食養生365日 食材の栄養や漢方・薬膳的な効能のお話

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すくすく伸びます

2014-10-21 | 気の巡りをよくする
豆苗、伸びてます☆


再収穫はもうすぐ♪

豆から2cmぐらい上をカットし、水を張ったパックに入れて、毎日水を取り替えて…
だいたい1週間~10日ぐらいで再収穫できます。
(季節により成長速度は異なります)

面白いのが、最初の3~4日は全く芽が出て来ないので、大丈夫かな?と心配になるんですが、芽吹いて少しすると急にぐんぐん伸びはじめること!!
朝と夜でこんなに丈が違うの!?とびっくりします。
発芽パワーの強大さを感じずにはいられません☆

そんなパワフルな気をいただける豆苗。
えんどう(豌豆)の若芽とツルを食べるのが本来の豆苗で、中国では手間がかかるので高級食材なんだそうです。

日本では豆を発芽させてもやしのように育てたものが、手軽に手に入るからうれしいですね(^_-)
天候に左右されることなく、年間を通じて価格変動が少ないのも豆苗の魅力♪

栄養価も侮れません。
カロテンの含有量はほうれん草よりも高いんだとか。
食物繊維も豊富で、ビタミンB2・C・E、葉酸も多く含まれています。

漢方では、えんどう豆は胃腸の気の流れをよくする食材として用いられます。
消化機能を整える働きがあるので、食欲のない時に食べてみてください。
また、水分代謝を正常にする働きもあるので、むくみがある時、お腹がタポタポして気持ち悪い時、下痢の時にもどうぞ。

消化機能が整えられると、不要な水分は正しく代謝され、体の必要なところにちゃんと水分が行き渡るようになります。
なので、体に必要な水分を生じさせて渇きを癒す働きがあるともいえます。
糖尿病で喉が渇きやすい人にもおススメです。

えんどう豆と豆苗の働きは、だいたい同じものとしてとらえてください。

豆苗のシャキシャキした歯ごたえ、美味しいですよね(*´艸`)
これからの季節は鍋物にも大活躍!
豆の香りが気になる方は、にんにくを多めに使ったり、しっかりした味の炒め物にするといいですよ~☆

えんどう豆については、過去の記事も参考になさってください。

地味だけどよく働きます
春になるとスーパーでつい目が行ってしまう野菜、今日のテーマは「えんどう豆」です。えんどう豆を早取りしたものがさやえんどう、成長したのがグリーンピース、豆から出た若い芽が...

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
平、甘/脾・胃

効能
消化機能を整える、水分代謝を正常にする
むくみを取る、解毒
体に必要な水分を生じさせ渇きを潤す



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『便秘の食養生&薬膳』10/30(木)
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