インフルエンザの季節が近づいてきました。
埼玉県内の報告はまだ少数ですが
東京都などではすでに学級閉鎖も出ているようです。
(国立感染症研究所、インフルエンザ様疾患発生報告より)
今回は、インフルエンザワクチンについてです
☆そもそも効果はあるのか?
「予防接種をしたのにインフルエンザになってしまった」ことがある方は
いませんか? 実は私も・・・
結論から言うと予防接種で100%防げるわけではないのです。
厚生労働省の研究によると
65歳以上では、
発病を防げるのは 50%弱くらい
重症化による死亡を防げるのが80%くらい でした
※成人では、もっと高率で発病を防げるとの報告もあります
(インフルエンザワクチンの添付文書)
予防接種をすると
「インフルエンザにかかりにくくなる、かかっても重症化しにくくなる」
ということになります
当院では、予防接種をおすすめしています
ただし、卵アレルギーがあるなど
気をつけたほうが良いこともありますので
かかりつけ医にご相談ください
☆予防接種で防げるのはどのタイプ?
2014-15年インフルエンザワクチンには
①A(H1N1 2009):2009年当時、新型と言われたもの
現在は普通の季節性として扱われています
②A(H3N2) :いわゆるA香港型
③B型
の3種類が混合されています。
基本的には2013-14年と同じですが、
安定した効果を出すためと製造上の理由で
A(H3N2)がマイナーチェンジされています
ちなみに・・・
以前あったAソ連型(H1N1)は、現在では入っていません
ソ連がなくなったからではありません(寒っ!)
「H1N1 2009」が出て以来、急速に勢力を弱め、
流行の危険性が低くなったので
ワクチンは不要ということになりました
☆予防接種法による費用助成について
65歳以上の方
60~64歳で所定の条件を満たす方 には
予防接種費用が助成されます
川越市の場合
助成期間
市内委託機関:10月20日~1月31日
市外委託機関:12月25日
自己負担:1000円
委託機関でないと補助がないので注意
自己負担金は市町村により異なるので広報、ホームページなどで
ご確認ください
市内委託機関は1月まで可能となっていますが、
1月にはインフルエンザ流行のピークに入ってしまい、
予防接種を終了する医療機関も出てきますので、
年内の接種をおすすめします
以上、よく質問されることを書いてみましたが、もっと詳しく知りたい方は
厚生労働省のホームページ
などをご参照ください
予防接種の他にも、手洗い、栄養、休養で
インフルエンザを予防しましょう
薬剤師 K.O.
埼玉県内の報告はまだ少数ですが
東京都などではすでに学級閉鎖も出ているようです。
(国立感染症研究所、インフルエンザ様疾患発生報告より)
今回は、インフルエンザワクチンについてです
☆そもそも効果はあるのか?
「予防接種をしたのにインフルエンザになってしまった」ことがある方は
いませんか? 実は私も・・・
結論から言うと予防接種で100%防げるわけではないのです。
厚生労働省の研究によると
65歳以上では、
発病を防げるのは 50%弱くらい
重症化による死亡を防げるのが80%くらい でした
※成人では、もっと高率で発病を防げるとの報告もあります
(インフルエンザワクチンの添付文書)
予防接種をすると
「インフルエンザにかかりにくくなる、かかっても重症化しにくくなる」
ということになります
当院では、予防接種をおすすめしています
ただし、卵アレルギーがあるなど
気をつけたほうが良いこともありますので
かかりつけ医にご相談ください
☆予防接種で防げるのはどのタイプ?
2014-15年インフルエンザワクチンには
①A(H1N1 2009):2009年当時、新型と言われたもの
現在は普通の季節性として扱われています
②A(H3N2) :いわゆるA香港型
③B型
の3種類が混合されています。
基本的には2013-14年と同じですが、
安定した効果を出すためと製造上の理由で
A(H3N2)がマイナーチェンジされています
ちなみに・・・
以前あったAソ連型(H1N1)は、現在では入っていません
ソ連がなくなったからではありません(寒っ!)
「H1N1 2009」が出て以来、急速に勢力を弱め、
流行の危険性が低くなったので
ワクチンは不要ということになりました
☆予防接種法による費用助成について
65歳以上の方
60~64歳で所定の条件を満たす方 には
予防接種費用が助成されます
川越市の場合
助成期間
市内委託機関:10月20日~1月31日
市外委託機関:12月25日
自己負担:1000円
委託機関でないと補助がないので注意
自己負担金は市町村により異なるので広報、ホームページなどで
ご確認ください
市内委託機関は1月まで可能となっていますが、
1月にはインフルエンザ流行のピークに入ってしまい、
予防接種を終了する医療機関も出てきますので、
年内の接種をおすすめします
以上、よく質問されることを書いてみましたが、もっと詳しく知りたい方は
厚生労働省のホームページ
などをご参照ください
予防接種の他にも、手洗い、栄養、休養で
インフルエンザを予防しましょう
薬剤師 K.O.