Novo começo. Com esperança e música.  ~おやじの再出発ブログ~

旧・ギターとともに.おやじの再出発ブログ
大病から復帰した親父が始めたギター。家族とギターとともに歩むマイペースな人生

楽器の演奏が「脳」にもたらすメリット

2018-08-11 23:55:55 | ギターな日々

葉山公園から長者ヶ崎を望む

暑い日が続きますねえ。。。皆さま、体調にはくれぐれも気を付けてお過ごしください。

さて、先日SNSを観ていたら、こんな記事に出会いました。

楽器を弾くとき、脳で何が起こっているのか? 「演奏する」ことの驚くべきメリット
https://nazology.net/archives/16723


「楽器の演奏」が脳に特別な影響を与えている、なんて、楽器を趣味にしてるヤツからしたら、ちょっと嬉しいじゃないですか?
私の場合、ギターいつまでたっても上達しませんが、でも何か、やってて良かった!みたいな。(笑)
実態は「私の脳はなんか特別」なんて、と~ぜん何も感じる事はないのですが。。。

いや、、ちょって待て。確かに記憶力はいいほうかな?(ホンマかいな!?)
そういえば、その昔、~もう30年近く前の話ですが~、仲間とバンドをやっていた頃、ギターを担いで街を歩くと、「俺たち、他の人とは違う」なんて思って、肩で風切ってたこともあったっけな。
今となっては笑えるが、まあ完全に自己満足の世界。そう趣味なんて自己満足でいいのだ。。

いや、、でも、~音楽は観客がいて初めて成立する~なんて話もあるらしいので、自己満足ではだめだろう。
だから、「技巧」や「楽曲の理解」に一所懸命取り組む訳で、その結果、脳で複雑な相互作用が生まれて、特別な影響に繋がる訳だ。

あ~、やっぱりギターやってて良かった!

でも実態は「私の脳はなんか特別」だなんて、何も感じる事はない訳で。。。。。。。。。
なんのこっちゃ。

Toshi

楽器演奏は脳にどのような効果をもたらすか -アニタ・コリンズ


【追伸】 2018/8/12 追記
この記事を書いていて、ちょっと思い出したのが、養老孟司さんの著作「遺言。」です。
この本の「ヒトはなぜアートを求めるのか」の一節に、こんなくだりがあります。
 「現在の技術からすれば、生演奏なんか、いらないはずである。」
 「より完全な音楽を求めるなら、音を合成したほうがいいに決まっているではないか。」
 「音楽を意識という世界に閉じ込めると、完全にコンピュータ化できてしまうはずである。」
 「生演奏を頑なに守っているのは、そこに芸術の前提があるからであろう。」。。。。。

この本、現代社会が作り出した意識と感覚の乖離を養老さんの独特の視点で思索した本で、読み進めるほどに、「ほ~ほ~、へ~、なるほどぉ、、、」となること請け合いの、とても面白い本です。
この本において、都市型社会は意識中心であって感覚よりも上位、これを進歩と呼んできた、と説明。つまり、どちらかと言えば意識優位がヒト、感覚が動物。
前述の生演奏がコンピュータ化されないで生き残っているのは、まだ感覚優位な面も残っている証だと。。。(私が解釈した)
この文脈に触れた時も、「あ~、やっぱりギターやっててよかった」、と素朴に思ったものです。
生身の身体で楽器演奏をすることで、脳が隅隅まで働くんですから、あたしたちゃあ、動物な訳ですね。(笑)

不思議な本ですが、私的にはとても楽しめました。
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あぁ、アクシデント

2018-04-29 09:29:39 | ギターな日々

 [葉山・森戸海岸からの夕景~右手に富士山]


先日の記事でも触れましたが、発表会の1週間前(3/31)に行われたリハーサルで、大きなアクシデントがあったんです。
何が起こったのかと言えば、実は、左手の指がつってしまったんです。結果的に演奏はできませんでした。こんなのは初めてのこと。
当日の出来事を、ドキュメンタリー的に記録しておきます。

◇◇◇

リハーサル前日まで、単身赴任先にいて、夜遅くに帰宅。単身先のアパートは当然ギターを気軽に弾ける環境ではないので、ほぼ1週間、練習から遠ざかっている。
これもあって、リハーサル当日は朝早くから起き出して、基礎練で準備運動をしてから順に、発表曲のスロー演奏、苦手部位、通常演奏と、結構念入りに練習。
今日の会場は、本番と同じ逗子文化プラザだが、ホールは本番と違って、狭い方(150名収容)の「さざなみホール」。この客席との距離感が緊張するのよねぇ。本番の広い会場(500名収容)の方が諦めがつくというか(笑)
で、会場にも1hほど早く入り、練習室で準備運動して、余裕を持ってホールに入った。会場には、師匠と教室の院長。ギター科の面々が勢揃い!自分のリハ終わっても、皆帰らずに観てると。(帰ればいいのに〜笑)
ホールに入ってすぐ、私の前の方が登壇。次はもう自分の順番。(あ〜、やっぱり時間繰り上がってるわ。。昨年の経験から予測してたのでまあ大丈夫)
前の方の演奏を聴きつつ、座らずにストレッチと手首を振って血液を指先へ!緊張感で手が冷たい。。。
そうしている間にも、私の後の演奏者が次々入ってくる、入ってくる。。。

緊張感高まる。。
前の方の演奏が終わる。いよいよ自分の順番。。
ステージに上がる。
椅子の高さを合わせる。
椅子の高さを院長が記録。
皆んなの視線を感じる。鼓動がたかまる。
指が軽く震えている。
足を組み、ギターを構え、チューニング、、チューニング、、、
 よし、、行くか。。スーっ(息を吸う音)

と改めてギターを構え、最初のポジションに左手を置き、、、置き、あれっ?
 置いた瞬間、左手小指がつった

ステージ下から師匠「どうぞ!始めてください。」

・・なっ、なんでこんな時に!?
・・ええい、弾いてしまうか!
・・いっ、いや駄目だ。まったく小指が使えない。。。う~んこれは深刻、いや申告!

「いや、先生アカンですぅ。たった今の今、指がつっちゃいました。」
「えええっ? ?どんな感じですか?」
ステージ降りて指を見せる。

[クリックで拡大。再現形態模写です(笑)こんな形で小指がピーンと固まるの図]

「あ〜、ちょっとこれは休んだ方がいい。順番を入れ替えましょう。」

 という訳で、私は次の休憩時間まで、休んで待ち合わせ。。ギター科の面々が心配して集まってきてくれ、色々アドバイスをくれる。~首から来てるよ、~温めた方がいい、、有り難いことだ。ところが、皆なの話を聞いてるそばから、今度はつった指が人差し指に変化

[クリックで拡大。再現形態模写その2。こんな形で人差指がピーンと張って親指にくっつくの図]

 他の方のリハーサルが進んでいく。その後、暫く休んでいたら、だいぶ良くなった様子。ちょっと試してみよう。会場の端の方でギターを構えて(音は出さず)軽く運指をしていたら、、またつった。今度は薬指!「っ痛!

[クリックで拡大。再現形態模写その3。こんな形で薬指がピーンと張って折れ曲がるの図]

この薬指がつった時、腕に痛みが走る。これで怖くなる。最初に症状が出てから30~40分か。こんなに長い間つりが治らないままなのは初めてだし。

ここで、師匠が今日は弾くのやめておこう、と。。曰く「ジストニアになっては困るので」
私「えっ?ジストニアってなんですか?」
師匠「いわゆるイップスですね。」
 私「・・・・・」

ということで、残念ながらリハーサル無しで本番に臨む羽目に。
いや、そんなことより大事なのは、つりを治すこと。で、行きつけの接骨院へ。

◇◇◇

 その接骨院というのはここです。
ここ、不思議な接骨院。保険診療無し!つまり自信あり。症状のヒアリングをしたあとで、何とも優しい、言い方を変えれば手応えのないマッサージのような治療。でも、これで良くなるんだから不思議。おまけにプロのギタリストも訪れるそうで、緊張対策の手ほどきまでしてくれました。(お奨めです。

やはり原因は首。普段の姿勢や、出張で乗り物に長時間乗ってることが問題、緊張も遠因だそう。ギターを演奏するスタイルも足を組むのは(この症状的に)良くないとのこと。いや、言われてみれば演奏的に見ても、これはFelicidadeに限らず、ソロギターではセーハでストレッチ的な押弦など、左手甲をグイっと前に突き出さないといけないシーンが多く、ギターが水平だど確かに前腕内側に負担が掛かることを実感することがあります。。。

結果、治療で良くなりました。でも、Felicidadeを弾くと、ちょっと前腕に違和感があるんです。これは確かに怖い。。。
つい、「本番でまたつってしまうのでは?」と想像してしまう、、、師匠がジストニアと言ったのも頷けます。

◇◇◇

結果的に、本番は無事に終わりました。(演奏内容は無事ではないですが。笑)
で、これまた不思議なことに、本番が終了した途端、腕の違和感が無くなったんです。
どういうこと?緊張が原因だったのか?
運動不足や歳のせいもあるのでしょうか。。。末永くギターと付き合いたいので、腱鞘炎なども怖い。
何れにしても接骨院のアドバイス、足を組むスタイル、つまりギターを水平に構えるスタイルには限界があるのかな。。。ちょっと悩みです。
 以前は、足台での演奏も練習したのですがね(プロフィール写真だったり・笑)。この辺の記事で書いてました。不真面目なので長続きせず。(爆)

どなたかご経験などご教示戴ければ幸いです。

 Toshi


ボディと弦の相性[その3]

2018-04-01 11:01:13 | ギターな日々
[葉山:自宅の枝垂桜](クリックで拡大)

自宅にある枝垂桜が咲きました!この冬は寒かっただけに、(花粉症はキツイけど)春の到来が嬉しいっす。

 さて、以前、クラギ1号に合う弦を探そうと色々試した記事を書いてました。もう5年も前のことかと思うと、早えなぁとなんだか感慨深い?(笑)。。。
この時に挙げた弦だと、まだサバレスのアリアンスのレポートがまだですが(笑)、実はこれが結構良くてその後に繋がったんですが、それは後程。。。

(クリックで拡大)

で、今回またなぜ、この記事か、といえば、、、
 実は今練習してるフェリシダージですが、正直アコギの方が弾きやすい!
 なので、ちょっとクラギ1号でまたハイテンション弦を試してみたかったんです。

そんな折、Amazonで買い物しようとした時、丁度、弦の紹介が「あなたにお奨め」に。。。
この時出てきたのが「HANNABACH エクスクルーシブ ブルー HT BLUE」。
これまでハナバッハは使ったことなかったし、丁度ハイテンションだし、口コミもいい。。。
そんじゃ、これ試してみるかとポチっとしかけて、気になったのはその値段。なんと3,000円近い価格、それにバロックに合うという口コミが気になりました。バロックとか弾かないし(笑)
それで逡巡していると、関連商品の中にあったのが「HANNABACH Flamenco/SET827 HT」です。
お~フラメンコならOKだし、まあこれも値段は高いんだけどエクスクルーシブほどじゃない。。。

で、ハイテンションを買って試してみました。

(1)HANNABACH Flamenco/SET827 ハイテンション ・・・上の写真の右のヤツ

 (クリックで拡大)

 ちょっとみてください、この写真。高音弦(1~3弦)に銅色というか赤っぽく着色があるんです。
別に着色自体はいいけど、私的には、この色はちょっと。。。(苦笑)

 で弾いてみると、、、、、orzあきまへん。。。
 いや、すみません、私のクラギ1号には合わないという意味です。誤解なきよう。
低音弦はまだいいのですが、それでも重厚感がないというか軽めというか、深みがないという感じ。
 高音弦はペンペンペン、っという感じです。この辺は前の記事で書いた「AUGUSTINE REGAL/BLUE HIGH TENSION」と同じ印象。
で、1週間後にまた弾いてみたのですが、印象は変わらんでした。
 高い買い物でしたが、残念ながらクラギ1号には合わなかったようです。

それと、ハイテンション弦ですが、ハイテンションとはいえアコギの鉄弦よりは柔らかいと思うのです。
でも、なぜかとても弾きづらく、練習してても楽しくない。ものの2週間程度で、心が折れ、もうノーマルテンションに戻そうと。。(笑)
やはり、私が未だにクラギのネックに慣れてないということなのでしょうか。。。


(2)SAVAREZ ALLIANCE CANTIGA SET 510AR Normal Tension ・・・上の写真の左のヤツ

で、戻した弦は何かといえば、サバレスのアリアンス・カンティーガのセットです。
 実は[その2]の後、このセットがクラギ1号には最も合うと判断して、下記の演奏では既に使っていました。
次の記事の時は既に使っていました。
 ■Moontan(ムーンタン)を弾いてみた。。~発表会2016~ 2016-06-05 
 ■サンバーストを弾いてみた。。 ~発表会2015・リターン・マッチ~ 2015-06-28 

前の記事[その2]の中では、NEW CRISTAL CANTIGA SETを試し、クラギ1号に合うと好印象を持っていました。
 その後、冒頭でも触れたALLIANCEを試したところ高音側が良い。演奏性も含めNEW CRISTALよりも良いと感じたので、高音側ALLIANCEと低音側CANTIGAの組合せがベストと判断、その後はこれ一筋だったという訳です。戻してみれば、「こんなに違うものか」というぐらい、しっくりきてます。


 やはり、高価な弦だからよい、とはならず、ボディと弦には相性があることを今回も再認識した次第。

Toshi

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グリップマスター再び!

2018-01-08 11:02:56 | ギターな日々

葉山・森山神社 2018.1.1

皆様、本年も「おやじの再出発ブログ」を宜しくお願い致します。
今年の発表会は、ディアンスで臨もうかな、と思っています。相変わらず無謀なヤツですが「Felicidade」は練習が楽しいのがいいですわ!(笑)
あと、「複数のことを並行して進めた方がいい結果になる」と聞きかじったので、並行して別の曲も練習しようかなと。最近はクラギばかりだったので、久しぶりにアコギの曲でもどうかな、と。。。
50歳を超えてから、何となく手の衰えを感じることがあったり、指がつったりすることもあるのですが、うまく付き合って、ギターを楽しんでいきたいものです。
ってな訳で、今年も宜しくお願い致します!


さて、昨日のこと。
物置を整理していたら、だいぶ前に使っていた出張用カバンが出てきました。もう5~6年前になるでしょうか、傷んでしまったので廃棄しようと袋に詰めていたものです。
改めて廃棄しようと中を確認したところ、、なんと、こんなものが出てきました!

(クリックで拡大)

そう、グリップマスターというもので、手全体や指のトレーニングマシンです。
このグリップマスター、いつの間にか失くしてしまったと思っていたのですが、こんなところに。。。出張のお供にしてたんですねぇ。。。
このブログでは、この辺の記事で書いていました。なんと、2009年2月ですから、もう9年前になろうかというところ。。。そう言えば当時は、まだ抗がん剤の副作用が、手にも残っていた頃で、こんな器具も使っていたんだなあと懐かしく思い出しました。
それにしても、これは新年早々縁起がいいわい。
ずーっとカバンに入っていたせいか、とてもキレイだし(笑)、前述の通り、指に衰えを感じることもあったので、また、コイツをグニュグニュして鍛えたろう!

 Toshi

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キレの練習と年末のご挨拶!

2017-12-31 16:10:18 | ギターな日々

葉山 15brewery(フィフティーンブルワリー)~十五麦酒醸造所

冒頭の写真は、葉山にある地ビール醸造所、15brewery(フィフティーンブルワリー)での一コマです。
皆様と乾杯!今年一年本当にお疲れ様でした!

そして今日もFelicidadeの練習に励んでます!
と、言いたいところですが、同じ曲をずーっと練習してれば飽きてくるし(Ciero Abiertoの時も同じこと言ったような)、やはり師走は忙しく、あまり練習進んでません。(涙)
でも、ですよ。。。
先日の記事、「molto seccoの切れ味を出すには!?」で、「おぢさん」という方から、ブラジル系音楽でキレを出す練習法を教えて戴いたので、実は練習してるんです。
教えて戴いた内容は、こうでした。

(1) 開放のままp+imaで⑥+④③②を16分で刻む
(2) その上に、ブラジル的なリズムを右手だけで乗せる(たとえば16分の1、4、7、10、13、15番目だけアクセントを付ける)
(3) さらに、右手の刻みはそのままで、アクセントのところだけ左手でコードを乗せる(たとえば16分の1、4、7、10、13、15だけ左手で適当なコードを押さえ、そのほかは開放)

こんな感じでやってますが。。。

これで合ってるのか判らないのですが、、、でもこれ!
4拍のクリックに合わせて、16分の1、4、7、10、13、15番目にアクセントを入れるのって、最初は結構難しく、リズム感の練習になってます。
この映像もまだまだでお恥ずかしい。右手と左手と両方に気を遣うような状況ではうまくいきませんね。まずは右手をしっかりやろうかと思います。
これを少しずつでも毎日やって、リズムのキレを手に入れたい!頑張ります。
因みに、映像のコードは、[Am7→Dm7(9)→G7→CM7(9)→FM7→Bm7(♭5)→E7]です。

◇◇◇

さて、今年も色々ありましたが、2017年、いよいよ大詰めです。
今日は朝からゴルフ練習で打ち納め。帰ってきてから大掃除に追われているところ(笑)。この年末は昨年に引き続き、実家へは戻らず、葉山でゆっくり過ごす予定です。昨年末はアメ横へ買い出しに行ったのですが、今年は近場の三崎へ買い出しに行きました。マグロとカニをささやかな大きさ(笑)で仕入れた次第。今から正月の酒が楽しみです。
それにしても、あっという間の一年でした。毎年毎年、紅白後の静けさの中、ゆく年くる年をぼんやり眺めながら思うんです。来年の今頃はどうしてるだろう、って。。。(笑)
来年も、仕事にギターにゴルフに、マイペースで取り組んでいきます。そして皆様とまた健康でこの日を迎えたいと思います。

皆様、今年も拙ブログをご覧戴き、また温かいコメントを頂戴し、誠に有難うございました。とても励みになりました。
2018年が、皆様にとって、健康で順調な一年となりますよう祈念致しますとともに、来年も引続きお付き合い賜りたく、何卒宜しくお願い申し上げます。

 Toshi

molto seccoの切れ味を出すには!?

2017-11-26 08:19:06 | ギターな日々

葉山:背光の三ヶ岡

寒くなってきましたねえ。皆さんも、どうぞご自愛のほど。。。

さて、Felicidadeです。
練習に励んでますが、改めてこの曲、①表現(抑揚)、②ボサノバ系のリズム、③スピード、の大きく3点がポイントだな、と感じています。
①の表現ですが、前回の記事でたくさんの音楽記号を紹介した通り、細かい指示があります。
まあ、強弱はさておき、今回興味深く感じたものの一つが、「molto secco」のところ。
molto secco ~ 非常に鋭く音を切って演奏 ~ という意味でした。

(クリックで拡大)

この部分。73小節目辺りです。
69小節目から始まる上行フレーズで盛り上げていく山場、ハイポジでの演奏。
ここ、ディアンスの演奏を聴くと、まさに「非常に鋭く音を切って」なのですが、その鋭さときたら、私的には、まるで「旋盤で回ってる材料にバイトを一瞬当てたときのような鋭い音」に感じました。(笑)
自分でも、俺って変かな?って思いますが、それほどに切れ味があると感じた次第です。
では、改めてディアンスの演奏を。。。



くだんの演奏は、2:50辺りからです。ぜひ聴いてみてください。
如何でしょうか?

この切れ味は、どうやったら出るのでしょう?やはり、リズム感というかノリなんですかねぇ?
すみません、どなたかコツを教えて戴けると嬉しいのですが。。。

宜しくお願い致します。

 Toshi

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Felicidadeに出てくる音楽記号

2017-10-29 00:09:43 | ギターな日々
さて、久しぶりの更新でしたが、Felicidadeへの道、始まってます!
Felicidade、前回の記事で紹介したローラン・ディアンス編曲のソロギター曲。
そういや、ディアンスの曲に挑戦するのは初めて。。

で、この曲の楽譜を見ていると、、、はて?、これまで見たことの無い音楽記号がたくさん出るわ出るわ。。(笑)
以下、こんな感じです。

sfz :スフォルツァンド
・・・突然強く。因みに、fz:フォルツァンドというものあるそうで、こちらは「その音を特に強く」。つまり、違いは s が付くと「突然」という意味になります。

sub. :スービット
・・・すぐに、直ちに、急に。例えば、ppp sub.だったら、急にピアニッシッシモにする。

quasi niente :クアジ ニエンテ
・・・ほどんど無音で。無音ぽく。

poco metal. :ポコ メタル
・・・pocoは「少し」。Cielo Abiertoの時も出てきていた。poco a pocoで「少しずつ」。
  poco metal.は「少し金属的に」「少し音を固めに」。

poco piu :ポコ ピウ
・・・piuは「いっそう、もっと、より」。poco piuで「より少し」。poco piu fだったら「より少し強く」。

mordent(~) :モルデント
・・・装飾記号(~)の付いた音を起点に、その一つ下の音と一往復素早く弾く。ギターならプリング+ハンマリングになる。

plp. :[仏]pulpe 肉の意。
・・・ギター用語。爪を使わず、指肉だけで弾弦する。

unghia. :[伊]爪の意。
・・・ギター用語。爪で弾弦する。

secco :セッコ
・・・乾いた音で。鋭く音を切れ。

molto secco :モルトセッコ
・・・非常に鋭く音を切って演奏。

trionfante :トリオンファンテ
・・・凱旋、勝ち誇った、意気揚々と、堂々と。。。面白いですねぇ、、これって音楽記号? でも、意味はよくわかりますよね。Felicidadeの中で、この指示があるところも、まさに!という感じ。


いやぁ~、勉強になるな~。このBlogでも音楽記号に触れるのは久しぶり。
特に、強弱をつける指示が細かいですよね。というか、ほとんど無音で、とか難しすぎ!(爆)
師匠曰く、「突然強くとか、急に弱くとか、聞き手をハッとさせる演出がディアンスは好きですね。」
なるほど、ディアンスはドラマティックな曲が多いですもんね。

更に師匠曰く、「抑揚を付けて、カフェっぽく弾くとカッコいい」。う~ん目指したい。
でも、抑揚や表情を付けるのが苦手な私。まずは運指を覚えて、それなりの速さで弾けるようになってから、意識してみます。

Toshi

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QUIQUE SINESIの楽譜とdi-arezzo(ディアレッツオ)

2017-05-21 00:24:43 | ギターな日々

葉山・真名瀬からの風光

さて、発表会も終わって1ヶ月、コードの勉強をする傍ら、次回発表会向けの選曲を始めています。
いくつか候補を挙げようと思いますが、以前の記事でも書いた通り、もう少しQUIQUE SINESIの曲をやりたいのですが、譜面が出回ってないのです。
それでも、諦めきれずにネットを検索していたら・・・・・なんと、あったんです
「Terruno」というタイトルで全8曲入り。 「Terruno」「Alta Paz」「Seras verdad?」など好きな曲が入っているし、「これいいじゃん!買っちゃおう!」と。。。

(クリックで拡大)

ところが、あちこち売り切れ状態。Amazonにありましたが、これがなんと5000円超!! あぁ~・・・(ため息)
「えぇ~こんな高いのかよぉ、どうすっかな・・・」と逡巡していたら、ふと検索結果に「di-arezzo」というサイトがあるのに気付きました。
見てみると、HPは日本語表示されていますが、どうもフランスの楽譜通販会社らしい。目指す楽譜も在庫があるし、しかもこれが安い!!(購入時点で楽譜14.1EUR、送料13.2EUR、合計27.3EUR)
ネットの評判も良いようなので、早速、会員になり、注文しました。
発送までに2~3日、発送されてから、パリ~ライプチヒ~中国~成田~東京を辿り(さすがワールドワイドですな)、トータル5~6日で無事に手元に届きました。配送はDHLです。
前述の通り、配送状況を追跡できるので安心ですし、何より安いのがいいですね。注文後にすぐ届くメールには、問合せ先として、日本語デスク担当の氏名まで記載されており、安心感がありました。海外から通販で買物をしたのは初めてでしたが満足です。興味のある方はぜひ、如何でしょうか。

それにしても「Terruno」、いい曲です。アルペジオの空間的な響きが美しいですね。
さて、この「Terruno」も含め、候補を選曲しなきゃ。

Toshi

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緊張について ~発表会2017~

2017-04-16 09:38:56 | ギターな日々
逗子・逗子文化プラザ

先日、4/8に発表会がありました。
今回の発表会では、キケ・シネーシの「Cielo Abierto(澄み切った空)」を演奏。
演奏の模様は、別途、公式録音が配布されてから、またアップしようと思います。
今日は、緊張の話を書いておこうと。。。

2015年2016年の発表会では、それなりに対策を打ち、演奏もそれなりに破綻せず最期まで到達し、自分なりに納得感もあったので、少しは自信に繋がってるのでは?と感じていたのですが、やはり緊張はします。当たり前だけど。。。

発表会の1週間前に、本番と同じ会場でリハーサルがあったんです。
だいぶ余裕を持って会場に入り、練習室で一曲通して流し、ストレッチをしてから、会場に入りました。
会場にはギター科の生徒の面々、師匠、院長とスタッフがいて、まさにリハの真っ最中。。。
時刻的には自分の前にあと3名はいると思って会場に入ったのですが、いきなり、次はToshiさん、と師匠にコールされました。

「えーっ!」と私。
「はい、だいぶ早くリハが進んでますので」と、笑顔の師匠。

これがいけなかったのかは解りませんが、「え~っ、マジかよ~、うそだろ~、ほんとぉ?」ってな気持ちのまま、ステージに上がり、足台を置き、滑り止めを置き、椅子を合わせ、チューニングを合わせ、とやってる最中から、なんかうわの空に。。。
深呼吸も忘れて、自分のテンポで始めることも忘れ、演奏を始めてしまったが最後・・・
指は震え、震える指がミストーンを出し、それで更に緊張が強まり、指の震えが止まらない、の悪循環に陥ってしまった訳です。
ついに、落ち着きを取り戻せないまま、リハ演奏を終えました。

師匠からは「手が震えても、それだけ弾ければOK!」となぐさめの言葉がありましたが、それなりに自信があったせいもあって、落ち込みましたね~。
一旦、落ち込むと余計なことを考え始めまてしまう訳で。。。
・・・やはり、こんな技巧的な曲をやるのは無理があったかな
・・・こんな曲、手が震えたら弾きようがないわいな。どうしたって手は震えるもん。
・・・やっぱ、やめようかな、等々。

もう2年前と同じこと繰り返してますわ。。。(爆)


で、、、
2年前から、私にとって、緊張との付き合い方のバイブルになっている、とあるエッセイを読み直した次第。

~緊張はコントロールできない、、、
~緊張した状態で演奏してこそ上達する、、、
~その状態を作り出すのが発表会。発表会は完璧に曲を演奏する場ではなく上達する場、、、
~緊張して当然、あがって当然。それを抑える必要も怖がる必要もない。それで、誰かに迷惑が掛かる訳でもない。
 その状況に身を置くことの意味だけが重要。それはなぜか、、、
~緊張はあるものだということを認識して、指が多少震えていようが演奏すること、、、
~大事なのは、指が震えていても演奏できるテンポ、自分でもびっくりするほど、ゆっくり始めること、、、
~テンポがどうあれ、曲として流れて終わることができれば、その結果は自信となってかえってくる、、、

改めて、腹に落ちる言葉の数々。。。
「そうだった。思い出した!」・・・元気になる単純な俺。(笑)

ということで、これを毎日通勤・出張途中に読んで1週間。演奏の内容はどうあれ、本番当日はだいぶ落ち着きを取り戻した俺だったのでした。(爆)

因みに、いつもお世話になるそのエッセイは、横浜は青葉区にある野村ギター教室の先生が書く「譜面台の陰から」というエッセイなのです。私が通う教室ではないのですが、ネットで偶然出会いました。有難いことです。

(クリックで拡大)

そうそう、本番当日、これまでのメニューに加えて、ひとつ新しいことをしました。
それは、出番前、舞台袖の出演者控室では座らない、ということ。。この「座らずに立って待っていた」のが、結構効いてる!と、私的には感じています。(笑)

では、演奏音源はまたの機会に。。。

Toshi

CIERO ABIERTOの速弾きフレーズ

2017-01-29 20:05:47 | ギターな日々
寄り道しつつも、たまに思い出したように現実に戻って「Cielo Abierto(澄み切った空)」の練習やる訳です。(笑)
前回の記事で、半年もやってるのに未だモノにならん、とつい愚痴ってしまいましが、その中で「速弾きがイマイチ、いやイマサン・・・」といった部分が今回のテーマです。

(クリックで拡大)

この楽譜の、青字のカッコで括ってる4小節が問題のパート。

ここは、見ての通り5連符でのフレーズが続きます。1拍5連符なので、メトロノームを鳴らして、1クリック音を拍の頭になるように、5連符を弾く練習をしています。
それで、段々クリックのスピードを上げていく訳です。

まず、最初1小節目は、だいぶ慣れてきました。ここは、以前紹介した「Pumping Nylon」という本にある「スケールのコントロールとヴェロシティ」、特に左右の手のシンクロナイズに関するドリルが、私的にはマッチしていて、このドリルを毎日やっていたら、少しはサマになってきたようなので、続けていきます。

「Pumping Nylon」(クリックで拡大)

で、問題はその次の2小節目なんですわ。
ここは1小節目からの下降フレーズの流れのまま、p指から始めるアルペジオ的なフレーズなんですが、とにかく左手が変態な運指!!
運指は下記の通りで、順に1拍目から3拍目までを表しています。

②6f→②7f→②8f
④6f→④5f→④4f

写真だとこんな感じ。
(クリックで拡大)

これって、音が先か、運指が先か、みたいなフレーズですね。(笑)
(カウンター・ラインということでしょうか。アルペジオの中に組み込まれてますが・・・)
一見、簡単そうに見えるかも知れませんが、綺麗に鳴らすには、思い切り手の甲を前に突き出すイメージが必要なんです。(写真はまさに撮影用で、実際にはもっと左手の甲を前に出さないとダメです。)

ここが、1小節目からの繋がり然り、アルペジオフレーズ然り、なかなか難しく綺麗に鳴らない。指が隣の弦に触れちゃうんですよねぇ。
で、今、試しているのは、
■1拍目は④6fを押さえる2指は、若干チョーキング気味に押さえる。
■2拍目は、2音をコード的に一発で押さえるのではなく、まず2指、で②7fを弾弦する時に4指と、「弾く時」に押さえるように練習しています。3拍目も同じ。

ま、これはこれで、4指が狙った弦をちゃんと押弦できず、外しちゃうんですよねぇ。。。ナイロン弦の柔らかさと弦高の高さを恨めしく思ってる今日この頃です。

練習あるのみですが、どなたか良い方法がありましたら、アドバイスして戴けないでしょうか。。
宜しくお願い致します。

Toshi


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コードのお勉強

2017-01-22 21:23:48 | ギターな日々
葉山・一色からの夕日(クリックで拡大)

さて、4月の発表会に向け、「Cielo Abierto(澄み切った空)」の練習に励む毎日!・・・と、
言いたいところなのですが、倦怠期に入っています。(笑)
だって、この曲の練習を「始動!」と宣言したのが、この記事。。。
もう半年もやっとるやんか。未だモノにならん。速弾きがイマイチ、いやイマサンぐらいか。(涙)
いや、後半の盛り上げだったり、ボディヒットのあとの静かなアルペジオのセーハが辛かったり、それから。。。。。。
毎度のことですが、完成度8~9割に到達してからの詰めの難しさを思い切り体感してる次第。

で、正直あきちゃって(爆)
レッスンで気持ちが入らないのが、ま、とーぜん見抜かれます。

なので、先日のレッスンの際、師匠に正直に伝えたところ、「確かにもう半年ですもんね。何か要望は?」と師匠。
「ちょっと、ジャジーな、或いはボサノバにあるキレイなコードでしっとりとした曲を弾いてみたい。」と私。

それじゃ、ってことで。

(クリックで拡大)

早速、こんな本を貸して貰って、「スタンダードな曲をやりながら、少しコードを覚えていきましょう」と。
〇が付いてる曲をやることになりました。
 ・Garota De Ipanema こりゃ、イパネマの娘やね。
 ・Days Of Wine And Roses
 ・Fly Me To The Moon
 ・SummerTime

(クリックで拡大)

で、早速、Garota De Ipanemaから。で、響きを確認しつつ、コードの基礎も勉強していきます。
今更ながら、コード名にある11だの13だのというテンションの数字の数え方?まで解ったりして、なんて新鮮な!!(笑)
ずーっとソロギター修行だったので、こりゃこたえられん。正直に楽しい!笑いがとまらん。何でいままでやらんかった、ってな感じ。

ということで、暫く寄り道して、コードの勉強をやります!
とはいえ、発表会の日は確実にやってくるので、ソロギターの練習も続けます。

そうそう、これに加えて、アンドリューヨークの楽譜もお借りしました。五線の読譜練習用に、だって。(笑)
(クリックで拡大)

この楽譜は、ヨークのアルバム「Denouement」の内、「8 Discernments」セクションの8曲が入ってますね。
なぜに、このセクションだけなんでしょうね?
でも、学生の勉強用という話もあるようで、弾きやすい小曲集という体で、いい感じです。
まず、Sherry's Waltsあたりからやってみようかな。
なんか忙しいぜ。。。

Toshi

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2017年も宜しくお願いします

2017-01-01 17:34:15 | ギターな日々
あけましておめでとうございます。
皆さま、今年も拙ブログをどうぞ宜しくお願い致します。

今日は、葉山からの、まさに元日の富士山をお届けします。
葉山には富士見スポットがたくさんありますが、まず、ちょっと変わり種の富士山からお贈りします。

(クリックで拡大)

これは、134号線を走っていると、葉山の向原交差点の上に一瞬現れる富士山です。ここから、もう15mも前に進むと見えなくなるんです。不思議ですよね。

次は、葉山ならではの富士山。

(クリックで拡大)

こちらは、葉山一色海岸からの富士山です。葉山ならではの写真で、江ノ島の左側に富士山が観えるという、初めて観るとちょっと不思議な感じがするものです。
まあ、地図で位置関係がわかると、何てことはないのですがね。(笑)

さて、今年ですが、まずは発表会での「Cielo Abierto(澄み切った空)」の演奏が目標です。
その後は、もう少しQuique Sinesiの曲を演ってみたいのですが、楽譜が希少なのが悩みです。

また一年頑張ります。

【追伸】
今年、我が家には受験生がいるので、年が明けるとともに、町内の森山神社に初詣に行きました。
(クリックで拡大)
(クリックで拡大)
(クリックで拡大)
次はどこの学業の神様へ?(笑)
それは冗談としても、本人にはベストを尽くして欲しいと思います。頑張れ!

その道すがら、ふと真夜中の空を見上げると、満天の星空が広がっていました。。。北斗七星、カシオペヤ。。。
こんなにたくさん見えるんだったっけ?
こんな風に夜空を見上げたのは、、いつ以来だったか。。。。。

また、いつの間にか気忙しい日々に追われていたようです。
それはそれだし、これはこれです。せめて季節を感じるほどの、そして家族の心の機微を感じるほどの、気持ちの余裕を持って暮らしていきたいものです。
そんなことに気付くことのできた初詣でした。

Toshi


【関連記事】
富士登山記 2013-08-16

2016年、今年も有難うございまいした!

2016-12-31 15:11:08 | ギターな日々
色々なことがあった今年もいよいよ大詰め。。。
それにしても、天気に恵まれ、暖かな大晦日になりました。穏やかな年越しとなりそうです。
今夜は、紅白の後に、「今夜もなまでさだまさし」があるようなので、ずーっとNHKやね(笑)

葉山・葉山大道交差点付近からの青空(クリックで拡大)

さて、今年一年。まず、仕事面を振り返ってみると、熊本地震や厳しいコンペ等々、これまでの社会人生活の中でも、トップ3に入るであろう試練の一年でした。
昨年せっかく始めたゴルフも、ほぼ一年手を付けられない状況に陥りました。まだまだ後始末に追われる毎日ですが、ようやく11月頃からゴルフも復活した次第。また来年、楽しんでいきたいですね。

そんな状況の中でも、暇を見つけてはせっせと練習したのはやはりギターです。
振り返ってみると、今年は「ムーンタン」に挑戦したのでした。身の程知らずとはいえ、発表会では、ミスりながらもどうにか最後まで演奏できたことは、私にとって大きな成果となりました。
それに、今年は3本の演奏動画をアップできました。「ムーンタン」「桜・咲くころ」「Da Slockit Light」の3本。たったそれだけ?と言うなかれ、私としては上出来な方でしょう。(笑)
それに、今年はその「Da Slockit Light」を切欠にアイリッシュ音楽を、、それから来年に向けて練習を始めた「Cielo Abierto(澄み切った空)」を切欠にアルゼンチン・フォルクローレを知り、触れる機会に恵まれ、鑑賞・演奏ともに少しですが世界が広がり、また楽しみが増えたんですよね。レパートリーも増えれば言うことないのですがねぇ(笑)

振り返ってみると、今年は心機一転、Blogのトップページデザインを一新したのでした。頑張りました!
その後暫くは調子よく記事をアップしていましたが、やはりと言うか、段々と更新頻度が落ちちゃいましたね。(爆)
また来年も、下手の横好きギター道楽頑張ってネタを仕込みます!

振り返ってみると、今年は、LIVEにはあまり行けませんでしたねぇ。それでも、最期の来日になるかも知れないエリック・クラプトンのコンサートを観ることができました。御年70歳、パワフルかつ円熟の演奏に感激しました。
加えて、マーティンクラブジャパン主催のアコースティックコンサート「きらめきの街へ」で久々に恵比寿へ、あっ!そうそう、11月には師匠の教会ライヴにも出掛けたっけ。来年はもう少し観に行きたいですねぇ。

振り返ってみると、今年はリスペクトする松原正樹氏村田和人氏はじめ、随分多くのミュージシャンが他界しました。大きなショックを受けた訳ですが、改めて、人は限りある命を燃やしていること、そして、時代は移り変わっていくことを実感した次第ですが、振り返ってみれば今年は私も50歳の大台に載りました。
私ももう、これまでに過ごした時間よりも確実に未来の時間の方が少ないでしょう。やりたいことはたくさんあるけれども、でも、決して急がず焦らず、むしろゆっくりと楽しみながら経験していきたい、と思います。
(余談ですが、今年は、村田和人氏の「一本の音楽」を随分カラオケで歌いました!)

以上、なんだかんだ言って、結構充実した一年だったかも知れません。また来年もギターとともに、、、

さて、皆様、今年も拙ブログをご覧戴き、また温かいコメントを頂戴し、誠に有難うございました。とても励みになりました。
来年が、皆様にとって、健康で順調な1年となりますよう、祈念致しますとともに、来年も引続きお付き合い賜りたく、何卒宜しくお願い申し上げます。

Toshi

指関節の痛み

2016-10-01 10:48:09 | ギターな日々
葉山・中華料理「海狼」から観た森戸海岸(クリックで拡大)

実は、1週間ほど前の出来事なのですが。。。

――――――――――――――――――――――――――――
朝、目覚めるとなぜか、右手・薬指の第一関節が痛い。
常に痛い訳ではなく、内側に曲げて、戻そうとすると痛みが走る。。。結構痛い。キーンとする痛みだ。

何かしたかな?どこかにぶつけたっけ?
・・・・・ん~、思い当たらない。。。

また、指を動かしてみる。。「っ痛!」、やはり痛い。
何だこれ。。


ん?まさかっ、ひょっとして・・

前の晩、三浦のとあるホテルのバイキングで、海鮮丼を食べた。イクラたっぷり。
ビールもたっぷり。(笑)

ということは、まさか痛風かっ!? ついに来たのか!?
私、尿酸値はボーダーを若干超えて、7~8mg辺りを彷徨ってる感じ。医者は薬を奨めるが、拒否して〇〇年。(爆)
昨日の食事でついにトリガーを引いたか。

ヤバい。さっそく検索してみると、

・・痛風は足の親指が7割。(ほっ)
・・時にひじ、手首、指の関節で発症することもあり得る。(うっ)
・・よく動かす部位が掛かりやすい(えーっ!)

この最後のよく動かす部位って、ヤバいじゃないですか?ギター親父としては、確かによく使ってる方だ。
え~、でもよく使うっていったら、人差し指の方が頻度は高いぜ。いや、そんなん大して変わらんか。。。

え~、うそ~、ついに来ちゃったの?? え~?

普段食わないもん食ったしなあ、最近はビールも控えて焼酎にしてたのに(笑)。。
でも待てよ、痛風って風が吹くだけでも痛いと言われるが、そこまでじゃない。きっと違うよ、これ。(笑)

という訳で、気を取り直し、ギターを弾いてみると、取り敢えず弾ける。(ほっ)
生活上も困ることはなさそうなので、様子を見ることにした。。。
――――――――――――――――――――――――――――

で、1週間経過したら、痛みは消えました!
ギター弾けなくなったら困るし、少しは摂生しないとなあ。。。

でも、これは何だったんだろう。どなたか教えて戴けないでしょうか。。。

◇◇◇◇◇

ところで、季節が変わりましたね。今日は肌寒いくらい。これから乾燥する季節になります。
爪が割れやすい私は、指廻りにロクシタンのシアバターを使ってます。就寝前に塗布すると翌朝しっとり。
また、私は足が乾燥して、貨幣状湿疹を発症したこともあるので、乾燥しはじめたらこれを使ってます。
100%天然成分で安心です。

(クリックで拡大)

なぜ、これを使ってるかと言えば、フラメンコギターの沖仁氏が使っていたから。。相変わらずミーハーな私です。(笑)
でも、これいいですよ。お奨めです。

Toshi
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テーマ部の軽快感 ~Moontanへの道~

2016-05-14 22:47:09 | ギターな日々
葉山・荒れる一色海岸(クリックで拡大)

さて、Moontanへの道、前回の「エンディングのラスゲアード」に続き、今回は、この曲の顔、テーマ部分について書いてみようと思います。
では、いつもの通り、改めて「演奏上のポイント」の振り返りです。。。

①全体感~3拍子で進むテーマの軽快感と、全体のテンポ、動と静の表現
静 ~ 幻想的なアルペジオ(曲中、エンディング)
動 ~ ライトハンド奏法
動 ~ 速弾き
静→動、動→静への切り替え、表現
動 ~ エンディングのラスゲアード

で、今回で最後になりますが、今日は①。テーマ部の軽快感ですが、3点あります。

(クリックで拡大)

■1点目は、「ノリ」です。
この曲、出だしから軽快に進むテーマ部がとても印象的。この3拍子&Allegroが醸し出すエキゾチックで空間的な雰囲気が、私は大好きです。

この軽快なノリ、グルーヴ感をソロギターで出していくにはどうすれば・・・
これはやはり、以前、サンバーストへの道でも勉強した、1拍目の意識でしょうね。この辺の記事で書いてます。
1拍目の意識。
タン・タン・タン、タン・タン・タン、タン・タン・タン、、、

最初は、師匠のアドバイス通り、1拍目で意識的に身体を落とし、小節のサイクルを感じていけるよう練習しようと思います。


■2点目は、「スピード」です。
Allegroの指示ですが、木村大氏の演奏は速いですわぁ。。。流石にこのスピードで弾くのは困難でしょう。
もちろん、スピードアップしていく練習はしますが、本番対策としては、特に緊張しいの私は、手が震えたら演奏が破綻してしまうので、やはり、自分が確実に弾けるスピードでいきたいと思います。
これも、サンバーストの時にこの辺で体験しています。


■3点目は、「出だし」です。
実は、緊張しいの私的には、これが一番難しいのではないか、と思っています。
上記2点で書いた「軽快なノリのテーマ」が、出だしから、いきなりスタートする訳です。これは難しい!
出だしの音をどう出せるか、で決まってしまいそうな不安感を感じてしまいます。
多少スローに始まるイントロが欲しい、と正直思うところですが、こればかりは仕方ありません。
ここは何度も練習して、本番では自分が確実に弾けるスピードで演奏するしかありません。


さて、ここま6回に渡って書いてきましたが、どうなることやら「Moontanへの道」。
本当は、こんなもんじゃないですよねぇ。リズム、技術、抑揚・表現、、、ギターは難しい。
でも、楽しいっすよねぇ!木村大氏ばりには弾けないけれども、・・のように弾いてる自分に酔う、みたいな。(爆)
ミーハーな私です。。。

はぁ。。(笑)
Moontanは一日にして成らず。。。だな。

Toshi

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