペクトルです。」
「前後周期の1/2のピーク点が大きくなっているな・・・これが違いか・・・しかし間違えやすいな・・・気をつけないと。」
「そうですね。この点は問診と動画画像を見て判断してゆきたいと思います。」
「次は何だ?」
「これで今回は最後になります。右足を上げたとき、腰を内側に捻ってみたのです。それが以下のデータです。」
「このZMPリサージュはよく見かけるな・・・」
「そうなんです。このような動作をしている方こそ、腰のねじれをとる整体が必要なのかもしれません。」
「まだまだ分かりにくいが、この調子で診断を続けていけば、何か見えてきそうだな・・・今後の課題は?」
「ZMPをより詳しく吟味するため、フーリエ逆変換を使ってみて、それぞれの波形が身体にどのような影響を与えているか分析する予定です。」
「道は遠そうだな・・・」
「しかしがんばります。今回のデータを生かし、患者さんの診断結果もご紹介してゆきます。」