わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

アメリカ版人気命名トップ5

2012-11-29 | 日記
 国連総会が、パレスチナの国連でのオバザーバーとしての資格を「組織」から「ノンメンバー国家」に格上げする決議案が、賛成138国、反対はアメリカ、イスラエル等の9国、棄権はドイツ、イギリスを含む41国と、賛成多数で採択されました。おい、イギリス、誰のせいでこんな混乱が起きたんだ、この無責任野郎と罵ってやりたい気もしますが、ともかく今後、パレスチナは国連で国家としての扱われます。イスラエルとアメリカは、各国に反対するよう激しく働きかけていましたが、今や、世界の流れは、パレスティナを認める方向に向かっています。イスラエル、ピンチ!(笑いが止まらんわ)

 この事自体も快挙ですが、日本が賛成票を投じたのもブラボー、ハラショー、トレビアンなのです!よくぞ、やってくれた。そして、もう一つ明白になったのは、アメリカの威光は世界に通用しなくなったという事実。それどころか、この件でイスラエルの肩をもったことで、アラブ諸国の反発は必至です。ちょうど、故アラファト議長の遺体が、本当の死因を探るために掘り返されたばかり。中東の不死鳥の突然の死は、その直後にも疑われたけど、無理やり埋葬されちゃったのが、この語にいたって真相解明の動きとなったのも、もはや、アメリカとイスラエルのゴリ押しが世界に通用しなくなった証の一つでしょう。

 影響力を失いつつあるアメリカの外交の要、国務長官職を、ヒラリー・クリントン姐さんが今年いっぱいで辞任してしまうのも、痛手です。惜しい人材ではあるけれど、姐さんは長年に渡って、もう十分にこの国に貢献したものね。公認には色んな人の名前が噂されていますが、今のところ一番手は、スーザン・ライス国連大使でしょうか。オバマへの忠誠心は文句なし、それに加えて、きっぷのよさ、押しの強さで、こちらも「姐さん」と呼ぶにふさわしい女傑です。ちなみに、子ブッシュ時代の国務長官、コンドリーザ・ライスお姉さまとは、縁も縁もございません。私、子ブッシュはキライだけど、コンディお姉さまは大ファンです。


 も一つ、今日の楽しいニュース、今年度の米国の赤ちゃんの名前、トップ5。毎年、日本の赤ちゃんの名前を楽しみにしている私としては、アメリカでの人気名も無視できない。そして、妊婦向けウェブサイト、ベビーセンターが、2012年に自サイトで両親によって公開された新生児50万人の名前を元に作成したリストによりますと:
男の子が、エイデン(Aiden)、ジャクソン(Jackson)、イーサン(Ethan)、リアム(Liam)、メイソン(Mason)
女の子がソフィア(Sophia)、エマ(Emma)、オリビア(Olivia)、イザベラ(Isabella)、エバ(Ava)
の順だったそうです。

 もちろん、これってネットに赤ちゃんお名前を申請した人たちの間での人気リストなので、コンピューター・サビーなプロフェッショナルや若い両親の間で人気の名前で、ヒスパニック系の赤ちゃんとかは少ないかも。この中で実は、イーサンとリアムは、うちの甥の名前でもあるのだな。甥のリアム13歳、イーサンは11歳ですが、当時は「変わった名前つけたもんだ…」ってのが、周囲の反応でした。時代を先取りしていたのか!?参考までに私世代のよくある名前は、男児がマイケル(Michael)、デービッド(David)、ジョン(John)、ジェームズ(James)、ロバート(Robert)で、女児がリサ(Lisa)、メアリー(Mary)、スーザン(Susan)、カレン(Karen)、リンダ(Linda)だって。確かに、回りの同年代を見回したら、この名前の人、多いわ。これに、ジョージとウィリアム、ジェニファーとエリザベス足したら、ほぼ全員カバーできそうw



そういや、階下の赤ちゃんもイーサンくん