今宵の月影は惜しみなくこの地上に注がれて、それはそれは美しい
十三夜です。
澄み渡った深い漆黒の中に浮かんだ金色の鏡のようです。
「お月さま幾つ、十三七つ、まだ年しゃ若いな」とわらべ歌が
あるように、少し歪な若々しいお月さまです。
二夜の月(十五夜と十三夜)を眺めると佳いことがたくさんある
そうな。
羞花閉月~その美しさに花は恥じらい月は隠れてしまうほどの美人のこと。
夢二の描いた恋人たちは彼の理想の羞花閉月だったのでしょうね。
明日は十四夜の待宵の月、満月の後は十六夜の月、月の和名は美しく
続いていきます。
風は清し月はさやけしいざ共に
踊り明かさむ老いの名残に 良寛
明後日は二十四節気の寒露、月の滴を浴びた秋草はいっそう鮮やかな
秋の襲の色目をその身に纏うことでしょう。
今日の一枚の絵 「秋の贈りもの」 竹久夢二 松永版 木製版画
秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七草の花
山上憶良
お月さまのお供え s・y
十三夜です。
澄み渡った深い漆黒の中に浮かんだ金色の鏡のようです。
「お月さま幾つ、十三七つ、まだ年しゃ若いな」とわらべ歌が
あるように、少し歪な若々しいお月さまです。
二夜の月(十五夜と十三夜)を眺めると佳いことがたくさんある
そうな。
羞花閉月~その美しさに花は恥じらい月は隠れてしまうほどの美人のこと。
夢二の描いた恋人たちは彼の理想の羞花閉月だったのでしょうね。
明日は十四夜の待宵の月、満月の後は十六夜の月、月の和名は美しく
続いていきます。
風は清し月はさやけしいざ共に
踊り明かさむ老いの名残に 良寛
明後日は二十四節気の寒露、月の滴を浴びた秋草はいっそう鮮やかな
秋の襲の色目をその身に纏うことでしょう。
今日の一枚の絵 「秋の贈りもの」 竹久夢二 松永版 木製版画
秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七草の花
山上憶良
お月さまのお供え s・y