保存版 サンプドリア '19-'20 完全選手名鑑 1/2号!!

2020-06-16 00:00:30 | 保存版 サンプ名鑑

さて、今シーズンここまでの振り返りも終了。いよいよセリエAが再開しようとしている。

そこでハタと気付いたら、今シーズンは名鑑号をつくっていなかった。久々のサンプを観るにあたって陣容をチェックしておく意味でもやっておかねば。

今さらディフランチェスコ監督時代を振り返ってもしょうがないのだが、5年後にもしかしたら1人でもこのblogを見返して懐かしんでくれる人もいるかもしれないので・・・

2019-20 SAMPDORIA

 ジャンパオロ政権3年間で終了、ディ・フランチェスコ新監督のNEWサンプでスタート!!

 夏のメルカートが締め切られた時点ではこんな感じだった。フェレーロの身売りの話も有って、なかなか補強も進まなかった2019の夏のメルカート。ディフランチェスコ監督の4-3-3に必要不可欠なウィングの補強がなかなかされずに、最終的に移籍期限ギリギリで「エミリアーノ・リゴーニ」だけ補強された。それでも10番を与えられて期待されていた彼であったが、ディフランチェスコ監督が途中解任されて本来のポジションを失って、冬にはすぐいなくなった。レギュラー陣での大きな変化はCBの「ヨアキム・アンデルセン」、MFの「デニス・プラート」、FWの「グレゴワール・デフレル」と縦の中心ライン3人を失い、結果その穴埋めが上手くいかなかったメルカートと言えよう

ディ・フランチェスコ監督 ’19-’20 【4-3-3】 ※赤字が新加入

     クアリアレッラ(ボナッツォーリ)

リゴーニ(カプラーリ)(マローニ) ガッビアディーニ(ラミレス)

ヤンクト(トルスビー) リネッティ(バッレート)(レリス)
   

       エクダル(ヴィエイラ)

ムッルー(アウジェッロ)  デパオリ(ベレシンスキ)(ロシャ)

     コリー  ムリージョ
(レジーニ)(チャボット)(フェラーリ)

     アウデーロ
 (セクリン)(ファルコーネ)(アヴォガドリ)    
   

FW陣 5.5⇒ FW陣は去年からシステムが変わっている事も有りレギュラーもだいぶ変わった。

残留 = クアリアレッラ、ガッビアディーニ、カプラーリ、ラミレス(MFから)、バーロウリ(ユースから昇格)
新加入 = リゴーニ、マローニ、ボナッツォーリ
放出 = デフレル、コフナツキ、サウ

今までの2トップから3トップに変わったので大きな変化が。まずカプラーリガッビアディーニ、そしてMFだったラミレスが左右のウィングに。新加入のマローニも元々はトップ下専門の選手なので、この左右のウィングは未知数。ユースから昇格したバーロウリにしてもどちらかと言えばトップ下タイプの選手だ。カプラーリやガッビアディーニあたりは、逆にこのポジションの方が生きる可能性は有るので楽しみ。ただ、生粋の本職ウィングは現在のメンツにいないので、ここの補強が必要だったが、最終的にリゴーニが最終日に加入しただけ。

 CFは得点王のクアリアレッラが当然いるが、やはりこの歳であまり経験のない1トップ気味のCFと言うのは結構キツイと思う。控えにはレンタルバックのボナッツォーリがキャンプでディフラの信頼を勝ち取って残りそう。

MF陣 7MF陣はプラートを失った以外は比較的継続路線。

残留 = エクダル、リネッティ、ヤンクト、バッレート、ヴィエイラ、ラミレス(FW)
新加入 = トルスビー、レリス
放出 = プラート、ヴェッレ、サポナーラ

ずっと粘っていたが、プレミアリーグの移籍期限ギリギリでプラートはレスターに移籍。さすがに4年目のプラートを見ると言う夢は叶わなかった。獲られるのは覚悟していたからしょうがない。でも安過ぎる。正直ジャンパオロの呪縛から解き放たれて、彼はここからさらに活躍すると思う。レスターは良い買い物をしたな。まぁもう関係無い。とりあえずセリエAで対戦する事が無くて良かった。

 それ以外はMFは継続路線だが、まずトップ下が無くなってポジションも3人に減るっちゃー減るのですでにこれで手一杯なのかな。ヴェッレ、カペッツィは残念ながら放出された。ラミレスはFW扱いになり、プラート放出後の新加入選手レリス。キエーヴォから獲得した彼はまだFW(ウィング)をやるか右MFやるかわからない。キエーヴォマスターにお伺いしたところ、後でもう一度触れるが適性は(イン)サイドハーフとの事でやはりMFで勝負か。プラートに匹敵する選手は誰も獲れていないのが寂しいが、悪くないメンツはいる。サイドアタッカー獲得の方がプライオリティーは高いので、しょうがないか。ヤンクト、ヴィエイラあたりはシステム変更がプラスに作用しそうなので、彼らの成長でプラートの穴を埋めるしかないか

DF陣 5.5DF陣はもうすでにかなり移籍が進んでいる。と言うかもうほぼ完成しているかもしれない。現在のところ

残留 = ベレシンスキ、フェラーリ、コリー、ムッルー、レジーニ
新加入 = デパオリ、ムリージョ、チャボット、アウジェッロ、ロシャ、(ミュレ)
放出 = アンデルセン、トネッリ、タヴァレス、ロランド、レヴェルベ、サーラ

ミュレを括弧にしたのは、獲得したもののキャンプにすら召集されずにユーヴェに獲られてしまった。500万€だって。まぁ残念だけど1月に45万€で獲得して、何もしなくて500万€になった。1月の時点で獲得合戦に負けて逃したと思えばお金が入ってくる分良いか。これも金の亡者フェレーロマジックなのか…まだどこの馬の骨ともわからんし。ユーヴェではU-23に放り込まれるみたいだが、その後レンタルに出されてユーヴェに戻れずにどっか中堅クラブに買い取られる流れが濃厚なのかな?まぁ日本語表記も「ミュレ」にするか「ムレ」にするか「ミュール」とか書いているとこも有ったし迷っていたから、別にいらないか(笑)

アンデルセントネッリの2人のセンターバックを失い、レギュラー候補で入ってきたのがムリージョチャボットは将来への投資だろう。サイドバックはデパオリアウジェッロと言うレギュラーを脅かす可能性がある2人が加入した。

GK陣 7⇒GKは正GKのアウデーロが盤石だが、逆にそれ以外は全員変わった。

残留 = アウデーロ
新加入 = セクリン、ファルコーネ、アヴォガドリ
放出 = ラファエル、ベレッツ

第2GKだったラファエルが突然イングランドへ移籍して、最終日にその代わりとしてキエーヴォからセクリンが加入した。また第3GKのベレッツが移籍して、レンタルバックのファルコーネが第3に。そして期待の17歳のロレンツォ・アヴォガドリをアタランタからレンタルで獲得。とりあえずプリマヴェーラの正GKか?化けそうなら買い取り交渉するのかな?そしてずっと第3務めたり、レンタル出されたりを繰り返していたトッツォはついにサンプから完全移籍で出て行く事が決まった。同盟国のテルナーナへ、3年契約で移籍。彼の年齢を考えるとラストチャンスだろうし、悪くないだろう。ちなみにFaceBbookで友達になっているが、めちゃくちゃ良いやつで奥さんがカワイイ。

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☆ディフランチェスコは前任のジャンパオロの4-3-1-2とは対極の4-3-3。ピッチをめい一杯ワイドに使い、縦に早いサッカーとサイドからのクロスを多用する
 
 ・ヴィエイラの成長でプラートを忘れさせる
 ・ムリージョが復活してアンデルセンの穴をしっかり埋める
 ・リゴーニがウィングとして活躍
 
この3点がディフランチェスコの4-3-3成功の鍵だと思われていた

 移籍情報総まとめ

<2019・9・3現在>

IN(金額は全て推定) 

GKウラディミーロ・ファルコーネ(24)⇒ルッケーゼ(セリエC)からレンタルバック。

GKロレンツォ・アヴォガドリ(18)⇒アタランタからレンタルで加入。

GKアンドレア・セクリン(29)⇒キエーヴォからレンタルで加入。

DFエラスモ・ミュレ(20)⇒トラパニ(セリエB)から45万ユーロで完全移籍

DFジュリアン・チャボット(21)⇒グローニンゲン(オランダ)から370万ユーロで完全移籍。ドイツ人 
DFファビオ・デパオリ(22)⇒キエーヴォ(セリエB)から450万ユーロで完全移籍
DFジェイソン・ムリージョ(27)⇒ヴァレンシア(スペイン1部)から200万ユーロでレンタル。1,300万ユーロの買い取り義務オプション付き。コロンビア代表
DFトンマーゾ・アウジェッロ(24)⇒スペッツィア(セリエB)からレンタル。400万ユーロの買い取り義務オプション付き

DFヴァスコ・レジーニ(28)⇒SPALからレンタルバック

DFカイケ・ロシャ(18)⇒サントス(ブラジル)から完全移籍

MFレオナルド・カペッツィ(24)⇒エンポリからレンタルバック

MFモルテン・トルスビー(23)⇒ヘーレンフェン(オランダ)よりフリートランスファーで完全移籍。ノルウェー代表

MFメディ・レリス(21)⇒キエーヴォ(セリエB)から250万ユーロ+ボーナスで完全移籍。フランス人

FWフェデリコ・ボナッツォーリ(22)⇒パドヴァ(セリエB)からレンタルバック。イタリアU-21代表 

FWエミリアーノ・リゴーニ(26)⇒ゼニト(ロシア)からレンタル。アルゼンチン代表 

FWゴンサロ・マローニ(20)⇒ボカ・ジュニオールズ(アルゼンチン)から100万ユーロでレンタル。買い取りオプション1500万ユーロ。アルゼンチン人 

  総額1415万ユーロ+3200万ユーロ(買い取りオプション全て) 

OUT (金額は全て推定)

GKヴィド・ベレッツ(29)⇒アポエル(ギリシャ)に買取義務オプション付きレンタルで移籍。スロヴェニア代表

GKアンドレア・トッツォ(26)⇒テルナーナ(セリエC)に10万ユーロで完全移籍

GKラファエル・カブラウ(29)⇒レディング(イングランド・チャンピオンシップリー)にフリートランスファーで移籍。元ブラジル代表

DFロレンツォ・トネッリ(29)⇒ナポリにレンタルバック。

DFエラスモ・ミュレ(20)⇒ユヴェントスに500万ユーロで完全移籍
DFヨアキム・アンデルセン(23)⇒リヨン(フランス・リーグアン)に2400万ユーロ+600万ユーロボーナスで完全移籍。デンマーク代表
DFマクシム・レヴェルベ(22)⇒キエーヴォ(セリエB)にフリートランスファーで移籍。フランス人
MFリッカルド・サポナーラ(27)⇒フィオレンティーナにレンタルバック。
MFダヴィド・イヴァン(24)⇒キエーヴォ(セリエB)に移籍。スロヴァキア人
MFアントニオ・パルンボ(22)⇒テルナーナ(セリエC)にレンタル移籍
MFデニス・プラート(25)⇒レスター(プレミア)に2100万ユーロで完全移籍。ベルギー代表 
MFヴァレリオ・ヴェッレ(25)⇒エラス・ヴェローナにレンタル移籍。元イタリアU-21代表
FWグレゴワール・デフレル(28)⇒ローマにレンタルバック。フランス人
FWマルコ・サウ(31)⇒ベネヴェント(セリエB)にフリートランスファーで移籍
FWダヴィド・コフナツキ(22)⇒フォルトゥナ・デュッセルドルフに800万ユーロで完全移籍。早くいなくなれ!  

総額5810万ユーロ+600万ユーロ(ボーナス)

収支 +1795万ユーロ

収支に関しては、レンタルで買い取りオプションとか、分割払いとかあるのでなかなか一つの答えを出すのは難しい。しかし今年に関してはプラートとアンデルセンを売却して、その代わりに特に高い買い物はしていないので収支はかなりプラスだ。そして戦力は明らかにマイナスだ

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お、今季新加入した面々の詳細情報は次号

’19-’20 夏メルカート 新入団選手

 でアップします!

いまや懐かしい、というか彼がサンプの監督だった事を10年後に覚えている人はどれくらいいるのだろうか・・・


保存版 サンプドリア '18-'19 完全選手名鑑 2/2号 新加入選手特集!!

2018-09-15 13:29:32 | 保存版 サンプ名鑑

’18-’19 夏メルカート 新入団選手

1.

↑↑©AlfredoPedulla.itよ

Alex Ferrari  25アレックス・フェラーリ

  • ポジション:DF
  • 1994年7月1日生まれ(24歳)
  • イタリア モデナ出身
  • 183cm 70kg
  • 昨季:エラス・ヴェローナ 25試合1得点

ボローニャからレンタルで加入。買い取りオプションは450万ユーロに設定されている模様。本職はセンターバックだが、昨季はレンタル先のエラス・ヴェローナで主に右SBとしてレギュラーでプレーした。25試合出場、1得点。位置付け的にはCBとSBが両方できる便利なバックアッパーと言うところか?まだ若いので、伸びしろが有ればそのまま買い取るか

2.

↑↑©il secolo XIXよ

Omar Colley 15オマール・コリー

  • ポジション:DF
  • 1992年10月24日生まれ(25歳)
  • フガンビア Lamin出身
  • 191cm 87kg
  • 昨季:ゲンク(ベルギー1部)28試合1得点
  • ガンビア代表:11試合0得点

ベルギーのゲンクから750万ユーロ+成績次第で200万ユーロのボーナスと言うオプションで加入。ガンビア代表の主将を務める、巨体を生かした屈強なセンターバック。サンプ初のガンビア人選手となる。昨年の自分のblogを読み返していたら、昨季もCBの候補にコリーの名前が挙がっていたので、サンプは彼の事をずっと追いかけいたのだろう。黒人で強いセンターバックと言う事で、まさに私好み。しかもガンビア代表で主将と言う事は、おそらくアフリカ人ながらしっかり戦術眼と知性を持ち併せていると予想する。レギュラーCBの柱として期待したい。背番号は早くも15番を選んだ。

3

 

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

Jakub JANKTO 14ヤクブ・ヤンクト

  • ポジション:MF
  • 1996年1月19日生まれ(22歳)
  • チェコ プラハ出身
  • 184cm 73kg
  • 昨季:ウディネーゼ 36試合4得点
  • チェコ代表 10試合1得点 

ウディネーゼから買い取りオプション付きレンタルで獲得。1500万ユーロ。メルカートの初期段階でサンプがこの金額をあっさり投入した事に、期待の大きさが感じられる。彼はジャンパオロのフォーメーションだと、左MFが最有力で次がトップ下となるだろう。チェコ人の彼は若くしてウディネーゼのプリマヴェーラに引き抜かれて、セリエBのアスコリにレンタルされてそこで34試合5ゴール9アシスト。その後すぐにウディネーゼに戻されて、今度はトップチームで2年間。コパも合わせて合計69試合、11ゴール11アシストの成績を残した。まだ22歳だが経験もかなり積んでおり、サンプでは歴代少ない左利きのMFという事で非常に期待が持てる。ちなみにサンプ入りを決断した際には、同胞のパトリック・シックのアドバイスも有ったらしい。まさか「サンプで適当に2年位やって、その後ビッグクラブにステップアップすればいいよ!」とか言ってないだろうな!?

4 

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

Carlos Eugénio Júnior Tavares 22カルロス エウジェニオ ジュニオール・タヴァレス

  • ポジション:DF
  • 1996年8月7日生まれ(21歳)
  • ブラジル Porto Alegre出身
  • 178cm 83kg
  • 昨季:サンパオロ 23試合0得点3アシスト

グレミオの下部組織で育って、サンパウロでトップチームデビューした若き左SB。サンパウロと言えば大空翼クンの出身クラブか。100万ユーロでレンタル、買い取りオプションが200万ユーロの模様。彼はそのプレーより素行の悪さで有名。なのでサンパウロのサポーターの中に、あまり彼の移籍を悲しむ声は聞かれなかった・・・ブラジルで最もタトゥーが入っている選手として有名。その数はなんと30以上!これが一番気に入ってると言われている頭のタトゥー

tavares

 肝心のプレースタイルは、ドリブルを得意として左足のクロスも非凡なものを持っている、攻撃的なラテラウ。守備にやや難を抱える。このタイプは、まさに同じブラジル人のドドを我々も経験しているので、少し、いやかなり不安だ。ただドドよりはフィジカルは圧倒的に強そう。昨季はガラタサライ、また冬はアヤックスが獲得を狙っており、ヨーロッパでもフランスのレンヌで2週間練習に参加した事が有る。その当時は250万ユーロと言う移籍金の提示にサンパウロが首を縦に振らなかった。まぁ幸いそこまで高くないので、ムッルーと定位置を争って、良い方に化ければ儲けものか。以下タヴァレス動画

https://www.youtube.com/watch?v=d9VL0lFqPXE

5.

 

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

Emil Audero 1エミル・アウデーロ

  • ポジション:GK
  • 1997年1月18日生まれ(21歳)
  • インドネシアMataram出身
  • 192cm 83kg
  • 昨季:ヴェネツィア(SerieB) 35試合35失点 

ユーヴェの将来を担うと言われているアウデーロ。100万ユーロでレンタル、買い取りオプションが1100万ユーロの模様。逆にユーヴェが買い戻したければ1500万ユーロと言う金額に設定されている。インドネシア人の父とイタリア人の母を持つハーフのエミル。しかし1歳の時にすでにイタリアのトリノに移住して、そこからはずっとイタリア生活。幼少期からユーヴェの下部組織に加入したアウデーロは、ずっとブッフォンのプレーを間近に見て成長した。イタリアのアンダー21の正GK。派手なタイプのGKでは無いが、抜群の反射神経を生かして、ライン上で幾多のシュートをかき出す。まだ若いから経験を積む必要はあるが期待したい。サンプがこの若さのGKに正GKを任せるとしたら、あのパリュウカがデビューした時以来だ。ただ、サンプにずっと残れるようなパターンになるのかな?ユーヴェに戻る為に頑張って成長したが、ユーヴェがとんでもない大物を連れてきて戻れなくなり、結果サンプが買い叩いて安く手に入れると言うのが最高形か。以下、アウデーロ動画

https://www.youtube.com/watch?v=pLAd_yYzfIM

6 

 ↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

Cabral Barbosa RAFAEL 33カブラル・バルボサ・ラファエル 

  • ポジション:GK
  • 1990年5月20日生まれ(28歳)
  • イブラジル Sorocaba出身
  • 186cm 83kg
  • 昨季:ナポリ 0試合
  • ブラジル代表:3試合0得点

レイナ加入後に全く出番が無くなってしまったナポリのサブキーパー。GKとしては小柄だが敏捷性とテクニックが有る。GKから繋ぐジャンパオロのサッカーに魅力を感じたと言っていた。またナポリで監督だったサッリとジャンパオロのサッカーは似ているので、その点のやりやすさも有るだろう。

セレーゾやシーラス、ダ・コスタなどのサンプで活躍したブラジルの系譜を汚さないようにしたい。また新加入の同胞ジュニオール・タヴァレスの通訳も務めたい」と言うのが本人談。

7

 ↑↑©asromacalcio.comより

Grégoire André Defrel 92グレゴワール・アンドレ・デフレル

  • ポジション:FW
  • 1991年6月17日生まれ(27歳)
  • フランス Meudon出身
  • 179cm 77kg
  • 昨季:ローマ 15試合1得点

 メルカート序盤から候補筆頭に挙がっていたデフレルが、時間はかかったが結局そのまま順当に加入。150万ユーロのレンタル料+1800万ユーロの買い取りオプションと言う形で交渉がまとまった模様。正直少し高いかなと言う印象。

 フランス領のドミニカ共和国の近く、マルティニークと言う島で生まれたデフレル。しかしサッカーのキャリアはイタリアのパルマの下部組織からスタートさせた。当時セリエAだったパルマからフォッジャ(セリエC)、チェゼーナ(セリエB⇒A)とレンタル生活で順調にステップアップ。2014/15のチェゼーナ時代にセリエAで34試合9ゴール。その活躍が認められてサッスオーロに買い取られる。そして2年間で33試合7ゴール、29試合12ゴールと活躍。これが去年の時点。

 このタイミングならこの価格も決して高くは無いと思う。それこそサンプの獲得候補FWにも去年から名前はあった。しかし最終的にはローマがレンタルで獲得してそのまま買い取りオプションを行使。しかし、ローマでは15試合でわずか1ゴール。強力なFW陣の中で出番も少なく、また3トップのウィングと言う慣れないポジションで起用されたためにゴールも少なかった。つまりだいぶ株を下げた現在の状態。

 27歳と言う年齢は決して若くは無く、それも含めて正直サンプにとってはやや博打的な獲得の選手と言えよう。セリエAの経験は豊富なので、2トップの一角に戻って本来の姿を取り戻してくれればと言うのが望み。左利きの俊敏なタイプのストライカー。ちなみに、チェゼーナ時代に彼を指揮した事が有る、元サンプ監督の”ミンモ”ディ・カルロ監督は

「デフレルはジャンパオロのサンプに最適なストライカーで、最低でも14ゴールは決めるだろう」 

と言っている。しかし、ディカルロはサンプの監督時代にサンプを降格させている・・・

8

 ↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

Ronaldo Vieria 4ロナウド・ヴィエイラ

  • ポジション:MF
  • 1998年7月19日生まれ(20歳)
  • ギニア Bissau出身(イングランド国籍、ポルトガルパスポートも保持)
  • 178cm 70kg
  • 昨季:リーズ(イングランド1部) 28試合0得点

 ロナウドとヴィエイラがフュージョンして出来た最強戦士”ロナウド・ヴィエイラ”の獲得が決定!さしずめ”RV4”だな(笑)トレイラ放出からずっと懸案だったレジスタの選手。700万ユーロで完全移籍。

ギニアビサウ共和国(知らなかったがギニアとはまた違う国)生まれのRV4。5歳の時に父親が亡くなりポルトガルに移住。さらに2011年にはイングランドへ移住し、そこからイングランドでのサッカーキャリアをスタートさせる。その為に現在はイングランド人だがポルトガルとギニアビサウの国籍も持つ。代表はイングランドのU-20に招集されて、U-21と合わせてすでに10キャップを刻んでいる。2016年にリーズと契約を結んでプロとしてのキャリアをスタート。ここ2年で34試合1得点、28試合0得点と18歳からすでにレギュラーとして活躍した。サンプ入りに当たっては同僚の4年前に在籍した右SBのガエタノ・ベラルディ(懐かしい!)の助言もあったらしい。「ファンも素晴らしく、良いクラブ」だと。そのベラルディもリーズでは4年間ずっとレギュラーを張ってる模様だ 

 プレースタイルとしてはマケレレカンテの様なタイプに見える。献身的にボール奪取を繰り返す選手。ただその中でも特筆すべき事は、かなりスピードが有る事。これはレジスタとしては面白いと思う。ボール奪取&キープは出来るので、ここからはパスの質、トレイラが得意だった展開力に磨きをかければ面白すぎる選手になると思う。サンプの背番号4と言えばまずはグーリット、そしてスーパーレジスタだった”セルジオ・ヴォルピ”。グーリットの様な風貌で、ヴォルピの様な選手になってくれるように期待しよう。

9

↑↑©aftonbladetより

Albin Ekdal 6アルビン・エクダル

  • ポジション:MF
  • 1989年7月28日生まれ(29歳)
  • スウェーデン ストックホルム出身
  • 186cm 82kg
  • 昨季:ハンブルガーSV(ブンデスリーガ) 19試合0得点
  • スウェーデン代表:39試合0得点

 トレイラの後釜第2弾は経験豊富なスウェーデン代表のMFエクダル。このW杯もベスト16のスウェーデン代表のレギュラーとして全5試合に出場。MFならどこでもこなす選手だが、とりあえず不足しているレジスタとして起用されて、ヴィエラの成長を待つパターンで考えているのか。ここ3年はブンデスのハンブルガーでプレーしていたが、元々ユーヴェに若くして引き抜かれてそこからセリエA生活をスタート。シエナとボローニャで1年ずつ、カリアリで4年間レギュラーとセリエA経験もかなり豊富。しかもシエナ時代の2009-10になんとジャンパオロの下でプレーもしている。この土壇場で獲得した選手としては、願ったりかなったりの補強と言えよう。W杯ベスト16国のレギュラーとしては破格だと思う230万ユーロで完全移籍。何か逆に怪我を抱えて無理してるんじゃないかとか勘ぐってしまうが・・・信じましょうか

10

↑↑©quotidiano.netより ナポリ時代のトネッリのサンプ戦の画像。死んでいるのは誰だろう?トレイラかな??

Lorenzo Tonelli 26ロレンツォ・トネッリ

  • ポジション:DF
  • 1990年1月17日生まれ(28歳)
  • イタリア フィレンツェ出身
  • 183cm 78kg
  • 昨季:ナポリ 4試合1得点

 ナポリから買い取りオプション付きレンタルで獲得。50万ユーロのレンタル料に加えて、25試合以上に出場すると750万ユーロでの買い取り義務が付くオプション。エンポリで6年間プレーした後、恩師サッリに請われてナポリに追従。しかしナポリの分厚い戦力の前にほとんど出場機会が無く、ここ2年間でセリエAは3試合と4試合。しかしその7試合でDFながら3得点上げており、しかもサンプ戦では貴重な決勝点を取られているので良く覚えている。その通り、得点力があるセンターバック。ジャンパオロとはエンポリ時代に既にやっており、彼自身も「ジャンパオロの下でプレーしたかったと言うのがサンプに来たかった重要な理由だ」と語っている。コリー、アンデルセンとのCBレギュラー争いは見物。間違いなく役に立つ補強だ。

11

 ↑↑©ilovepalermocalcioより エンポリ時代のサポナーラのサンプ戦の画像。バッレートに蹴られ、後ろではビックリしているトレイラ

Riccardo Saponara 5リッカルド・サポナーラ

  • ポジション:MF
  • 1991年12月21日生まれ(27歳)
  • イタリア フォルリ出身
  • 184cm 73kg
  • 昨季:フィオレンティーナ 18試合0得点

フィオレンティーナか買い取りオプション付きレンタルで獲得。オプション額は900万ユーロに設定された。幼少時代はミラニスタで、カカがアイドルだったサポナーラ。彼自身もトップ下としてキャリアを積み、エンポリで名を上げる。そしてミランにステップアップするが、そこでは出番に恵まれず。再度戻ったエンポリではまた活躍。その時にジャンパオロの下でプレーして、33試合5得点と好成績を上げている。その後フィオレンティーナに引き抜かれたが、昨年はやや出番を減らした。サンプではトップ下でラミレスとポジションを争うか。この獲得とFWが獲れなかった事によりトップ下に完全コンバート案も出ていたカプラーリは一旦FWに戻るだろう。

 この最後に獲得したトネッリとサポナーラは実はエンポリで足かけ4年半一緒にプレーしており、結構仲が良い。しかし2人とも最初のエンポリ時代から考えるとかなり風貌が変わってしまった。サポナーラは髪質と、髭の濃さから想像するホルモン量を考えるとハゲそうになったのでスキンにしたのだろう。トネッリは間違いなくお笑い系を目指しており、冷静堅実なセンターバックとは言えない風貌だ。完全なレギュラーでは無いかもしれないが、2人ともジャンPチルドレンでも有るし面白い補強だとは思う

12

  

 ↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

Mohamed Bahlouli ?モハメド・バーロウリ

  • ポジション:MF
  • 2000年2月17日生まれ(18歳)
  • フランス リヨン出身

 18歳でリヨンのU-19チームに所属していた攻撃的MF。同じリヨンで育成された元フランスU-21代表MFファレス・バーロウリ(現リール)の実の弟でもある。典型的なトップ下の選手で、パスセンスとテクニックは惚れ惚れする物が有る。育成に定評があるリヨンの下部組織なので期待大。実はリヴァプールがクロップの熱望によりこの冬に引き抜こうとしたが失敗。その意味も分かる気がする。まずはプリマヴェーラだろうが、2年後に期待しよう。以下動画↓↓

https://www.youtube.com/watch?v=msVWKEOfqn4&t=86s

13 レンタルバックしてチームに留まったのは

DF95 ガブリエレ・ロランド(23)←パレルモ(セリエB)

DF18 マクシム・レヴェルベ(21)←オルビア(セリエC)


 夏のメルカートの結果、現在のトップチームには27人の選手が。ここで全選手の背番号とガゼッタ発表による年棒をチェックしてみよう

   背番号 名前   年棒(ユーロ)

  1. 10 プラート     150万 
  2. 27 クアリアレッラ 130万
  3. 6  エクダル   120万
  4. 26 トネッリ    120万
  5. 11 ラミレス    110万
  6. 15 コリー     95万
  7. 92 デフレル   95万
  8. 7  サーラ    90万
  9. 5  サポナーラ  90万
  10. 14 ヤンクト    80万
  11. 17 カプラーリ   75万
  12. 4  ヴィエイラ   75万
  13. 8  バッレート   65万
  14. 29 ムッルー    65万
  15. 1  アウデーロ  55万
  16. 16 リネッティ   50万
  17. 33 ラファエル   50万
  18. 19 レジーニ    50万
  19. 24 ベレシンスキ 45万
  20. 99 コフナツキ   45万
  21. 22 タヴァレス   45万
  22. 25 フェラーリ   40万
  23. 3  アンデルセン 25万
  24. 72 ベレッツ    25万
  25. 95 ロランド    20万
  26. 18 レヴェルベ   6万
  27. 40 スティエポヴィッチ 6万      

背番号10番がプラートに代わり、年棒もトップに躍り出た。名実共にプラート中心のチームになっていくのか。まあ相変わらずサンプの総年棒は低く、”CR7”1人だけでサンプの全選手の年棒を上回るような感じだが、サッカーは金だけじゃない。個人的には一番過大評価されているのがサーラ、過小評価されているのがリネッティベレシンスキかな?後者の2人は、このままだとちょっと年棒積まれたら移籍してしまうだろう。


 

と言ったところで、次は第4節。土曜ナイターに時間が変更されています↓↓

次節:セリエA 第4節 2018年 9/15(土) 対フロジノーネ@フロジノーネ  現地20:30Kick Off(日本時間深夜03:30) 

’18-’19 SERIE A  

2試合 1勝0分1敗 勝点3 得点3 失点1 得失点差+2 現在 13位(1試合未消化) 


保存版 サンプドリア '18-'19 完全選手名鑑 1/2号!!

2018-09-13 22:53:32 | 保存版 サンプ名鑑

2018-19 SAMPDORIA

 ジャンパオロ政権3年目、今季のサンプはこんなチーム!!

 開幕戦は延期になったサンプだが、夏のメルカートが締め切られて今季の陣容が決まった。恒例の最終日駆け込み補強。サンプは最後の最後にトップ下の「リカルド・サポナーラ」とCBの「ロレンツォ・トネッリ」、さらにMFの「アルビン・エクダル」を獲得。ただ、本当か嘘か怪しいがFWで最終日にほぼ合意に至っていた「シモーネ・ザザ」を土壇場でトリノにさらわれて、放出したサパタタイプのFWの補充は無いままに終わった。これがどうでるか?。しかし、こやつはサンプユース出身ながら、成長した後サンプの呼び戻しオファーを2度も断りやがって!

開幕戦でどうなる事かと思ったが、2戦目のナポリで完勝して今季に期待を抱かせたサンプ。一番大きなトレイラの穴、次に大きなサパタの穴、この2つをどう埋めるかが今年のチームの鍵。今季は最終的に入れ替わりがかなり激しくなった。GKも含めて、レギュラースタメン11人の内の半分は変わったと言えよう。

 今季も非常に国際色豊かなメンバー構成。サンプ初となるガンビア代表の選手(コリー)がいたり、スウェーデンデンマーク、イングランド人などはサンプとしては珍しい。 

  1. イタリア 10人(クアリアレッラ、カプラーリ、サポナーラ、ムッルー、サーラ、レジーニ、トネッリ、ロランド、フェラーリ、アウデーロ)
  2. ポーランド 3人(リネッティ、ベレシンスキ、コフナツキ)
  3. フランス 2人(デフレル、レヴェルベ)
  4. ブラジル 2人(タヴァレス、ラファエル)
  5. ウルグアイ 1人(ラミレス)
  6. チェコ 1人(ヤンクト)
  7. ベルギー 1人(プラート)
  8. パラグアイ 1人(バッレート)
  9. デンマーク 1人(アンデルセン)
  10. スロベニア 1人(ベレッツ)
  11. スウェーデン 1人(エクダル)
  12. イングランド 1人(ヴィエイラ)
  13. ガンビア 1人(コリー)
  14. モンテネグロ 1人(スティエポヴィッチ)

加入選手の中で一番高かった補強は「デフレル」だった。それ以外に期待が大きいのが「ヤンクト」「コリー」「ヴィエラ」「エクダル」あたりか。強みは相変わらずMF陣で、勝手に私が「ヤングサンプカルテット」と呼んでいた4人はブルーノ・フェルナンデス以外にトレイラもいなくなってしまったが、代わりにヤンクトヴィエイラと言う面白い選手が入ってきてる。守備陣はGKヴィヴィアーノとDFシルヴェストレのベテラン2人に代わって、GKアウデーロとDFアンデルセンと物凄く若返ったので、吉か凶、どちらに転ぶか見物だ。

さて、各セクションを細かく見てみよう

 

SAMPDORIA 2018-19(2018・9・7現在) ※赤字が新加入選手

 

FW陣 クアリアレッラ デフレル    

        (カプラーリ)   (コフナツキ)(スティエポヴィッチ)

FW陣 6.5⇒ティフォージの評判も良かったサパタは、ジャンパオロの求めるストライカー像では無かったっと言う事で切られ、タイプが違うデフレルを獲得。もう1人獲るのではと言われていたが、最終的にザザの獲得に失敗して補強は無かった。と言うわけでレギュラー候補はキャプテンのクアリアレッラデフレル

 パワーとポストプレーが出来たサパタに対して、デフレルはどちらかと言うとスピードと左足の鋭いシュートが有る。昨シーズンあまり試合に出ていないのでまだコンディション不足ではあるが、第2節のナポリ戦で2得点上げてとりあえずドリアーノへの挨拶は済ませた。昨季がさすがにキャリアハイになると思われるクアリアレッラも、とんでもないヒールボレーを決めて”老いてますます盛ん”、まるで三国志の黄忠のような頼もしさを見せている。この2人はコンビも悪く無さそう、と言うかクアリアレッラは誰と組んでもそつなくこなすので楽しみだ。まぁ正直、この記事を書くのが2節の前か後かでだいぶ内容が変わったと思う。1節終わった時点で書いていれば、私のFW陣評価は6だっただろう。

カプラーリコフナツキも勝負の年。ジャンパオロが「今のサンプの中で一番1対1で抜ける」と言っているカプラーリはトップ下でも起用されるだろうが、やはりFWとしてこの2人を超えないといけない。課題は決定力。また、コフナツキは無限のポテンシャルを秘めているのは間違いないので、20歳でW杯まで出てしまって調子に乗って伸び悩むのが怖い。タイプ的には同郷の先輩のレヴァンドフスキを目指して欲しいが。18歳のスティエポヴィッチはレンタルに出されずにサンプに留めたと言う事で、相当のジャンパオロの期待っぷりがわかる。ここでクアリアやデフレルから学んで、その後にレンタルで実戦経験を積んでと言う形になっていくか。

 

MF陣 サポナーラ

       (ラミレス) (カプラーリ)

ヤンクト エクダル プラート  
 (リネッティ)    (ヴィエイラ)    (バッレート) 

MF陣 8トレイラがいなくなった事で変化を見せたMF陣。2試合だけ戦った現在、新加入で合流してから日が浅い選手も多いし、プラートの怪我なども有りまだ今シーズンのレギュラーがどうなるか予断を許さない状況だ。逆に言うとそれぞれの選手が個性は違えど、高いレベルで切磋琢磨している状況でも有る。まず一番のポイントはトレイラの後釜。初戦誰もいなくてバッレートにやらせて大失敗。2戦目に加入したてのエクダルを起用してかなり良かった。それに加えて若手新加入のヴィエイラも、将来性を感じさせる面を見せている。ただ、ジャンパオロはプラートが怪我明けたら、この”PLAY”のポジションで試してみたいようだが。そうすると左右MFはヤンクトリネッティ、そしてバッレートの争いになる。ただ私は選手層的にもプラートを従来通り右で使って、エクダルとヴィエイラでPLAYを争っていくような形になっていくと思うが。またトップ下はガストン・ラミレスが良い時と悪い時の差が激しいために、サポナーラ、さらにFWでもあるカプラーリとの争いはし烈になっていくだろう。いずれにせよ複数のポジションをこなせる選手が多く、実力も伯仲。PLAYのポジションさえ固まれば、非常に面白い中盤が完成すると思う

DF陣

ムッルー      ベレシンスキ 

(タヴァレス)              (サーラ)(ロランド)            
   コリー アンデルセン
    (トネッリ)   (フェラーリ)(レヴェルベ)

DF陣 6.5⇒昨季のレギュラーはベレシンスキのみ。ガラッと変わったDF陣。まずCBはアンデルセンの成長により、ここ4年間の柱のシルヴェストレと、値段は高いがそこそこはやれていた”ジャン・マルコ”フェラーリはあっさり契約されず。そして”新しいクリバリ”と呼ばれるコリーと、去年も噂があったナポリの実力者トネッリが補強された。さらに違うフェラーリ、”アレックス”フェラーリも加入したが、彼はCBと右SB両方のユーティリティバックアッパーだろう。右SBは放出の噂が絶えなかったサーラも結局残留して、去年と同じ陣容。左SBはブラジルから攻撃力に定評があるタヴァレスが新加入。両刃の剣だが、いずれにせよセリエAのディフェンスに慣れるには時間がかかるだろう。場合によってはドド2世になってしまう危険性も有る。ただ、2年目のムッルーが昨季よりは成長を見せており、ジャンパオロはムッルーに期待しているようだ。レヴェルベロランドは正直レンタルに出さなければいけなかった余剰若手戦力で、冬のメルカートで何とかレンタル先を見つけるような展開になるだろう

GK陣  アウデーロ 

        (ラファエル)(ベレッツ)

GK陣 7⇒ついにGKの陣容がガラッと変わった。正GKだったヴィヴィアーノはスポルティング・リスボンに移籍。4年間に渡るヴィヴィアーノ時代が終わった。去年開幕時の2ndGKのプッジョーニも昨季途中に既にいなくなっており、昨季と比べるとGK陣は総入れ替え。

 メルカートの序盤では、ブラジルのシャポコエンセのジャンデレイが第一候補に挙がっており、獲得寸前までいったが土壇場で破談に。最終的に選ばれたのがイタリアU-21代表で、ユーヴェが保有、昨季はセリエBヴェネツィアで正GKを務めていたアウデーロ。21歳と言う若さでサンプの正GKを務めるのはあのパリュウカ以来だそうだ。鋭い反応と積極的な飛び出しで、ここまでの所はかなり好印象だ。個人的には良かったと思っている。このままサンプが買い取りオプションを行使するぐらい活躍して欲しい。

昨季の2ndGkのベレッツを買い取った為に、さらに2ndGK候補にナポリのラファエルを獲得したのはタダだったとは言えやや驚きだった。ベレッツもスロヴェニア代表に選ばれてるぐらいの実力者で、実力はそんなに差は無い3人。しかも3人ともそこまで大きくは無いが反応が良いと言うタイプで、比較的似ていると思う。

1人1人を点数で表すとすると、昨季が

ヴィヴィアーノが8、プッジョーニが6.5、トッツォが5.5に対して今季が現時点では

アウデーロ7.5、ラファエル7、ベレッツ7 って言う感じかなぁ。

いずれにせよ、ユーヴェが悔しがるぐらいアウデーロには成長・活躍して欲しい(ユーヴェは保険で買戻しオプションを付けてきてはいるが・・・) 

******************

☆と言うわけで今年も3年目となる4-3-1-2。メンバーはかなり変わったが、成熟したジャンパオロサッカーが花開くか?なんとか内弁慶っぷりを解消して欲しいが。開幕2戦を見る感じはそこは変わっていない・・・今季、私の特に期待する選手は
 
 アウデーロ - コリー - ヴィエイラ - サポナーラ - コフナツキ
 
のセンターライン。野球もそうだが、真ん中がしっかりすればチームは強い

 移籍情報総まとめ

ここまでに決定した獲得・放出選手を中心に、サンプの移籍情報をお届け!    が、新たな更新情報

<2018・9・13現在>

IN(金額は全て推定)

  • テクニカル・ディレクター ワルテル・サバティーニ⇒インテルから移籍
  • GKエミル・アウデーロ(21)⇒ユーヴェ(昨季はヴェネツィア=B)から100万ユーロでレンタル。買い取りオプション1100万ユーロ、ユーヴェの買戻しオプション1500万ユーロ
  • GKラファエル(28)⇒ナポリからフリートランスファーで移籍  
  • DFアレックス・フェラーリ(24)⇒ボローニャからレンタルで加入。買い取りオプションは450万ユーロ
  • DFオマール・コリー(26)⇒ベルギーのゲンクから750万ユーロ+成績次第で200万ユーロのボーナスと言うオプションで完全移籍
  • DFジュニオール・タヴァレス(21)⇒サンパウロ(ブラジル)から100万ユーロでレンタル。買い取りオプション200万ユーロ 
  • DFマクシム・レヴェルベ(21)⇒オルビア(セリエC)からレンタルバック
  • DFガブリエレ・ロランド(23)⇒パレルモ(セリエB )からレンタルバック 
  • DFロレンツォ・トネッリ(28)⇒ナポリから50万ユーロでレンタル。25試合以上に出場すると750万ユーロでの買い取り義務オプション
  • MFロナウド・ヴィエラ(20)⇒リーズ(イングランド)より700万ユーロで完全移籍。イングランド(ポルトガル・ギニアビサウ)人
  • MFダオウダ・ピータース(19)⇒クラブ・ブルージュ(ベルギー)よりフリートランスファーで完全移籍。ベルギー(ギニア)人
  • MFヤクブ・ヤンクト(22)⇒ウディネーゼからレンタルで加入。買い取りオプションは1500万ユーロ
  • MFモハメド・バーロウリ(18)⇒リヨンから完全移籍。フランス人
  • MFリッカルド・サポナーラ(27)⇒ナポリからレンタル。買い取りオプション900万ユーロ
  • MFアルビン・エクダル(29)⇒ハンブルガーSV(ドイツ)から230万ユーロで完全移籍
  • FWグレゴワール・デフレル(27)⇒ローマから150万ユーロでレンタル。買い取りオプション1800万ユーロ。フランス人 
  • FWイディル・ボートリフ(18)⇒スタンダード・リエージュ(ベルギー)から完全移籍。フランス人
総額2,080万ユーロ+7,130万ユーロ(買い取りオプション全て) 

OUT (金額は全て推定)

  • テクニカル・ディレクター ダニエレ・プラデ⇒ウディネーゼに移籍
  • スカウト リカルド・ペチーニ⇒エンポリに移籍
  • GKエミリアーノ・ヴィヴィアーノ(32)⇒200万ユーロでポルトガルのスポルティング・リスボンに完全移籍
  • GKアンドレア・トッツォ(25)⇒エラス・ヴェローナにレンタル
  • GKウラジミーロ・ファルコーネ(23)⇒ルッケーゼ(セリエC) にレンタル
  • DFロレンコ・シミッチ(22)⇒SPALに再レンタル
  • DFマティアス・シルヴェストレ(34)⇒エンポリ(B)に完全移籍
  • DFジャンマルコ・フェラーリ(26)⇒サンプから買い取りオプション行使されずに、元々在籍していたクロトーネに戻る
  • DFボゾ・ミクリッチ(21)⇒クロアチアのハイデュク・スピリットに完全移籍
  • DFミハル・トミッチ(19)⇒M.S.K. Žilina1904(スロヴァキア)に買い取りオプション&買戻しオプション付きレンタル
  • DFジャコモ・フェッラッツォ(19)⇒ユーヴェ・スタビア(セリエC) にレンタル
  • MFダヴィデ・イヴァン(23)⇒ヴィス・ペーザロ(セリエC) にレンタル
  • MFヴァレリオ・ヴェッレ(24)⇒ペルージャ(セリエB) にレンタル
  • MFリッキー・アルヴァレス(30)⇒契約解除。アトラス(メキシコ)に完全移籍
  • MFルーカス・トレイラ(22)⇒3000万ユーロでアーセナル(イングランド)に完全移籍
  • MFレオナルド・カペッツィ(23)⇒エンポリ(B)に買い取りオプション付きレンタル。サンプの買戻しオプション有り
  • MFアントニオ・パルンボ(22)⇒サレルニターナ(セリエB)にレンタル
  • MFミケーレ・ロッカ(22)⇒リヴォルノ(セリエB)に2年レンタル
  • MFアンドレア・テッシオーレ(18)⇒ヴィス・ペーザロ(セリエC)にレンタル
  • MFデニス・バウムガルトナー(20)⇒FK DAC 1904(スロヴァキア)にレンタル
  • MFフェデリコ・フルラン(27)⇒すぐさまテルナーナ(セリエB) にレンタル
  • FWデュヴァン・サパタ(27)⇒1200万ユーロでアタランタに2年間レンタル。買い取りオプション1200万ユーロ
  • FWフェデリコ・ボナッツォーリ(21)⇒パドヴァ(セリエB)にレンタル
  • FWイブラヒマ・バルデ(19)⇒ヴィス・ペーザロ(セリエC)にレンタル
  • FWジャコモ・ヴリオーニ(19)⇒ヴェネツィア(セリエB)に再度レンタル
  • FWジョアン・リッチューリ(18)⇒スポルティング・ブラガ(ポルトガル)にレンタル  

総額4,200万ユーロ+1200万ユーロ(買い取りオプション)

収支 +最低2120万ユーロ

収支に関しては、レンタルで買い取りオプションとか、分割払いとかあるのでなかなか一つの答えを出すのは難しい。しかし今年に関しては私はプラマイほぼ0ぐらいだと思っている

要は

売却(トレイラ3000万+サパタ買い取りいれて2400万+ヴィヴィアーノ200万)=5600万 

獲得(ヤンクト買い取りいれて1500万+デフレル買い取りいれて1950万+ヴィエラ700万+コリー750万+エクダル230万+アウデーロ、タヴァレス、トネッリのレンタル料で250万)=5380万 

これが現実の収支だと思う。

序盤から決まりかけて破談になったのが多かったと思う。サパタを早めに売ったが、その代わりのFW探しが難航した。結局ザザを取りのがした事によりデフレルだけの加入だったが、まあしょうが無い。サバティーニが来ようがフェレーロが急に大盤振る舞いするようになるわけでは無いので、私はハナからFWは1人しか獲らないと思っていたし。昨季よりトータル的には入れ替わりが多くて不安な面も多いが、若手の成長にきたるはず!

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なお、今季新加入した面々の詳細情報は

’18-’19 夏メルカート 新入団選手

 でアップします!

↓↓最後に加入したこの2人などの情報も含めて!

↑↑©Sampdoria official pageよ


保存版 冬のメルカート'17-'18 総集編

2018-02-10 16:01:59 | 保存版 サンプ名鑑

冬のメルカートが終了し、あとはこのメンツで残りのカンピオナートを戦う。サンプだけを見れば、今年は例年に無くものすごく静かなメルカートだった。ヨーロッパリーグも無く、TIM Cupも敗退したサンプ。しかしリーグ戦は内容も含めてなかなか好調で、シーズン序盤からずっと6位をキープしている。カップ戦が無い分、そこまでの選手層も必要無いが、メンツ的にはある程度満足できていると言う事でこの継続路線となったのだろう。

 結果から言うと第2GKのトレードと、余剰戦力2人のレンタル放出だけ。元々私は冬のメルカートでたくさん動くのは反対派なので、主力選手を誰も売らなかった今回のメルカートには満足。カプラーリには1800万ユーロで、結構大きいオファーがあったようだが、これを断ったとわざわざオフィシャルページで報告するほどクラブとして今季に関しては継続路線をアピールとした。強いて言えばここ数年よくやっていた、来季夏獲得の予約で有力な選手が欲しかったが・・・まだそこに関してはこれからも動きが有るだろうから見守ろう

 と言うわけで一番のニュースはサンプを愛する第2GKプッジョーニの移籍。サンプユース出身で、ジェノアからのオファーを断って失業までした男。そしてついに念願のサンプ移籍。年齢的にもこのままサンプで引退だと思っていたプッジョーニが、まさかこのタイミングで移籍と言うのは少しびっくりしたが。結果はベネヴェントの正GKベレッツとのトレード。プッジョは25万ユーロから倍の50万ユーロで2年半契約でしかも正GKと、確かに36歳のGKとしては断れないオファーだろう。ムードメーカーとして、また緊急時には貴重なGKのバックアッパーとしての戦力として、彼が今までサンプにもたらし物は非常に大きかったと思う。新天地でも頑張って欲しい。そしていずれその経験もプラスして指導者としてサンプに戻って来てくれるだろう。

 In Bocca al Lupo "Puggio!!"

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

それらも踏まえ、移籍を総括してみよう。まずニューカマーの紹介

’17-’18 冬メルカート 新入団選手

さて、そのプッジョーニに代わってサンプに来たのはベネヴェントのGKのヴィド・ベレッツ。買い取りオプション付きの今季終了までの一応レンタル。移籍直前までベネヴェントで正GKとして出場しており、それも含めてやや驚きの移籍だ。ずっと同じスロヴェニア代表のハンダノヴィッチが正GKを務めるインテルの下部組織出身で、インテルではなかなか出番が無くレンタル生活を続ける。しかしついにインテルから放出され、ここ2年はカルピ(セリエA⇒セリエB)の正GKを務め、今季からベネヴェントに移籍。GKとしては平均位の体格だが、バネがあり”ザ・猫”の異名を持つ。ただそれほどスーパーなGKと言う感じはしないが・・・プッジョより若いし、実力はやや上だと思うが、プッジョのロッカールームでの役割を考えると第2GKとしてはプラマイ0といった感じか。サンプ移籍直前のトリノ戦で退場になっており、正GKが次の試合にいなくなったベネヴェントの状況も影響したのかもしれない。何か政治の臭いがする移籍だ。スロヴェニア代表では2011年から継続的に招集されており、ヤスミンとサミールのダブル・ハンダノヴィッチの後の第3GKをずっと務めている。まぁまずは実力を見てみよう

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

Vid Belec 72ヴィド・ベレッツ

  • ポジション:GK
  • 1990年6月6日生まれ(27歳)
  • スロヴェニア マリボル出身
  • 192cm 84kg
  • 今季:ベネヴェント(セリエA) 13試合27失点
  • スロヴェニア代表:4試合0得点

次は放出のニュース。かねてから噂になっていたMFフィリップ・ジュリチッチはベネヴェントに、また出番が無かったMFダヴィド・イヴァンはセリエBのプロ・ヴェルチェッリに、共に今季終了(6月30日)までのレンタルで移籍した。イヴァンはまだ少し可能性有るかもしれないが、ジュリチッチはもうサンプで活躍する事は無いだろうなー。未だに謎なのが、なぜ今季ジュリチッチに背番号10番が与えられたかだ

 

 Filip Đjuričić 10 フィリップ・ジュリチッチ 

 

  • ポジション:MF
  • 1992年1月30日生まれ(26歳)
  • セルビア Obrenovac出身(セルビア人)
  • 181cm 72kg
Dávid Ivan 95 ダヴィド・イヴァン
  • ポジション:MF
  • 1995年2月26日生まれ(22歳)
  • スロヴァキア Bratislava出身
  • 176cm 68kg

 

サンプが保有権を持ち、今季からセリエBのエンポリにレンタルで移籍していたDFロレンツォ・シミッチが、セリエAのSPALに再びレンタルで移籍した。エンポリでは半シーズンで15試合3得点と結果を出していたので、セリエAの舞台でさらなる成長を遂げて欲しい

プリマヴェーラに2人の新たな獲得選手が。エストニアからMFのソーメッツ、モンテネグロからFWのティエポヴィッチ

Ognjen Stijepovic 

Stijepovic

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

  • 22/10/1999
    Podgorica (Montenegro)
  • FW

Markus Soomets

Soomets

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

  • 02/03/2000
    Tartu (Estonia)
  • MF

 


この冬のメルカートの結果で、スタメンの選手が変わる事は無い。ただ余剰戦力の整理にはある程度成功して、スリムなスカッドになった。今シーズンはプラートが完全にレギュラーを奪取。ただリネッティ共々ケガで離脱する事は有り、バッレートの先発回数もなんだかんだ言って多い。またサーラとベレシンスキの立場は逆転して、ベレシンスキがレギュラーを奪っている。全体的にバランスが取れたスカッドで、全くアテにされてないドドが売れれば完璧だった。

SAMPDORIA <4-3-1ー2> 監督マルコ・ジャンパオロ ※赤字が冬新加入

 91サパタ(99コフナツキ) 27クアリアレッラ(9カプラーリ)

           90ラミレス11リッキー・アルヴァレス)

16リネッティ(7ヴェッレ)     18プラート(8バッレート)

           34トレイラ(28カペッツィ)

17ストリニッチ(29ムッルー)(6ドド) 24ベレシンスキ(22サーラ)

  13フェラーリ 26シルヴェストレ

     (19レジーニ)     (3アンデルセン) 

           2ヴィヴィアーノ

          (72ベレッツ)(92トッツォ)

 
☆各ポジションを細かく見ていくとこんな感じ
  • FW陣 8サパタの加入は大きかった。前任のムリエルより、自身のゴールは少ないが継続性があり、またポストプレーでの貢献が大きい。クアリアレッラが驚きの35歳にして自己新、ここまでで既に16ゴール。この要因にはサパタとラミレスとの関係もかなり大きいだろう。カプラーリもFWの控えとトップ下のひかえとして貴重な働き。レギュラーとも遜色は無い。コフナツキは去年のシックと同じ道を辿りつつあり、徐々に頭角を表し始めている。この4人はタイプや年齢なども考えて、なかなかバランスが取れたFW陣だ
  • MF陣 8⇒昨季からの継続路線に加えて、ラミレスが加わった形だ。ラミレスは昨季のブルーノ・フェルナンデスよりフィジカルが有り、継続性も有る。そしてイマジネーションも十分で、今のところ前任者を上回っていると思う。特にクアリアレッラとの相性が良く、クアリアレッラがハットトリックした試合では3アシスト全て彼だった。それ以外では上でも述べたとおり昨年からはバッレートプラートの立場が逆転した。トレイラはもう言うまでも無く、ジャンパオロサンプの心臓となっている。リネッティも含めたこの5人が充実しているので、今季加入したカペッツィヴェッレになかなかチャンスが回ってこないのが現状だ。この2人も、コパなどでの働きを見ているとそれほど悪くは無い。若いし期待も出来る。ただ、レギュラー陣が手強わすぎるのだ。ジュリチッチが放出された今、次に首が危ないのはリッキーだろう
  • DF陣 6⇒今季加入したフェラーリストリニッチが共にレギュラーを奪取。シュクリニアールの放出をすでに忘れさせる十分な働きを見せている。昨季スタメンだったキャプテンのレジーニが控えに追いやられたと言う事は全体的にレベルアップしたと言う事だろう。あとは右SBのベレシンスキが成長して、サーラからレギュラーを奪った。左SBのムッルーが思っていたよりストリニッチとの差があったが残念。ストリニッチは契約更新を今のところしておらず、今のところ今シーズンいっぱいでミランに移籍金0で移籍すると言う噂が高い。またCBの控えが左SBも兼ねているレジーニと、若いアンデルセンしかいないのが不安だ。シルヴェストレが柱として獅子奮迅の働きを見せているが、彼も若くはないので、彼の後釜の育成は急務だ。それこそスパルに移籍したシミッチも候補になるのかな
  • GK陣 6.5ヴィヴィアーノがやっと怪我から戻ってきて、何試合かは怪我の影響が有る感じで不安定だったが、ここにきてやっと本来のヴィヴィを取り戻してきた感じだ。カリアリ戦は確かに彼のミスで勝点2を失ったが、ローマ戦は彼のおかげで勝点+3した。ヴィヴィが問題なさそうと言うこともあってのプッジョーニ放出か。ベレッツがどう言う感じになっていくかはまだわからないなぁ

***********************

 さて次節はホームで同盟国エラス・ヴェローナ戦。残り15試合、最低6位を目指すためにはこういう試合で勝点3を取れないと、取りこぼしにあたる。その次のアウェイでのミラン戦に弾みをつけるためにも絶対勝たねば! 

Foooooooorza Saaaaaaaamp!!

次節:セリエA 第24節 2017年 2/11(日) 対エラス・ヴェローナ@ジェノヴァ 現地15:00Kick Off(日本時間23:00

’17-’18 SERIE A

23試合 11勝5分7敗 勝点38 得点42 失点32 得失点差+10 現在 6位


保存版 サンプドリア '17-'18 完全選手名鑑 2/2号 新加入選手特集!!

2017-09-09 00:23:36 | 保存版 サンプ名鑑

’17-’18 夏メルカート 新入団選手

1.昨季の冬のメルカートで獲得した選手。400万ユーロの完全移籍で、昨シーズンいっぱいペスカラに留まってサンプに加入。一昨年のセリエA昇格プレーオフで決めた40mの超ロングシュートなどで名を上げたヴェッレ。昨季はペスカーラで28試合0得点。もとはローマ・プリマヴェーラで育成され、イタリアのユース代表も経験してきた選手。水準以上の運動量と技術を兼備し、攻守両面で活躍できるセンターハーフ。一昨年はトレイラ、昨季はカプラーリと一緒にプレーしていた。同じペスカーラ出身と言う事も有り、”新しいヴェラッティ”とも呼ばれる。素晴らしい補強であると思う。以下プレー集

https://www.youtube.com/watch?v=YQkIAK34RSk

↑↑©sampdoria.itより

Valerio Verre  21ヴァレリオ・ヴェッレ
  • ポジション:MF
  • 1994年1月11日生まれ(23歳)
  • イタリア ローマ出身
  • 181cm 70kg
  • 今季:ペスカーラ 28試合0得点
  • イタリアU-21代表:7試合0得点

2.ヴェッレと同じく昨季100万ユーロで獲得して、そのままクロトーネにレンタルされていたMFレオナルド・カペッツィが武者修行を経ていよいよサンプに。セリエAも1シーズン経験してたくましくなった印象が有る。元来サイドハーフかセンターハーフだが、ジャンパオロは彼にレジスタと言う新たな挑戦を与えた。新ポジションに徐々に慣れつつあり、トレイラのバックアッパーとして新境地を見出しつつある。と言うかトレイラの代わりはほぼいないので、彼に期待がかかる。元々ヴィオラユースの出身であり、その時代は将来のイタリア代表を背負って立つ存在と言われていた

 ↑↑©90min.comより

 Leonardo Capezzi  28レオナルド・カペッツィ

  • ポジション:MF
  • 1995年3月29日生まれ(22歳)
  • フィレンツェ郊外 Figline Valdarno出身
  • 178cm 72kg
  • 昨季:クロトーネ 25試合0得点
  • イタリアU-21代表:2試合0得点

3.DFシュクリニアールを放出して、1800万ユーロと共に獲得した。推定市場価格は1200万ユーロと言われる。ローマユース出身でペスカラで共にプレーと言う事でヴェッレと縁が有る。インテルが保有権を買っていたが、結局インテルでプレーする事無くサンプに完全移籍となった。昨季の9得点4アシストは、降格してしまったがペスカラの攻撃のエースとして自信に。速さと嗅覚を生かすタイプで、最近イタリア代表にも初招集を果たした。クアリアレッラが結構似ているタイプっぽいので、色々吸収してもらって将来のエースに!サンプファンにとって、ジャンルカと言う名前のストライカーは、やはりヴィアッリを思い出させる

↑↑©www.sampdoria.itよ

 Gianluca Caprari 9 ジャンルカ・カプラーリ

  • ポジション:FW
  • 1993年7月30日生まれ(24歳)
  • イタリア ローマ出身
  • 176cm 72kg
  • 昨季:ペスカラ 32試合9得点

4カリアリからMFチガリーニ放出+700万ユーロで獲得した、サンプ待望の生粋の左SB。カリアリ生まれ、カリアリユース育ち、カリアリで6シーズンと言う生粋のサルド。サルデーニャ島から離れるのは初めてだが、新たな冒険はどういう結果になるか?左利きで攻撃力も有り、若い。守備戦術に細かいジャンパオロサッカーに、まだ順応できてはいないがそこは若さで克服してくれ。常に弱点となっているサンプの左SBに伝説を築いてくれれば!

↑↑©www.sampdoria.itよ

 Nicola Murru 29 ニコラ・ムッルー  

  • ポジション:DF
  • 1994年12月16日生まれ(23歳)
  • イタリア カリアリ出身
  • 180cm 64kg
  • 昨季:カリアリ 26試合0得点

5.リネッティを昨季獲得したポーランドのレフ・ポズナンから、ポーランドで未来のレヴァンドスキと呼ばれるコフナツキを獲得。500万ユーロの完全移籍。昨季のシックの再現を狙う。長身だが足元も上手く、脚は速そう。まさにシックの様になれる可能性を秘めている。FW4番手なので、去年のシックよりは出番は厳しいが・・・・背番号もサンプの裏エース番号とも言える”99”を選択。カサ坊を忘れさせる活躍が出来るか!?

↑↑©www.sampdoria.itよ

Dawid Kownacki 99 ダヴィド・コフナツキ 

  • ポジション:FW
  • 1997年3月14日生まれ(20歳)
  • ポーランド Gorzów Wielkopolski出身(ポーランド人)
  • 187cm 75kg
  • 昨季:レフ・ポズナン(ポ-ランド) 27試合9得点 

 6クロトーネのセンターバック、ジャンマルコ・フェラーリをレンタルで獲得。保有元のサッスオーロから150万ユーロでレンタル、買い取り義務オプション1350万ユーロ、サッスオーロがやっぱり手放さない場合は1600万ユーロ払うと言う方向で話がまとまった模様。昨季は出場停止の1試合を除いて37試合に全時間フル出場。脆弱なクロトーネDFを何とか引っ張り、奇跡の残留に貢献した。左利きのCBで長身を生かしてヘッドは得意。スピードもそこそこで、左SBでもプレー可能。まだ若いし、まさに我々が求めていたセンターバックだ。代表にも今年の4月9日に初招集され、5月31日のサンマリノとの練習試合では嬉しい初ゴールを早速あげている。本人も「サンプで更なるレベルアップを図り、個人的な目標は来年のW杯に出る事だ」と語っているように、今季にかけるモチベーションは十分だ。レギュラーCBとして期待しよう!

 

 ↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

GianMarco Ferrari 13 ジャンマルコ・フェラーリ

  • ポジション:DF
  • 1992年5月15日生まれ(25歳)
  • イタリア パルマ出身
  • 189cm 82kg
  • 昨季:クロトーネ 37試合3得点
  • イタリア代表

7プレミアリーグのミドルズブラからガストン・ラミレスを完全移籍で獲得。900万ユーロ+200万ユーロボーナス。左利きでトップ下が本職で、ウィングも出来る攻撃的MF。テクニックとスピードを兼備する。2010年から2年間セリエAのボローニャでプレー経験有り。その当時は27試合7得点、33試合8得点と十分な実績を残した。その後サウザンプトンに引き抜かれてプレミアリーグヘ。2年間プレーした後に、ハルシティとミドルズブラにレンタル移籍。昨季はミドルズブラに完全に移籍してプレーした。前回のセリエAデビューの時はわずか19歳だった為に、まだ若いが経験は十分だ。サンプのロメイ弁護士は、「密かに2年間ずっと追いかけていて、今夏のメルカートも本命のトップ下は最初から彼だった」と言う通り、相当彼には執着していた模様。コパイタリアと開幕2試合でゴールにつながるスルーパスを何本も決めて、上々の働きを見せた。トップ下のレギュラーとして期待したい。

 

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

左からプラデSD、ラミレス、フェレーロ会長、会長の右腕ロメイ弁護士

 Gastón Exequiel Ramírez 90 ガストン・エセキエル・ラミレス 

  • ポジション:MF
  • 1990年12月2日生まれ(26歳)
  • ウルグアイFray Bentos出身
  • 183cm 78kg
  • 昨季:ミドルズブラ(プレミア) 26試合2得点
  • ウルグアイ代表:42試合0得点

8.移籍期限ぎりぎりで全く予想外のところからセンターバックの補強が決定。オランダリーグのトゥエンテからデンマーク人のホアキム・アンデルセンを獲得。200万ユーロ+ボーナスで完全移籍の模様。195cm21歳。シュクリニアールの再現を狙う。動画を見た感じは身体は強そうだが、足は遅そう。シュクリニアールよりは下手そう。どうなるか?ただ、彼は将来への投資の意味合いが強いので、冬にもう一人位補強が有るかもしれないが。

↑↑©U.C.Sampdoria Twitterより

Joachim Andersen 3 ホアキム・アンデルセン

  • ポジション:DF
  • 1996年5月31日生まれ(21歳)
  • デンマーク Frederiksberg出身
  • 195cm 85kg
  • 昨季:トゥエンテ(オランダ1部) 22試合2得点
  • デンマークU-21代表

9.移籍最終日に、新エースストライカーとして獲得が決まったデュバン・サパタ。ナポリから後述のDFストリニッチとセットで推定2200万ユーロで完全移籍。サパタ単体は2000万ユーロと思われる。サンプが獲得した選手としては、実は史上最高額では無いかな?さすがにシックやシュクリニアールの売れた値段が知れ渡ってるので、これくらいはやってもらわないと。推定130万ユーロで2022年までの5年契約。セリエAではナポリで2年間、そしてレンタルでウディネーゼで2年間。昨季は全試合出場を果たして、10ゴール。タレントひしめくコロンビア代表にもデビューを果たした。189cm88kgの恵まれた体格を生かして、ポストプレーも得意なセンターフォワードタイプ。強靭な身体を生かした日向君ばりの強引なドリブルと、ヘディングが武器か。サンプでかつてプレーしたオカカを上手くした感じのプレーヤー。あだ名をつけるとしたらさしずめ「タンク」か。課題は狡猾さ、決定力だろう。CFとして全試合出場で10ゴールは少し物足りない。去年までいなかったタイプのCFで、戦術面のバリエーションの増加も期待出来る。去年サンプ戦で、シルヴェストレを弾き飛ばすドリブルを覚えているドリアーニも多いだろう。背番号は生まれ年の91を選んだ

 ↑↑©Deportesrcn.comより

Duván Esteban Zapata 91 デュバン・エステバン・サパタ 

  • ポジション:FW
  • 1991年4月1日生まれ(26歳)
  • コロンビア Cali出身
  • 189cm 88kg
  • 昨季:ウディネーゼ 38試合10得点
  • コロンビア代表:1試合0得点

10.移籍最終日にサパタと共に移籍が決まった左サイドバックのイヴァン・ストリニッチ。先も触れたが、ストリニッチ単体としてはおそらく200万ユーロの完全移籍で、2020年まで年棒100万ユーロで3年契約。ナポリに2年半在籍したが、常にグランの控え左SB。ただ左ハーフも務まるぐらいクロスの精度が高い好選手。クロアチア代表ではレギュラー左SBとして2010年からキャップを刻んでおり、すでに39試合に出場している。サンプ戦では結構スタメンで登場していた記憶が有り、「この選手、将来サンプに来そうだなー」と薄っすら思った記憶が有る。同じく今季加入したムッルーが、イマイチまだ期待通りの働きをみせていないので、次の試合いきなりスタメンは有るだろう。ナポリではサッリの元でプレーしたが、ジャンパオロはエンポリでサッリの後を務めてる通り、サッカーが似ている。そこもアドバンテージになっており、現段階では一歩リードか。ムッルーとの高レベルな争いを期待したい。背番号はレジェンド”パロンボ”の17をチョイス。

 ↑↑©calcionapoli24.itより

Ivan Strinic 17 イヴァン・ストリニッチ 

  • ポジション:左SB
  • 1987年7月17日生まれ(30歳)
  • クロアチア Spalato出身
  • 186cm 78kg
  • 昨季:ナポリ 12試合0得点
  • クロアチア代表:39試合0得点

11.移籍最終日、最後の最後に決定したのが若手センターバックのボゾ・ミクリッチ。奇しくも上のストリニッチと同郷。ちなみにイタリア語のSpalatoは日本ではスピリットで名が通ってる。ハイデュク・スピリットとかが有名なクラブ。このミクリッチはスピリットの別のクラブ、RNKスピリット出身。そのユース時代にはキャプテンも務めた巨漢のセンターバック。何気に2015年にクロアチアU-18代表の一員として日本に来日している。とりあえずはプリマヴェーラに預けられた。1個上で同じ195㎝位のセンターバック、アンデルセンと切磋琢磨してどちらかが化ければ面白い。 

 ↑↑©radiogoa24.itより

Božo Mikulić ? ボゾ・ミクリッチ 

  • ポジション:CB
  • 1997年1月29日生まれ(20歳)
  • クロアチア Spalato出身
  • 194cm 85kg
  • 昨季:イモツキ 13試合1得点(クロアチア)
  • クロアチアU-19代表:16試合0得点

12レンタルバックしてチームに留まったのは

GK92 アンドレア・トッツォ(25)←マテーラ(レガプロ)

MF95 ダヴィデ・イヴァン(22)←バーリ(セリエB)


 

夏のメルカートの結果、現在のトップチームには27人の選手が。ここで全選手の背番号とガゼッタ発表による年棒をチェックしてみよう

   背番号 名前  年棒(ユーロ) 契約年(~迄)

  1. 91 サパタ     130万    2022
  2. 90 ラミレス    130万   2021
  3. 8  バッレート  120万   2018
  4. 27 クアリアレッラ 120万 2019
  5. 18 プラート    110万  2021
  6. 26 シルヴェストレ 100万 2020
  7. 17 ストリニッチ  100万  2020
  8. 34 トレイラ    100万  2022
  9. 11 アルヴァレス 90万   2019
  10. 2 ヴィヴィアーノ 90万   2021
  11. 10 ジュリチッチ 85万   2021
  12. 6  ドド      80万   2021
  13. 7  サーラ    80万   2020
  14. 9  カプラーリ  70万   2022
  15. 13 フェラーリ  70万   2021
  16. 99 コフナツキ  60万   2022
  17. 29  ムッルー  60万   2022
  18. 16 リネッティ   50万  2021
  19. 19 レジーニ    50万  2021
  20. 21  ヴェッレ    45万     2021
  21. 24 ベレシンスキ  40万  2021
  22. 28 カペッツィ   40万  2021
  23. 3 アンデルセン  30万  2021
  24. 1 プッジョーニ  25万  2019
  25. 95 イヴァン   10万   2019
  26. 92 トッツォ    6万    2018
  27. 12 クラピカス   2万    2019       

ユーヴェなんてディバラ、イグアイン、D・コスタの3人だけで2050万だから、サンプの全選手の年棒を上回る。サッカーは金だけじゃないって言うところを見せたくなる。しかし21歳で、しかも入ったばかりのアンデルセンでも日本円で年棒約3900万円だから、当たり前だけどセリエAのプロサッカー選手はすごいなぁ。プレミアやスペインはそれ以上か

今季のサンプで謎なのは、背番号10番がジュリチッチな事。さらに年棒も貰い過ぎ。ガストンの加入がもう少し早かったら10番はガストンだったか?リネッティの年棒は安過ぎ。引き抜かれる前に年棒上げてあげないと。年棒面から見ても、次売りたいのはドド、リッキー、ジュリチッチ、サーラあたりになるか。

 


 

と言ったところで、第3節のプレビュー。土曜ナイターに時間が変更されている↓↓

次節:セリエA 第3節 2017年 9/9(土) 対ローマ@ジェノヴァ  現地20:45Kick Off(日本時間深夜03:45) 

[試合前情報] 

 シックを売った事によって、いきなり因縁めいた対戦になるローマ戦。去年も第3節で当たった。去年の対戦はお互いホームチームが3-2で勝って1勝1敗。一昨年もお互いホームチームが2-1で勝って1勝1敗。その前の年はアウェイでサンプが2-0で勝ったりして、実は最近ローマ戦の相性は悪くないのだ。さらにサンプ戦にめっぽう強かった天敵”トッティ”はもういない。今回はチャンスだ。ちなみにシックはどうせまだ出てこないだろう。

 この対決は若手有望監督同士の対決でもある。共にパスをつなぐ攻撃サッカーを志向しており、面白い対決になるだろう。ローマは開幕戦はアタランタにアウェイで1-0で勝ったが、ホームでインテルに1-3で敗れている。のでかなり気合は入っているだろう。インテル戦も内容は悪くなかった。サンプは新加入のサパタ、ストリニッチがこの2週間弱で馴染んだのか?代表組の疲れは取れているのか?気になるところだ。

サンプの予想スタメン

SAMPDORIA <4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ   

  クアリアレッラ サパタ(カプラーリ)

    G・ラミレス

プラート    バッレート(リネッティ)

     トレイラ 

ストリニッチ(ムッルー)  サーラ

  レジーニ シルヴェストレ

  (フェラーリ) 

      プッジョーニ 

Sampdoria:GKはヴィヴィアーノがかなりのところまで回復してきているが、まだ招集外。DF陣ではストリニッチがいきなりスタメンあるか?レジーニとフェラーリの争いは、まだレジーニが選ばれそうな気がする。MF陣はバッレートが前節の怪我から復帰してきているが、リネッティとどちらが選ばれるか。FWではサパタいきなりのスタメンか、カプラーリが3試合連続スタメンを務めるかと言ったところ。元ローマ勢はカプラーリ、ヴェッレ、ドド

 一方のローマは(4-3-3):監督ディ・フランチェスコ

 ペロッティ ジェコ  デフレル

(エル・シャーラウィ)

ストロートマン   ナインゴラン

     ゴナロン(デ・ロッシ)

コラロフ       B・ペレス(フロレンツィ)

  マノロス フアン・ヘスス(ファツィオ)

      アリソン

ROMA:ディ・フランチェスコは4-3-3を採用。DFで新しい顔ぶれは左SBのコラロフ。早速開幕2試合で活躍を見せている。右SBの2人はどちらも嫌だな。MF陣では代表の試合やCLとの絡みもあってデ・ロッシは休ませるのではと言う予想。新加入の元リヨン主将のゴナロンがスタメンか?FWは移籍してきたばかりのシックは練習中に筋肉の軽いケガを訴え(どうせコンディション不足で逃げただけだろ)、CFジェコの左右はペロッティかエル・シャーラウィとデフレルが務めるだろう。元サンプ勢はそのシックだけ

週末、大雨の予報でやや試合開催が危ぶまれてるが・・・

さあ開幕3連勝だー!!!

 

’17-’18 SERIE A

2試合 2勝0分0敗 勝点6 得点4 失点2 得失点差+2 現在 首位タイ

Foooooooorza Saaaaaaaamp!!