Novo começo. Com esperança e música.  ~おやじの再出発ブログ~

旧・ギターとともに.おやじの再出発ブログ
大病から復帰した親父が始めたギター。家族とギターとともに歩むマイペースな人生

【備忘】メジャー・トライアド・コードについて ~コードの勉強~

2017-04-30 23:45:59 | コードの勉強
以前の記事で、コードの勉強をしたことを書きました。
歳のせいなのか、せっかく師匠に教えて貰ったことを、右から左に忘れていきそうなので、このBlogに書き留めておくことにしました。

そもそもは、「ジャジーな、或いはボサノバのようなキレイなコードでしっとりとした曲を弾きたい。」というのが希望だったので、テンションの考え方を勉強するのが目的だったのですが、まずは、基本から。。。(師匠からの基本的な質問に、あまりにもこたえられなかったので。爆)
今回は三和音で、メジャー・トライアドの構成音と、押さえ方。

■メジャー・トライアドの構成音
 ・ルート、長3度、完全5度
 コードの各構成音(それぞれの指の構成音)を覚えておくと、いずれアドリブ演奏や自分流のコードフォーム検討に役立つ。

■押さえ方
 どのメジャー・トライアド・コードも、12フレットまでの間で、基本的に次の5種類のフォームで押さえることができる。
 ・Aフォーム(5弦ルート)
 ・Gフォーム(3弦ルート/6弦ルート)
 ・Eフォーム(6弦ルート)
 ・Dフォーム(4弦ルート)
 ・Cフォーム(5弦ルート)

 つまり、6弦/5弦/4弦/3弦、各弦上のメジャースケールを覚えておくことで、例えば、メロディに対して最適なポジションでのコードフォームを選択することができる。 

 逆に言うと、同じコードフォームを平行移動することで、別のコードになる。
 ・・・この辺が、ギターの面白いところですよね。

■各コードの押さえ方
【C】



【D】



【E】



【F】



【G】



【A】



【B】




12フレットを境に、また元のフォームに戻る訳ですね。
ギターってのは、面白い楽器だね。

続く。。。

Toshi

緊張について ~発表会2017~

2017-04-16 09:38:56 | ギターな日々
逗子・逗子文化プラザ

先日、4/8に発表会がありました。
今回の発表会では、キケ・シネーシの「Cielo Abierto(澄み切った空)」を演奏。
演奏の模様は、別途、公式録音が配布されてから、またアップしようと思います。
今日は、緊張の話を書いておこうと。。。

2015年2016年の発表会では、それなりに対策を打ち、演奏もそれなりに破綻せず最期まで到達し、自分なりに納得感もあったので、少しは自信に繋がってるのでは?と感じていたのですが、やはり緊張はします。当たり前だけど。。。

発表会の1週間前に、本番と同じ会場でリハーサルがあったんです。
だいぶ余裕を持って会場に入り、練習室で一曲通して流し、ストレッチをしてから、会場に入りました。
会場にはギター科の生徒の面々、師匠、院長とスタッフがいて、まさにリハの真っ最中。。。
時刻的には自分の前にあと3名はいると思って会場に入ったのですが、いきなり、次はToshiさん、と師匠にコールされました。

「えーっ!」と私。
「はい、だいぶ早くリハが進んでますので」と、笑顔の師匠。

これがいけなかったのかは解りませんが、「え~っ、マジかよ~、うそだろ~、ほんとぉ?」ってな気持ちのまま、ステージに上がり、足台を置き、滑り止めを置き、椅子を合わせ、チューニングを合わせ、とやってる最中から、なんかうわの空に。。。
深呼吸も忘れて、自分のテンポで始めることも忘れ、演奏を始めてしまったが最後・・・
指は震え、震える指がミストーンを出し、それで更に緊張が強まり、指の震えが止まらない、の悪循環に陥ってしまった訳です。
ついに、落ち着きを取り戻せないまま、リハ演奏を終えました。

師匠からは「手が震えても、それだけ弾ければOK!」となぐさめの言葉がありましたが、それなりに自信があったせいもあって、落ち込みましたね~。
一旦、落ち込むと余計なことを考え始めまてしまう訳で。。。
・・・やはり、こんな技巧的な曲をやるのは無理があったかな
・・・こんな曲、手が震えたら弾きようがないわいな。どうしたって手は震えるもん。
・・・やっぱ、やめようかな、等々。

もう2年前と同じこと繰り返してますわ。。。(爆)


で、、、
2年前から、私にとって、緊張との付き合い方のバイブルになっている、とあるエッセイを読み直した次第。

~緊張はコントロールできない、、、
~緊張した状態で演奏してこそ上達する、、、
~その状態を作り出すのが発表会。発表会は完璧に曲を演奏する場ではなく上達する場、、、
~緊張して当然、あがって当然。それを抑える必要も怖がる必要もない。それで、誰かに迷惑が掛かる訳でもない。
 その状況に身を置くことの意味だけが重要。それはなぜか、、、
~緊張はあるものだということを認識して、指が多少震えていようが演奏すること、、、
~大事なのは、指が震えていても演奏できるテンポ、自分でもびっくりするほど、ゆっくり始めること、、、
~テンポがどうあれ、曲として流れて終わることができれば、その結果は自信となってかえってくる、、、

改めて、腹に落ちる言葉の数々。。。
「そうだった。思い出した!」・・・元気になる単純な俺。(笑)

ということで、これを毎日通勤・出張途中に読んで1週間。演奏の内容はどうあれ、本番当日はだいぶ落ち着きを取り戻した俺だったのでした。(爆)

因みに、いつもお世話になるそのエッセイは、横浜は青葉区にある野村ギター教室の先生が書く「譜面台の陰から」というエッセイなのです。私が通う教室ではないのですが、ネットで偶然出会いました。有難いことです。

(クリックで拡大)

そうそう、本番当日、これまでのメニューに加えて、ひとつ新しいことをしました。
それは、出番前、舞台袖の出演者控室では座らない、ということ。。この「座らずに立って待っていた」のが、結構効いてる!と、私的には感じています。(笑)

では、演奏音源はまたの機会に。。。

Toshi