保存版 サンプドリア '18-'19 完全選手名鑑 1/2号!!

2018-09-13 22:53:32 | 保存版 サンプ名鑑

2018-19 SAMPDORIA

 ジャンパオロ政権3年目、今季のサンプはこんなチーム!!

 開幕戦は延期になったサンプだが、夏のメルカートが締め切られて今季の陣容が決まった。恒例の最終日駆け込み補強。サンプは最後の最後にトップ下の「リカルド・サポナーラ」とCBの「ロレンツォ・トネッリ」、さらにMFの「アルビン・エクダル」を獲得。ただ、本当か嘘か怪しいがFWで最終日にほぼ合意に至っていた「シモーネ・ザザ」を土壇場でトリノにさらわれて、放出したサパタタイプのFWの補充は無いままに終わった。これがどうでるか?。しかし、こやつはサンプユース出身ながら、成長した後サンプの呼び戻しオファーを2度も断りやがって!

開幕戦でどうなる事かと思ったが、2戦目のナポリで完勝して今季に期待を抱かせたサンプ。一番大きなトレイラの穴、次に大きなサパタの穴、この2つをどう埋めるかが今年のチームの鍵。今季は最終的に入れ替わりがかなり激しくなった。GKも含めて、レギュラースタメン11人の内の半分は変わったと言えよう。

 今季も非常に国際色豊かなメンバー構成。サンプ初となるガンビア代表の選手(コリー)がいたり、スウェーデンデンマーク、イングランド人などはサンプとしては珍しい。 

  1. イタリア 10人(クアリアレッラ、カプラーリ、サポナーラ、ムッルー、サーラ、レジーニ、トネッリ、ロランド、フェラーリ、アウデーロ)
  2. ポーランド 3人(リネッティ、ベレシンスキ、コフナツキ)
  3. フランス 2人(デフレル、レヴェルベ)
  4. ブラジル 2人(タヴァレス、ラファエル)
  5. ウルグアイ 1人(ラミレス)
  6. チェコ 1人(ヤンクト)
  7. ベルギー 1人(プラート)
  8. パラグアイ 1人(バッレート)
  9. デンマーク 1人(アンデルセン)
  10. スロベニア 1人(ベレッツ)
  11. スウェーデン 1人(エクダル)
  12. イングランド 1人(ヴィエイラ)
  13. ガンビア 1人(コリー)
  14. モンテネグロ 1人(スティエポヴィッチ)

加入選手の中で一番高かった補強は「デフレル」だった。それ以外に期待が大きいのが「ヤンクト」「コリー」「ヴィエラ」「エクダル」あたりか。強みは相変わらずMF陣で、勝手に私が「ヤングサンプカルテット」と呼んでいた4人はブルーノ・フェルナンデス以外にトレイラもいなくなってしまったが、代わりにヤンクトヴィエイラと言う面白い選手が入ってきてる。守備陣はGKヴィヴィアーノとDFシルヴェストレのベテラン2人に代わって、GKアウデーロとDFアンデルセンと物凄く若返ったので、吉か凶、どちらに転ぶか見物だ。

さて、各セクションを細かく見てみよう

 

SAMPDORIA 2018-19(2018・9・7現在) ※赤字が新加入選手

 

FW陣 クアリアレッラ デフレル    

        (カプラーリ)   (コフナツキ)(スティエポヴィッチ)

FW陣 6.5⇒ティフォージの評判も良かったサパタは、ジャンパオロの求めるストライカー像では無かったっと言う事で切られ、タイプが違うデフレルを獲得。もう1人獲るのではと言われていたが、最終的にザザの獲得に失敗して補強は無かった。と言うわけでレギュラー候補はキャプテンのクアリアレッラデフレル

 パワーとポストプレーが出来たサパタに対して、デフレルはどちらかと言うとスピードと左足の鋭いシュートが有る。昨シーズンあまり試合に出ていないのでまだコンディション不足ではあるが、第2節のナポリ戦で2得点上げてとりあえずドリアーノへの挨拶は済ませた。昨季がさすがにキャリアハイになると思われるクアリアレッラも、とんでもないヒールボレーを決めて”老いてますます盛ん”、まるで三国志の黄忠のような頼もしさを見せている。この2人はコンビも悪く無さそう、と言うかクアリアレッラは誰と組んでもそつなくこなすので楽しみだ。まぁ正直、この記事を書くのが2節の前か後かでだいぶ内容が変わったと思う。1節終わった時点で書いていれば、私のFW陣評価は6だっただろう。

カプラーリコフナツキも勝負の年。ジャンパオロが「今のサンプの中で一番1対1で抜ける」と言っているカプラーリはトップ下でも起用されるだろうが、やはりFWとしてこの2人を超えないといけない。課題は決定力。また、コフナツキは無限のポテンシャルを秘めているのは間違いないので、20歳でW杯まで出てしまって調子に乗って伸び悩むのが怖い。タイプ的には同郷の先輩のレヴァンドフスキを目指して欲しいが。18歳のスティエポヴィッチはレンタルに出されずにサンプに留めたと言う事で、相当のジャンパオロの期待っぷりがわかる。ここでクアリアやデフレルから学んで、その後にレンタルで実戦経験を積んでと言う形になっていくか。

 

MF陣 サポナーラ

       (ラミレス) (カプラーリ)

ヤンクト エクダル プラート  
 (リネッティ)    (ヴィエイラ)    (バッレート) 

MF陣 8トレイラがいなくなった事で変化を見せたMF陣。2試合だけ戦った現在、新加入で合流してから日が浅い選手も多いし、プラートの怪我なども有りまだ今シーズンのレギュラーがどうなるか予断を許さない状況だ。逆に言うとそれぞれの選手が個性は違えど、高いレベルで切磋琢磨している状況でも有る。まず一番のポイントはトレイラの後釜。初戦誰もいなくてバッレートにやらせて大失敗。2戦目に加入したてのエクダルを起用してかなり良かった。それに加えて若手新加入のヴィエイラも、将来性を感じさせる面を見せている。ただ、ジャンパオロはプラートが怪我明けたら、この”PLAY”のポジションで試してみたいようだが。そうすると左右MFはヤンクトリネッティ、そしてバッレートの争いになる。ただ私は選手層的にもプラートを従来通り右で使って、エクダルとヴィエイラでPLAYを争っていくような形になっていくと思うが。またトップ下はガストン・ラミレスが良い時と悪い時の差が激しいために、サポナーラ、さらにFWでもあるカプラーリとの争いはし烈になっていくだろう。いずれにせよ複数のポジションをこなせる選手が多く、実力も伯仲。PLAYのポジションさえ固まれば、非常に面白い中盤が完成すると思う

DF陣

ムッルー      ベレシンスキ 

(タヴァレス)              (サーラ)(ロランド)            
   コリー アンデルセン
    (トネッリ)   (フェラーリ)(レヴェルベ)

DF陣 6.5⇒昨季のレギュラーはベレシンスキのみ。ガラッと変わったDF陣。まずCBはアンデルセンの成長により、ここ4年間の柱のシルヴェストレと、値段は高いがそこそこはやれていた”ジャン・マルコ”フェラーリはあっさり契約されず。そして”新しいクリバリ”と呼ばれるコリーと、去年も噂があったナポリの実力者トネッリが補強された。さらに違うフェラーリ、”アレックス”フェラーリも加入したが、彼はCBと右SB両方のユーティリティバックアッパーだろう。右SBは放出の噂が絶えなかったサーラも結局残留して、去年と同じ陣容。左SBはブラジルから攻撃力に定評があるタヴァレスが新加入。両刃の剣だが、いずれにせよセリエAのディフェンスに慣れるには時間がかかるだろう。場合によってはドド2世になってしまう危険性も有る。ただ、2年目のムッルーが昨季よりは成長を見せており、ジャンパオロはムッルーに期待しているようだ。レヴェルベロランドは正直レンタルに出さなければいけなかった余剰若手戦力で、冬のメルカートで何とかレンタル先を見つけるような展開になるだろう

GK陣  アウデーロ 

        (ラファエル)(ベレッツ)

GK陣 7⇒ついにGKの陣容がガラッと変わった。正GKだったヴィヴィアーノはスポルティング・リスボンに移籍。4年間に渡るヴィヴィアーノ時代が終わった。去年開幕時の2ndGKのプッジョーニも昨季途中に既にいなくなっており、昨季と比べるとGK陣は総入れ替え。

 メルカートの序盤では、ブラジルのシャポコエンセのジャンデレイが第一候補に挙がっており、獲得寸前までいったが土壇場で破談に。最終的に選ばれたのがイタリアU-21代表で、ユーヴェが保有、昨季はセリエBヴェネツィアで正GKを務めていたアウデーロ。21歳と言う若さでサンプの正GKを務めるのはあのパリュウカ以来だそうだ。鋭い反応と積極的な飛び出しで、ここまでの所はかなり好印象だ。個人的には良かったと思っている。このままサンプが買い取りオプションを行使するぐらい活躍して欲しい。

昨季の2ndGkのベレッツを買い取った為に、さらに2ndGK候補にナポリのラファエルを獲得したのはタダだったとは言えやや驚きだった。ベレッツもスロヴェニア代表に選ばれてるぐらいの実力者で、実力はそんなに差は無い3人。しかも3人ともそこまで大きくは無いが反応が良いと言うタイプで、比較的似ていると思う。

1人1人を点数で表すとすると、昨季が

ヴィヴィアーノが8、プッジョーニが6.5、トッツォが5.5に対して今季が現時点では

アウデーロ7.5、ラファエル7、ベレッツ7 って言う感じかなぁ。

いずれにせよ、ユーヴェが悔しがるぐらいアウデーロには成長・活躍して欲しい(ユーヴェは保険で買戻しオプションを付けてきてはいるが・・・) 

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☆と言うわけで今年も3年目となる4-3-1-2。メンバーはかなり変わったが、成熟したジャンパオロサッカーが花開くか?なんとか内弁慶っぷりを解消して欲しいが。開幕2戦を見る感じはそこは変わっていない・・・今季、私の特に期待する選手は
 
 アウデーロ - コリー - ヴィエイラ - サポナーラ - コフナツキ
 
のセンターライン。野球もそうだが、真ん中がしっかりすればチームは強い

 移籍情報総まとめ

ここまでに決定した獲得・放出選手を中心に、サンプの移籍情報をお届け!    が、新たな更新情報

<2018・9・13現在>

IN(金額は全て推定)

  • テクニカル・ディレクター ワルテル・サバティーニ⇒インテルから移籍
  • GKエミル・アウデーロ(21)⇒ユーヴェ(昨季はヴェネツィア=B)から100万ユーロでレンタル。買い取りオプション1100万ユーロ、ユーヴェの買戻しオプション1500万ユーロ
  • GKラファエル(28)⇒ナポリからフリートランスファーで移籍  
  • DFアレックス・フェラーリ(24)⇒ボローニャからレンタルで加入。買い取りオプションは450万ユーロ
  • DFオマール・コリー(26)⇒ベルギーのゲンクから750万ユーロ+成績次第で200万ユーロのボーナスと言うオプションで完全移籍
  • DFジュニオール・タヴァレス(21)⇒サンパウロ(ブラジル)から100万ユーロでレンタル。買い取りオプション200万ユーロ 
  • DFマクシム・レヴェルベ(21)⇒オルビア(セリエC)からレンタルバック
  • DFガブリエレ・ロランド(23)⇒パレルモ(セリエB )からレンタルバック 
  • DFロレンツォ・トネッリ(28)⇒ナポリから50万ユーロでレンタル。25試合以上に出場すると750万ユーロでの買い取り義務オプション
  • MFロナウド・ヴィエラ(20)⇒リーズ(イングランド)より700万ユーロで完全移籍。イングランド(ポルトガル・ギニアビサウ)人
  • MFダオウダ・ピータース(19)⇒クラブ・ブルージュ(ベルギー)よりフリートランスファーで完全移籍。ベルギー(ギニア)人
  • MFヤクブ・ヤンクト(22)⇒ウディネーゼからレンタルで加入。買い取りオプションは1500万ユーロ
  • MFモハメド・バーロウリ(18)⇒リヨンから完全移籍。フランス人
  • MFリッカルド・サポナーラ(27)⇒ナポリからレンタル。買い取りオプション900万ユーロ
  • MFアルビン・エクダル(29)⇒ハンブルガーSV(ドイツ)から230万ユーロで完全移籍
  • FWグレゴワール・デフレル(27)⇒ローマから150万ユーロでレンタル。買い取りオプション1800万ユーロ。フランス人 
  • FWイディル・ボートリフ(18)⇒スタンダード・リエージュ(ベルギー)から完全移籍。フランス人
総額2,080万ユーロ+7,130万ユーロ(買い取りオプション全て) 

OUT (金額は全て推定)

  • テクニカル・ディレクター ダニエレ・プラデ⇒ウディネーゼに移籍
  • スカウト リカルド・ペチーニ⇒エンポリに移籍
  • GKエミリアーノ・ヴィヴィアーノ(32)⇒200万ユーロでポルトガルのスポルティング・リスボンに完全移籍
  • GKアンドレア・トッツォ(25)⇒エラス・ヴェローナにレンタル
  • GKウラジミーロ・ファルコーネ(23)⇒ルッケーゼ(セリエC) にレンタル
  • DFロレンコ・シミッチ(22)⇒SPALに再レンタル
  • DFマティアス・シルヴェストレ(34)⇒エンポリ(B)に完全移籍
  • DFジャンマルコ・フェラーリ(26)⇒サンプから買い取りオプション行使されずに、元々在籍していたクロトーネに戻る
  • DFボゾ・ミクリッチ(21)⇒クロアチアのハイデュク・スピリットに完全移籍
  • DFミハル・トミッチ(19)⇒M.S.K. Žilina1904(スロヴァキア)に買い取りオプション&買戻しオプション付きレンタル
  • DFジャコモ・フェッラッツォ(19)⇒ユーヴェ・スタビア(セリエC) にレンタル
  • MFダヴィデ・イヴァン(23)⇒ヴィス・ペーザロ(セリエC) にレンタル
  • MFヴァレリオ・ヴェッレ(24)⇒ペルージャ(セリエB) にレンタル
  • MFリッキー・アルヴァレス(30)⇒契約解除。アトラス(メキシコ)に完全移籍
  • MFルーカス・トレイラ(22)⇒3000万ユーロでアーセナル(イングランド)に完全移籍
  • MFレオナルド・カペッツィ(23)⇒エンポリ(B)に買い取りオプション付きレンタル。サンプの買戻しオプション有り
  • MFアントニオ・パルンボ(22)⇒サレルニターナ(セリエB)にレンタル
  • MFミケーレ・ロッカ(22)⇒リヴォルノ(セリエB)に2年レンタル
  • MFアンドレア・テッシオーレ(18)⇒ヴィス・ペーザロ(セリエC)にレンタル
  • MFデニス・バウムガルトナー(20)⇒FK DAC 1904(スロヴァキア)にレンタル
  • MFフェデリコ・フルラン(27)⇒すぐさまテルナーナ(セリエB) にレンタル
  • FWデュヴァン・サパタ(27)⇒1200万ユーロでアタランタに2年間レンタル。買い取りオプション1200万ユーロ
  • FWフェデリコ・ボナッツォーリ(21)⇒パドヴァ(セリエB)にレンタル
  • FWイブラヒマ・バルデ(19)⇒ヴィス・ペーザロ(セリエC)にレンタル
  • FWジャコモ・ヴリオーニ(19)⇒ヴェネツィア(セリエB)に再度レンタル
  • FWジョアン・リッチューリ(18)⇒スポルティング・ブラガ(ポルトガル)にレンタル  

総額4,200万ユーロ+1200万ユーロ(買い取りオプション)

収支 +最低2120万ユーロ

収支に関しては、レンタルで買い取りオプションとか、分割払いとかあるのでなかなか一つの答えを出すのは難しい。しかし今年に関しては私はプラマイほぼ0ぐらいだと思っている

要は

売却(トレイラ3000万+サパタ買い取りいれて2400万+ヴィヴィアーノ200万)=5600万 

獲得(ヤンクト買い取りいれて1500万+デフレル買い取りいれて1950万+ヴィエラ700万+コリー750万+エクダル230万+アウデーロ、タヴァレス、トネッリのレンタル料で250万)=5380万 

これが現実の収支だと思う。

序盤から決まりかけて破談になったのが多かったと思う。サパタを早めに売ったが、その代わりのFW探しが難航した。結局ザザを取りのがした事によりデフレルだけの加入だったが、まあしょうが無い。サバティーニが来ようがフェレーロが急に大盤振る舞いするようになるわけでは無いので、私はハナからFWは1人しか獲らないと思っていたし。昨季よりトータル的には入れ替わりが多くて不安な面も多いが、若手の成長にきたるはず!

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なお、今季新加入した面々の詳細情報は

’18-’19 夏メルカート 新入団選手

 でアップします!

↓↓最後に加入したこの2人などの情報も含めて!

↑↑©Sampdoria official pageよ


保存版 冬のメルカート'17-'18 総集編

2018-02-10 16:01:59 | 保存版 サンプ名鑑

冬のメルカートが終了し、あとはこのメンツで残りのカンピオナートを戦う。サンプだけを見れば、今年は例年に無くものすごく静かなメルカートだった。ヨーロッパリーグも無く、TIM Cupも敗退したサンプ。しかしリーグ戦は内容も含めてなかなか好調で、シーズン序盤からずっと6位をキープしている。カップ戦が無い分、そこまでの選手層も必要無いが、メンツ的にはある程度満足できていると言う事でこの継続路線となったのだろう。

 結果から言うと第2GKのトレードと、余剰戦力2人のレンタル放出だけ。元々私は冬のメルカートでたくさん動くのは反対派なので、主力選手を誰も売らなかった今回のメルカートには満足。カプラーリには1800万ユーロで、結構大きいオファーがあったようだが、これを断ったとわざわざオフィシャルページで報告するほどクラブとして今季に関しては継続路線をアピールとした。強いて言えばここ数年よくやっていた、来季夏獲得の予約で有力な選手が欲しかったが・・・まだそこに関してはこれからも動きが有るだろうから見守ろう

 と言うわけで一番のニュースはサンプを愛する第2GKプッジョーニの移籍。サンプユース出身で、ジェノアからのオファーを断って失業までした男。そしてついに念願のサンプ移籍。年齢的にもこのままサンプで引退だと思っていたプッジョーニが、まさかこのタイミングで移籍と言うのは少しびっくりしたが。結果はベネヴェントの正GKベレッツとのトレード。プッジョは25万ユーロから倍の50万ユーロで2年半契約でしかも正GKと、確かに36歳のGKとしては断れないオファーだろう。ムードメーカーとして、また緊急時には貴重なGKのバックアッパーとしての戦力として、彼が今までサンプにもたらし物は非常に大きかったと思う。新天地でも頑張って欲しい。そしていずれその経験もプラスして指導者としてサンプに戻って来てくれるだろう。

 In Bocca al Lupo "Puggio!!"

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

それらも踏まえ、移籍を総括してみよう。まずニューカマーの紹介

’17-’18 冬メルカート 新入団選手

さて、そのプッジョーニに代わってサンプに来たのはベネヴェントのGKのヴィド・ベレッツ。買い取りオプション付きの今季終了までの一応レンタル。移籍直前までベネヴェントで正GKとして出場しており、それも含めてやや驚きの移籍だ。ずっと同じスロヴェニア代表のハンダノヴィッチが正GKを務めるインテルの下部組織出身で、インテルではなかなか出番が無くレンタル生活を続ける。しかしついにインテルから放出され、ここ2年はカルピ(セリエA⇒セリエB)の正GKを務め、今季からベネヴェントに移籍。GKとしては平均位の体格だが、バネがあり”ザ・猫”の異名を持つ。ただそれほどスーパーなGKと言う感じはしないが・・・プッジョより若いし、実力はやや上だと思うが、プッジョのロッカールームでの役割を考えると第2GKとしてはプラマイ0といった感じか。サンプ移籍直前のトリノ戦で退場になっており、正GKが次の試合にいなくなったベネヴェントの状況も影響したのかもしれない。何か政治の臭いがする移籍だ。スロヴェニア代表では2011年から継続的に招集されており、ヤスミンとサミールのダブル・ハンダノヴィッチの後の第3GKをずっと務めている。まぁまずは実力を見てみよう

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

Vid Belec 72ヴィド・ベレッツ

  • ポジション:GK
  • 1990年6月6日生まれ(27歳)
  • スロヴェニア マリボル出身
  • 192cm 84kg
  • 今季:ベネヴェント(セリエA) 13試合27失点
  • スロヴェニア代表:4試合0得点

次は放出のニュース。かねてから噂になっていたMFフィリップ・ジュリチッチはベネヴェントに、また出番が無かったMFダヴィド・イヴァンはセリエBのプロ・ヴェルチェッリに、共に今季終了(6月30日)までのレンタルで移籍した。イヴァンはまだ少し可能性有るかもしれないが、ジュリチッチはもうサンプで活躍する事は無いだろうなー。未だに謎なのが、なぜ今季ジュリチッチに背番号10番が与えられたかだ

 

 Filip Đjuričić 10 フィリップ・ジュリチッチ 

 

  • ポジション:MF
  • 1992年1月30日生まれ(26歳)
  • セルビア Obrenovac出身(セルビア人)
  • 181cm 72kg
Dávid Ivan 95 ダヴィド・イヴァン
  • ポジション:MF
  • 1995年2月26日生まれ(22歳)
  • スロヴァキア Bratislava出身
  • 176cm 68kg

 

サンプが保有権を持ち、今季からセリエBのエンポリにレンタルで移籍していたDFロレンツォ・シミッチが、セリエAのSPALに再びレンタルで移籍した。エンポリでは半シーズンで15試合3得点と結果を出していたので、セリエAの舞台でさらなる成長を遂げて欲しい

プリマヴェーラに2人の新たな獲得選手が。エストニアからMFのソーメッツ、モンテネグロからFWのティエポヴィッチ

Ognjen Stijepovic 

Stijepovic

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

  • 22/10/1999
    Podgorica (Montenegro)
  • FW

Markus Soomets

Soomets

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

  • 02/03/2000
    Tartu (Estonia)
  • MF

 


この冬のメルカートの結果で、スタメンの選手が変わる事は無い。ただ余剰戦力の整理にはある程度成功して、スリムなスカッドになった。今シーズンはプラートが完全にレギュラーを奪取。ただリネッティ共々ケガで離脱する事は有り、バッレートの先発回数もなんだかんだ言って多い。またサーラとベレシンスキの立場は逆転して、ベレシンスキがレギュラーを奪っている。全体的にバランスが取れたスカッドで、全くアテにされてないドドが売れれば完璧だった。

SAMPDORIA <4-3-1ー2> 監督マルコ・ジャンパオロ ※赤字が冬新加入

 91サパタ(99コフナツキ) 27クアリアレッラ(9カプラーリ)

           90ラミレス11リッキー・アルヴァレス)

16リネッティ(7ヴェッレ)     18プラート(8バッレート)

           34トレイラ(28カペッツィ)

17ストリニッチ(29ムッルー)(6ドド) 24ベレシンスキ(22サーラ)

  13フェラーリ 26シルヴェストレ

     (19レジーニ)     (3アンデルセン) 

           2ヴィヴィアーノ

          (72ベレッツ)(92トッツォ)

 
☆各ポジションを細かく見ていくとこんな感じ
  • FW陣 8サパタの加入は大きかった。前任のムリエルより、自身のゴールは少ないが継続性があり、またポストプレーでの貢献が大きい。クアリアレッラが驚きの35歳にして自己新、ここまでで既に16ゴール。この要因にはサパタとラミレスとの関係もかなり大きいだろう。カプラーリもFWの控えとトップ下のひかえとして貴重な働き。レギュラーとも遜色は無い。コフナツキは去年のシックと同じ道を辿りつつあり、徐々に頭角を表し始めている。この4人はタイプや年齢なども考えて、なかなかバランスが取れたFW陣だ
  • MF陣 8⇒昨季からの継続路線に加えて、ラミレスが加わった形だ。ラミレスは昨季のブルーノ・フェルナンデスよりフィジカルが有り、継続性も有る。そしてイマジネーションも十分で、今のところ前任者を上回っていると思う。特にクアリアレッラとの相性が良く、クアリアレッラがハットトリックした試合では3アシスト全て彼だった。それ以外では上でも述べたとおり昨年からはバッレートプラートの立場が逆転した。トレイラはもう言うまでも無く、ジャンパオロサンプの心臓となっている。リネッティも含めたこの5人が充実しているので、今季加入したカペッツィヴェッレになかなかチャンスが回ってこないのが現状だ。この2人も、コパなどでの働きを見ているとそれほど悪くは無い。若いし期待も出来る。ただ、レギュラー陣が手強わすぎるのだ。ジュリチッチが放出された今、次に首が危ないのはリッキーだろう
  • DF陣 6⇒今季加入したフェラーリストリニッチが共にレギュラーを奪取。シュクリニアールの放出をすでに忘れさせる十分な働きを見せている。昨季スタメンだったキャプテンのレジーニが控えに追いやられたと言う事は全体的にレベルアップしたと言う事だろう。あとは右SBのベレシンスキが成長して、サーラからレギュラーを奪った。左SBのムッルーが思っていたよりストリニッチとの差があったが残念。ストリニッチは契約更新を今のところしておらず、今のところ今シーズンいっぱいでミランに移籍金0で移籍すると言う噂が高い。またCBの控えが左SBも兼ねているレジーニと、若いアンデルセンしかいないのが不安だ。シルヴェストレが柱として獅子奮迅の働きを見せているが、彼も若くはないので、彼の後釜の育成は急務だ。それこそスパルに移籍したシミッチも候補になるのかな
  • GK陣 6.5ヴィヴィアーノがやっと怪我から戻ってきて、何試合かは怪我の影響が有る感じで不安定だったが、ここにきてやっと本来のヴィヴィを取り戻してきた感じだ。カリアリ戦は確かに彼のミスで勝点2を失ったが、ローマ戦は彼のおかげで勝点+3した。ヴィヴィが問題なさそうと言うこともあってのプッジョーニ放出か。ベレッツがどう言う感じになっていくかはまだわからないなぁ

***********************

 さて次節はホームで同盟国エラス・ヴェローナ戦。残り15試合、最低6位を目指すためにはこういう試合で勝点3を取れないと、取りこぼしにあたる。その次のアウェイでのミラン戦に弾みをつけるためにも絶対勝たねば! 

Foooooooorza Saaaaaaaamp!!

次節:セリエA 第24節 2017年 2/11(日) 対エラス・ヴェローナ@ジェノヴァ 現地15:00Kick Off(日本時間23:00

’17-’18 SERIE A

23試合 11勝5分7敗 勝点38 得点42 失点32 得失点差+10 現在 6位


保存版 サンプドリア '17-'18 完全選手名鑑 2/2号 新加入選手特集!!

2017-09-09 00:23:36 | 保存版 サンプ名鑑

’17-’18 夏メルカート 新入団選手

1.昨季の冬のメルカートで獲得した選手。400万ユーロの完全移籍で、昨シーズンいっぱいペスカラに留まってサンプに加入。一昨年のセリエA昇格プレーオフで決めた40mの超ロングシュートなどで名を上げたヴェッレ。昨季はペスカーラで28試合0得点。もとはローマ・プリマヴェーラで育成され、イタリアのユース代表も経験してきた選手。水準以上の運動量と技術を兼備し、攻守両面で活躍できるセンターハーフ。一昨年はトレイラ、昨季はカプラーリと一緒にプレーしていた。同じペスカーラ出身と言う事も有り、”新しいヴェラッティ”とも呼ばれる。素晴らしい補強であると思う。以下プレー集

https://www.youtube.com/watch?v=YQkIAK34RSk

↑↑©sampdoria.itより

Valerio Verre  21ヴァレリオ・ヴェッレ
  • ポジション:MF
  • 1994年1月11日生まれ(23歳)
  • イタリア ローマ出身
  • 181cm 70kg
  • 今季:ペスカーラ 28試合0得点
  • イタリアU-21代表:7試合0得点

2.ヴェッレと同じく昨季100万ユーロで獲得して、そのままクロトーネにレンタルされていたMFレオナルド・カペッツィが武者修行を経ていよいよサンプに。セリエAも1シーズン経験してたくましくなった印象が有る。元来サイドハーフかセンターハーフだが、ジャンパオロは彼にレジスタと言う新たな挑戦を与えた。新ポジションに徐々に慣れつつあり、トレイラのバックアッパーとして新境地を見出しつつある。と言うかトレイラの代わりはほぼいないので、彼に期待がかかる。元々ヴィオラユースの出身であり、その時代は将来のイタリア代表を背負って立つ存在と言われていた

 ↑↑©90min.comより

 Leonardo Capezzi  28レオナルド・カペッツィ

  • ポジション:MF
  • 1995年3月29日生まれ(22歳)
  • フィレンツェ郊外 Figline Valdarno出身
  • 178cm 72kg
  • 昨季:クロトーネ 25試合0得点
  • イタリアU-21代表:2試合0得点

3.DFシュクリニアールを放出して、1800万ユーロと共に獲得した。推定市場価格は1200万ユーロと言われる。ローマユース出身でペスカラで共にプレーと言う事でヴェッレと縁が有る。インテルが保有権を買っていたが、結局インテルでプレーする事無くサンプに完全移籍となった。昨季の9得点4アシストは、降格してしまったがペスカラの攻撃のエースとして自信に。速さと嗅覚を生かすタイプで、最近イタリア代表にも初招集を果たした。クアリアレッラが結構似ているタイプっぽいので、色々吸収してもらって将来のエースに!サンプファンにとって、ジャンルカと言う名前のストライカーは、やはりヴィアッリを思い出させる

↑↑©www.sampdoria.itよ

 Gianluca Caprari 9 ジャンルカ・カプラーリ

  • ポジション:FW
  • 1993年7月30日生まれ(24歳)
  • イタリア ローマ出身
  • 176cm 72kg
  • 昨季:ペスカラ 32試合9得点

4カリアリからMFチガリーニ放出+700万ユーロで獲得した、サンプ待望の生粋の左SB。カリアリ生まれ、カリアリユース育ち、カリアリで6シーズンと言う生粋のサルド。サルデーニャ島から離れるのは初めてだが、新たな冒険はどういう結果になるか?左利きで攻撃力も有り、若い。守備戦術に細かいジャンパオロサッカーに、まだ順応できてはいないがそこは若さで克服してくれ。常に弱点となっているサンプの左SBに伝説を築いてくれれば!

↑↑©www.sampdoria.itよ

 Nicola Murru 29 ニコラ・ムッルー  

  • ポジション:DF
  • 1994年12月16日生まれ(23歳)
  • イタリア カリアリ出身
  • 180cm 64kg
  • 昨季:カリアリ 26試合0得点

5.リネッティを昨季獲得したポーランドのレフ・ポズナンから、ポーランドで未来のレヴァンドスキと呼ばれるコフナツキを獲得。500万ユーロの完全移籍。昨季のシックの再現を狙う。長身だが足元も上手く、脚は速そう。まさにシックの様になれる可能性を秘めている。FW4番手なので、去年のシックよりは出番は厳しいが・・・・背番号もサンプの裏エース番号とも言える”99”を選択。カサ坊を忘れさせる活躍が出来るか!?

↑↑©www.sampdoria.itよ

Dawid Kownacki 99 ダヴィド・コフナツキ 

  • ポジション:FW
  • 1997年3月14日生まれ(20歳)
  • ポーランド Gorzów Wielkopolski出身(ポーランド人)
  • 187cm 75kg
  • 昨季:レフ・ポズナン(ポ-ランド) 27試合9得点 

 6クロトーネのセンターバック、ジャンマルコ・フェラーリをレンタルで獲得。保有元のサッスオーロから150万ユーロでレンタル、買い取り義務オプション1350万ユーロ、サッスオーロがやっぱり手放さない場合は1600万ユーロ払うと言う方向で話がまとまった模様。昨季は出場停止の1試合を除いて37試合に全時間フル出場。脆弱なクロトーネDFを何とか引っ張り、奇跡の残留に貢献した。左利きのCBで長身を生かしてヘッドは得意。スピードもそこそこで、左SBでもプレー可能。まだ若いし、まさに我々が求めていたセンターバックだ。代表にも今年の4月9日に初招集され、5月31日のサンマリノとの練習試合では嬉しい初ゴールを早速あげている。本人も「サンプで更なるレベルアップを図り、個人的な目標は来年のW杯に出る事だ」と語っているように、今季にかけるモチベーションは十分だ。レギュラーCBとして期待しよう!

 

 ↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

GianMarco Ferrari 13 ジャンマルコ・フェラーリ

  • ポジション:DF
  • 1992年5月15日生まれ(25歳)
  • イタリア パルマ出身
  • 189cm 82kg
  • 昨季:クロトーネ 37試合3得点
  • イタリア代表

7プレミアリーグのミドルズブラからガストン・ラミレスを完全移籍で獲得。900万ユーロ+200万ユーロボーナス。左利きでトップ下が本職で、ウィングも出来る攻撃的MF。テクニックとスピードを兼備する。2010年から2年間セリエAのボローニャでプレー経験有り。その当時は27試合7得点、33試合8得点と十分な実績を残した。その後サウザンプトンに引き抜かれてプレミアリーグヘ。2年間プレーした後に、ハルシティとミドルズブラにレンタル移籍。昨季はミドルズブラに完全に移籍してプレーした。前回のセリエAデビューの時はわずか19歳だった為に、まだ若いが経験は十分だ。サンプのロメイ弁護士は、「密かに2年間ずっと追いかけていて、今夏のメルカートも本命のトップ下は最初から彼だった」と言う通り、相当彼には執着していた模様。コパイタリアと開幕2試合でゴールにつながるスルーパスを何本も決めて、上々の働きを見せた。トップ下のレギュラーとして期待したい。

 

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

左からプラデSD、ラミレス、フェレーロ会長、会長の右腕ロメイ弁護士

 Gastón Exequiel Ramírez 90 ガストン・エセキエル・ラミレス 

  • ポジション:MF
  • 1990年12月2日生まれ(26歳)
  • ウルグアイFray Bentos出身
  • 183cm 78kg
  • 昨季:ミドルズブラ(プレミア) 26試合2得点
  • ウルグアイ代表:42試合0得点

8.移籍期限ぎりぎりで全く予想外のところからセンターバックの補強が決定。オランダリーグのトゥエンテからデンマーク人のホアキム・アンデルセンを獲得。200万ユーロ+ボーナスで完全移籍の模様。195cm21歳。シュクリニアールの再現を狙う。動画を見た感じは身体は強そうだが、足は遅そう。シュクリニアールよりは下手そう。どうなるか?ただ、彼は将来への投資の意味合いが強いので、冬にもう一人位補強が有るかもしれないが。

↑↑©U.C.Sampdoria Twitterより

Joachim Andersen 3 ホアキム・アンデルセン

  • ポジション:DF
  • 1996年5月31日生まれ(21歳)
  • デンマーク Frederiksberg出身
  • 195cm 85kg
  • 昨季:トゥエンテ(オランダ1部) 22試合2得点
  • デンマークU-21代表

9.移籍最終日に、新エースストライカーとして獲得が決まったデュバン・サパタ。ナポリから後述のDFストリニッチとセットで推定2200万ユーロで完全移籍。サパタ単体は2000万ユーロと思われる。サンプが獲得した選手としては、実は史上最高額では無いかな?さすがにシックやシュクリニアールの売れた値段が知れ渡ってるので、これくらいはやってもらわないと。推定130万ユーロで2022年までの5年契約。セリエAではナポリで2年間、そしてレンタルでウディネーゼで2年間。昨季は全試合出場を果たして、10ゴール。タレントひしめくコロンビア代表にもデビューを果たした。189cm88kgの恵まれた体格を生かして、ポストプレーも得意なセンターフォワードタイプ。強靭な身体を生かした日向君ばりの強引なドリブルと、ヘディングが武器か。サンプでかつてプレーしたオカカを上手くした感じのプレーヤー。あだ名をつけるとしたらさしずめ「タンク」か。課題は狡猾さ、決定力だろう。CFとして全試合出場で10ゴールは少し物足りない。去年までいなかったタイプのCFで、戦術面のバリエーションの増加も期待出来る。去年サンプ戦で、シルヴェストレを弾き飛ばすドリブルを覚えているドリアーニも多いだろう。背番号は生まれ年の91を選んだ

 ↑↑©Deportesrcn.comより

Duván Esteban Zapata 91 デュバン・エステバン・サパタ 

  • ポジション:FW
  • 1991年4月1日生まれ(26歳)
  • コロンビア Cali出身
  • 189cm 88kg
  • 昨季:ウディネーゼ 38試合10得点
  • コロンビア代表:1試合0得点

10.移籍最終日にサパタと共に移籍が決まった左サイドバックのイヴァン・ストリニッチ。先も触れたが、ストリニッチ単体としてはおそらく200万ユーロの完全移籍で、2020年まで年棒100万ユーロで3年契約。ナポリに2年半在籍したが、常にグランの控え左SB。ただ左ハーフも務まるぐらいクロスの精度が高い好選手。クロアチア代表ではレギュラー左SBとして2010年からキャップを刻んでおり、すでに39試合に出場している。サンプ戦では結構スタメンで登場していた記憶が有り、「この選手、将来サンプに来そうだなー」と薄っすら思った記憶が有る。同じく今季加入したムッルーが、イマイチまだ期待通りの働きをみせていないので、次の試合いきなりスタメンは有るだろう。ナポリではサッリの元でプレーしたが、ジャンパオロはエンポリでサッリの後を務めてる通り、サッカーが似ている。そこもアドバンテージになっており、現段階では一歩リードか。ムッルーとの高レベルな争いを期待したい。背番号はレジェンド”パロンボ”の17をチョイス。

 ↑↑©calcionapoli24.itより

Ivan Strinic 17 イヴァン・ストリニッチ 

  • ポジション:左SB
  • 1987年7月17日生まれ(30歳)
  • クロアチア Spalato出身
  • 186cm 78kg
  • 昨季:ナポリ 12試合0得点
  • クロアチア代表:39試合0得点

11.移籍最終日、最後の最後に決定したのが若手センターバックのボゾ・ミクリッチ。奇しくも上のストリニッチと同郷。ちなみにイタリア語のSpalatoは日本ではスピリットで名が通ってる。ハイデュク・スピリットとかが有名なクラブ。このミクリッチはスピリットの別のクラブ、RNKスピリット出身。そのユース時代にはキャプテンも務めた巨漢のセンターバック。何気に2015年にクロアチアU-18代表の一員として日本に来日している。とりあえずはプリマヴェーラに預けられた。1個上で同じ195㎝位のセンターバック、アンデルセンと切磋琢磨してどちらかが化ければ面白い。 

 ↑↑©radiogoa24.itより

Božo Mikulić ? ボゾ・ミクリッチ 

  • ポジション:CB
  • 1997年1月29日生まれ(20歳)
  • クロアチア Spalato出身
  • 194cm 85kg
  • 昨季:イモツキ 13試合1得点(クロアチア)
  • クロアチアU-19代表:16試合0得点

12レンタルバックしてチームに留まったのは

GK92 アンドレア・トッツォ(25)←マテーラ(レガプロ)

MF95 ダヴィデ・イヴァン(22)←バーリ(セリエB)


 

夏のメルカートの結果、現在のトップチームには27人の選手が。ここで全選手の背番号とガゼッタ発表による年棒をチェックしてみよう

   背番号 名前  年棒(ユーロ) 契約年(~迄)

  1. 91 サパタ     130万    2022
  2. 90 ラミレス    130万   2021
  3. 8  バッレート  120万   2018
  4. 27 クアリアレッラ 120万 2019
  5. 18 プラート    110万  2021
  6. 26 シルヴェストレ 100万 2020
  7. 17 ストリニッチ  100万  2020
  8. 34 トレイラ    100万  2022
  9. 11 アルヴァレス 90万   2019
  10. 2 ヴィヴィアーノ 90万   2021
  11. 10 ジュリチッチ 85万   2021
  12. 6  ドド      80万   2021
  13. 7  サーラ    80万   2020
  14. 9  カプラーリ  70万   2022
  15. 13 フェラーリ  70万   2021
  16. 99 コフナツキ  60万   2022
  17. 29  ムッルー  60万   2022
  18. 16 リネッティ   50万  2021
  19. 19 レジーニ    50万  2021
  20. 21  ヴェッレ    45万     2021
  21. 24 ベレシンスキ  40万  2021
  22. 28 カペッツィ   40万  2021
  23. 3 アンデルセン  30万  2021
  24. 1 プッジョーニ  25万  2019
  25. 95 イヴァン   10万   2019
  26. 92 トッツォ    6万    2018
  27. 12 クラピカス   2万    2019       

ユーヴェなんてディバラ、イグアイン、D・コスタの3人だけで2050万だから、サンプの全選手の年棒を上回る。サッカーは金だけじゃないって言うところを見せたくなる。しかし21歳で、しかも入ったばかりのアンデルセンでも日本円で年棒約3900万円だから、当たり前だけどセリエAのプロサッカー選手はすごいなぁ。プレミアやスペインはそれ以上か

今季のサンプで謎なのは、背番号10番がジュリチッチな事。さらに年棒も貰い過ぎ。ガストンの加入がもう少し早かったら10番はガストンだったか?リネッティの年棒は安過ぎ。引き抜かれる前に年棒上げてあげないと。年棒面から見ても、次売りたいのはドド、リッキー、ジュリチッチ、サーラあたりになるか。

 


 

と言ったところで、第3節のプレビュー。土曜ナイターに時間が変更されている↓↓

次節:セリエA 第3節 2017年 9/9(土) 対ローマ@ジェノヴァ  現地20:45Kick Off(日本時間深夜03:45) 

[試合前情報] 

 シックを売った事によって、いきなり因縁めいた対戦になるローマ戦。去年も第3節で当たった。去年の対戦はお互いホームチームが3-2で勝って1勝1敗。一昨年もお互いホームチームが2-1で勝って1勝1敗。その前の年はアウェイでサンプが2-0で勝ったりして、実は最近ローマ戦の相性は悪くないのだ。さらにサンプ戦にめっぽう強かった天敵”トッティ”はもういない。今回はチャンスだ。ちなみにシックはどうせまだ出てこないだろう。

 この対決は若手有望監督同士の対決でもある。共にパスをつなぐ攻撃サッカーを志向しており、面白い対決になるだろう。ローマは開幕戦はアタランタにアウェイで1-0で勝ったが、ホームでインテルに1-3で敗れている。のでかなり気合は入っているだろう。インテル戦も内容は悪くなかった。サンプは新加入のサパタ、ストリニッチがこの2週間弱で馴染んだのか?代表組の疲れは取れているのか?気になるところだ。

サンプの予想スタメン

SAMPDORIA <4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ   

  クアリアレッラ サパタ(カプラーリ)

    G・ラミレス

プラート    バッレート(リネッティ)

     トレイラ 

ストリニッチ(ムッルー)  サーラ

  レジーニ シルヴェストレ

  (フェラーリ) 

      プッジョーニ 

Sampdoria:GKはヴィヴィアーノがかなりのところまで回復してきているが、まだ招集外。DF陣ではストリニッチがいきなりスタメンあるか?レジーニとフェラーリの争いは、まだレジーニが選ばれそうな気がする。MF陣はバッレートが前節の怪我から復帰してきているが、リネッティとどちらが選ばれるか。FWではサパタいきなりのスタメンか、カプラーリが3試合連続スタメンを務めるかと言ったところ。元ローマ勢はカプラーリ、ヴェッレ、ドド

 一方のローマは(4-3-3):監督ディ・フランチェスコ

 ペロッティ ジェコ  デフレル

(エル・シャーラウィ)

ストロートマン   ナインゴラン

     ゴナロン(デ・ロッシ)

コラロフ       B・ペレス(フロレンツィ)

  マノロス フアン・ヘスス(ファツィオ)

      アリソン

ROMA:ディ・フランチェスコは4-3-3を採用。DFで新しい顔ぶれは左SBのコラロフ。早速開幕2試合で活躍を見せている。右SBの2人はどちらも嫌だな。MF陣では代表の試合やCLとの絡みもあってデ・ロッシは休ませるのではと言う予想。新加入の元リヨン主将のゴナロンがスタメンか?FWは移籍してきたばかりのシックは練習中に筋肉の軽いケガを訴え(どうせコンディション不足で逃げただけだろ)、CFジェコの左右はペロッティかエル・シャーラウィとデフレルが務めるだろう。元サンプ勢はそのシックだけ

週末、大雨の予報でやや試合開催が危ぶまれてるが・・・

さあ開幕3連勝だー!!!

 

’17-’18 SERIE A

2試合 2勝0分0敗 勝点6 得点4 失点2 得失点差+2 現在 首位タイ

Foooooooorza Saaaaaaaamp!! 


保存版 サンプドリア '17-'18 完全選手名鑑 1/2号!!

2017-09-07 23:17:42 | 保存版 サンプ名鑑

2017-18

 ジャンパオロ政権2年目、今季のサンプはこんなチーム!!

 開幕2連勝と言うこれ以上無いスタートをきったサンプ。そして開幕2試合戦った後に、夏のメルカートが締め切られた。恒例の最終日駆け込み補強。サンプは最後の最後にセンターフォワードの「デュバン・サパタ」と左SBの「イヴァン・ストリニッチ」を獲得。これにより、懸案のフォワードも決まり、大分バランスが取れたスカッドとなったと思う。

画像に含まれている可能性があるもの:3人、、スマイル

派手に放出した様に見えているが、あまり昨年時からスタメンは変わっていない。とにかく今のジャンパオロのサッカーのキーマンは「トレイラ」だと思うので、彼を中心にしたセンターラインがしっかり残留して骨格を作り、その他の部分がパワーアップされた印象だ。大物の放出が4人。「ブルーノ・フェルナンデス」、「シュクリニアール」、「ムリエル」、そして夏のカルチョ連続ドラマの主役を飾った「シック」。この4人だけでほぼ1億ユーロ=約130億円分の金と選手を獲得。

ちなみにシック・オペラの全容はこうだ。

1. 3050万ユーロでユヴェントスへの完全移籍が合意。ユーヴェのTシャツを着て笑顔のシックがユーヴェオフィシャルページでも紹介される

↑↑©juventus official pageよ

2.その後、メディカルチェックで異常が見つかったとユーヴェがいちゃもんをつけてきて、サンプ・ユーヴェ両チームが移籍の破談を発表

3.すぐさま以前から噂の有ったインテルが同価格で獲得に名乗りを上げる。

4.なかなか交渉がまとまらず、いったんシックはボリアスコに現れてトレーニングを開始。残留も可能性有るのか?と思わせる

5.移籍期限が近づき、ナポリやローマも争奪戦に加わる

6.最終的にローマ移籍が決定 

     ↑↑©Reppublica.itよ

契約は複雑だが、形式上は今季終了までのレンタル。レンタル料500万ユーロ(約6.5億円)。さらに900万ユーロ(約11.8億円)の買い取り義務オプションが付随。また、その買い取り義務にもパフォーマンス関連のボーナスがあり、最大800万ユーロ(約10.4億円)が増額される可能性がある。さらに、2020年2月にサンプドリアは2000万ユーロ(およそ26億円)の支払いを受ける権利を持つ。また、2020年2月までに販売された場合は2000万ユーロを上限としてその移籍金の50%を受け取れるという。つまり最大では4200万ユーロ(およそ54.7億円)の超大型移籍。ローマ側も、ここまで行けばバティストゥータを超えるクラブ史上最高額の取引だが、もちろんサンプも過去最大の売却だろう当面はローンで所属することにはなるが、契約は2022年6月30日までとなっている。 

まあとにかく、バイバイシック

正直、所詮昨季のサンプでもレギュラーじゃ無かった選手。まぁタイプ的にはオールラウンダーなので、この先最大限に成長すればファンバステンやイブラヒモビッチみたいになる可能性は0では無いが、もちろんそうなればずっとサンプに留められる選手じゃないし、この時期にこの値段で売れれば良いと思う。 

前々からサンプは若い選手を発掘してブレイクさせて売るまでは得意だ。ただ、いざお金を持つとその使い方が非常に下手だった。名前だけの落ち目のベテランを獲得してしまったりして・・・(クリンスマン、シニョーリ、オマン・ビイク、オルテガecc...)。その点、まだサパタストリニッチがどうなるかわからないが、ガストン・ラミレス、カプラーリは既に輝き始めているし、若手主体路線は変えずに良い補強をしていると思う。収支は後ほど詳しく見るが、今年の売却利益はスゴイ↓↓

                   獲得    ⇒    売却

  • シック         400万ユーロ ⇒ 最大4200万ユーロ
  • シュクリニアール  100万ユーロ ⇒ 3000万ユーロ(1800万ユーロ+1200万ユーロのカプラーリ)
  • ムリエル      1100万ユーロ ⇒ 2000万ユーロ
  • B・フェルナンデス  600万ユーロ ⇒ 1000万ユーロ

この4人だけで単純計算だと8000万ユーロの儲け。相変わらず世界中からスカウト達が探し出してきた若手が集結してきており、昨季からは少し減ったが現在も13ヶ国もの所属選手がいる。ロッカールームのまとまりが気になるが、若手が多いのでプッジョとクアリアレッラのイタリア人ベテラン2人、そして南米系には兄貴的存在のバッレートを中心に上手くまとまっているようだ。 

  1. イタリア 11人(クアリアレッラ、カプラーリ、カペッツィ、ヴェッレ、ムッルー、サーラ、レジーニ、フェラーリ、ヴィヴィアーノ、プッジョーニ、トッツォ)
  2. ポーランド 3人(リネッティ、ベレシンスキ、コフナツキ)
  3. アルゼンチン 2人(シルヴェストレ、リッキー)
  4. ウルグアイ 2人(トレイラ、G・ラミレス)
  5. クロアチア 2人(ストリニッチ、ミクリッチ)

  6. コロンビア 1人(サパタ)
  7. ブラジル 1人(ドド)
  8. ベルギー 1人(プラート)
  9. セルヴィア 1人(ジュリチッチ)
  10. パラグアイ 1人(バッレート)
  11. デンマーク 1人(アンデルセン)
  12. スロヴァキア 1人(イヴァン)
  13. リトアニア 1人(クラピカス)

加入選手の中で一番高かった補強は「サパタ」だった。それ以外に期待が大きいのが「カプラーリ」「ガストン・ラミレス」「フェラーリ」あたりか。若手MFカルテット、勝手に私が「ヤングサンプカルテット」と呼んでいた4人はブルーノ以外健在。特に2年目のプラートの覚醒はかなり期待できるそれでは、全体の陣容を見ていこう

SAMPDORIA 2017-18(2017・9・7現在) ※赤字が新加入選手

FW陣  サパタ クアリアレッラ   

          (コフナツキ)   (カプラーリ)

FW陣 7⇒まだサパタを1試合も見ていないのでさすがになんとも言えないが、さすがに2000万ユーロを投じたサパタはレギュラーとして使わざるを得ないだろう。少し上手いオカカ。大いなる期待がかかる。と言うかやってもらわないと困る。彼の獲得でポストプレーが可能になりややサッカーの質も変化するのではないか。カプラーリクアリアレッラから学びつつレギュラーを争う感じか。コフナツキも去年のシックと比べれば出番を得る為の条件は厳しいが、将来のシックとして期待は大だ。

MF陣   G・ラミレス

           (アルヴァレス) (ジュリチッチ)

プラート  トレイラ  バッレート  
 (リネッティ)     (カペッツィ)      (ヴェッレ) 

MF陣 8⇒継続路線のMF陣。ブルーノ・フェルナンデスが去り、そこにガストン・ラミレスが加入した。今のところ前任者と同等かそれ以上の活躍を見せてるガストン。心配は無さそうだ。その他では2年目のプラートの成長が著しく、昨年のレギュラーのリネッティもしくはバッレートを蹴落としてレギュラーを獲りそうだ。実力はあるであろう新戦力、ヴェッレの出番が全く見られないぐらい充実しているMF陣。サンプのストロングポイントであろう。唯一の不安はトレイラの代わり。彼の代えは難しく、本来このポジションでは無い新加入のカペッツィで代役が務まるかは微妙だ。

DF陣

ストリニッチ       サーラ 

(ムッルー)(ドド)              (ベレシンスキ)            
   フェラーリ シルヴェストレ
     (レジーニ)      (アンデルセン)(ミクリッチ)

DF陣 6.5⇒要所は補強できたと思われるDF陣。ただまだ新戦力が未知数だ。左SBにストリニッチムッルーと言う2人の実力者を獲得。ムッルーはまだフィットしておらず、最後に加入したストリニッチの方が一歩リードか?元所属していたナポリのサッリ監督とジャンパオロが似ていると言うのも優位に立てる要因だ。その影響でレジーニがセンターバックにコンバートされて、最初の2試合はレギュラーだったが、ここは期待の新戦力のフェラーリにぜひともレギュラーを奪ってもらいたい。キャプテンではあるがレジーニだけは完璧に信頼できない。アンデルセンミクリッチは将来への投資。ムスタフィ、シュクリニアールに続くCBを創り出せるか?今は良いが、33歳になろうとしているシルヴェストレがいつまで今のレベルを維持できるかわからない。また、右サイドバックは補強したかった。サーラ、ベレシンスキ共に凡庸の域は超えない。しかもサーラは大体90分もたないので、交代枠を使わないといけないし。ぎりぎりでパヴロヴィッチは売れたが、ドドはジャンパオロの元では完全な余剰戦力となっており、買い手を見つけなくては。ドド売れてエンポリのロリーニ獲得できれば最高だったのに・・・

GK陣   ヴィヴィアーノ 

        (プッジョーニ)(トッツォ)(クラピカス)

GK陣 7⇒昨季の開幕時と同じメンツだが、評価を7.5⇒7にしたのはヴィヴィアーノの怪我の為。昨季は結局半分以下の17試合しか出場できず、プッジョの方が出場試合数が多かった。しかもまだ治ってない。ただ、もう全体練習には復帰しており復帰間近。ヴィヴィアーノが完全復活すればGKはなんの問題も無いが。18歳のリトアニア人クラピカスが化けるのを楽しみに待とう。またユースのジャコモ・ピッサルド=Giacomo Pissardo(1999年生まれ)がちょうど今日、2年のプロ契約を結んだ。ジェノヴァ生まれの彼にも期待しよう。 

********************

☆と言うわけで今年も4-3-1-2。成熟したジャンパオロサッカーが花開くか?開幕2連勝は昨年と一緒。ただ昨季はここから4連敗している。同じ轍は踏まないように・・・とりあえず、サパタ、ストリニッチのマラッシデビューに注目だ。

 移籍情報総まとめ

ここまでに決定した獲得・放出選手を中心に、サンプの移籍情報をお届け!    が、新たな更新情報

<2017・9・7現在> 

IN(金額は全て推定)

  • FWジャンルカ・カプラーリ(23)⇒ペスカラより完全移籍。DFシュクリニアールを放出して、1800万ユーロ+カプラーリを得た。
  • FWダヴィド・コフナツキ(20)⇒ポーランドのレフ・ポズナンから500万ユーロの完全移籍。 
  • FWフェデリコ・ボナッツォーリ(20)⇒ブレッシャ(セリエB)からレンタルバック⇒その後スパルにレンタル移籍
  • FWデュバン・サパタ(26)⇒ナポリからストリニッチと併せて2200万ユーロで完全移籍(内サパタ2000万ユーロ)
  • MFガストン・ラミレス(26)⇒イングランドのミドルズブラから900万ユーロ+ボーナス200万ユーロで完全移籍
  • MFヴァレリオ・ヴェッレ(23)⇒ペスカーラより完全移籍。昨冬の時点で獲得が決まっていた(昨季400万ユーロ)
  • MFレオナルド・カペッツィ(22)⇒クロトーネから完全移籍。こちらも昨冬の時点で獲得が決まっていた(昨季100万ユーロ)
  • MFダヴィド・イヴァン(22)⇒バーリ(セリエB)からレンタルバック。
  • DFジャンマルコ・フェラーリ(25)⇒クロトーネから150万ユーロでレンタル移籍。1350万ユーロの買い取りオプション付き
  • DFニコラ・ムッルー(22)⇒カリアリから完全移籍。MFチガリーニ放出+700万ユーロで獲得。
  • DFイヴァン・ストリニッチ(30)⇒ナポリから完全移籍。サパタと併せて2200万ユーロ(内ストリニッチ万ユーロ)
  • DFホアキム・アンデルセン(21)⇒トゥエンテ(オランダ)から200万ユーロで完全移籍。
  • DFボゾ・ミクリッチ(20)⇒RNKスピリットからフリーで完全移籍(とりあえずプリマヴェーラ) 

 

総額4,650万ユーロ+ボーナス系1550万ユーロ

OUT(金額は全て推定)

  • FWルイス・ムリエル⇒2000万ユーロでセヴィージャは完全移籍
  • FWアンテ・ブディミル⇒元々在籍していたクロトーネに買い取りオプション付きレンタルで戻った
  • FWパトリック・シック⇒最大4200万ユーロでローマに移籍
  • FWフェデリコ・ボナッツォーリ⇒レンタルでスパルに
  • FWジャコモ・ヴリオーニ⇒レンタルでピストイエーゼに
  • FWアンドレス・ポンセ⇒レンタルでリヴォルノ(セリエB)に
  • MFブルーノ・フェルナンデス⇒ 1000万ユーロで故郷ポルトガルのスポルティング・リスボンに完全移籍
  • MFルカ・チガリーニ⇒カリアリに彼+700万ユーロを払ってDFムッルーを獲得
  • MFアンジェロ・パロンボ⇒ 引退。サンプトップチームのコーチに就任
  • MFアントニオ・パルンボ⇒トラパニ(セリエB)にレンタル移籍
  • MFミケーレ・ロッカ⇒プロ・ヴェルチェッリ(レガプロ)にレンタル移籍
  • MFデニス・バウムガルトナー⇒リヴォルノ(セリエB)にレンタル移籍
  • DFミラン・シュクリニアール⇒ FWカプラーリ+1800万ユーロでインテル入りに完全移籍
  • DFダニエル・パヴロヴィッチ⇒クロトーネに完全移籍
  • DFロレンツォ・シミッチ⇒エンポリ(セリエB)にレンタル移籍
  • DFスタンリー・アムジー⇒ルガーノ(スイス)にレンタル移籍
  • DFマクシメ・レヴェルベ⇒オルビア・カルチョ(レガプロ)にレンタル移籍
  • DFアレッサンドロ・マルティネッリ⇒ブレッシャ(セリエB)に完全移籍
  • GKヴラディミーロ・ファルコーネ⇒ヴィルトゥス・バッサーノ(セリエB)にレンタル移籍 

総額9,000万ユーロ

収支 +最低2800万ユーロ

 ※序盤の大物放出、そしてシック問題にやや振り回された。しかし無事にシックが売れたので、あとはサパタが活躍してくれればなかなか良いメルカートと言えよう。冬に向けては、左SBを1人売る、右SBの補強、後はいつも通り将来への投資を2人ぐらい取れれば良いのではないか?昨年と比べれば戦力はアップしてるはず!

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なお、今季新加入した面々の詳細情報は

’17-’18 夏メルカート 新入団選手

 次号で続けてアップします!

↓↓最後に加入したこの2人の情報も含めて!

↑↑©Sampdoria official pageよ


保存版 冬のメルカート'16-'17 総集編

2017-02-04 17:05:12 | 保存版 サンプ名鑑

冬のメルカートが終了し、あとはこのメンツで残りのカンピオナートを戦う。ヨーロッパリーグも無く、TIM Cupも敗退したサンプ。リーグ戦も降格圏内からはある程度遠い安全圏にいるが、逆にヨーロッパリーグ圏内もかなり遠く目標を見失ってる状態。ただ、今のチームは若手期待の星がうずめいており、この残りのリーグ戦を来季への育成の場と捉えればかなり有意義な物となる。そういう意味で無駄に選手を増やさず、有望株を誰も売らなかった今回のメルカートは私は満足している。フェレーロ政権になってから過去2回の冬のメルカートは明らかに動き過ぎて失敗している。元来私は冬のメルカートは最小限の動きで良いと思っている。どんな素晴らしい選手でも半年で結果を出すのは簡単では無いし、逆に1年フルにやらないとその選手の真の価値はなかなかわからないと思うからだ。ただ、ビジネス色が強くなっている現在のサッカー界、世界的な不況も相まってメルカートもギリギリまでの駆け引きも増えたし、半年での移籍も昔に比べると遥かに多くはなっている。

 さて、最終的には5人出て行って3人入ってきた。宙ぶらりん状態だったカッサーノ等も含め、余剰戦力の整理に成功して、将来への投資も1件。ペレイラを失ったのは残念だが、このメルカートでの、今季これからの戦い方への影響はほぼ無いだろう。若手の成熟とジャンパオロサッカーの浸透を楽しみにしよう。

それらも踏まえ、移籍を総括してみよう。まずニューカマーの紹介

’16-’17 冬メルカート 新入団選手

冬のメルカート第一弾はリネッティの同胞、ポーランドからDFのバルトシュ・ベレシンスキを獲得。レフ・ポズナン時代の2012/13にリネッティと共にプレーしている。200万ユーロで完全移籍。4年半契約。動画で見る感じだと攻撃的な右SB。ちょっとデ・シルヴェストリに似てる感じもしたが。2年前にもナポリと争奪戦で、サンプが獲得に向かった事があったようだが、その時は交渉はまとまらなかった。サーラが怪我がち+左も出来るのと、ペレイラが奪われる事を想定しての補強だろう。ドリブルとか攻めは通用しそうなので、あとはセリエAのディフェンスにいかに順応するか。早速リネッティがチームへの溶け込ませ役を担っている。次のコパイタリアでいよいよ見られるか?期待したい。

⇒この文章を書いた後にコパとリーグ戦にデビューして、そこそこのプレーを見せたのでペレイラの移籍が決定しました。まだセリエAのディフェンスレベルには達していないと思いますが、攻守ともに伸びしろはありそうなので期待しましょう

 

 

 

 

 

  

↑↑©pianetasampblogspot.comより

Bartosz Bereszynski 24バルトシュ・ベレシンスキ

  • ポジション:DF
  • 1992年7月12日生まれ(24歳)
  • ポーランド ポツナン出身
  • 183cm 77kg
  • 今季:レギア・ワルシャワ(ポーランド1部リーグ) 11試合0得点
  • ポーランド代表:3試合0得点

冬のメルカート最終日にクロアチアのハイデュク・スプリトからDFのロレンコ・シミッチを獲得。ハイデュク・スプリットはクロアチアの名門クラブで、かつて日本人の伊野波も所属した事があるクラブだ。シミッチと言う名は昔ミランにいた同じくクロアチア代表のDFで記憶にある方もいらっしゃると思うが、このNEWシミッチは大柄なセンターバック。弱冠20歳だが195㎝の巨漢を生かしてパワフルなディフェンスを見せる。即戦力と言うよりは将来の為の補強であろう。サンプの巨漢センターバックと言うとモリス・カロッツィエーリを思い出すが、彼以上の成長を見せて欲しい。シュクリニアールが段々不動のセンターバックになってきているので、彼と将来コンビを組めれば面白い。150万ユーロで完全移籍。背番号はグーリットやヴォルピの4を選択した

↑↑©U.C.Sampdoria オフィシャルページより

Lorenco Šimić 4 ロレンコ・シミッチ
  • ポジション:CB
  • 1996年7月15日生まれ(20歳)
  • クロアチア Spalato出身
  • 195cm 88kg
  • 今季:ハイデュク・スプリット(クロアチア1部リーグ) 13試合0得点

ずっと噂にはなっていたが、ペスカーラのMFヴァレリオ・ヴェッレの獲得に遂に成功した。400万ユーロの完全移籍で、今シーズンいっぱいはペスカーラに留まり、来シーズンからの加入となる。去年のセリエA昇格プレーオフで決めた40mの超ロングシュートなどで名を上げたヴェッレ。昨季はペスカーラ(セリエB)で31試合1得点。もとはローマ・プリマヴェーラで育成され、イタリアのユース代表も経験してきた選手。水準以上の運動量と技術を兼備し、攻守両面で活躍できるセンターハーフ。去年はトレイラと一緒にプレーしていた。同じペスカーラ出身と言う事も有り、”新しいヴェラッティ”とも呼ばれる。素晴らしい補強であると思う。以下プレー集

https://www.youtube.com/watch?v=YQkIAK34RSk

↑↑©ilcentro gelocal.itより

Valerio Verre  ヴァレリオ・ヴェッレ
  • ポジション:MF
  • 1994年1月11日生まれ(23歳)
  • イタリア ローマ出身
  • 180cm 70kg
  • 今季:ペスカーラ(現在) 15試合0得点
  • イタリアU-21代表:7試合0得点

 

同じく来シーズンから加入が決まっているテルナーナのカペッツィとパルンボと共に楽しみだ。ちなみにその2人の現在までの成績はこんな感じ

 

☆MF Leonardo Capezzi レオナルド・カペッツィ(クロトーネ)

 

  • 1995年3月29日生まれ(21歳)
  • 178cm 72kg
  • 今季:クロトーネ 15試合0得点(セリエA)

 

☆MF Antonio Palumbo アントニオ・パルンボ(テルナーナ)

 

  • 1996年8月6日生まれ(20歳)
  • 182cm 73kg
  • 今季:テルナーナ 13試合1得点(セリエB)

 

既存のヤング・サンプMFカルテットも何とか残留させて、最強の若手MF陣を作ろう!どうでも良いけどヴェッレの誕生日は私の入籍記念日だ・・・ポッキーの日・・・

 

ポルトガルのベンフィカ・リスボンとの間で、ベンフィカからのレンタルだったMF23フィリップ・ジュリチッチのサンプへの完全移籍と引き換えに、DF13ペレイラのベンフィカへの完全移籍が決定された。正直少し釣り合わないかなとは思う。間違いなく守備には難のあるペレイラだが、まだ18歳だし今後セリエAでどうなっていくのかは見ていきたかった。守備が上達すればゆくゆくはビッグクラブまでは行く可能性が有る選手。タダで引き抜かれる前に手を打ったと言う事か。ジュリチッチは最初ほぼ出番は無かったが、コパの活躍からジャンパオロに認められつつあり、徐々に出番を増やしている。こちらも可能性は有る選手だが、ペレイラの計り知れない可能性よりは魅力不足か。あの時の放出が・・・・と言う嘆きにならないように祈る

 

さらに4選手の放出も決定

・99 FWアントニオ・カッサーノ⇒未定、契約解消

・7 MFカルロス・カルボネーロ⇒未定、契約解消

・6 MFミルコ・エラモ⇒ベネヴェント(セリエB)

・15 DFルカ・クラインツ⇒フロジノーネ(セリエB) 

 まず、ついにカッサーノの契約は解消された。ここでカサ坊とサンプの一つの物語は終わりを告げる。2月いっぱいはプリマヴェーラでの練習が許されているが、果たして獲得するチームは出てくるのだろうか?このまま引退⇒タレントとかになってしまうのだろうか?

 また夏の移籍最終日に、委ねられていたカルロス・カルボネーロのレンタル期限延長のオプション行使そしたのだが、結局怪我の回復具合が思わしくなく、この時点での契約解消となった。昨季のプレーはかなり期待できそうだったので、怪我でキャリアを棒にふる選手になってしまうのだろう・・・

 さらに出場機会がほとんど無かったエラモはセリエBのベネヴェントに完全移籍。なぜ、夏の段階で放出しなかったのか疑問だ。長らくサンプからレンタル生活を繰り返してきたが、遂にサンプとの縁はこれで切れるようだ。もう1人は控えのセンターバックとして期待されたクラインツ。レンタル元のカリアリに一旦戻り、そこからフロジノーネに再移籍と言う形だ。個人的には期待していたのだが、全く期待外れに終わった

GKの入れ替え。92アンドレア・トッツォがレガプロのMatera=マテーラへレンタルで出され、代わりにリヴォルノにレンタルで出されていた”ウラディミーロ・ファルコーネ”が戻ってきた。第3GKの入れ替えだが、トッツォはなんだかんだでもう25歳。そろそろ芽を出さないと厳しくなってきた。ファルコーネの方がまだ21歳だし、195cmの長身と言う特徴もあるので一応期待はできるか。レンタル先のリヴォルノでも今季ここまで1試合しか出番が無く、それならば戻そうと言う事だろう。トッツォもサンプで出番が無かったし。

Wladimiro Falcone 30 ウラディミーロ・ファルコーネ
  • ポジション:GK
  • 1995年4月12日生まれ(21歳)
  • イタリア ローマ出身
  • 195cm 85kg
  • 今季:リヴォルノ(リガプロ) 1試合0得点

ベテラン3人衆の契約延長が決定。CBとして今や欠かせない存在となってるシルヴェストレ、FWを引っ張るクアリアレッラ、第2GKとしてプレー以上の価値を示しているプッジョーニ。彼らは選手としてだけでは無く、今後はサンプの幹部になっていく可能性は有るだろうなぁ。サンプ愛に溢れる選手たちだし。プッジョーニなんかは間違いなくGKコーチをいつかやるであろう。後はパロンボの去就がどうなるかが注目だ。

↑↑©U.C.Sampdoria オフィシャルページより

この冬のメルカートの結果で、スタメンの選手が大きく変わる事は無い。ただ余剰戦力の整理にはある程度成功して、スリムなスカッドになった。また、今シーズン開幕当初の構想からは陣容も多少変化しているのでそれらをまとめてみる。開幕前の予想と違うのはバッレートが復調してレギュラーを獲った事。これはちょっとした驚きだ。あとセンターバックではシュクリニアールが大きな成長を見せ、FWではいよいよシックが片鱗を見せ始めている。それでは、全体の陣容を見ていこう。

SAMPDORIA <4-3-1ー2> 監督マルコ・ジャンパオロ ※赤字が新加入

 9ムリエル(47ブディミル) 27クアリアレッラ(14シック)

           10フェルナンデス11リッキー・アルヴァレス)

16リネッティ(18プラート)     8バッレート(23ジュリチッチ)

           34トレイラ(21チガリーニ)

19レジーニ(20パヴロヴィッチ)(5ドド) 22サーラ24ベレシンスキ)

 37シュクリニアール 26シルヴェストレ

     (4シミッチ)            (17パロンボ) 

           2ヴィヴィアーノ

     (1プッジョーニ)(30トッツォ)(12クラピカス)

 
☆各ポジションを細かく見ていくとこんな感じ
  • FW陣 7ムリエルが覚醒しつつある。その後を追いかけるようにシックも覚醒しつつある。ただ2人ともまだムラが有り未知数な部分は多い。そして2人とも個人技での得点は多いが、チームとして2トップで崩してと言うシーンはまだあまり見られない。そこでベテランのクアリアレッラの献身性が必要になっている。ブディミルはポストと高さのオプションは魅力だが、それ以外は他の3人に劣るか。さぁ今後ムリエル&シックの2トップと言う形になっていくのか?はたまたクアリアレッラがまだまだ頑張るのか?
  • MF陣 8⇒全体的にレベルアップして、特にここからはレギュラー争いもし烈だ。バッレートの復調とトレイラのブレイクで2ポジションはかなり不動。シーズン前はチガリーニの力にかなり頼ると思われていたが、全く出番が無くなってしまった。そしてここまでリネッティは素晴らしい働きを見せているが、攻撃力で勝るプラートが片鱗を見せ始めているのでここでもレギュラー争いが起きるだろう。ブルーノリッキーのトップ下争いはブルーノが徐々に優勢に。ただまだ1試合通しての活躍が出来ていないので、ブレイクしきれない。いずれにせよ現在も、将来も一番魅力的なのはこのMF陣だ
  • DF陣 5.5⇒開幕直前の予期せぬカスタンデ・シルヴェストリの移籍で苦しんでいるDF陣だが、この冬も大きな即戦力の補強は無かった。成長著しいシュクリニアールと重鎮シルヴェストレのCB陣はそれほど問題無い。ただまともな控えがおらず、左SBのレジーニかボランチのパロンボが代役を務めると言う事態。シミッチが即戦力ならうれしいが、おそらくそこまででは無いだろう。右SBはサーラがいる時は良いが、ものすごく怪我が多い。サブがペレイラからベレシンスキに代わった。ベレシンスキはここからの成長に期待。左SBはドドがジャンパオロに全く信頼されずに、パヴロヴィッチがレギュラー獲りそうだったが怪我。結局レジーニがレギュラーを獲ってキャプテンマークまで巻いている。レジーニも頑張ってはいるが、これ以上の成長は無いだろう
  • GK陣 7ヴィヴィアーノの怪我が当初の予想よりは大分長引いている。未だにいつ戻ってくるのか全くわからない。プッジョーニが嬉しい驚きで、その穴を埋める働きをここまでは見せてくれている。その間に、ヴィヴィアーノが故障前の姿でさえ戻ってきてくれればGK陣は安泰だ

移籍トピックス

冬のメルカート最終!!決定した放出選手。

  <2017・2・4現在>

放出系選手 (金額は全て推定)

  • FW アントニオ・カッサーノ(34)→???
  • MF カルロス・カルボネーロ(26)→???
  • MF ミルコ・エラモ(27)→ベネヴェント(セリエB)
  • DF ペドロ・ペレイラ(18)→ベンフィカ(ポルトガル)
  • DF ルカ・クラインツ(21)→カリアリ→フロジノーネ(セリエB)
  • GK アンドレア・トッツォ(25)→マテーラ(レガプロ)=レンタル

加入系選手(金額は全て推定)

  • DF バルトシュ・ベレシンスキ(24歳)←レギア・ワルシャワから200万ユーロで完全移籍

  • DF ロレンコ・シミッチ(20歳)←ハイデュク・スプリットより150万ユーロで完全移籍

  • GK ウラディミーロ・ファルコーネ (21歳)←リヴォルノからレンタルバック

以上が今冬の動き。欲を言えば即戦力のDFが1人、あと将来性豊かなFW1人欲しかったが・・・もうこのメンツでやるしかない。と言うかこのMF陣はなるべく売らずにしばらく見たいが。

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 さて次節はアウェイでミラン戦。ローマ戦の快勝の勢いを持ち込みたい。サン・シーロでのミラン戦は2012-13の開幕戦、コスタのヘッドで勝って以来勝っていない。ボナヴェントゥーラと言う個人的にミランで一番嫌な選手が怪我でいないのはチャンス。あとはスソを気を付ければ。さぁ待ってろモンテッラ!

 

Foooooooorza Saaaaaaaamp!! 

 

次節:セリエA 第23節 2017年 2/5(日) 対ミラン@ミラノ 現地12:30Kick Off(日本時間20:30)

 

 ’16-’17 SERIE A

 

22試合 7勝6分9敗 勝点27 得点25 失点29 得失点差-4 現在12位

 

 今日のカッサーノのアフォリズム(格言) 

 

numero134:

 

Non c'e' nulla che valga un pomeriggio al mare

con la persona che ami

o con i tuoi amici veri.

 

格言134:

 

これ以上に価値がある物は無いだろう

砂浜で過ごす昼間

それもあなたが愛する人、もしくは本当の友達と一緒に