福岡県では2日、新たに145人の新型コロナウィルス感染が確認された。新規感染者は、5日連続で100人を超えた。
芙蓉 ふよう
福岡市では98人の感染が判明。福岡市によると、年代がわかっている85人のうち8割超が30代以下で、重傷者はいない。九州産業大(東区)の同じ部活に所属する学生10人の感染が確認され、福岡市はクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。
福岡市は東月隈小学校(博多区)に通う児童1人の感染を発表。また博多区保健福祉センターの20代男性職員と、南第一地域包括支援センター(南区)の委託先の20代女性職員が感染したと発表。
北九州市は計18人の感染を発表。市内全7区で確認され、幼稚園児2人を含む9人が20代以下、7人が感染経路不明だった。久留米市は、いずれも市内に住む20代から60代の男性3人の感染を発表した。
福岡県はこのほか、大野城市と太宰府市、春日市などに住む10代から60代の男女26人の感染を確認したと発表。19人が感染経路不明という。
福岡県警は、公安3課の30代の男性巡査部長(福岡市城南区)と、大牟田警察署刑事課の50代の男性警部補(筑後市)の感染が確認されたと発表した。
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反橋の小さく見ゆる芙蓉かな
夏目漱石
夏目漱石が鏡子夫人と新婚旅行で太宰府天満宮を訪れたときの歌と伝えられている。