Novo começo. Com esperança e música.  ~おやじの再出発ブログ~

旧・ギターとともに.おやじの再出発ブログ
大病から復帰した親父が始めたギター。家族とギターとともに歩むマイペースな人生

Rebirth Tour 2010 ~きらめきの街へ~ in Tokyo

2010-11-10 23:19:27 | Live Report
 恵比寿ガーデンプレイス


今年も行って参りました!!
マーティンクラブジャパン主催の「Rebirth Tour 2010」の東京公演。
11月3日(水)、会場は恵比寿ガーデンルーム。
(すみません、ちょっと前の話です。。。汗)

写真は会場のある恵比寿ガーデンプレイスです。お洒落な場所ですね~。

今年は、この季節までDMもなく、「今年は無いのかな~」なんて思っていたら、
案内が来ましたよ。しかもその日は仕事の予定なし!今年はあまりLiveを観れ
てなかったので、嬉しいのなんのって! しかも3列目をGET! 超ラッキー!

ライヴは、例によって、ホスト役の斉藤誠が、各コーナーでゲストを迎え、ゲスト
が演奏し、コーナー最後にゲストと斎藤誠がセッションするという流れ。。。

この日のゲストは、
押尾コータロー
近藤房之助
小倉博和
小倉久寛(SETの小倉さんですよ! 今回のサプライズゲストです。)

面白そうなラインアップでしょ? 面白かったですよ~。(笑)
だって、押尾コータローは、今をときめくアコギヒーロー。近藤房之助はブルース、
音楽プロデューサーでもある小倉博和は、エフェクトを駆使してのアコギ弾きまく
り。小倉久寛は「吉田拓郎」。。。
斉藤誠も言ってましたが、両極にあるような音楽をアコギがつなぐステージ、って
な感じでとても楽しいものでした。

マーティンのイベントですから、やはりギターが主役。この日ばかりは、押尾コータ
ローも、いつものグレーヴェンではなく、D-28GE、D-28('64)を使ってましたよ。
小倉博和は、借り物のバックパッカーから始まって、最新のGPCPA1、自分のD-45
('69)やD-41などを、曲毎に変えて解説付きで演奏。。本人自身が「楽しくて仕方が
ない」という雰囲気。。。小倉久寛は「吉田拓郎」に憧れて購入したというD-35。。。


というわけで、こんな感じで書いてると、ダラダラ長くなるので、SET LISTやLIVEの
様子は、少しずつアップすることにします。申し訳なく。

Toshi

Kazz LIVE ~「雑木囃子LIVE」の後日譚~

2010-05-23 09:30:58 | Live Report



先日の「雑木囃子LIVE」でお伝えしたギタリストのKazzですが、その後、色々
わかってきました。アコースティックマガジンVol.44にも、書き下ろし曲とともに
登場されてます。

 ・「雑木囃子LIVE」でもお伝えした、佐藤傳次郎氏の映像作品「MANA」で
  すが、私はKazzとの映像コラボ、、なんて簡単にレポートしちゃいました
  が、どうもサウンドトラックを生で演奏する試みというのは例が無いらしい。
 ・この「MANA」、主演/ナレーションしているのは、ジェリー・ロペスという、
  ハワイ在住のレジェンド・サーファーとのことで、偉大な方らしい。
 ・この「MANA」、世界各国で絶賛されている、とのこと。

知らない、とは恐ろしいことだ。。。私は、小さな町の小さな神社会館の桟敷
席で(笑)、その映像と演奏に触れたことになる。。。

ついでに、、、
 ・なんとも世間はせまい。Kazz氏、実は結構近いところにいたりして。。。
  子ども繋がりで、カミさん同士は知り合いだったりして。。。(笑)
  お陰で、CD「Guitalele TRIP」を本人から直接購入。おまけにサインまで
  して貰ったりして。(爆)


ところで、昨晩は、そのKazzのLIVEへ行ってきました。場所は葉山の海岸
通り、森戸海岸そばの「RAINBOW CAFE」。オーガニックフードやオリジナル
ビールで人気のカフェ。奥の部屋を除けばキャパは20名強というところでし
ょうか。。。LIVEは、Kazzさんともども、香りのいいエールビールをいただき
ながら、なんともアットホームな雰囲気で始まりました。

ギター&ギタレレによるインストルメンタル。。。その独特のチューニング
(ハワイのスラックキーギタリストも見た事が無いチューニングだそうな)から
繰り出されるKazzの曲は、自然の風景が目に浮かんできます。スケールが
大きい。。。



Kazzは、パーカッションもやります。ジャンベというアフリカの太鼓を叩くし、
同じくカリンバという楽器を演奏します。ジャンベは叩かせて貰ったのですが、
何ともいい音です。。。
(写真の太鼓がジャンベで、その上に置いてあるのがカリンバ)

面白いのは、ルーパーを使って、ギター&ジャンベ&カリンバをひとりで演奏
する、ひとりジャムセッション! 実に楽しい!

こんなにリラックスした、気分の良いLIVEは久しぶり。。。

[SET LIST]
1.凪 Glassy ・・・・・ (K.ヤイリ YD-62)
2.夢ごこち ・・・・・ (K.ヤイリ YD-62)
3.粉雪 ・・・・・ (Guitalele)
4.Guitalele TRIP ・・・・・ (Guitalele)
5.タイトル不明 ・・・・・ (ひとりジャム)
6.タイトル不明 ・・・・・ (ひとりジャム)
7.まごころ ・・・・・ (ひとりジャム)

LIVE終了後、CDにサインを頂戴した御礼をして、店をあとに。。。
余韻に浸りながらの夜道は実に心地のいいものでした。

しかし、、、こんな展開もあるのですね。
サイレント&トラベルギターの物色 → ギタレレ → Kazz → 近所のLIVEへ
→ カミさん同士は顔見知り → サイン入りCD → ・・・

面白いものです。

Toshi



雑木囃子LIVE in HAYAMA

2010-04-25 08:12:47 | Live Report


葉山町では、4/24から5/16までのおよそ3週間、葉山芸術祭が開催され
ています。期間中、町の至るところでアートの展示やイベントがあります。

さて、昨日はそのオープニングイベントとして、湘南を拠点に活動しているミュー
ジシャン、海に纏わるアーティストによるLIVEがありました。会場は葉山町内の
森山神社。。。ここの神社会館がステージ(笑)、上の写真は、会館前の桟敷席
で、ここが客席になります。なかなかいい雰囲気でしょう(笑)。
このLIVEの出演者の中に、最近、ギタレレによるインスト・アルバムを発表して
いるKAZZの名前があったので、これは必見!と見に行きました。

実は、先日の記事の中で、サイレント&トラベルギターを検討した際、og3さん
からギタレレを教えて戴きました。その後、ギタレレについて調べていたところ、
KAZZさんのことを知りました。丁度、CDを買おうかな~、と考えていたところ
なので、実にいいタイミングでした。

短い時間でしたが、演奏はとてもよかったです。ギタレレは実に親しみやすい
音色です。これでまた物欲が。。。(爆)

KAZZさんは、他のミュージシャンのステージにもセッションで参加して、ギター
やパーカッションまで演奏する多才ぶり。特に、サーフィンカメラマン
佐藤傳次郎さんとの映像コラボ、ライブフィルム「MANA」では、それは美しい
ギター演奏を披露、もう感激しました。(寒かったけど。。笑)
今後も注目していきたいアーティストです。

Toshi

[4/24 雑木囃子LIVE 出演者]
KAZZ
Peace-K
Comugi
The NO PROBLEM's
KEISON
しびれKING
KAZZ+佐藤傳次郎 LIVE FILM 「MANA」

Rebirth Tour 2009 in YOKOHAMA

2009-11-08 12:19:08 | Live Report

昨日(11/7)ですが、またまた行ってしまいました! マーティンクラブジャパン
主催の「Rebirth Tour 2009」。今回は、in YOKOHAMA。。。
会場は、横浜BLITZ。
各出演者とも、マーティンギターを使用してのアンプラグドライヴ。基本的に、ギタ
ーの音は、外部マイク(*1)で拾うスタイル。明らかにピエゾ&LINEのエレアコとは
違うナチュラルなサウンドです! 私のような素人でも判ります。

(*1)オーディオテクニカAT4050、というマイクだそうで。。。私は全く知識なし(笑)。

同クラブ発足20周年記念の今年は、東京、大阪、福井、そして横浜、の計4箇所で
 の開催。 因みに、今年4月の東京でのライヴの模様は、こちらをご覧ください。

実は、この日、そもそもは仕事の予定が入っていたので、諦めていたのですが、
偶然にも予定が空いたので、急遽チケットを購入した次第。

ライヴは、例によって、ホスト役の斉藤誠氏が、各コーナーでゲストを迎え、ゲスト
が演奏し、コーナー最後にゲストと氏がセッションするという流れ。。。

この日のゲストは・・・

ハンバートハンバート
藤原ヒロシ
関口和之 & 分山貴美子
デパペペ

すみません。名前は知っていたとしても、曲は全然知らない。。。そんな状態で臨
んだライヴだったのですが。。。簡単にレポします。

ハンバートハンバートは、男女デュオ。スピッツ的(すみません、あくまで 的 です)
なポップソングを、ギター・マンドリン主体のサウンドと二人の独特のキャラクター
が作り出す、どこか郷愁漂うサウンドに乗せて演奏していました。 何というか、
単なるほのぼの癒し系ではなく、いいポップソングなのです。
ギターのチューニングが安定しなかったようで、一曲毎にチューニングしていたの
ですが、その間を埋めるための佐野遊穂氏のトークも、どこか天然でマル。。。 
私は初めてでしたが、もっと聴いてみたいと思いました。気になる存在です。
因みに、斉藤誠とのセッションでは、ノルウエーの森を演奏。ここでは、ギターの
佐藤良成氏がバイオリンを演奏。多才です。

藤原ヒロシ氏は、音楽プロデューサーなんですね。なんとエリッククラプトンのDVD
映像のプロデュースまでやっているそうですね。スゴイ。この日、持参したギターと
いうのが、なんと、そのエリッククラプトンとともに、マーティンにオーダーしたという、
二人の名がインレイされてるシグネチャーモデルだそうで。。。
この日は、全曲、斉藤誠とのセッションという形で演奏。
演奏曲がスゴイ、というかゴキゲン。
 ・プカプカ(西岡恭蔵)
 ・ジェラスガイ(ジョンレノン)
 ・ビリージーン(マイケルジャクソン)
 ・カサブランカダンディ(沢田研二)
これ、アコギで二人での演奏ですから。。。

関口和之氏は、言わずと知れたサザンオールスターズのベーシスト。この日は、
ウクレレでの参加。一緒に登場した、分山貴美子氏は、なんと口笛奏者。しかし、
この口笛、綺麗ですよぉ。ウクレレの伴奏で、ビートルズのヒア・ゼア・アンド・エブリ
ホエアを口笛で吹いてましたが、高音も綺麗に再現していました。

デパペペは、すみません、私は初めてでした。。。私の隣の座席の女性客は、この
デパペペのファンだったらしく、二人の登場と同時に急にテンションアップ。 手拍子
も拍手もアクションが大きくなりました。いや、人気あるのですねえ。
アコギのインストデュオなんですが。。。聴いてみれば、とても判りやすい曲ばかり。
人気の高いのも頷けました。
斉藤誠とのセッションでは、レイディマドンナを演奏。

斉藤誠自身のコーナーを挟み、最後は、恒例の全員でのセッション。この時、最初、
一人で出てきた斉藤誠が抱えてきたギターは、マーティンD-45S KKという、知る
人ぞ知る、加藤和彦氏のモデル。昨年のリバースツアー最後のステージは、氏が
ゲストだったということで、当時の思い出を語っていました。。。
そして、全員でのセッションは、「あの素晴らしい愛をもう一度」でした。

ということで、とりあえず速報です。また、今後、読み返したり、思い出したり、後から
知ったことなどがあれば、加筆していきます。そうだ、4月の分も加筆しよ。。。

4月に比べると、私は知らない人や曲が多かったせいもあって、(私の)テンションが
低かったかもしれませんが、やはり斉藤誠の際立つ歌とギターが聴け、そして新しい
発見もあり、何よりアンプラグドなサウンドを楽しめた夜でした。



性懲りもなく、またまたアンケートに答えて、4月と同じ、サウンドホールくり貫きの、
コースターをゲットしました(爆)。

 Toshi

TOMMY EMMANUEL Japan Tour 2009

2009-10-17 23:28:24 | Live Report
10/16(金)に、トミー・エマニュエル JAPAN TOURの東京公演に行ってきました!
場所は、メルパルクホール。



実は、私はトミー・エマニュエルのことをそんなに知っていた訳ではなく、YOUTUBE
にアップされているアコギの超絶速弾きプレイの映像を観て、気になっていたところ
に、たまたまツアーの広告を見つけ、早速チケットを手に入れた、というわけです。

上の写真にあるパンフレットには、TOMMY EMMANUEL C.G.Pと書かれています。
このC.G.Pって何だか知ってますか? なんと、Certified Guitar Playerの略で、かの
チェットアトキンス本人から授かった称号なんだそう。一体どんな演奏が聴けるのか、
弥が上にも気持ちは高ぶります。

このコンサートに来るのは、やはりギター好きな面々でしょうから、ちょっと客層に
興味があったのですが、意外に老若男女各々ばらけている感じでした。若い女性客
も多く、アコギのファン層・愛好家が増えていることを実感です。ゲストも影響していた
かも知れません。この東京公演には、ウクレレのジェイク・シマブクロ、玄人好みの
ハープギター奏者、ステファン・ベネットも登場、という豪華な内容でしたので。。。


で、コンサートですが。。。

絶句!
もう。。。絶句です!

モノ凄いビート感。サムピックを使ったギャロッピング奏法のド迫力、サムピックを
外して生指フィンガーピッキングによる優しい音色、テクニカルハーモニクスの速さ
と美しさ、そして、フラットピックでのブギ、超絶速弾き。。。
そのモノ凄くてゴキゲンなサウンドは、当り前ですが、口では表現できません(爆)。
これがギター一本による演奏か!?、って、既に使い古された言葉。上には上が
いるもんです。

彼のギターは、どれもトップがボロボロ。特にブリッジからエンドピン側が、広範囲に
渡って塗装が剥がれているのですが、その理由がわかりました。
彼はヴォーカルもとるのですが、歌っている時、左手は指板上でコードをタッピング
で鳴らし、右手はといえば、ブリッジの外側をこすり、シャカシャカとパーカッシブな
音を出しているのです! 。。そりゃあ、ギターが削れるわけです(笑)。
こりゃあ凄いって思っていたら、そんなのはまだ序の口。。。
今度は、ギター全面を叩き出した!目を瞑ったら、完全にパーカッショニストのソロ
だと勘違いします! 最近、ギターを叩いてパーカッシブな音を出す人多いのですが、
これは。。。。。もう次元が違います。
更に、ナットと糸巻きの間の弦を、これでもかとストロークし、挙句の果てには、
ドラムのワイヤーブラシまで飛び出し、ギターのボディやら弦やらヴォーカルマイク
までを叩いてゴキゲンなパーカッションソロ(爆)を奏でます。圧巻!

完全にエンターテインメント。ギター一本でここまで観客を沸かせる人間が他にいる
だろうか。もう、神の領域。。。

押尾コータローも、エリック・モングレインも確かに凄い。そして、彼らに影響を与えた
であろうマイケル・ヘッジズの演奏も、やはり神の領域と思います。 しかしながら、
トミー・エマニュエルの彼と違うところは、カントリーやブルース、ジャズといった音楽を
ベースにしたポピュラーな歌心なのではないか、と私見ながら感じました。 つまり、
判りやすい、ということ。

そうそう、ビートルズのナンバーを結構織り交ぜて演奏してましたよ。
ミッシェル、イエスタデイ、ヒア・ゼア・アンド・エブリホエア、デイトリッパー。。。
まだ、あったかも。

陽気な人柄、心底楽しそうに演奏している彼の姿を見ていたら、最近、ちょっと課題
曲の選曲や演奏姿勢のことで悩んでいたことが、アホらしくなりました。吹っ切れた
というか。。。

そんな気付きもあった、最高にハッピーは夜でした。



そうそう、この日はオープニングアクトがありました。
西山隆行という、日本の若いギタリスト。トミー・エマニュエルがきっかけでエレキ
からアコギに転向したとのことですから、まさに最高の舞台だったのでしょう。
本当に嬉しそうに、さわやかな演奏を披露してました。

それからゲスト。
本編の演奏は、ステファン・ベネットからスタートしました。リゾネーターギターを
使ったスライドギターの演奏から始まり、ハープギターへ持ち替え、数曲を演奏。
初めて聞きましたが、ハープギターの柔らかい音色は気に入りました。

もう一人。ジェイク・シマブクロのウクレレの演奏も超ゴキゲン。この人の演奏も
超絶です。トミーエマニュエルとの息の合ったセッションも、実に楽しいものでした。


もう、完全に心を奪われました。今日からトミーの大ファンです!(軽!)

Toshi

押尾コータロー in ヨコスカジャズドリームス2009

2009-08-03 00:41:30 | Live Report
今日は、ヨコスカジャズドリームス2009に行ってきました!
ヨコスカジャズドリームスは、今年で23回目の公演だそうで、更に会場の
よこすか芸術劇場も開館15周年で、その記念公演も兼ねているとのこと。
出演者は次の通りです。
【1日目】
・coba
・秋吉敏子カルテット
・日野皓正クインテット
・前田憲男BIGBAND2009 [ゲスト:阿川泰子]

【2日目】
・押尾コータロー
・寺井尚子カルテット
・渡辺貞夫グループ2009

私が行ったのは2日目。そうです、押尾コータローが出演するから!
といっても、実は、その事実を知らなかったのですが(笑)。。。開演2日前
になってそれを知り、慌てて予約を入れた次第。。。

で、簡単にレポートします。

会場である、よこすか芸術劇場の大ホールは、それこそクラシックのコン
サートや、オペラでも観劇するような会場なのでしょう。なんと、5階席まで
あり、上方に向かってタテ長で、かつ客席は、コの字形にステージを取り
囲む形です。とても美しいホールですね。私は5階席(笑)、ステージ正面。
まあ、2日前に予約したのだから仕方ないですね。取れただけ幸運。。。

押尾コータローはトップバッターで登場。演奏した曲目は下記。
[1] 翼 You are the HERO
[2] ブラックモンスター(*3)
[3] Time After Time
[4] Believe (*2)
[5] Landscape (*2)
[6] (*1)
[7] Big Blue Ocean
[8] Rushin'
(*1) すみません、Toshiの知らない曲でした。
(*2) 8/5発売予定の新譜「Eternal Chain」からのNumber。

私は、押尾コータローの生演奏を聴くのは初めてでしたが、相変わらずの
パーカッシブな演奏による、そのグルーヴ感、ビート感は見事としか言いよう
がないですね。今更ながら、アコギ一本での演奏とはとても思えない迫力の
サウンドです。

変則チューニングのためでしょうか、1曲毎に暗転してギターを変えながら
の演奏。気持ちよさそうに身体をスイングしながら演奏する押尾コータロー
の姿と、一本のギターから繰り出されるグルーヴに、身体は自然に動かさ
れてしまう感じ。。。
ステージ運営も上手ですね。老若男女の客層でしたが、[7]では客席にウエ
ーブを要求、うねりを作ってました(笑)。

8/5に発売される新譜「Eternal Chain」からのNumberも披露され、ラッキー
でした!

更にもうひとつ。このステージならではのものが。。。

そう共演者とのセッションです。
2番手、寺井尚子のステージが終了したあと、寺井尚子と押尾コータローに
よるセッションが実現しました。曲は「Purple Highway」で、主メロを寺井尚子
が、伴奏を押尾コータローが主に担当する形で演奏。見ものだったのは、
ヴァイオリンとギターによるアドリブの掛け合い!これはスゴかった!他では
決して見れないシーン。。。

最後には、渡辺貞夫グループ2009と寺井尚子、押尾コータローのセッシ
ョンも実現。渡辺貞夫の曲(と思います)で、それぞれがアドリブ演奏を披露
していました。ちょっと押尾コータローの音量が不足していたのが、残念で
したが、ゴキゲンの演奏を披露していました。

 横須賀・よこすか芸術劇場

いやあ、いいものを見せて戴きました。
押尾コータローだけでなく、寺井尚子のヴァイオリンも渡辺貞夫のサックス
も、ホントに素晴らしい!何かを掴んだ!ハズ。。。(爆)
このイメージを持って、また練習に励みたいと思います。

Toshi

【修正履歴】
(*3)演奏曲が判明したので追記 2009.08.08

音霊 in ハーフマイルビーチ

2009-06-19 23:02:38 | Live Report
いよいよ夏ですね。浜のライブハウス OTODAMA SEA STUDIO が今日からスタート
です。 OTODAMA SEA STUDIOは、ご存知の通り、逗子出身のキマグレンの2人が
立ち上げた「海の家ライブハウス」です。
逗子湾の最奥部、湘南にあって穏やかな波、美しい砂浜"太陽の生まれたハーフ
マイルビーチ"逗子海岸に、他の海の家と一緒に並んで立っている、まさに夏限定
のライブハウスです。


(写真は今日のOTODAMA SEA STUDIOです。)

今年は5周年記念だそうで、今日を皮切りに8月末まで、なんと73日間の連続
ライブ! トップを飾るのはもちろんキマグレンで、その後も錚々たる顔ぶれの
アーティストが登場します。

ざっと挙げてみると、

角松敏生
伊勢正三
押尾コータロー/宮沢和史
STARDUST REVUE ×2DAYS
泉谷しげる
おおはた雄一
大黒摩季
秦 基博
KAN
米倉利紀。。。まだまだほんの一部です。

波の音がする海辺の「海の家」の中で、この顔ぶれがライブをするなんて、素敵だ
と思いませんか?

海の家ですから、水着&裸足もちろんOK。夏の想い出に皆さんも出掛けてみて
は如何でしょうか? 私も2~3は行きたいと思っているので、なんとしても
都合つけなきゃ!

Toshi

OTODAMA SEA STUDIO 2009 ⇒ http://www.otodama-beach.com/index.php

Rebirth Tour 2009 in Tokyo

2009-04-25 11:49:16 | Live Report
レポートが遅くなってしまったのですが、4/18(土)マーティンクラブジャパン主催
の「Rebirth Tour 2009」に行ってきました!
会場はSHIBUYA-AX。
マーティンのライブイベントですから、もちろん、出演者の皆さんもマーティン・
ギターを使っての、アンプラグドライブでした。 

いやあ、良かった! ホントに良かった!
もう、こんなメンバーによるライブなんて、二度と見れないんだろうな。。。
そんなライブ、簡単ですが、以下にレポートを。

ホスト役が、斉藤誠。サザンのサポートギタリストとしても活躍してる方ですが、
私は20年前の「君への想い」という曲が好きで好きで、当時コピーしていました。
それはさておき。。
各コーナーで斉藤誠がゲストを迎え、ゲストが演奏し、最後にゲストと斉藤誠が
セッションする、という流れでライブは進みます。

まず、ツアータイトル曲「きらめきの街へ」を斉藤誠が演奏。

その後、最初に登場したゲストが、織田哲郎。
使うギターはD-45。
「君の瞳にレインボー」から始まり、最後は「いつまでも変わらぬ愛を」までギター
一本で聴かせてくれました。
本人は、ある雑誌のインタビューで「ギターを弾きながら歌うのが本当に楽しい。。」
と語っていましたが、まさにそんな感じです。
私の大好きなスタイルがそこにありました。
しかし。。。歌もギターも本当に上手い。おまけにD-45の音色の美しいこと。。。

【SET LIST】
1.君の瞳にレインボー
2.もう少しがんばってみよう。
3.You are so Beautiful
4.いつまでも変わらぬ愛を
5.You've Got a Friend(with M.SAITO)


次に登場したのは、なんと!
既にジャンルを超えた存在のギタリスト、渡辺香津美。
ギター独奏の氏だけは、左足の下に足台を置き、ギターのくびれを左足に置く
クラシックスタイルの構えでした。
私が最も感銘を受けたのは、最後に演奏した「ジャミング・イベリコ」という曲だっ
たのですが、これはエリック・クラプトンがオーダーしたという12弦ギターを使
っての演奏。
いやあ、何とも深い。。。それはそれは深い音です。
渡辺香津美の超絶テクもスゴイのですが、
その深い響きに正直、背筋が寒くなりました。。。
どうも、このライブでマーティンから借りたようなのですが、本人も、演奏前に、
「あまりにいい音で、このギターに恋してしまった」と語っていたほど。。。

【SET LIST】
1.Across the Universe
2.Nuage ~ Minor Swing
3.Milestones
4.Jamming Iberico
5.Papofurado(with M.SAITO)


そして、ホスト役の斉藤誠自身のコーナーで盛り上げます。

【SET LIST】
1.天気雨
2.DANCE
3.Don't Give It Up


三番手で登場したのは、本当に何も知らされていなかったサプライズゲスト!!!
なんと、サザンの原由子。
サザンの前には、ギターデュオをやっていたそうで、斉藤誠と一緒にクラプトンを
2曲と、「私はピアノ」をギターで演奏してました。

【SET LIST】
1.I Looked a way
2.Can't Find My Way Home
3.私はピアノ



そして最後!
4番手で登場したのは、私の大好きなスターダスト・レビューの根本要。
この方、底抜けに明るい方でしゃべりが楽しい楽しい。それでも演奏が始まると!
もう。。。もう何も言えません。「木蓮の涙」を演奏してくれましたが、
圧倒的な声量、これでもかという高音、美しい声音。。。
そして、それを引き立たたせる斉藤誠のギター。
素晴らしいパフォーマンス。
もう。。。背筋がゾクゾクしました。曲が終わった瞬間、
会場全体からため息がもれたように感じました。いやあ、感動しました。

【SET LIST】
1.悲しき慕情
2.木蓮の涙
3.Bell Bottom Blues


そして、締めは斉藤誠。「別に奇跡なんかじゃないから」でしっとりと。
これも名曲ですね。
最後は、アンコールで全員登場!ギター5人による演奏。ギターソロを順番に回し
てましたが、根本要はソロの途中、1弦が切れてしまったようで、途中から声でも
ソロってましたが、もう無茶苦茶カッコよかったです。

【SET LIST】
1.別に奇跡なんかじゃないから
2.天国の扉
3.Listen to the Music


気がついてみれば、3時間を越えるライブ。もう大満足でした。
来れてラッキーでした。
メンバーは違いますが、次の大阪にも、、、いや大阪は無理ですが、
どこか、も一回行きたいなあ。。。



因みに、写真中央にある丸いヤツは会場でアンケートに答えると貰えるコースター
なのですが、ギターのサウンドホールを開ける際に出る廃材だそうです。

Toshi

発表会

2009-03-30 22:56:01 | Live Report
先週、私が通う教室の発表会がありました。(私はまだまだ出演できませんが・・・涙)
来年は私も出演するかも、いや出演したいので、勉強も兼ねて、見に行くことにしました。

この教室は、ギターだけではなく、バイオリンやチェロなどもやっていて、皆一緒の発表会
です。

会場は、150人程度収容の小ホールでした。PA設備はなしですが、このぐらいのホール
ですと楽器の生鳴りで十分な音量ですね。ギターも(講師が弾くと)十分響くのですが、特に
驚きなのは、バイオリンですね。すごい音量・迫力です。

さて、客席について感じたのは、いや、ステージの近いこと・・・

その昔、先輩に連れられ、「エアジン」という横浜/関内にあるジャズライブハウスに、よく
行きましたが、そこは、最前列に座ると、演奏者との距離は1mもない雰囲気で、このよう
な環境で演奏するプロというのはスゴイなと思ったものです。

今日のステージは、それほどではないとはいえ、、、いやあ近いです。

こりゃ(私が出演するとすれば)緊張するなー、大変だーと思っていたら、出演する生徒の
皆さんも緊張してますよ。いや、見ているこちらが緊張してしまいます。というか、皆も
そうなんだと、少しホッとしました。

しかし、皆さん立派です。緊張しながらも、しっかり演奏されていました。やはり、楽器は
演奏を人に聞かせてナンボでしょうから、出演することが大事なのでしょうね。
私も触発されて、その日、練習したくて仕方なくなりましたし、次回は自分も出演したいと
燃えてきました。(その時になると尻込みするのかも知れませんが。。。汗)

で、今日の発表会は、生徒さんの素朴な演奏と、講師たちのサスガの演奏を聴けて、
色々と勉強になった、とても有意義な時間でした。




もうひとつ、気付いたことがあるのですが、女性は皆ドレスを着て出演していましたが、
男性は、普段着の方がとても多い。私もどちらかといえば普段着派ですが、今回、
思ったのは、男性もこういう時はちっとはお洒落をして、気持ちを盛り上げた方がいい
のでは、と思いました。特別な日、気持ちの張り...
そういう楽しみがあってもいいのではと思った次第。