2016-17 SERIE A 第37節 Udinese 1-1 SAMPDORIA ムリエルショーで両者計3人退場

2017-06-15 14:38:30 | ほぼ週刊サンプ通信 '16-'17

SERIE A 第37節 5/21(日)  15:00@ダチア・アレーナ(ウディネ)  主審:ピンツァーニ氏(Empoli出身)

サンプドリア 1 - 1 ウディネーゼ(前半0-1)

・(前半5分)ウディネーゼ[1] テレオー

・(後半19分)サンプ[1] ムリエル(PK)

↑↑©mondoudinese.netよ

ダ・ニーロ「お前がやったんだろ。吐けよ!」

ムリエル「僕じゃありましぇ~ん」

その後何故か、両者共に退場・・・

 今シーズン、アウェイ最終戦。10位を争う戦いは先制を許すが数的有利となり、ムリエルの復活ゴールでドロー

[試合前情報]

 ここ6試合勝ちが無いサンプ。相手は勝点3差でサンプの下につけているウディネーゼ。10位争いの直接の相手だ。順位や得失点差、またスタメン選手のレベルも結構似ている両チーム。監督はサンプで4位となり、CL出場権をもたらしたデル・ネーリ。高いラインの4バックを敷く攻撃サッカーの使い手だ。前回はクリスマス直前のゲーム。ホームで0-0の引き分け

http://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/fc3d7703a26ad7f6cd78a8eff7f09094

 さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。GKはプッジョーニ。DFではレジーニが出場停止の為、パヴロヴィッチが左SBに入る。中盤はトレイラ、バッレートは変わらないが残り2人に変化が。リネッティとブルーノに代わってトップ下にプラートの左MFにジュリチッチが起用された。FWは前節傷んだクアリアレッラに代わってムリエルが遂にスタメン復帰。シックとコンビを組む。レジーニ、クアリアレッラがいない為キャプテンマークはシルヴェストレが巻く。元ウディネーゼ勢はムリエル、ブルーノ、クアリアレッラ。特にムリエルはすっきりした去り方をしなかったので、ウディネーゼティフォージからはかなり槍玉に挙げられている。

 一方のウディネーゼはデルネーリ監督の4-3-3。GKは遂に覚醒しつつあるイタリア期待の若手のスクフェット。今後ドンナルンマとアズーリの正GKの座を争う事になるだろう。DFはガブリエウ・シルヴァ、フェリペ、そしてキャプテンのダニーロのブラジル人トリオ。+アンジェッラ。中盤はプロレスラーみたいにいかついハルフレッドソンをアンカーに、チェコでシックと誕生日も近い21歳のヤンクト、そしてそれよりさらに若い20歳のクロアチア人バリッチが固める。FWはゴリラみたいなサパタをCFに左にベテラン・テレオーと右に10番デ・パウルが固める。元サンプ勢は監督のデルネーリだけか

★日曜日15時00分、レギュラー時間で行われた試合。シーズン通して勝率が極端に悪い3rdユニで試合に臨む 

 SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ

 ムリエル■65分シック

     プラート(79分リネッティ)

ジュリチッチ  バッレート

(54分フェルナンデス) (81分ブディミル)

     トレイラ

パヴロヴィッチ   サーラ

 シュクリニアール シルヴェストレ(Cap) 

       プッジョーニ

ベンチ:GKクラピカス、カヴァニャーロ DFシミッチ、ドド、ベレシンスキ

MFアルヴァレス、チガリーニ FWクアリアレッラ、テッシオーレ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

Udinese(4-3-3) 監督:ルイジ・デルネーリ■66分

       サパタ

テレオー(61分マトス) デ・パウル■47分

ヤンクト     バリッチ(60分バドゥ)

    ハルフレッドソン(90分エヴァンドロ)

フェリペ      G・シルヴァ

ダニーロ(cap)■65分アンジェッラ

      スクフェット

ベンチ:Karnezis, Kums, Altameeni, Parpinel, Evangelista.

備考:退場:後半2分デ・パウル,20分ムリエル、ダニーロ,21分デルネーリ監督;

警告:前半30分トレイラ,後半11分サーラ,20分ムリエル,48分ヤンクト;芝状態完璧では無い

<あらすじ>

 

前半5分 テレオーGoal:0-1 

 

→左サイドタッチライン際でシルヴェストレとの争いをパワーで突破したサパタ。そのままペナ内まで侵入して、ゴール前にグラウンダーでラストクロス。GKも触れないボールを、ファーでテレオーが合わせて先制・・・

前半7分 チャンス!シックのスルーパスから抜け出したジュリチッチがゴール前に折り返してムリエルがシュートを狙うが、ブロックにあう⇒こぼれを再びジュリチッチが拾いドリブルシュート⇒わずかにニア左に外れる

  28分 右サイドからのクロスの処理をサーラが誤り、ペナ内でフェリペがボールを持つ。フェリペが懸命に取り返しに行ったサーラに倒されてPKを要求するが、これはノーファール

  30分 テレオーを倒したトレイラにイエロー

  33分 カウンターからシックの左足ミドルシュート⇒良いシュートだったが、GKパンチングで反応

スタイム0分。そのまま終了

 

↑↑©il secolo XIXより 前半、シルヴェストレとサパタの1対1は2勝0敗で後者に軍配。その点このシュクリニアールは負けなかった

前半は0-1。ポゼッションはウディネーゼ11分47秒:サンプ16分06秒。そんなに支配していた感じはしなかったが、早々に先制された事によりアウェイとは言えサンプが攻める展開となった。しかしウディネーゼも肝心なところはしっかり守って、なかなかチャンスは作らせない。そして前線で強靭な身体を誇るサパタに預けて、そこから周りが押し上げると言った展開。しかしムリエルへのブーイングはすごいな

後半2分 トレイラに足裏を見せてスライにいったデパウル、一発退場

  9分 ジュリチッチに代わってブルーノ・フェルナンデス投入。プラートが

左MFに下がり、ブルーノがトップ下に

 10分 プラートの絶妙なクロス⇒わずかにムリエルにあわず

 11分 サーラにイエロー。次節出場停止

 15分 バリッチに代わってバドゥ、テレオーに代わってマトス投入

 18分 左からブルーノのクロス⇒ペナ内でこれを折り返したムリエルがアフターでG・シルヴァに倒されてPK

後半19分 ムリエルGoooooL:1-1 

 

→このPKをムリエルが右下に落ち着いて決める。ブーイングを受け続けたムリエルは相手ティフォージをやや挑発するような過剰なゴール後の喜びパフォーマンス。それに対してウディネーゼ・キャプテンのダニーロが起こり、ムリエルの首を掴みにかかりもみ合いに⇒結果、ムリエルとダニーロが退場。さらにその判定に不平を唱えたデルネーリ監督も退場

 

 

↑↑©ilsussidiario.netより

 

ここから試合は10人対9人に

 32分 プラートに代わってリネッティ投入

 36分 バッレートに代わってブディミル投入。数的有利を生かすべく攻撃的パワープレーに

 40分 ハルフレッドソンに代わってエヴァンドロ投入

ロスタイム6分

 48分 ブルーノ倒したエヴァンドロにイエロー

のまま終了。1-1

(ポイント)

・ポゼッションはウディネーゼ19分00秒:サンプ31分32秒

・シュート数はウディネーゼ6本(枠内3本):サンプ7本(枠内5本)

・ポゼッションは圧倒したが、正直そこまで一方的だった感じは全然しない

・↑イコール全く前節と同じコメント

・特に数的有利になってから、それを生かすような攻撃的なチャレンジがほとんど見られなかった

・ムリエルとダニーロの退場は可哀そうだった。両者イエローでも良かったのでは?

・これでサーラとムリエルが一足早くシーズンを終える事になった

・勝てばほぼ10位を決められたが、決められず。まだ自力では決められる状況ではあるが

↑↑©udinesecalcio twitterより

 試合内容より、ムリエル対ウディネーゼサポの方がクローズアップされてしまった試合。サンプサポとイカルディみたいに、今後も遺恨は残るんだろうなぁ。結局3rdユニは未勝利のままシーズンを終える事となる。去年の黄色ユニもあまり勝率は良くなかったけど・・・

 さていよいよ最終戦。意外と貰える金額に差はあるので何とか10位で終わりたい。元々それがシーズン開幕前に公言されていた最低限の目標であるし。その後は代表戦に突入。サンプからはすでにベレジンスキ、リネッティ、パヴロヴィッチ、シック、ムリエルの5人がそれぞれの代表に選ばれていおる。宿敵ナポリ戦に勝って、すっきり代表戦に向かいたいものだ

Foooooooorza Saaaaaaaamp!! 

次節:セリエA 第38節 2017年 5/28(日) 対ナポリ@ジェノヴァ  現地18:00Kick Off(日本時間深夜1:00) 

16-’17 SERIE A

37試合 12勝12分13敗 勝点48 得点47 失点51 得失点差-4 現在10位

今日のカッサーノのアフォリズム(格言) 

numero155:

Il mio amico Ronaldo e' il piu forte con cui ho giocato.

Si vede che mi piacciono gli attaccanti di peso...

格言155:

俺の友達のロナウド(ブラジルのフェノーメノ)は、俺が一緒にプレーしたFWの中で一番強かった

どうやら俺は体重が重いFWが好きなようだ


2016-17 SERIE A 第36節 SAMPDORIA 1-1 Chievo Verona 先制するも勝ちきれず。正直凡戦・・・

2017-05-22 22:28:18 | ほぼ週刊サンプ通信 '16-'17

SERIE A 第36節 5/14(日)  15:00@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)  主審:マレスカ氏(Napoli出身)

サンプドリア 1 - 1 キエーヴォ(前半1-0)

・(前半11分)サンプ[1] クアリアレッラ

・(後半1分)キエーヴォ[1] イングレーゼ

↑↑©Sampnews24よ

クアリアレッラの2試合連続ゴールも、勝利には結びつかず・・・

 先日の大敗からは立ち直るが、6試合連続勝ち星無し。一応10位は守るが、もはや関心はジェノアのB落ちか・・・

[試合前情報]

 前節、アウェイのラツィオ戦で大敗。いくらもう順位はあまり関係ないと言っても、さすがに汚名挽回は必要だ。そして10位と11位以下では、レガカルチョから貰える金にかなり差が有る事が判明。10位は死守せねば。この日の相手キエーヴォは勝点的にも近い直接対決。しかもアンダータでは1-2で負けている

http://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/045c11e3ebb0d800762089b5d943c025

 さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。GKはプッジョーニ。ヴィヴィアーノは結局左膝の手術を行い、こちらは無事成功した。確かに序盤から、ロングキック蹴るたびに、なんか足に違和感有りそうな仕草してたからな・・・完璧に治して来季フルで働いて欲しい。DFではシュクリニアールが出場停止の為、レジーニがCBに入りキャプテン。左SBはパヴロヴィッチがドドとの争いを制してスタメン。また右にはサーラが復活。MF陣は変わらずレギュラーの面々。トップ下には前節久々に全く出場が無かったブルーノが返り咲いた。FWもムリエルの復帰が噂されたが、とりあえず先発はシック&クアリアレッラ。怪我でヴィヴィアーノ、ファルコーネ、ベレシンスキ、パロンボがいない。GK手薄の為にプリマヴェーラのカヴァニャーロがベンチ入り。33番。あとトミッチもベンチ入り。77番。元キエーヴォはGKのプッジョーニ。キエーヴォにいた当時、サンプ愛を貫いてジェノア移籍を拒否。その結果干されて練習の帯同も1年間許されなかったと言う因縁がある。

 一方のキエーヴォはマラン監督の4-3-1-2。同フォーメーション対決。GKはヴィヴィアーノと仲が良いソレンティーノ。試合前には手術を控えるヴィヴィにエールを送っていた。DF陣はベテラン揃い右から元サンプのカッチャトーレ、元イタリア代表のガンベリーニ、あとセザールとゴッビ。MFはラドヴァノヴィッチをアンカーに据えてトップ下はカストロ。2トップはミスターキエーヴォのペリシエと、若手売出し中のイングレーゼのコンビ。ちなみにイングレーゼはイタリア語で”英語”と言う意味。さしずめMr.イングリッシュさんだ。元サンプ勢は先のカッチャトーレ

★日曜日15時00分、レギュラー時間で行われた試合。

 SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ

  シック  クアリアレッラ(29分ムリエル)

    フェルナンデス(80分ジュリチッチ)

リネッティ(58分プラート)バッレート

      トレイラ

パヴロヴィッチ   サーラ

 レジーニ(Cap)シルヴェストレ 

       プッジョーニ

ベンチ:GKクラピカス、カヴァニャーロ DFシミッチ、ドド

MFアルヴァレス、チガリーニ、トミッチ FWブディミル

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

Chievo(4-3-1-2) 監督:ロランド・マラン

 イングレーゼ ペリシエ(cap)(70分ガクペ)

      カストロ

バスティエン   デ パオリ

    ラドヴァノヴィッチ

ゴッビ        カッチャトーレ

  セザール ガンベリーニ(74分フレイ)

     ソレンティーノ

ベンチ:Bressan, Seculin, De Guzman, Izco, Pogliano, Vignato, Troiani, Rabbas, Kiyine.

備考:警告:前半23分レジーニ,25分ペリシエ,後半34分ラドヴァノヴィッチ,40分ジュリチッチ,45分デ パオリ,49分カストロ;年間チケット保有者数16.789(1試合平均164.806 euro),有料入場者数1.374(17.062 euro);芝状態良好

<あらすじ>

前半9分 最初のチャンス!ブルーノが中央付近から前を向いてドリブル。そのままミドルシュート⇒GKセーブ

前半11分 クアリアレッラGoooooL:1-0

→ロングボールの処理をGkソレンティーノが誤り、最後まで追いかけてきたクアリアレッラがボールを奪う。そのまま左足で無人のゴールに蹴りこんでゴール!先制!!ソレンティーノは靴が脱げており、踏まれたからファールだとアピールするが確かに自爆だった

↑↑©corriere dello sportより

 19分 倒されてクアリアレッラがあばらを痛める

 

↑↑©calcio news24より

  22分 カストロを倒したレジーニにイエロー。次節出場停止

 24分 今度はレジーニを倒したペリシエにイエロー。両チーム共にキャプテン同士がイエロー

 29分 結局クアリアレッラがダメで、ムリエル投入。おそらく予定よりは大分早い時間帯での投入だったはず。怪我から久々復活のムリエル、先制点のクアリアレッラ両方の応援歌がマラッシにこだました

 38分 サーラのスルーパス⇒ペナ内右サイド、バッレートが抜け出してシュート⇒ソッレンティーノがCKに逃れる

スタイム3分。

 48分 ピンチ!カッチャトーレがパヴロヴィッチからボールを奪い、すぐにスルーパス。イングレーゼが右サイドからペナ内深く切れ込み、最後ラストパス⇒何とかプッジョーニがセーブ。そのまま終了

↑↑©fox sportより  久々先発のパヴロヴィッチ、元サンプのカッチャトーレとしばしば対決

前半は1-0。ポゼッションはサンプ16分24秒:キエーヴォ10分23秒。ボールはサンプが回しているが、正直たいしたチャンスは作れず。特にクアリアレッラいなくなってから、FWのムリエルとシックはほとんど消えていた。主審のマレスカ氏は総じてあまりファールを取らない。サンプの先制点は正当だと思うしナイスジャッジだったが、審判によっては騙されてファールを取る審判もいたのではないか?ベレシンスキよりテクニカルなサーラが復帰したので、右サイドは結構押し込んでいたが、逆に左サイドはキエーヴォの方が目立った。

 

後半1分 イングレーゼGoal:1-1 

 

→イングレーゼがデ パオリのロビングをペナ内で胸トラからそのままボレー。ここしか入らないという絶妙なところにボールは飛び、同点・・・うーん、ヴィヴィアーノだったら触ってはいたかなー

↑↑©sampnews24より

後半13分 リネッティに代わってプラート投入。同点にされてより攻撃的に

   25分 ペリシエに代わってガクペ投入。キャプテンマークはセザールに

   26分 右からのCK。ペナ内中央でフリーでレジーニがヘッド。しかし上に外す。へたくそ。今季、何度このシーンを見た事か

   32分 ガンベリーニに代わってフレイ投入

   33分 ラドヴァノヴィッチがバッレートを倒してイエロー

   35分 ブルーノに代わってジュリチッチ投入

   40分 ジュリチッチが張り切り過ぎて、いきなりイエロー。カウンターに入ろうとした相手を一応阻止した

   42分 ポスト!右からのパヴロヴィッチのCK。こぼれ球をトレイラが撃つが、ポスト・・・

   45分 トレイラをアフターで倒したデ パオリにイエロー

ロスタイム3分

   47分 シックのユニを引っ張りまくったカストロにイエロー

のまま終了。1-1

(ポイント)

・ポゼッションはサンプ31分03秒:キエーヴォ19分32秒

・シュート数はサンプ8本(枠内5本):キエーヴォ7本(枠内2本)

・ポゼッションは圧倒したが、正直そこまで一方的だった感じは全然しない

・両チーム共にほとんどチャンスは作れず。ヒマな試合

・前回もそうだったが、イングレーゼがキエーヴォでは一番気になったかなー

・勝てばほぼ10位を決められたが、決められず・・

・今季は先制すると、逆に弱い

・ムリエルは52日ぶりの復帰。まだ完調では無いが、とりあえず大丈夫そうだ。まぁ普段から消える事も多い選手だし

 ズタボロだったラツィオ戦に比べればましだったが、相手も弱くなってるしまぁ褒められた試合では無い。やっぱりこういう細かい勝点のロスが、最終的にリーグ戦の最後では大きな差となっていくんだろうなぁ。強いチームは、調子が良くなくても勝点を持っていく術を知っている。サンプイレブンは若いだけにそこら辺がまだまだ。モチベが有って乗ってる時には、強豪相手にも堂々と渡り合えるのに。

 さて残りは2試合。次も10位を争う直接対決。アウェイでウディネーゼ戦。最終節はホームだが、強敵ナポリなので、このウディネーゼ戦で何とか勝点3を取りたいが。

Foooooooorza Saaaaaaaamp!! 

次節:セリエA 第37節 2017年 5/21(日) 対ウディネーゼ@ウディネ  現地15:00Kick Off(日本時間22:00) 

16-’17 SERIE A

36試合 12勝11分13敗 勝点47 得点46 失点50 得失点差-4 現在10位

今日のカッサーノのアフォリズム(格言) 

numero152:

Dopo che hai sbagliato un rigore decisivo per vincere una Coppa

ti senti veramente un coglione.

Ma ti rialzerai.

格言152:

カップ戦優勝を決める魚は生で食べるのが美味い

甲殻類は手で食べるもんだ


2016-17 SERIE A 第35節 Lazio 7-3 SAMPDORIA 野球の試合か!? no.2~後篇~

2017-05-15 21:24:21 | ほぼ週刊サンプ通信 '16-'17

SERIE A 第35節 5/7(日)  15:00@オリンピコ(ローマ)  主審:マッツォレーニ氏(Bergamo出身)

<あらすじ>

前半3分 ケイタGoal:0-1

→ミリンコビッチ-サビッチのスルーパス⇒シュクリニアールを速さでちぎったケイタがGK至近距離から思いっきりシュート⇒GKプッジョーニの手を弾き飛ばして先制・・・

 

↑↑©the sunより

前半12分 反撃!クアリアレッラがDFを1人股抜きからミドル⇒GKストラコシャ落ち着いてセーブ

   16分 決定機×2個!!シックが右サイド、カットインから最高のパス。ジュリチッチがGKと1対1になるが、飛び出してきたGKに防がれる。そのこぼれをリネッティが拾って、フェイントでDFを1人外してシュートを撃つが、これもストラコシャのスーパーセーブに阻まれる

   17分 ロングパス一発で抜け出したケイタ。懸命に追いすがったシュクリニアールが後ろから倒してしまう⇒ラツィオにPK。シュクリニアールに一発レッド。シュクリニアールは一発退場

↑↑©la lega serie A.itより

前半19分 インモービレGoal(PK):0-2 

→このPKをインモービレが落ち着いて右下に決める

↑↑©sampnews24より

  20分 CBがいなくなったので、FWシックを犠牲にしてレジーニ投入。4-4-1へ

前半32分 リネッティGoooooL:1-2

→右のベレシンスキのグラウンダーのクロスを中央でクアリアレッラがDFに潰されながら結果スルーの形に⇒後ろでフリーになっていたリネッティが左足ダイレクトで合わせ、嬉しい自身セリエA初ゴール!1点差

↑↑©backpagepixより

前半36分 フートGoal:1-3

→左からのCK。ニアの競り合いもすり抜け、ゴール中央GK目の前に抜けてきたボール⇒フートが身体で押し込みゴール・・・・腕に当たりながら押し込んだように見えたが・・・

↑↑©nydailynews.comより

 37分 3点目を取られた後のキックオフ直後。シルヴェストレのミスパスからカウンターを許し、ペナ内へのスルーパスを受けたルリッチをレジーニが倒して、またもやPK

前半38分 F・アンデルソンGoal(PK):1-4 

→このPKを今度はアンデルソンが、ど真ん中に力強く決める

前半45分 デフライGoal:1-5 

→右CK。ショートコーナー、右サイドからのマイナスのクロス。ペナすぐ外のデフライが右足インサイドで流し込む。

スタイム2分。そのまま終了

前半は1-5。ポゼッションはラツィオ18分40秒:サンプ15分19秒。茫然自失の前半。現在絶好調で、警戒すべきケイタに早々先制を許したが、その後すぐ反撃。しかし16分の決定機を失って、直後に2点目を取られてしかも1人退場になったところで試合は決まった。シュクリニアールのレッドは、明らかに間に合わないファールだったので、失点覚悟で自嘲するべきだった。まだ前半わずか20分だったし。CBとしての気持ちはわかるが、若さか。0-2にされても丁寧にDFを入れて、4バックはキープして試合を作ろうとするジャンパオロ。リネッティの1点差にするゴールでそれが実るかと思いきや、立て続けに今季は不慣れなCBレジーニのところをつかれて失点。結果火に油を注ぐ事になり、采配に対する批判も出てしまうハメになった。後半は何を目的に戦うのだろう。

後半1分 この試合もDFで脆さを露呈していたドドに代わってパヴロヴィッチ投入

 18分 デフライに代わってパトリック投入。パトリックが右に入り、ワラセがセンター

 19分 ミリンコビッチ-サビッチに代わってムルジャ投入

後半20分 ルリッチGoal:1-6 

→入ったばかりのパトリックのクロスからルリッチのヘッド

 23分 ビリアに代わってロンバルディ投入。キャプテンマークはルリッチ

    ベレシンスキに代わってサーラ投入

後半25分 インモービレGoal:1-7

→ケイタのスルーパスからインモービレが抜け出してゴール。もう笑けてくる 

後半27分 クアリアレッラGoooooL:2-7 

→レジーニの後方からのロングフィード。難しいボールだったが完璧にトラップしたクアリアレッラ。そのままシュートに持ち込み、意地のゴール

 32分 ルリッチを倒したクアリアレッラににイエロー

 43分 ジュリチッチからトレイラにスルーパス。ペナ内でトレイラ倒されPK

後半45分 クアリアレッラGoooooL(PK):3-7

→クアリアレッラがこのPKをど真ん中に蹴りこみ、ドッピエッタ

ロスタイム無し。そのまま終了。3-7

(ポイント)

・ポゼッションはラツィオ30分47秒:サンプ26分24秒

・シュート数はラツィオ16本(枠内11本):サンプ8本(枠内7本)

・ラツィオ強いなー。6人の異なる選手に決められた

・一応言っとくと、ラツィオの3点目はハンドっぽい。ラツィオの4点目とサンプ3点目は共にPKじゃないだろう

・収穫はリネッティのセリエA初ゴールとクアリアレッラのサンプでは11年ぶりのドッピエッタだけ

・2006年12月20日のリヴォルノ戦以来

 もう言う事無いな。元々の強さ+モチベの差で勝てるわけがない。サッカーの怖さを改めて思い知った試合だ。まぁあのブラジル代表がW杯の大舞台でドイツに7点取られた事も有るぐらいだから、一つ歯車が狂うとこういう試合が起こる可能性がこのレベルのサッカーでも常にあると言う事だなぁ。ただ、ラツィオはそれほど金に物を言わせるわけでも無く、丹念に選手を発掘して渋いが適材適所の補強で今年も良いチームを作っている。その点は見習わないといけないところだ。今年はホームでも完敗だったし。

 ただここからは10位にこだわらないといけない。10位に入るとLega Calcioから340万ユーロのボーナスが。一方11位から17位は一律100万ユーロしかもらえない。この差はサンプにとってはかなり大きい。元々、10位以内というのが今シーズン始まる前の公的な目標ではあった。次のキエーヴォとウディネーゼは共に10位を争う直接対決。残り3試合。サンプの10位とジェノアの奇跡的なB落ちを願って!

Foooooooorza Saaaaaaaamp!! 

次節:セリエA 第36節 2017年 5/14(日) 対キエーヴォ@ジェノヴァ  現地15:00Kick Off(日本時間22:00) 

16-’17 SERIE A

35試合 12勝10分13敗 勝点46 得点45 失点49 得失点差-4 現在10位

 

今日のカッサーノのアフォリズム(格言) 

 

numero154:

 

 Il pesce e' buono crudo

e i crostacei si mangiano con le mani.

 

格言154:

 

魚は生で食べるのが美味い

甲殻類は手で食べるもんだ


2016-17 SERIE A 第35節 Lazio 7-3 SAMPDORIA 野球の試合か!? no.1~前篇~

2017-05-15 20:49:25 | ほぼ週刊サンプ通信 '16-'17

SERIE A 第35節 5/7(日)  15:00@オリンピコ(ローマ)  主審:マッツォレーニ氏(Bergamo出身)

サンプドリア 3 - 7 ラツィオ(前半1-5)

・(前半2分)ラツィオ[1] ケイタ

(前半19分)ラツィオ[2] インモービレ(PK)

・(前半32分)サンプ[1] リネッティ

・(前半35分)ラツィオ[3] フート

(前半38分)ラツィオ[4] F・アンデルソン(PK)

(前半45分)ラツィオ[5] デフライ

・(後半20分)ラツィオ[6] ルリッチ

(後半25分)ラツィオ[7] インモービレ

・(後半27分)サンプ[2] クアリアレッラ

(後半45分)サンプ[3] クアリアレッラ(PK)

 

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageよ

世界焼け石に水選手権”優勝”のドッピエッタを決めて、自身2桁ゴールを記録したキャプテン・クアリアレッラ

 サンプを応援し始めて早27年。7失点は記憶に無い。おそらく初めてだろう・・・

[試合前情報]

 前節、アウェイのトリノ戦は引き分けに終わり、今節も連続でアウェイでラツィオ戦。ラツィオは現在4位で、このまま行くとELのグループステージから出場権を得る。5位になると真夏の予備予選からとなってしまう。3位は結構難しいので、何とか4位を死守したいところだ。オリンピコには両チームのOBで有るロベルト・マンチーニの姿が。また同じく両チームのOBであるミハイロヴィッチも、何と前日のトリノダービーを戦って(最後の最後にユーヴェに追いつかれて1-1の引き分け)の翌日に駆け付けている。前回の対戦ではホームながら1-2で敗れている。ここ数年間、ラツィオには結構やられてる感がある。

http://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/6284f5c0462e07485be445bd0dd11c9a

 さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。GKヴィヴィアーノは当初、膝の軽い炎症と思われていたが、結局靭帯系の怪我で今季もう絶望らしい。今季はケガがちだった。来季に向けてしっかり治してくれ。また左SBは前節の戦犯に代わって、再びドドが先発。よってキャプテンマークはクアリアレッラの元に。一番の驚きはトップ下。ブルーノが外されるのは前節の結果からなんとなくわかるが、リッキーでもプラートでもなく、ジュリチッチが先発。来季を見据えてと言う面も有るか。FWでは、前節負った肩の怪我が心配されたシックは何とか先発。また、ベンチにはやっとムリエルが戻ってきた。

 一方のラツィオはインザーギ弟監督の3-5-2。GKはマルケッティが怪我をしている間に代役以上の活躍を見せているストラコシャ。出場18試合で11勝をもたらしている。DFはオランダ組のフートとデフライにブラジルのワラセ。MFでは本来中心のパローロが出場停止の為、キャプテンのビリアをアンカーに、その前をミリンコビッチ-サビッチとルリッチの”ッチ”コンビが。右にサンプキラーのF・アンデルソン、左はベルギー代表のルカク弟。2トップは今シーズン加入して瞬く間にエースとなったインモービレと、最近絶好調のケイタのコンビ。元サンプ勢は監督のシモーネ・インザーギくらいか

★日曜日15時00分、レギュラー時間で行われた試合。サンプは青-青-青のユニで挑んだ。オリンピコでのラツィオ戦は、ラツィオのホームユニ(水色)対サンプの黒ユニって言うパターンが多いので新鮮だ。まぁ今年は黒ユニが無いから、当たり前と言えば当たり前か

 SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ

クアリアレッラ(cap)シック(20分レジーニ)

    ジュリチッチ

リネッティ   バッレート

     トレイラ

ドド         ベレシンスキ

(46分パヴロヴィッチ)   (68分サーラ)

 シュクリニアール■18分シルヴェストレ 

       プッジョーニ

ベンチ:GKクラピカス、ファルコーネ DFシミッチ

MFフェルナンデス、アルヴァレス、プラート、チガリーニ FWブディミル

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Lazio(3-5-2) 監督:シモーネ・インザーギ

   インモービレ ケイタ

  ルリッチ ミリンコビッチ-サビッチ(64分ムルジャ)

ルカク           F・アンデルソン

       ビリア(cap)(68分ロンバルディ)

  フート        ワラセ

      デフライ(63分パトリック)

     ストラコシャ

ベンチ:Adamonis, Vargic, Basta, Djordjevic, Crecco, Radu, Tounkara, Javorcic

備考:退場:前半18分シュクリニアール;警告:後半33分クアリアレッラ;芝状態良好

<あらすじ>

後篇に続く・・・ 書きたくないけど・・・・

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 *ところで、この間のDERBYに生観戦に行った時にされたサンプオフィシャルのインタビューがこの試合の前にUPされました。サンプオフィシャルページとYoutube上で見られます。イタリア語だけなのでわけわからないと思いますが・・・ヒマすぎる人は見てみてください(笑)

 一応つたないイタリア語で、我々、日本にも真のサンプファンがいるんだぞと言う事と、我々クラブの知識・活動を伝えたつもりです。実際僕よりさらにコアなドリアーノがまだ日本にはいると言ったら、さすがのイタリア人も驚いていました。今後、新たな日本人のサンプファンの発掘・交流、日本に来るイタリア人ドリアーノとの交流、世界中のサンプファンとの交流などに発展すれば良いですね。1人でも多くの日本人がサンプの試合を観に行きやすくなれば・・・その為なら何でも聞いてください!

http://www.sampdoria.it/passioneindelebile-shuh-oriuki-tokyo-amore/

shuh_vetrina

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageよ

#PassioneIndelebile: Shuh Horiuchi, da Tokyo con amore

 


2016-17 SERIE A 第34節 Torino 1-1 SAMPDORIA 一進一退の攻防はドロー

2017-05-10 14:39:39 | ほぼ週刊サンプ通信 '16-'17

SERIE A 第34節 4/29(土)  20:45@オリンピコ(トリノ)  主審:マッサ氏(Imperia出身)

サンプドリア 1 - 1 トリノ(前半1-0)

・(前半12分)サンプ[1] シック

・(後半34分)トリノ[1] イトゥルベ

↑↑©U.C.Sampdoria オフィシャルページより

勝ってれば間違いなくこの日のMVPはこのシルヴェストレだった

 シックの3試合連続弾で前半先制。その後シルヴェストレを中心に必死に猛攻に耐える。それをレジーニが全て台無しにした!

[試合前情報]

 サッスオーロ、クロトーネと2連敗。早いもので残りはこの試合入れてわずか5試合。いくら大勢に響かないとは言え、これ以上の連敗は許されない。相手は連敗中に順位で抜かれてしまった9位トリノ。監督シニサを始め、お互い元所属した選手が多く因縁の対戦。ここ最近は共に中位につけていて、補強予算やクラブの格も似たような感じ。前回の対戦ではホームで2-0と快勝している。

http://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/a1d8ce6b6b499de06e87bf3af5096cfa

 さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。ここにきて怪我人がさらに2人。GKヴィヴィアーノとMFバッレート。バッレートは軽傷っぽいが。よってGKはプッジョーニ。DFはサーラがまだ怪我で右SBはベレシンスキ。CBはいつもの2人で左SBは前節パッとしなかったドドに代わってレジーニが入りキャプテン。MFバッレートの代わりにはプラートが入りヤング・サンプ・カルテットが復活した。FWはムリエルがまだ治らず、シック&クアリアレッラのコンビ。怪我人が増えてきた影響で、ベンチにはバルデ、テッシオーレ、トミッチの3人のプリマヴェーラ勢が入った。また元トリノ勢としてはFWクアリアレッラ。元々トリノユース出身の彼ではあるが、様々なクラブを渡り歩いてきた流浪人。サンプも今が2度目だ。昨季の最後インモービレ等の控えを不服として、やや揉めて出て行った彼にはトリノサポからブーイングが。

 一方のトリノはミハイロビッチ監督の4-2-3-1。GKはセリエAでは珍しいイングランド人GKのハート。元サンプのパデッリが控え。DFは攻撃力光る右ザッパコスタにCBロッセンティーニ。さらに新加入のCBカルラオと左SBアベラールのブラジル人コンビ。元サンプの”ロロ”はケガ、カスタンはスタメン落ち。MFは元サンプのアクアーと、将来アズーリでの活躍が期待されるバゼッリのダブルボランチ。1トップを支えるのは右から元ジェノアのヤゴ・ファルケ、10番リャイッチ、左はボジェ。1トップは今やアズーリのエースと期待されるベロッティ。キャプテンマークも巻くベロッティは得点王も争っている。と言うわけで元サンプ勢はシニサ、アクアー、カスタン、デ・シルヴェストリ、マクシ・ロペス、パデッリ、さらにロムバルドもシニサのアシスタントコーチとしているので総勢7人

★土曜日20時45分、ナイターで行われたアンティチポ。サンプは未だ未勝利の3rdユニで挑む。ちなみにこの日も出席のフェレーロ会長が、違う女を連れていた

 SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ

 クアリアレッラ シック

 (84分ジュリチッチ) (47分ブディミル)

   フェルナンデス(60分アルヴァレス)

リネッティ    プラート

     トレイラ

レジーニ(cap)  ベレシンスキ

 シュクリニアール シルヴェストレ 

      プッジョーニ

ベンチ:GKクラピカス、ファルコーネ DFドド、パヴロヴィッチ

MFチガリーニ、テッシオーレ、トミッチ FWバルデ

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Torino(4-2-3-1) 監督:シニサ・ミハイロヴィッチ

     ベロッティ(cap)

ボジェ リャイッチ ヤゴ・ファルケ(73分イトゥルベ)

  バゼッリ  アクアー

(87分ヴァルディフィオーリ)(78分マクシ・ロペス)

アベラール     ザッパコスタ

  カルラオ ロッセンティーニ

      ハート

ベンチ:Padelli, Cucchietti, Molinaro, Castan, Gustafson, Obi, Barreca, Moretti, Lukic.

備考:警告:前半36分アベラール,後半32分プラート,35分レジーニ;年間チケット保有者数11.468 (1試合平均137.471 euro),有料入場者数5.881人(156.642 euro);芝状態良好

<あらすじ>

前半4分 右からザッパコスタが持ち上がり、左のリャイッチへラストパス。リャイッチが右足のインサイドで狙うが、ゴール右に外す

前半12分 シックGoooooL:1-0

→リネッティが左サイドからカットインして1人DFをかわし、もう1人ともつれながらラストパス⇒kのボールをシックがダイレクトで左足で強引なシュート⇒ボールは綺麗な弧を描きゴール!シック3試合連続先制弾!!

↑↑©sportsnet.caより

   13分 左サイドのアベラールからグラウンダーのクロス⇒リャイッチふかす

   17分 右からまたもやザッパコスタの持ち上がり⇒左サイドのリャイッチにスルーパス⇒中央への折り返しを、ヤゴ・ファルケが思いっきりふかす

   21分 決定的!クアリアレッラの最高のダイレクトスルーパスで抜け出したブルーノ・フェルナンデス⇒GKと1対1になるが思いっきりGKにぶち当てる

   28分 ヤゴ・ファルケが右サイドからカットインして左足で強烈なミドル⇒プッジョーニがパンチング

   35分 ベロッティの強引なシュートのこぼれ⇒無いストラップで抜け出したボジェ⇒至近距離からの左足⇒ふかす

   36分 シックに激しいスライにいったアベラールにイエロー

   38分 左CKのこぼれ球からチャンス⇒クアリアレッラとプラートのパスの呼吸が合わず、シュート出来ず

スタイム2分。そのまま終了

前半は1-0。ポゼッションはトリノ55%:サンプ45%。シュート数はトリノ11本(枠内2本):サンプ4本(枠内3本)。チャンスは作られるが、粘り強く守った。トリノのシュートミスにも助けられたが、これも最後まであきらめずに身体を必死に寄せていった影響も有るだろう。幸いワンチャンスを生かして先制して、さらに21分にも決定機が有ったのでこれを決めていればかなり展開は楽になっていただろうが、これを逃してからは防戦一方になる。トリノは特に右のザッパコスタの良い攻め上がりが目立った。サンプはブルーノの出来が良くなく、これなら代えた方が良い。

後半2分 前半に肩を痛めていたシックが結局無理で、早々にブディミルと交代

   3分 ブルーノの後方からのチップパス⇒クアリアレッラがループヘッドを狙うが、GKハートが下がりながらパンチングでセーブ

   4分 トレイラがボールを顔面に喰らいピッチに倒れこむも、トリノはボールを出さずに攻め続行

   7分 左サイドからバゼッリの強烈なミドル⇒プッジョーニのパンチング

  10分 リャイッチのペナ内シュート⇒シルヴェストレがブロック⇒こぼれ球をボジェが狙う⇒シルヴェストレがコースを切り、右に外す

  15分 ブルーノに代わってリッキー投入。これは良い

  17分 左からペナ内に侵入したリッキーのマイナスのクロス⇒ブディミルがふかす

  18分 右サイドからザッパコスタのクロス⇒ボジェがオーバーヘッドを空振り⇒後ろにいたベロッティがトラップしてシュート⇒シルヴェストレがブロック

  25分 FKのサインプレーから。後方からダイレクトで入ったボールを、ベロッティがダイレクトボレー。難しいシュートを上手く合わせたが、プッジョーニセーブ

  27分 ヤゴ・ファルケに代わってイトゥルベ投入。イトゥルベが控えにいたんだ!と思い、実は嫌な予感がしたんだ・・・

  32分 アベラールを後方からスライで倒したプラートにイエロー

  32分 アクアーに代わってマクシ・ロペス投入。元サンプ勢同士の交代で、さらに攻撃的に

後半33分 イトゥルベGoal:1-1

レジーニの軽率なクリアミスからボールを奪われ、イトゥルベが左足ボレーで叩き込み同点・・・

↑↑©sportfair.itより

 34分 イトゥルベを後ろから倒したレジーニにイエロー。自らのミスでゴールを決められた相手を、ファールで倒す。みじめだ、レジーニ

 38分 右CKからヘッドのこぼれ球⇒ベロッティのボレー⇒ベレシンスキが身体でブロック

 39分 クアリアレッラに代わってジュリチッチ投入。クアリアレッラにはトリノティフォージから大ブーイング

 42分 バゼッリに代わってヴァルディフィオーリ

ロスタイム5分。

 49分 危ない!左からのCK。プッジョーニがこけてボールに頭の上を越されるが、後ろでフリーだったベロッティが上手く合わせられず

このまま終了。1-1。

(ポイント)

・ポゼッションはトリノ31分03秒:サンプ24分31秒

・シュート数はトリノ20本(枠内6本):サンプ5本(枠内4本)

・何と、これが3rdユニで初勝点!

・なんとか2連敗で止めるが・・・

・シックの交代は痛かった。それ以降はチャンスを作れなくなり、ホントに防戦一方に

・ブディミルはレベル的に放出だなー。去年のロドリゲスと同じ感じで終わってしまうだろう

・サンプのMVPは間違いなくシルヴェストレ

・トリノの両SB、特にザッパコスタは良かった。去年のブルーノ・ペレスといい、トリノのSBはうらやましい

・ここ2,3年思うのだが、サンプとトリノを合併したチームを作れば、ちょうどお互い弱点を補完し合って最強のチームが出来る気がする

↑↑©gettyimagesより

 同点にされた失点は、明らかにレジーニの集中力不足。下手なのはしょうが無いが、サンプにいたキャリアの長さだけでやってるならお前にキャプテンの資格は無い!技術が無いならそれをカバーするだけの気合や、声でのコーチング、そういう物が全く彼からは見られない。左SBに人がいなくて使われるのはしょうが無いと思うが、なんでキャプテンなんだろう?

 この試合は途中から防戦一方にはなったが、前2試合と違ってレジーニ以外のサンプイレブンはかなり粘り強いディフェンスを見せていた。特にシルヴェストレの獅子奮迅の働きは素晴らしかった。それをたった一つのプレーで台無しにしたレジーニの責任はものすごく大きい。来季の補強最大ポイントは間違いなく左SB。さて、残り4試合。

Foooooooorza Saaaaaaaamp!! 

次節:セリエA 第35節 2017年 5/7(日) 対ラツィオ@ローマ  現地15:00Kick Off(日本時間22:00) 

’16-’17 SERIE A

34試合 12勝10分12敗 勝点46 得点42 失点42 得失点差+0 現在10位

今日のカッサーノのアフォリズム(格言) 

numero151:

 Il fossato del castello di Bari

dove giocavo a pallone tutti i giorni

e' meglio del Maracana'.

格言151:

俺が毎日サッカーをして遊んでいたバーリの城の堀は、マラカナンスタジアム(世界最高収容人数を誇るブラジルのスタジアム)より素晴らしい