3月8日は”Festa della Donna"
=「国際女性デー」イタリアでは「ミモザの日」とも呼ばれ、女性への感謝と尊敬を示す日として親しまれています😊🌼
サンプもこの日の試合、まず女性のチケット代を5€に割引いて招待。またサンプのロゴのBaciccia(水兵)を女性に変えて背番号に使用。さらにこの背番号には4,665人の女性シーズンチケット所有者の名前が書かれています。このユニでパレルモ戦にのぞみました。
2024-25 Serie B 第29節 3/8(土) 17:15@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ) 主審:ペレンゾーニ氏(Rovereto 出身)
サンプドリア 1-1 パレルモ
得点者:前半1分 コーダ⑦、40分 ポーヤンパロ
後半 -
※サッスオーロ、Awayでバーリと難しい試合が続いて共に引き分け。そして
この日のパレルモも超難敵。冬に聖AuderoやPohjanpaloなどを補強したパレルモは本気でA昇格に向けてギアをMAXに上げてきています。
サンプは
フェラーリが引き続き出場停止
トゥティーノ、ベッレーモ、イオアノウ、ロマニョーリ
GKギドッティ、ペリザン
が怪我で召集外となり、7人不在。
SAMPDORIA<3-4-2-1> 監督レオナルド・センプリチ
コーダ(58分シビッリ)
ニアング ウデン
(58分アキンサンミーロ)■61分
ベルアット デパオリ
(58分ヴェヌーティ) (68分ベレジンスキ)
メウレンスティーン リッチ
ヴェロリ クルト
(84分リッチョ)
アルターレ(c)
クラーニョ
ベンチ:GK:チェッピ、キオッラ DF:-
MF:ヴィエイラ、ジェペス、ベネデッティ FW:セクロフ、アビウーゾ
備考:
- 退場:
- 後半16分: アキンサンミロ(最後のディフェンダーとしてのファウル)
- 警告(イエローカード):
- 前半22分: デパオリ(反則行為)
- 前半30分: ピエロッツィ(反則行為)
- アディショナルタイム:
前半: 2分/後半: 4分
- 観客数:
- シーズンチケット保持者: 19,405人(収益 195,258ユーロ)
- 当日券購入者: 5,917人(収益 90,406ユーロ)
- 遠くパレルモからも1000人以上のティフォージが詰めかけた
- ピッチコンディション: 良好
Palermo (3-4-2-1): Audero; Baniya, Blin, Magnani; Pierozzi (35′ s.t. Segre), Gomes, Ranocchia, Di Francesco; Verre (28′ s.t. Le Douaron), Brunori; Pohjanpalo.
ベンチ: Desplanches, Sirigu, Lund, Insigne, Vasic, Henry, Diakite, Buttaro.
監督: Dionisi.
ベンチ: Desplanches, Sirigu, Lund, Insigne, Vasic, Henry, Diakite, Buttaro.
監督: Dionisi.
※元サンプはGKの「聖アウデーロ」と”10試合に1試合だけマラドーナ”のヴァレリオ・ヴェッレ。また元監督のディ・フランチェスコの息子もいます。
冬にパレルモに加入したポーヤンパロとサンプに加入したアルターレはつい最近まではチームメイト同士。それがCFとCBとしてバチバチに対決する事となり面白い
※ちなみに前回のパレルモ戦は第14節、11/24日に当たってます↓↓
ラ・グミナ
ペドローラ トゥティーノ アキンサンミーロ
(65分セクロフ) (65分ベネデッティ)
ベッレーモ メウレンスティーン
イオアノウ ヴェヌーティ(82分デパオリ)
リッチョ ロマニョーリ(2分フェラーリ)
シルヴェストリ
📓この試合はソッティル監督が今季初めて4バックを試した試合で、ペドローラが先発に復帰した試合でもありました。ロマニョーリが開始早々に重傷を負い、ここからシーズン絶望となり。
この日の先発で前回対戦と一緒なのはなんとメウレンスティーン1人だけ!
この日ベンチに入ったのが3人、怪我人4人、3人はすでに移籍してサンプから旅立っています。本当に全然違うチームですね(笑)
ちなみにパレルモの方も前回も今回もスタメンだったのはVerre,Ranocchia,Beniyaの3人だけでした
※それでは試合内容はこちらからどうぞ
↓↓
(トピックス😎 )
- シュート数はサンプ14本(枠内5):パレルモ18本(枠内4)
- ポゼッションはサンプ44%:パレルモ56%。前半はサンプの方が押していたと思いますが、やはり数的不利が響いてそこからスタッツは逆転した感じです
- この試合、両チームのベンチ入り選手44人中28人がセリエA経験者という顔ぶれ。セリエBでお互いこの順位に留まっているのがおかしい、本来はセリエAの香りがするゲームなのですが・・・
- サンプのセンプリチ監督は、コーダとニアングを同時起用するのは今回が初めて。フォーメーションも従来の 3-4-2-1 から 3-4-1-2 に変更。
(もっとも、ニアングは2トップというより、少し下がり気味でかなりサイドに張る動きが目立っていましたが。) - 対戦相手のパレルモも 3-4-1-2 だったため、ミラーフォーメーションを意識した可能性があります。実際はニアングはきちんと守備をするのに対し、パレルモは2トップに加えてトップ下のヴェッレもあまり守備をしないので、その分ボール回しはサンプが上回れていた気がします。
- サンプの先制点は開始1分。聖アウデーロのサンプ愛以外の何物でもない。八百長が疑われても仕方がないほどのミス。このゴールでコーダはセリエB通算134ゴール。シュテファン・シュヴォクの持つセリエB通算ゴール記録135にあと1と迫りました。
- 前節一番輝いていたアキンサンミーロの痛恨のミス。58分に入ってわずか3分後に退場。まだ試合に入れていなかったのだろうが、ものすごく高くつくミスとなってしまった。若さを露呈ですな
- パレルモでは中盤のゴメスがフィルターとして効いており、時には縦へのドリブルやゴールにも絡むプレーも披露。良い選手ですねー。ラノッキアはもちろんBでは規格外の選手で、パレルモも選手のメンツとしてはやはり相当強いですが
- 元サンプ勢、アウデーロには大拍手、ヴェッレには大ブーイングと明暗くっきり分かれました。
退場者を出して、3-5-1に変更。交代選手出し切った後半68分以降は
ニアング
シビッリ
メウレンスティーン リッチ
ヴェヌーティ ベレジンスキ(c)
ヴェロリ(84分リッチョ) クルト
アルターレ
クラーニョ
こんなフォーメーションでした
サンプにとって、プレーオフ目指すとしたら引き分けでは不足。勝点3が必須だった試合。良い滑り出しを見せましたが、痛恨の退場者を出して引き分けに持ち込むのがやっとでした・・・他球場の結果、順位を落とすことにもなり、再びプレーアウト圏内に突入。
以下、世界最凶リーグBの順位です↓↓
- USサッスオーロ・カルチョ 66
- ACピサ 55
- ASDスペツィア・カルチョ54
- USクレモネーゼ 45
- USカタンザーロ 43
- ACチェゼーナ 41
- SSユーヴェ・スタビア 40
- USパレルモ 39
- FCバーリ39
- モデナFC 35
- ASチッタデッラ 34
- FCズュートティロール 33
- カッラレーゼ・カルチョ 32
- ACレッジャーナ31
- ブレシア・カルチョ 31
- UCサンプドリア 31
- マントヴァFC 30
- フロジノーネ・カルチョ 30
- USサレルニターナ 29
- コゼンツァ・カルチョ 25(勝点4減点)
※自動昇格
※昇格プレーオフ
※降格プレーアウト
※自動降格
前節と状況はほぼ変わらずですが、現在16位。プレーオフ圏内の8位までは勝点差8も変わらず。ただ降格プレーアウト16位に転落😅残り試合数はどんどん少なくなり、わずか9試合となっています
次節はAwayで同勝点に並ぶレッジャーナとの対戦。降格争いの直接対決となり、絶対に負けられない。センプリチ・サンプは守備の立て直しこそ成功している物の、得点の少なさも顕著でここまで引き分けばっかです。
2勝3敗8分け、11得点12失点。13試合で11得点と言うのはさすがに少なすぎますね。センプリチもそれは感じていて、いよいよコーダとニアング同時器用に踏み切ったのでしょうが、結果は実りませんでした。なんとかレッジャーナ戦は勝ちにこだわった采配を!!
Foooooooorza Saaaaaaamp!!
’24-’25 世界最凶リーグ Serie B
29試合 6勝13分10敗 勝点31 得点32 失点39 得失点差 -7 16位
次節:セリエB 第30節 2025年 3/15(土) 対レッジャーナ@レッジョ・エミリア 現地15:00Kick Off(日本時間23:00)