しおちゃんの小学生への教育指導

子どもの自立に向け体験を通し楽しみながらいろいろな知識や技能を身につけていく。机上で覚えさせるだけは学力にはなりません。

授業を日常生活につなげて、そして・・・

2014-10-26 10:43:00 | ノンジャンル
昨年、

『教室掲示&レイアウト アイデアイラスト辞典(明治図書、シリウス編著)』

の原稿に書きましたが、

教室で机上のお話ばかりの授業ではあきます。

また、教科書に書いて内容ばかりではすぎに忘れてしまいます。


それで今世の中で起きていることや自然・気候などとつなげていくと楽しく学べるし、

生きた知識になります。


そんな1つとして、授業の中で趣味で歩いた山の様子を紹介しています。







多くの子ども達は目を輝かせて聞いてくれました。



今回はそれを大人たちにもお話ししたいと思い、

カルチャーセンター、SBS学苑で


「楽しくゆっくり山歩き」の講座


を毎月1回開きたいとおもっています。

よかったら参加してください。



今日も雨・・・・・

2014-10-22 16:06:00 | 小学校の教室で

今日も雨・・・・・

私の行いが悪いのか、・・・・

天気は一週間単位で変化する。
先週に続いて今日も雨である。


非常勤講師は週の決められた時間に授業をする。
私が教えているのは主に理科である。

3年生の理科はどういうわけか太陽に関係することが続く。
今やっているのは「太陽の動きと地面の様子」、
次は「光の働きをしらべよう」である。

太陽が出ていないと実験や観察ができない。
それなのに、この天気である。

仕方なしに2単元飛ばし、「ものの重さをしらべよう」に入った。



(写真は先々週の太陽観察の時のものである)




なぜ? 設備が整っていない・・・

2014-10-16 21:25:00 | 小学校の教室で





私は昨年度まで授業の90%をデジタル教科書で行ってきたと、先日書きました。

しかし、同じ市内にある現在の職場では40インチのTVしかなく、

教科書をTVに写して授業する効果はわずかです。


学校によってこうも違うのかと驚くばかりです。

授業への集中、子ども達の興味等全く違ってきます。



公教育ですので、せめて同じような条件で学ばせてあげたいです。


同じ予算でICTを導入するとき、

移動式の大型TVを予算内の台数で購入した学校と、

各教室すべてに少し小さめのTVを購入した学校に分かれたようです。


できれば、もう少し予算を増やしてもらって、全教室に大型TVを入れ

デジタル教科書で授業ができるといいですが・・・





有効な備品の活用を

2014-10-13 09:30:00 | 小学校の教室で




5年前に文科省のICT活用推進事業によって、
多くの小中学校で教育用パソコンや大型TVが導入されました。

上手に活用されているのでしょうか。


この写真はこれまで在籍した小学校での活用の様子です。

私は情報教育担当でしたので教頭、図書館司書等と協力し
子ども達や教員が活用しやすい環境を作ってきました。


かつて、
教育用パソコンが市から30台届いたので

調べ学習で使うように半分を図書館横の教室に設置し

あと半分を上の階の多目的教室に置きました。


もちろん、使うために8口の電源コードを3本ずつ用意しました。

また、大型TVに繋いでデジタル教科書で学習ができるように

VGAコードやHDMIコードも用意しました。


私は90%くらいの授業でデジタル教科書を活用していましたが、

現在赴任している小学校ではなかなか使えないでいます。


というのは、50インチの大型TVがないのです。

しかたなく、毎回プロジェクターを設置して活用しています。


私の知る限り、

残念ながら、多くの学校で教育用ノートパソコンが鍵のかかったラックに中で眠っています。

わざわざ鍵を借りてPCを出して活用するだけの魅力を感じていないのです。



結果を出して定時に帰る時間術(小室淑恵)

2014-10-06 16:43:00 | 教員の現状





「結果を出して定時に帰る時間術(小室淑恵)」成美堂出版
を読みました。


小室さんは「働きながら子育てができる日本社会をつくる」を
人生のテーマにして働いてきたそうです。

そして出産と起業を同時に成し遂げた人です。


時間がないときこそ集中力を発揮して充実した仕事ができる、
その方法が書いてありました。



私も山のメルマガやHPはフルタイムで働いていたときの方が短時間でできていました。
(今は時間があるからと後回しにして、かえって時間がかかっています。)


「私が残業をしないと、会社に迷惑をかける」

「残業しないと、やる気がない人と思われる」

「仕事が大切だから、残業も厭わない」

と言う人に著者は言っています。


「あなたが残業をすると会社に迷惑をかかる」

「残業すると、やる気がない人と思われる」

「仕事が大切だから、残業はやめましょう」


小中学校の教師は残業手当が付きませんでした。

だから、サービス残業は20時間以内に収めてきました。

(知り合いには80時間を越えているのに指導が入るからと言って
70時間くらいに書いている人もいました)


前にも少し書きましたが、帰宅が遅く疲れてしまったり生活にゆとりがなく
新聞も読む時間を作れない教師もいます。

また、平気で勤務時間外に会議を入れる人もいます。
だれがその時間の賃金を払うのでしょうか。

私は自分が企画する会議は先生方の負担にならないよう、勤務時間に設定してきました。
また、ICT(Information and Communication Technology)の研修は児童の読書の時間に
希望参加という形で設定してきました。

ICTの技能が低くても、志の低い方は残念ながら参加していただけませんでしたが・・・。