2015年(平成27年)2月4日
第10回 集改塾 (塾生9名)報告
2月4日(水曜日、午後7時~8時30分)、10回目の集改センターの集会塾を開催しました。
今年初めての集改塾です。この日のテーマは、新年会(1月の集改塾はお休み)での折に塾生から『昨年秋工事の経験談(屋上防水工事中の漏水事故)がある』と話題になり、その実体験を発表していただきました。
また、昨年テーマになった『廊下先行型 大規模修繕工事』について、実際工事を担当した現場代理人(塾生)からの報告及び実体験による感想も述べていただきました。
<塾生の声>
屋上防水工事中の漏水事故についての主な発言
(発表者)
未経験の工事であった。職人に頼っていた。チェック確認が的確に出来ていなかった。
(発表を聞いた後の塾生)
Ÿ 漏水するような施工手順と感じた。
Ÿ すべての施工は天気予報を常に確認し進める。
Ÿ 職人任せにしない(し過ぎ)。
Ÿ この経験談を聞いて今後の自身の仕事に活かしたい。
<塾長の声>
発表者からは、写真&図解入りのレポート4枚(A4カラー印刷)が配布され、経験談(事故報告、今後の対策、状況写真)を詳しい説明があり、出席者みんなが興味深く聞き入りました。また、 『廊下先行型 大規模修繕工事』では、体験者の結論として、秋工事では年末までに足場解体を行うリスクが大き過ぎ、また廊下側の工事完了が早く、居住者によるキズや汚れの発生もあり、するべきでないとの意見も出ました。
今年初めての塾でしたが、二つの体験談は、これまでにないテーマと意見交換になり、この報告では紹介しきれない充実した内容のものでした。塾生による発言がより多く出てくるような集改塾となるよう塾長として今年1年また進めてまいります。
以上。