こんばんは
神奈川では田植えがすっかり終わっているようです。
故郷長崎の田植えは関東より約一カ月遅く6月末ごろになります。
田植えが終わり梅雨の大雨が降る頃の楽しみは、巨大なグウタラウナギを捕まえて食べる ことです。
大雨が降ると大雨特有の最適な遊びがあります。
子供はカッパを着て大雨の中、二人ひと組でワクワクして出かけます。
一人は網を、もう一人は捕ったウナギを入れるかごを持ちます。
大雨が降っているので田んぼは雨でいっぱいになり用水路の川めがけて流れていきます。
ウナギの習性を利用した漁法?(遊び)です。
田んぼの水位と川の水位がほぼ同じ高さになるので、グウタラウナギは川から配水用の小さな水路まで よじ登ってきて流れてくる餌を待ちます。
・・・多分、餌が流れてくるのを知っているウナギは、口をポカンと開けて餌を待っていると思っています。
雨がザーザー降っているので人の気配は消えています。
網を持った人は川の所に網を置きます。
もう一人が田んぼから川めがけてパシャパシャと音をたてて進みます。
ウナギはあわてて川に戻りますが、網の中にしっかりと入ってしまいます。
一回で巨大なウナギを3匹程捕まえることが出来ます。
2箇所やれば十分な数が捕獲できます。
故郷ではウナギは都会の様な上品な食べ方ではなく、お茶漬けにして食べます。
ウナギとお友達になりウナギの習性を知った上での漁法?(遊び)の紹介です。
更に大雨でも川の水が殆ど流れない場所での遊びです。
流れの早い川の側では危険と思われますので真似しないで下さいね。
【田舎の景色】
06/24 田植えの始まり 子供たちもお手伝いが大好きです。
田んぼの水は3メートルほどの細い水路から川えと流れます
この3メートルほどの水路にウナギが昇ってきます。 これを捕まえます。
一面あたりの面積が広いので大量の雨と一緒に虫たちが川えと流れていきます
こんな感じで二人ひと組で捕まえます。
一人が川の側に網を置き、もう一人は田んぼの方からパシャパシャするだけ。
ウナギもグウタラですが、子供たちもグウタラで苦労しないで捕まえます。
ウナギの習性を知ってする漁法?(遊び)です。
知り尽くした川と田んぼですが、川に落ちないように注意するだけです。
この写真は都会で食べたときの写真です。
田舎では、丸い茶碗にウナギを乗せ、箸で4等分してタレと熱くて渋いお茶をかけて頂きます。
【ウナギの習性】
養殖ウナギの餌やりを見ると、けっこう獰猛な感じがします。
まじかで見るとピラニアの様に餌に襲い掛かります。
弱肉強食で強くて大きいウナギだけが餌にありつけます。
弱いウナギは満足に食事が出来ないので大きくなりません。
このため、稚魚、小、中、大と水槽を分けてウナギを育てます。
同程度の大きさの間で競争をさせて育てます。
YOUTUBE 養殖ウナギが餌を食べてる様子 以下をクリックしてね
https://www.youtube.com/watch?v=vUv5fJGXaiU
【その他】
時間が許せば「NPO法人しのくぼ」のホームページも見てくださいね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます