梅の花が咲いた。万葉集巻5-818に掲載されている山上憶良の歌を紹介する。
梅 豊後梅
春さればまづ咲く宿の梅の花
独り見つつや春日暮(くら)さむ 筑前守山上太夫
万葉集巻5-818(山上憶良)
天平2年(730)正月13日、大宰府の帥・大伴旅人(当時66歳)は自邸において、府管および管下諸国の国史から沙弥の滿誓までを招き、盛大な梅花の宴を催した。この時の梅花の歌32首が万葉集に載せられている。この時に詠まれた山上憶良の歌である。
梅の花が咲いた。万葉集巻5-818に掲載されている山上憶良の歌を紹介する。
梅 豊後梅
春さればまづ咲く宿の梅の花
独り見つつや春日暮(くら)さむ 筑前守山上太夫
万葉集巻5-818(山上憶良)
天平2年(730)正月13日、大宰府の帥・大伴旅人(当時66歳)は自邸において、府管および管下諸国の国史から沙弥の滿誓までを招き、盛大な梅花の宴を催した。この時の梅花の歌32首が万葉集に載せられている。この時に詠まれた山上憶良の歌である。