葉山・真名瀬漁港からの夕景。遠く富士山を望む。
このところ暑い日が続いていますが、皆さま体調など崩されませぬ様。。。
さて、先般の記事で紹介したカリニョーゾの練習を始めているのですが、これがまた。。。
始めた途端、いきなりそびえ立つ高い壁に阻まれ、呆然としています。(笑)
その高い壁、何かと言うと、思い切りストレッチする左手なんですよね~。
■まずこれ。6小節目。
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ここ、2fハーフセーハで、こんな運指。()内は左手の指番号。
2 2(1)
2 2(1)
3 → 4(2)
4 4(3)
5 5(4)
0 0(0)
2指の移動が苦しいですが、これはまだ序の口。もちろん綺麗に鳴らすには練習が要るけど。。。
■次はこれ。8小節目。
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5(4)
0(0)
2(1)
0(0)
4(3)
4(2)
これ、1弦4指を安定させて押弦するには、私の場合、親指の位置をうんと左に寄せないと苦しい。こんなのアリなのかな。。。
それに、アルペジオで4弦解放を弾くときにどうしても5弦3指が邪魔して鳴らない。
仕方なく、5弦3指を離してる。
■で、これがトドメです。9小節目でもうトドメかよ!(爆)
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6弦4fと1弦9fの中4Fのストレッチ自体はよくあるパターンなんでいいとして、問題は・・・
これを4fはセーハで、1弦9fと4弦7fを押弦したまま、5弦2指を移動していく運指。。。
9 9 9 9(4)
4 4 4 4(1)
4 4 4 4(1)
7 7 7 → 8(3)
4 → 5 → 6 → 7(2)
4 4 4 4(1)
これ、まず押さえられません。練習していて左手の疲労が半端なく、壊れてしまいそうです。
これには流石の師匠も、「1弦は一旦離しましょうか」と。。。
ここ、Youtubeを見ると、ディアンスは平然と1弦も押弦したままで弾いています。まあ当たり前か。。(笑)
これ、手が大きいが故もあるのでしょうが、それにしてもスゴイ。(35秒辺りから)
Roland Dyens: Carinhoso - Pixinguinha
これを綺麗に弾くのは至難の技ではないだろうか。またまた無謀な選曲をしてしまったか。
果たして俺にできるのだろうか。。。まあでもこれ、実は練習楽しいっす。今回は時間掛けてやってくつもりなので、カリニョーゾへの道、楽しんでやっていきますわ。
それにしても、手の大きさだけは如何ともしがたい。
道具のせいにしても仕方ないが、私のクラギ1号は、ネックが蒲鉾型でブ厚いのよね~。74年製なのですが、当時のクラギはネックが太い傾向らしい。
手が小さいんだから、せめてネックは薄く、弦高も低くしたいですわ。
となると、、、フラメンコか。。
Toshi