保存版 サンプドリア '15-'16 完全選手名鑑 2/2号 新加入選手特集!!

2015-09-07 19:48:32 | 保存版 サンプ名鑑

’15-’16 夏メルカート 新入団選手

Niklas Moisander 4 ニクラス・モイサンデル
  • ポジション:CB
  • 1985年9月29日生まれ(29歳)
  • フィンランド トゥルク出身
  • 183cm 77kg
  • 昨季:アヤックス(オランダ) 25試合0得点
  • フィンランド代表:48試合2得点

※フィンランド・トゥルク出身の同国代表のサッカー選手。双子のヘンリク・モイサンデルもフィンランド代表でプレーしている。アヤックスと代表で共にキャプテンを務めた実力者で、屈強なディフェンスとタイミングの良い攻め上がりを得意とする。今年のサンプのDFの鍵を握る選手。ロマニョーリの穴を埋められるか?

Federico Bonazzoli 11 フェデリコ・ボナッツォーリ

  • ポジション:FW
  • 1997年5月21日生まれ(18歳)
  • Manerbio(ブレッシャ)出身
  • 182cm 79kg
  • 昨季:インテル 4試合0得点
  • イタリアU-19代表

※昨季、ダンカンの買い取りとともに、インテルからサプライズで冬のメルカート最終日に加入した18歳の若きストライカー。インテルは、シャキリ・ポドルスキーなどを購入したために、お金が必要になっていた。そしてマンチョが好意で、この将来性抜群のストライカーの成長の場所としてサンプを選んでくれたのだろう。この歳ですでに昨シーズンのインテルで4試合に出場しており、サンプとのコパ・イタリアにも出場していた。大柄な左利きのストライカー。だがドリブルも素早い。アズーリの将来の宝、サンプデビューが楽しみだ。

 

Edgar Osvaldo Barreto 8 エドガー・バッレート 

  • ポジション:MF
  • 1984年7月15日生まれ(31歳)
  • アスンシオン(パラグアイ)出身
  • 182cm 78kg
  • 昨季:パレルモ 24試合2得点
  • パラグアイ代表:60試合3得点

※昨季中に獲得が内定していた中盤のダイナモ。パラグアイ代表で、長年キャプテンを務めていたが、クラブに専念するために若くして代表は引退した。運動量豊富で、ミドルシュートも兼備した中盤のオールラウンドミッドフィールダー。イタリアでのプレーも長いが(レッジーナ2年、アタランタ2年、パレルモ4年)、「パラグアイにいたころからサンプのユニを着るのが夢だった」、とうれしい事を言ってくれる。左もしくは右のMFとしてレギュラーを取るだろう。CKも彼が蹴ることが多くなる。

Fernando Lucas Martins 7 フェルナンド・ルーカス・マルティンス

  • ポジション:MF
  • 1992年3月3日生まれ(23歳)
  • ブラジル、エレシン出身
  • 173cm 66kg
  • 昨季:シャフタール・ドネツク(ウクライナ) 13試合1得点
  • ブラジル代表:8試合0得点

 現役ブラジル代表、キターーーーー(^_-)-☆推定800万円で5年間契約の完全移籍。2012年にブラジル代表に初選出、2013年のFIFA コンフェデレーションズカップにも出場し、優勝。シーズン開始してみても、やはり今季一番の補強。タイプ的にはブラジルっぽいボランチの系譜を継ぐ選手。ジウベルト・シルバとかエメルソン(昔のローマ)みたいな選手。若いが代表の経験、そしてシャフタールではチャンピオンズリーグでも出場しているので経験は豊富。とりあえずパロンボからポジションを奪い取っており、共存した場合インサイドハーフでもプレー可能。開幕戦でFKから早速挨拶代わりのゴールを、マラッシのティフォージにプレゼントした。今季はFKキッカーも度々務めるであろう。

ンプでブラジル代表のMFと言えばやっぱりトニーニョ・セレーゾ。

新しいトニーニョ・セレーゾになれるか!?

 

Mattia Cassani 5 マッティア・カッサーニ

  • ポジション:DF
  • 1983年8月26日生まれ(31歳)
  • イタリア、ボルゴマネーロ出身
  • 184cm 73kg
  • 昨季:パルマ 18試合0得点
  • イタリア代表:11試合0得点

12年ぶりに、サンプに帰還!右サイドバック、デ・シルヴェストリの怪我を受けて急遽獲得したのがこのカッサーニ。破産したパルマからタダの移籍なので、これは良い補強だと思う。ユーヴェユース出身の彼は、2002-03シーズンに当時セリエBだったサンプにレンタル移籍。しかし弱冠19歳だった彼に右SBサケッティの壁は厚く、2試合の出場にとどまった。結局その後にパレルモに移籍してセリエAデビューを果たし、代表に選ばれるまでの選手となった。サンプには12年ぶりの復帰。左右両方のSB、そして時にはセンターバックも出来るベテラン。少なくとも”ロロ”が帰って来るまでは頼んだぞ!

 

 

Alberto Brignoli 57 アルベルト・ブリニョーリ

  • ポジション:GK
  • 1991年8月19日生まれ(23歳)
  • イタリア、ベルガモ出身
  • 187cm 74kg
  • 昨季:テルナーナ(B) 38試合34失点

今シーズンの2ndは、昨季同盟国テルナーナの正GKを務めていたブリニョーリ。保有元のユーヴェからのレンタル。若いが3年連続正GKを務めており、実力も確か。まだ細身だがバネが有る。ちなみにルイジ・フェラリスに一番近い駅が「ブリニョーレ」と言うのも何かの縁か? 背番号57は、詳しくは調べていないが、同世代のアタランタのGKスポルティエッロと一緒なので、彼との間になんかあるんだろうな~

Christian Puggioni 1 クリスチャン・プッジョーニ

 

(写真一番右、@SUD ちなみに一番左は元サンプGKのカサッツァ)

 

  • ポジション:GK
  • 1981年1月17日生まれ(34歳)
  • イタリア、ジェノヴァ出身
  • 187cm 81kg
  • 昨季:キエーヴォ 出場無し

 3rdキーパーは元々サンプユース出身のプッジョーニ。1999年には当時セリエBのサンプで、試合出場はしていない物のベンチ入りはしており、それ以来のウレシイ帰還となる。一昨季はキエーヴォで正GKだったが、昨季はバルディなどGK2人の加入を受けて、ジェノアへの移籍を打診される。しかしサンプ愛が強い彼は、この移籍を断り、その結果昨シーズンはキエーヴォに所属しながら1年間干される事になってしまった。サンプ愛に溢れる大変素晴らしい選手で、ムードメーカーとしてもすでに欠かせない存在となっている。このGK3人の布陣は個人的には実力、年齢、クラブ愛、様々な面でバランスが取れていると思う。 

 Ervin Zukanovic 87 エルヴィン・ズカノヴィッチ

  • ポジション:DF
  • 1987年2月11日生まれ(28歳)
  • サラエヴォ出身
  • 190cm 85kg
  • 昨季:キエーヴォ 29試合2得点
  • ボスニア・ヘルツェゴビナ代表:8試合0得点

当初左サイドバックの補強だったはず。インテルとの争奪戦は二転三転したが、インテルの250万ユーロ+スケロットに対して、290万ユーロ+カッチャトーレで勝った模様だ。しかしボスニア代表の彼は、ごらんの巨漢を生かして元々はセンターバック。左足の抜群のキック力を含めた攻撃力で、近年は左SBとしても頭角を現していたが、サンプの現内情から考えると、当面はセンターバックの起用になりそう。夏の間の試合では左SBでの起用が続いたが、調整遅れからかあまりパフォーマンスは良くなかった。そこで開幕第2節では途中からCBでの起用。昨季はFKから直接ゴールを奪ったり、憎敵ジェノア相手にゴールを決めたり活躍。私も好きなタイプの選手で、ユーティリティ性も含めて良い補強だと思うので頑張って欲しい。4年契約。

 

 Antnio Cassano 99 アントニオ・カッサーノ

  • ポジション:FW
  • 1982年7月12日生まれ(33歳)
  • バーリ出身
  • 175cm 80kg
  • 昨季:パルマ 19試合5得点
  • 元イタリア代表:39試合10得点

ずーーーーーーーーーーーーーと噂になっていた、”ファンタントニオ”の復帰が遂に現実になった。4年ぶり。前回は3シーズン半サンプに在籍して、ELなど全ての公式戦を含めると、113試合41ゴール38アシスト。サンプをCL予備予選出場に導く活躍を見せたが、当時の会長、故リカルド・ガッローネにそそうをして、ブチギレられて契約解除。慌てて謝罪したが、古風で人格を重んじるリカルドおじいちゃんは許さなかった。サンプを離れた後にも、カッサーノは度々サンプ愛を公言したが、ガッローネファミリーが健在だったり、ミハイロビッチ前監督にいらないと言われたり、なかなか復帰は実現しなかった。 まぁカッサーノの事だから、また色々やらかす可能性は有るが、サンプ愛を貫き、本当に年棒は大幅カットでも戻ってきたのは素晴らしいと思う。ただ、選手として33歳、しかもパルマの破産以来騒動ここ半年無所属で、公式試合に出場していないカッサーノがどれだけ出来るかはかなり疑問符。少なくとも2,3か月はかかるのでは無いか?しかし前回サンプに来た時も、かなり太った姿で来て、開幕は間に合わなかったが途中から本領を発揮した。トップコンディションになれば、彼のパスはムリエルやエデルのようなスピード豊かなストライカーには非常に合っていると思う。ムリエルはまだブレイクしきれていないので、カッサーノとのコンビで確変が起きる事は期待できる。性格的にはやんちゃなムリエルは、間違いなくカサ坊と合うと思う。2トップの控え、もしくはトップ下(もしくは偽のCF)にカッサーノで、エデル&ムリエルとの3トップ。第2次サンプカッサーノの活躍に期待したい! 開幕戦、早速途中から出場したが、見るからに太っており後少なくとも2ヶ月くらいかかるだろう^_^;

Carlos Mario Carbonero 77 カルロス・カルボネーロ

  • ポジション:MF
  • 1990年7月25日生まれ(25歳)
  • ボゴタ(Colombia)出身
  • 179cm 73kg
  • 昨季:チェゼーナ 22試合3得点
  • コロンビア代表:5試合0得点

 8/27に新加入して、いきなり第2節ベンチ入りした。コロンビア代表歴も有る25歳のMF。昨季はチェゼーナで右インサイドハーフを務めて22試合3得点。4-3-1-2の右MFは本職で、昨季の開始時はFW(ウィング)での起用も考えられていたほど突破力もある。同胞ムリエルとのコンビを築けるか?期待大!ローマからのレンタル。

Lazaros Chirstodoulopoulos 18 ラツァロス・クリストドゥロプーロス

  • ポジション:MF
  • 1986年12月19日生まれ(28歳)
  • Salonicco(ギリシャ)出身
  • 182cm 76kg
  • 昨季:エラス・ヴェローナ 22試合1得点
  • ギリシャ代表:26試合1得点

最終日に世界一名字が長い選手が来たLazaros CHRISTODOULOPOULOS
ユニフォームの名前はさすがに上の名前みたいで...でもギリシャ代表の、ドリブル上手い、ちゃんとしたMF。2年前のボローニャ時代から、私個人的にも注目していた。カルボネーロが早さなのに対して、こちらはテクニックと身体の強さを生かしたドリブル。2人で良い形でポジションを争って欲しい

Alejandro Rodoriguez 9 アレッハンドロ・ロドリゲス

  • ポジション:FW
  • 1991年7月30日生まれ(24歳)
  • Terrassa(スペイン)出身
  • 180cm 79kg
  • 昨季:チェゼーナ 25試合5得点

同じく最終日に加入が決まったストライカー。スペイン人だが、18歳の時からチェゼーナに移籍してイタリアで成長してきた。ヘッドが強く、途中出場からの少ない時間からでも得点と言う結果を残すストライカー。このタイプのFWは今のサンプにはいないので、ムリエルとエデルの控えにはうってつけでは無いか?背番号9を与えられた事からも期待の大きさがわかる

 

Michele Rocca 92 ミケーレ・ロッカ

  • ポジション:MF
  • 1996年2月6日生まれ(19歳)
  • ミラノ出身
  • 175cm 72kg
  • 昨季:インテルユース

さらに最終日に加入した、こちらは将来への布石か。インテルユースのホープを先行投資買い。センターハーフ、もしくはトップ下も出来ると本人は言っており、プレースタイル的には、マルキージオが一番近くてまたそのプレーを目指しているらしい。イヴァンと言う同い年の期待のホープと切磋琢磨か。

さて、ごらんの通り主に13人もの新加入選手、しかもロッカ以外はほぼ即戦力。余談だがサンプをEL予備予選で破ったヴォイヴォディナは、すぐ次のラウンドでスロヴァキアのヴィクトリア・ブルゼニと言う聞いたこともないクラブに0-3,0-2で負けあっさり敗退した。やはりあの0-4の試合は、コンディション不足、油断、ゼンガの采配ミス、が重なったものであろう。重ね重ねもったいない。ELに出ていれば、おそらくDFもう一人ぐらいは獲得していたのではないか?

まぁそんな事今さら言っていても仕方がない。新加入選手の内、少なくとも5人はレギュラーと呼べよう。今シーズン期待大の10番コレアも、新加入のようなもの。フェレーロはある程度の補強はやってくれた。不安はDFと監督のみ。ここにエデル&ソリアーノのイタリア代表コンビ、エースストライカー「ムリエル」、不動の守護神ヴィヴィアーノが融合して早速第3節のボローニャ戦に挑む。ボローニャには昨年までのキャプテンのガスタルデッロやGKダ・コスタ(サブだが)がいる。楽しみな対戦だ!

 

次節:セリエA第3節 2015年 9/13(日) 対ボローニャ@ジェノヴァ 現地15:00Kick Off(日本時間22:00)

Foooooooooooorza  Saaaaaaaaaaaaamp!! 

 


保存版 サンプドリア '15-'16 完全選手名鑑!! 1/2号

2015-09-07 19:10:04 | 保存版 サンプ名鑑

2015-16 新生サンプドリアはこんなチーム!!

↑↑最後の最後に加入が決まった4人。左からロッカ、クリストドゥロプーロス、ロドリゲス、カルボネーロ↑↑

 今年もシーズンがいよいよ開幕した。そして開幕2試合戦った後に、夏のメルカートが締め切られた。今年もサンプは駆け込みで最終日に3人の選手を獲得。今年はまず監督の交代がトップニュース。昨年好結果を残したシニサ・ミハイロビッチは、野心もあらわにミランに行ってしまった。代わりは元サンプのGKワルテル・ゼンガ。フォーメーションやサッカー観はシニサのそれとそれほど代わらないが、ゼンガの意向も汲んだ補強となった。

今年の1月に獲得が内定していた3人(モイサンデル、バッレート、ボナッツォーリ)を軸に、今年もかなり動きが多かった。レギュラーの顔ぶれで言うと、11人中5,6人が変わった感じか?話題性で一番の補強は、やはり「カッサーノ」の復帰と言う事になるのだろうが、実質の最大の補強は「フェルナンド」になると思う。ついに我々はパロンボの後継者、本物のレジスタを手に入れた。一方放出では「エトオ」があっという間にいなくなったが、実質主力だった「オビアング」「アクアー」「ダンカン」「オカカ」の黒人4兄弟の放出は大きい。オカカ以外の3人の1人はとどめて欲しかったが。

ただ、全体的にMFとFWはまずまずの補強が出来たと思う。何より最終日までずっと狙われていて、移籍濃厚と言われていたイタリア代表コンビ、「エデル」「ソリアーノ」の残留に成功したのは大きい。一方DF陣は大きな問題を抱える。懸案だった左SBは、様々な噂が飛び交ったが最終的に昨季の2人のまま。またCBは8/30の第2節でコーダが全治6ヶ月の怪我を負ってしまったため、実質3人しかいない結果となってしまった。冬のメルカートでCBの補強は急務であろう。それでは、全体の陣容を見ていこう

SAMPDORIA <4-3-1ー2> 監督ワルテル・ゼンガ ※赤字が新加入

   23エデル99カッサーノ) 24ムリエル11ボナッツォーリ

    (80オネート)            (9ロドリゲス

              10コレア(21ソリアーノ)(92ロッカ

 

8バッレート20クルスティチッチ) 21ソリアーノ(77カルボネーロ)

(95イヴァン)                (18クリストドゥロプーロス)

             7フェルナンド(17パロンボ) 

19レジーニ(3メスバー)       5カッサーニ(29デ・シルヴェストリ)(13ペレイラ)

    4モイサンデル 26シルヴェストレ

       (87ズカノヴィッチ)     (6コーダ) 

            2ヴィヴィアーノ

         57ブリニョーリ)(1プッジョーニ

 
☆今年は今のところ4-3-1-2。去年も4-3-3との併用でやっていたので、今年もフォーメーションとしては大きな差異は無い。トップ下は期待を込めて、10番を背負ったコレアにしたが実際はまだ未知数。ダメな場合はトップ下をソリアーノが務めて、サイドハーフに新加入のカルボネーロ、クリストドゥロプーロス、若手のイヴァンが争うだろう。ボランチはフェルナンドがすでに確固たる働きを見せ始めている。生ける伝説のパロンボは、ついにサブになってしまうか。DFではズカノヴィッチが左SBとCB両方できるために、流動的に起用されるであろう。各ポジションを細かく見ていくとこんな感じ
  • FW陣 8⇒とにかくエデル&ムリエルの2トップが今年は凄い。いきなり開幕2試合で2人で6点叩きだした。さらに期待の若手ボナッツォーリと、最終日にアレッハンドロ・ロドリゲスを獲れたのも大きい。ポストプレーできるタイプがいないので、彼がその役割を務められるか。カッサーノは、エデルとムリエルが絶好調の内に身体を絞ってもらって、後半戦に活躍してくれれば良いと思う。カッサーノに目途が立てば、3トップの布陣や負けている時に点を取りに行くオプションとして幅が広がる。3トップの場合、コレアもウィングを務める可能性も有る。バリエーションに富んでいて、カッサーノ以外は若い魅力的な陣容となった。
  • MF陣 7⇒一番人が入れ替わったのがMF。その中でボランチ「フェルナンド」と言う核が出来たのは大きい。トップ下がどうなるかで変わってくるが、突破力があるサイドハーフのカルボネーロとクリストドゥロプーロス。オールラウンダータイプのバッレートとレンタルバックのクルスティチッチ。守備とバランスのパロンボ。これに期待の若手、いきなり開幕戦でスタメン起用された弱冠20歳のイヴァンもいる。当初、オビアング、ダンカン、アクアー、リッツォがいなくなってかなり不安だったが、駆け込みで2人取った事でやや落ち着いてきた。とにかく期待はコレア。彼がトップ下で大ブレイクすれば、今後のサンプの未来は明るい!
  • DF陣 5.5⇒今、緊急事態を迎えているのがDF。控えCBのコーダが全治6ヶ月の大けがを負ったために、CBがまず3人しかいない。その直前にサラモンも放出してしまった。そして新加入のモイサンデルとズカノヴィッチがなかなかコンディションが上がってこず、まだ未知数の状態。CBシルヴェストレの残留と、安定感あるカッサーニの獲得は大きかったが、左SBは最大の補強ポイントだったにもかかわらず、結果昨年と変わらない2人。ここが唯一メルカートで残念なところだ。代表の試合で大けがを負ったデ・シルヴェストリが12月くらいに復活してくるであろう。そうすればカッサーニを左SBで使うプランも考えているのかもしれない。後は、モイサンデルが復調してセリエAでも通用すれば安心できるが・・・・冬のメルカートでCB一人、そしてレジーニかメスバーと交換で左SB一人。この補強は急務だ。去年獲れなったバランタ、今年噂になったCBルーカス・メンデス、左SBゲレイロあたりが欲しいな~
  • GK陣 7.5⇒昨季ドリアーニの心をがっちり掴んだヴィヴィアーノの買い取りに成功!これが一番の朗報。2ndに期待の若手のブリニョーリ、3rdはサンプ愛に溢れるムードメーカーにもなるプッジョーニ。最高の陣容と言えるのでは無いか?後はヴィヴィアーノ健在の2~3年の間に、若手からまた期待のホープが出てくれば。フィオリッロプロジェクトは完璧に終わったので、今期待できるのはノヴァラにレンタル中のファルコーネと、サヴォナにレンタル中のトッツォか?

 

移籍トピックス

夏のメルカート最終!!決定したほぼ全獲得・放出選手。※赤字が、新たな更新情報

  <2015・9・5現在>

加入系選手(金額は全て推定)

  • GK マルク・ヴィヴィアーノ(30)←昨季の正GK。パレルモより230万ユーロで買い取り
  • GK アルベルト・ブリニョーリ(24)←テルナーナ[B]の正GK。ユーヴェよりレンタル
  • GK クリスチャン・プッジョーニ(34)←前キエーヴォ。生粋のドリアーノ
  • DF ロレンツォ・デ・シルヴェストリ(27)←フィオレンティーナから共同保有権を全部買い取り
  • DF マッティア・カッサーニ(31)←パルマ。フリートランスファー。12年ぶりのサンプ復帰
  • DF ニクラス・モイサンデル(29)←アヤックス。フリートランスファー。フィンランド代表
  • DF バルトシュ・サラモン(23)←ペスカラからレンタルバック→その後カリアリに移籍
  • MF エドガー・バッレート(31)←パレルモの10番。フリートランスファー。元パラグアイ代表
  • MF ルーカス・トレイラ(18)←ペスカラ。DFフォルナジエールとトレード。そのままペスカラにレンタルで移籍。ウルグアイ人
  • MF フェルナンド(23)←シャフタール・ドネツクから800万ユーロで完全移籍。ブラジル代表
  • MF ネナド・クルスティチッチ(25)←ボローニャからレンタルバック
  • MF ホセ・カンパーニャ(22)←ポルトからレンタルバック→その後スペインへレンタル
  • FW フェデリコ・ボナッツォーリ(18)←インテルから買い取りオプション付きレンタル
  • FW フランチェスコ・フェダート(23)←モデナからレンタルバック。カターニャから共同保有権を全部買い取り。→リヴォルノへレンタル
  • DF マティアス・シルヴェストレ(30)←年棒100万ユーロ×2年契約で、契約延長合意
  • DF エルヴィン・ズカノヴィッチ(28)←キエーヴォから290万ユーロ+DFカッチャトーレ。4年契約で完全移籍。ボスニア代表
  • FW ファブリチェ・オリンガ(18)←ヴィイトルルからレンタルバック。カメルーン代表→ムスクロン(ベルギー)に移籍
  • FW アントニオ・カッサーノ(33)←無所属、フリートランスファー。年棒70万ユーロ+ボーナス。2年契約で完全移籍。問題を起こしたら契約を解除できるオプション付き
  • MF カルロス・カルボネーロ(25)←チェゼーナから移籍。元のフェニックス(ウルグアイ)から買い取りオプション付きレンタル
  • FW アレッハンドロ・ロドリゲス(24)←チェゼーナから買い取りオプション付きレンタル
  • MF ラツァロス・クリストドゥロプーロス(28)←エラス・ヴェローナから、MFゾレックと交換トレード。双方買い取りオプション付きレンタル
  • MF ミケーレ・ロッカ(19)←インテルより40万ユーロで完全移籍
  • FW アンドレス・ヌネス・ポンセ(18)←オルハネンセ(ポルトガル)より完全移籍
  • MF ジェドゥリウス・マトゥレヴィチウス(18)←パルマの破産により完全移籍

 

放出系選手 (金額は全て推定)

  • GK アンドレア・トッツォ(23)→ノヴァラ(再レンタル)
  • GK アルベルト・フリゾン(27)→カターニャにレンタルバック
  • GK ヴィンチェンツォ・フィオリッロ(25)→ユーヴェに共同保有権の全てを買い取られる
  • GK セルヒオ・ロメロ(28)→契約終了→マンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍
  • DF アレッシオ・ロマニョーリ(20)→ローマにレンタルバック
  • DF ミケーレ・フォルナジエール(21)→トレイラとトレードでペスカラに移籍
  • MF ペドロ・オビアング(23)→ウェスト・ハムに700万ユーロで完全移籍
  • MF アフリエー・アクアー(23)→買い取りオプション行使せず。トリノに移籍
  • MF ルカ・リッツォ(23)→ボローニャに買い取りオプション付きレンタルで移籍。推定500万ユーロ
  • MF マッティア・ロンバルド(20)→契約終了
  • FW ルカ・ジョルジェビッチ(21)→ゼニトにレンタルバック
  • FW ゴンサロ・ベルヘッシオ(31)→契約終了→アトラス
  • FW サムエル・エトオ(34)→アンタリヤスポルにフリーで完全移籍
  • DF マッシモ・ヴォルタ(28)→ペルージャに完全移籍
  • MF アレッサンドロ・マルティネッリ(22)→ブレッシャにレンタル
  • DF ファブリツィオ・カッチャトーレ(28)→ズカノヴィッチとのトレードでキエーヴォに買い取りオプション付きレンタルで移籍。推定80万ユーロ
  • FW ジャンルカ・サンソーネ(28)→バーリ(B)に買い取りオプション付きレンタルで移籍
  • DF エセキエル・ムニョス(24)→パレルモにレンタルバック→ジェノアへ完全移籍
  • MF ホセ・カンパーニャ(22)→アルコルコンへレンタル
  • FW フランチェスコ・フェダート(22)→リヴォルノに買い取りオプション付きレンタルで移籍
  • GK ウラディミーロ・ファルコーネ(20)→サヴォーナにレンタル
  • DF マティアス・ロドリゲス(28)→ウニヴェルシダ・デ・チリに完全移籍
  • MF アルフレッド・ダンカン(22)→サッスオーロに買い取りオプション付きレンタルで移籍。推定600万ユーロ
  • MF ミルコ・エラモ(25)→トラパニ(B)にレンタル
  • FW ステファノ・オカカ(26)→アンデルレヒトに300万ユーロで完全移籍
  • MF アレッサンドロ・デ・ヴィティス(23)→S.P.A.L.(リーガプロ)へレンタル移籍
  • DF バルトシュ・サラモン(24)→カリアリに120万ユーロで完全移籍
  • MF パヴェル・ゾレック(22)→エラス・ヴェローナにクリストドゥロプーロスとトレードで移籍
  • MF マルコ・マルキオンニ(35)→ラティーナ(B)に完全移籍

※以上が夏の間の動き。最終日にマルキオンニも売れて、今年は過剰戦力もおらずまずまずのメルカートだったのではないか?ただ繰り返しになるが、DF特にCBは緊急事態。ルーカス・メンデス獲得が決まっていれば・・・後は左SBも。長友も含めてあれだけ様々な名前が挙がっていたのに、最終的には去年の2人。ここら辺が今後の課題か。ここから冬のメルカートまでの間、契約切れの選手だけは獲得できる。その中で一人だけめぼしい選手がいた。昨年はパルマにいたCBサンタクローチェ。彼の獲得を考えても良いのでは?

 【急募】

  • 職種:サッカー選手(DF)
  • 募集人数:2人
  • 年齢:28歳くらいまで
  • 年棒:経験、貢献度に応ずる。今のところガゼッタ・デロ・スポルトの試算では、サンプの夏のメルカート収支は+1,045万ユーロらしいです
  • 求めている人材:ロマニョーリのような安定感のあるセンターバック。または若い左SBのスペシャリスト。

 みんな、待ってるよ~

 

なお、今季新加入した面々の詳細情報は

’15-’16 夏メルカート 新入団選手

にて続けてすぐアップします!

Foooooooooooorza  Saaaaaaaaaaaaamp!! 


もうすぐDERBY!! 保存版 冬のメルカート'14-'15 総集編

2015-02-07 14:27:36 | 保存版 サンプ名鑑

 冬のメルカートが終了し、いよいよ後半戦の陣容が固まった。フェッレーロ会長になって初の冬のメルカート。今までになく、積極的な投資がみられ、入れ替わりも激しかった。サンプファンの反応も含め、今回の移籍市場はかなり高く評価されている。しかし私個人的には、正直今年の残りのシーズンだけを考えれば同じかやや弱くなっていると思う。ガッビアディーニの穴はそれだけ大きいと思う。しかしエトオとムリエルと言う未知数な戦力があるのも事実。彼ら次第では今季の残り試合もわからない。それに加えて、コレア、6月から加入のFWボナッツォーリと将来を見据えた補強に関しては素晴らしい。フェッレーロの野心と金が尽きなければ、今年EL→来年CL→再来年スクデット、という夢を見ることは許されるのだろうか!?

 あと、やはり触れておかなければならないのがキャプテン「ガスタルデッロ」の移籍。さらには未来のキャプテンと呼ばれていたクルスティチッチの移籍。前者は年齢的な衰え、後者は怪我後に調子を崩した。それに加えて、やはり全体的な選手のレベルアップにより、レギュラーから押し出された。これはサンプが強くなってきた、+今後の目標も今までより高くなってきた一つの証明とも言えよう。強くなっていくために、犠牲になる選手も当然出てくる。しかしこの2人は、ドリアーニの心の中ではかなり特別な選手だったので、やはり寂しい。

それらも踏まえ、移籍を総括してみよう。

 

’14-’15 冬メルカート 新入団選手

8 Carlos Joaquin CORREA <MF> カルロス・ホアキン・コレア

   出生地: Juan Bautista Alberdi(Argentina) , 8月13日1994年
   身長: 188cm

   体重: 77kg

   

アルゼンチンの超新星ホアキン・コレア!

 

  •  元サンプのファン・セバスティアン・ヴェロンが会長を務めるエストゥディアンテスから、1000万ドルで獲得。スピードとテクニックを併せ持つ、若い頃のジダン………………………らしい😁
    ただ、放出されたガッビアディーニとは全然タイプが違い、またミハイロビッチ監督の4ー3ー3に合うかどうかはいささか疑問?
    4ー3ー1ー2にするのか?でもそれならずっと噂に上ってるカッサーノの復帰を拒む必要はないのでは?
  • アルゼンチンリーグが休みだった事も、また両国のリーグのレベルの差もあり、まだフィジカル的にセリエAには全く追いついていない模様。とりあえずデビューは数か月先になりそうだが、楽しみだ。まぁいずれにせよ、ここ最近のサンプがこんなに高い若きタレントを、レンタルとかではなく買った事はない。新会長のお陰と言うことで、楽しみにしてみこんな感じの選手↓↓
    https://www.youtube.com/watch?v=fnMO7lQJ_Ls&feature=youtu.be

24 Luis Fernando MURIEL <FW> ルイス・フェルナンド・ムリエル

   出生地: Santo Tomás (Colombia) 4月16日1991年
   身長: 178cm

   体重: 79kg

   コロンビア代表:4試合1得点

コロンビアの至宝ルイス・ムリエル!

 

 ウディネーゼからDFコーダとセットで、1200万ユーロ+ボーナスで獲得。契約直後に、ウディネーゼが公表していた物より、重度の怪我だった事がわかり、一度は交渉自体が破談になりかけた。しかし、最低試合出場数など条件に、サンプに有利なレンタルという形で結局移籍。何事もなければ、2019年6月までの契約となる。

抜群のスピードと、左利きながら両足で強烈なシュートが打てる点取り屋。本領を発揮すればガッビアの代役は十分務まる。ここにきて当初の予定より早く、2月中に復活できる可能性もでてきた。不安点は怪我がちな所だが、ポテンシャルは十分。シニサは「俺のところに来れば覚醒させてやる」と豪語しているが、それほどミハイロビッチが強く望んで獲得したようだ。

 

こんな感じの選手↓↓

https://www.youtube.com/watch?v=PQmzu5ZEepY

 25 Andrea CODA <DF> アンドレア・コーダ

   出生地: Massa 4月25日1985年
   身長: 190cm

   体重: 85kg

 ウディネーゼからFWムリエルのおまけのような形で入団してきた。ウディネではストラマの構想から完璧に外れており、出場機会ゼロ。よってウディネーゼは非常に売りたがっていた。2006~2011まではAのウディネーゼで、センターバックのほぼレギュラーだったので、そんなに悪い選手では無いと思うが・・・・今回は、とにかくムリエルの怪我が見つかったせいで移籍自体もなくなりそうになったり、彼のせいでは無いのに非常にかわいそうだった。ヘッドは強く、CBと右SBも出来る。CBの4番手の域は出ないだろうが、ちょっと個人的に応援していきたい。2017年6月までの契約。

88 Alberto FRISON <GK> アルベルト・フリゾン

  

  出生地: Mirano (VE) 1月22日1988年
   身長: 191cm

   体重: 85kg

  噂されていたロメロの放出より先に第3GKダ・コスタが放出。その代わりにカターニャより加入。夏にもベルヘッシオと一緒に移籍の可能性が噂されていた。このフリゾンは、カターニャで正GKを務めていた事も有り、ロメロが移籍したりしたら第3GKながら第2GKになり得る可能性もある・・・・GKとしてはそれほど大柄ではないが、反射神経はなかなかのものだ。本人も、ヴィヴィアーノとロメロの2人の偉大なGKから学んで成長したいと言っている。

 

99 Samuel ETO'O <FW> サムエル・エトオ

   出生地: Nkongsamba (Camerun) 3月10日1981年
   身長: 179cm

   体重: 75kg 

カメルーン代表:118試合56ゴール    
 

 この冬のメルカートで一番の話題をさらったのが、エトオのサンプ入団。もうその経歴は今さら触れるまでもないが、バルサでタイトルを総なめした後にセリエAではインテルで活躍。2009-11の2年間で67試合33ゴール。そしてモラッティ元会長の事は、「私にとってイエス・キリストのようだ」と慕っている。2018年6月までの3年半契約。やや意外だ。引退までサンプでと考えてくれるのなら、若手FWにも積極的に教えてくれる可能性もある。ムリエルやオカカには最高の先生となるだろう。ポジション的には、やはり3トップのセンターか、2トップの一角。シニサの3トップのウィングは、フィジカル的にもう厳しい気がする。本人がどこまでやれるかは、私は舞い上がっている大多数のドリアーニほど楽観視していないが・・・またエトオは、同じカメルーン代表、弱冠18歳のFWオリンガもサンプに連れて来てくれそうだ。

 そしてエトオが選んだ注目の背番号は99。これによりカッサーノの復帰は無くなったように思える。カッサーノはパルマと給料未払いで揉め、契約破棄したばかり。当然サンプ復帰も取りざたされたが、シニサが監督のうちは実現の見込みは低い。本人も当然サンプに戻りたがっているが、今は給料問題等でつかれたから半年ぐらい休みたいと言っている。しかし、本当かな?今のところの噂では故郷バーリへの凱旋ぐらいか?

20 Ezequiel Matias MUNOZ <DF> エセキエル・マティアス・ムニョス

 
  出生地: Pergamino (Argentina) 10月8日1990年
   身長: 185cm

   体重: 82kg

 

 ボカ・ジュニアーズの下部組織出身。2008年デビュー。センターバックが本職だが、チーム状況によって右サイドバックとしてプレーすることもある。アルゼンチンでは最も才能のある選手の1人と見られており、「ワルテル・サムエル2世」とも呼ばれる。才能をパレルモに注目され、若くしてヨーロッパへ渡る。パレルモ会長のザンパリーニから寵愛を受けており、イタリアでは1年目からレギュラーとしてプレーしたが、チームは守備での問題を露呈しており、活躍しているとは言い難い。2シーズン目は現サンプのレギュラーCB、シルヴェストレらの加入によって序盤はベンチにすら入れなかったが、徐々にプレー機会を得だしている。しかしチームは相変わらず守備を立て直せておらず、チームでも指折りの高給取りであることも相俟って多くの批判を集めている。その結果クラブとの折り合いも悪くなり、今回の移籍の運びとなった。パレルモでは5年間で(セリエB1年間含め)131試合5ゴール。

 アルゼンチン代表には、マラドーナ監督時代に一度招集は受けているが、試合出場は未だに無い。ガスタルデッロの移籍を受け、CBはスポッリ、ディアキテ、パレッタ等様々な噂がたったが、最終的には一番良い選手がとれたと思う。しかし基本的にはオプション無しの今シーズンいっぱいのレンタルで、来季からはすでにミランと合意していると噂されている。ムニョスかロマニョーリのどちらか一人でも買い取れればうれしいが・・・シルヴェストレが出場停止のため、早速2/8のサッスオーロ戦のデビューが噂される。

 30 Ebenezer Afriyie ACQUAH <MF> アフリイェ・アックアー

     

   誕生日:Accra (Ghana) 1月5日1992年
    身長: 179 cm
    体重: 70 kg
ガーナ代表:13試合1ゴール 

 豊富な運動量を誇り、エッシェン二世とも評される守備的ミッドフィールダー。2011年、若干19歳時にパレルモでセリエAデビューしており、2012年からはパルマで活躍。今シーズンもパルマで、基本的にレギュラーだったが、保有権はドイツ・ブンデスの1899ホッフェンハイム。そこからの買い取りオプション付きレンタルという形。現在アフリカ・ネーションズカップに出場している真っ最中で、アックアーもガーナ代表のレギュラーとして、決勝まで進んでいる。ダンカンとのガーナコンビも楽しみだ。

Federico BONAZZOLI <FW> フェデリコ・ボナッツォーリ

   誕生日:Manerbio(Brescia) 5月21日1997年
    身長: 192cm
    体重: 79kg
 

ダンカンの買い取りとともに、インテルからサプライズで最終日に加入した17歳の若きストライカー。インテルは、シャキリ・ポドルスキーなどを購入したために、お金が必要になっていた。そしてマンチョが好意で、この将来性抜群のストライカーの成長の場所としてサンプを選んでくれたのだろう。この歳ですでに今シーズンのインテルで3試合に出場しており、サンプとのコパ・イタリアにも出場していた。大柄な左利きのストライカー。だがドリブルも素早い。今シーズン、6月30日まではレンタルの形でインテルに残り、来季からの加入となる。アズーリの将来の宝、サンプデビューが楽しみだ。

放出選手

  • FWガッビアディーニ→ナポリ(完全移籍)
  • FWサンソーネ→ボローニャ(買取オプション付きレンタル)
  • FWフェダート→モデナ(レンタル)
  • MFクルスティチッチ→ボローニャ(買取オプション付きレンタル)
  • DFフォルナジエール→ペスカラ(レンタル)
  • DFガスタルデッロ→ボローニャ(完全移籍)
  • GKダ・コスタ→ボローニャ(完全移籍)

その他の細かい若手移籍 

FW- Stefano Beltrame: フィオリッロの保有権半分の代わりに半分保有権を買ったが、ユーベに100%戻る
DF- Simone Dejori 1995/05/14 (年齢 19):A.S. Lucchese Libertas から A.C. Paviaにレンタル先変更
MF- Jakub Hromada 1996/05/25 (年齢 18)スロバキア:ユーベから買い取り、プロ・ヴェルチェッリにレンタル
FW- Lorenzo Mambrini 1997/3/13: A.S.D. Sporting Città di Fiumicinoから完全移籍で獲得
FW- Nicholas Muzzi 1996/4/10: カリアリから完全移籍で獲得
DF- Atila Varga 1996/04/11 (年齢 18)スロバキア: ユーヴェから完全移籍で獲得
- Giacomo Vrioni:S.S. Matelica Calcioから完全移籍で獲得

↓↓以下が移籍を反映した、サンプ後半戦の布陣↓↓

基本的には、シニサは4-3-3をやりたがっていると思う。トリノ戦で、ベルヘッシオを右ウィングにやや無理やりおいて試した事からも想像できるし、私もその方がいいと思う。ただムリエルしか、前半戦の4-3-3のガッビアの代わりができる可能性がある選手がいない。一応ここでは4-3-3ベースでフォーメーションを作るが、2月のうち、もしかしたらシーズン終盤まで4-3-1-2が使われる事になるであろう。あとはエトオ次第で・・・

SAMPDORIA <4-3ー3> 監督シニサ・ミハイロビッチ

             オカカ or エトオ

          (ベルヘッシオ)

エデル                   ムリエル

(コレア)(ジョルジェビッチ)       (ゾレック)

オビアング   パロンボ(Cap)  ソリアーノ

 (ダンカン)   (マルキオンニ)  (アクアー)(リッツォ)    

レジーニ              デ・シルヴェストリ

(メスバー)                (カッチャトーレ)

   ロマニョーリ  シルヴェストレ 

     (コーダ)   (ムニョス)

         ヴィヴィアーノ

         (ロメロ)(フリゾン) 

 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓4-3-1-2だとこんな感じ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

    エデルorムリエル      オカカorエトオ

      (ジョルジェビッチ)  (ベルヘッシオ)(ゾレック)

           ソリアーノ 

           (コレア)

ダンカン   パロンボ(Cap)  オビアング

 (アクアー)  (マルキオンニ)  (リッツォ)    

レジーニ              デ・シルヴェストリ

(メスバー)                (カッチャトーレ)

   ロマニョーリ  シルヴェストレ 

     (コーダ)   (ムニョス)

         ヴィヴィアーノ

         (ロメロ)(フリゾン) 

ここからは移籍診断

※数字はなにかの目安になるかと思って、私が適当に作った指標です(ガゼッタ評価みたいなもん)

FW陣 7→6

  • ガッビアディーニがいなくなり、サブのサンソーネとフェダートも去った。フェダートは武者修行。代わりに入ったのがエトオとムリエル、そして攻撃的MFになるかもしれないがコレア。チームno.1の7得点を決めていただけで無く、セットプレーでのキック、さらには守備面でもマノーロの貢献度は大きかった。正直、エトオやムリエルに出す金をガッビアディーニをユーヴェから買い取るぐらいの気持ちを見せてつぎ込んでも良かったのではと、いまだに思っている。
  • オカカが開幕当初の調子を取り戻せないのも含めて、評価を辛くしたが、FW陣が一番未知数。ムリエルの怪我が治った上に成長して、もしエトオが復活したらこの数字は8にもなりうるが・・・エトオはサイドはもう出来ないんだろうな・・・軸は結局一番安定しているエデルか。コレアと6月加入の17歳FWボナッツォーリは、来シーズン本当に楽しみだ。ジョルジェビッチもいるし 

MF陣 7.5→7.5

  • MF陣はクルスティチッチに代わってアクアーが加入。黒人色が強くなった。アクアーはダンカンと同じガーナ代表だが、こちらはアフリカ・ネーションズカップでもレギュラー。さらにここ最近メキメキ力をつけてきたダンカンを、インテルから買い取る事も成功した。クルスティチッチの移籍は残念だが、リッツォ、ソリアーノ、オビアングなど、パロンボ&マルキオンニのレジスタ以外はみんな若くて、実力・将来性共に申し分ない。4-3-3、4-3-1-2共に十分耐えられる陣容を誇る。個人的にはダンカン、オビアング、アクアーの真っ黒3人衆を一回同時に観てみたい。

DF陣 7→7.5

  • キャプテンのガスタがついに移籍。そしてフォルナジエールは武者修行に出された。代わりに加入したのはムニョスとコーダ。ガスタの統率力を除けば、戦力的にはプラスだろう。しかし前にも書いたが、将来に向けてロマニョーリかムニョスのどちらかでも、レンタルじゃなくサンプの選手として買い取りたいものだ。

GK陣 7.5→7.6

  • 放出の噂が絶えなかったロメロは、結局残留。変化は第3GKダ・コスタとフリゾンの交換。フリゾンの方が若いし、実力もダ・コスタよりは上なのでGK力は微増か?フリゾンはカターニャで正GKだったので、ロメロが移籍した場合に第2GKに昇格できる器ではある。

グループ力 9→7

  • キャプテン・ガスタルデッロの放出は精神面で大きいだろう。さらにムードメーカーのダ・コスタもいなくなったし、生え抜きのクルスティチッチもいない。代わりが問題児の要素を多分に持っているエトオとムリエルだから、正直グループの和は明らかにマイナスであろう。ここが実は一番心配しているポイント。やはりどんなに良い選手を集めても、チームの和が無いと強いチームはできない。返り咲きのキャプテン・パロンボの元、新たなグループを再構築できるか?引き続き全体的に若いので、良い方向に転ぶ可能性もある。

将来性 8→9

  •  とにかくコレア、ボナッツォーリの獲得は大きい。他にもムリエルやアックアー、ダンカン、ソリアーノ、オビアング。将来不折クラッセになれる若手は目白押し。もともとここ数年若手育成に力を注いでいるが、その路線継続は素晴らしい!他にもウディネーゼがリーガ・エスパニョーラのグラナダと提携して、若手を貸し出して育てているように、サンプもサテライトチームを海外に置こうとしている。現在ポルトガルのOlhanense とパートナーシップを結ぶ事が濃厚となっている。

収支 

  • フェッレーロは本当にお金を持っているのか?と勘ぐられるぐらい、この冬はお金を使った。まともな収入はガッビアの650万ユーロとガスタの50万ユーロぐらい。逆に支出はコレア1000万ユーロ、ムリエル+コーダ1200万ユーロ(ちょっと減るのかな?)、ボナッツォーリ+ダンカンで800万ユーロなど相当大きい。夏はムスタフィとレナン(富豪が買ってくれてラッキー)の収入でプラスだったが、冬の支出はそれを遥かに上回るものだろう。確かにここ最近のサンプで、こんなにお金を使えた事は無かった。そこは素直にフェッレーロに感謝しなければいけないと同時に、フェッレーロは本当にこの調子でずっとやっていけるのかと言う不安が・・・

総合

  まぁフェッレーロのパフォーマンス要素もふんだんにあったが、動きが激しかったメルカート。不確定要素も多いが、何かが起こる可能性は感じられる。ただ今シーズンは現実を良く見つめて、残りの試合を戦わなければいけない。今シーズンに限っては、別にすごく強くなったわけでは無い。そういう意味で、2週間後の今回のDERBYは非常に重要だと思う。ここで良い形で勝てば、一気に上昇気運に乗る可能性もあるし、逆に負けると一気にいつもの中位ぐらいに落ち着いてしまう可能性もあると思うのだ。近未来の夢

    ムリエル ボナッツォーリ

        コレア

 ダンカン オビアング ソリアーノ(アックアー)

レジーニ         デ・シルヴェストリ

    ロマニョーリ ムニョス

       ヴィヴィアーノ

このチームは、結構わくわくする 

さぁ2週間後にはDERBY della LANTERNA

 GENOVA E’ SOLO BLUCERHIATA!!

 

次節:セリエA第22節 2015年 2/8(日) 対サッスオーロ @ジェノヴァ 現地15:00Kick Off(日本時間23:00)

Fooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaamp


保存版 サンプドリア '14-'15 完全選手名鑑!!

2014-09-20 19:06:29 | 保存版 サンプ名鑑

     新生サンプドリアはこんなチーム!!

      Sampdoriasincity

 今年もシーズンがいよいよ開幕した。そして開幕戦後に、ついに夏のメルカートが締め切られた。今年もサンプは駆け込みで最終日に3人の選手を獲得。今年はとにかく会長の交代がトップニュース。12年間続いたガッローネファミリーからフェッレーロにバトンタッチ。しかし新会長は監督のミハイロビッチとSDオスティに信頼を寄せて、2人とも残留。以前よりは財布のひもが少しゆるくなるという事で、新たなプロジェクトに期待が寄せられた。

 今年はまず、ムスタフィ以外の若手を中心とした主力の引き留めに成功。ものすごい大物はいないが、例年に比べ適材適所に層を厚くする補強に成功した。一番の変化はGKか?紆余曲折を経たが、元イタリア代表の「ヴィヴィアーノ」を獲得。一番高い買い物はFW「ゴンサラオ・ベルヘッシオ」。ただ、彼はオカカの成長により当初スーパーサブからのスタートになるだろう。育てながら勝つ路線、今年はそれにややベテランも加えられた。ミハイロビッチの目標は”10位以内”。一歩前進と言えるか。

SAMPDORIA <4-3-3> 監督シニサ・ミハイロビッチ

                  9オカカ(18ベルヘッシオ)

23エデル(7フェダート)          11ガッビアディーニ(12サンソーネ)

(27ジョルジェビッチ)                   (77ゾレック)

14オビアング(10クルスティチッチ) 21ソリアーノ(6ダンカン)

(22リッツォ)                    (4デ・ヴィティス)

             17パロンボ(32マルキオンニ) 

19レジーニ(3メスバー)       29デ・シルヴェストリ(86カッチャトーレ)

(CAP)28ガスタルデッロ 26シルヴェストレ

       (44フォルナジエール)     (5ロマニョーリ) 

           2ヴィヴィアーノ

 (1ダ・コスタ) (33ロメロ)

 
☆今年は4-3-3。去年の4-2-3-1の両サイドハーフが、人は同じだが、より攻撃的になるべく前へ進んだ形だ。レギュラーのメンツは、昨年の最後とほぼ一緒。変わったのはGKとセンターバックだけ。ただ昨季ミハイロビッチになってからレギュラーとなり、輝き始めた選手たちが開幕から観られるというのは楽しみだ。
  • FW陣 7⇒今年は3トップ。センターフォワードは昨季終盤に大ブレイクの芽がすでに出ているオカカが、セリエAで安定して10得点以上上げている新加入ベルヘッシオとポジションを争う。右は残留に成功したガッビアディーニ、控えに同じタイプのサンソーネと盤石。左は昨季チーム得点王のエデル、控えにはレンタルバックの若手、イタリアU-21代表のフェダートが控える。今シーズンサプライズになるかもと言われている選手だ。得点がどうしても欲しい時には、ベルヘッシオとオカカの同時起用も考える。さらに移籍期限最終日に、モンテネグロ代表の20歳FWジョルジェビッチを獲得。将来への投資も果たす。フオリクラッセはいないものの、質・量・将来性共に魅力的な陣容となった。
  • MF陣 7⇒アンカーにバンディエラ”パロンボ”とセリエAの実績十二分のマルキオンニの最年長コンビ2人。それ以外は全員1990年代以降生まれの若手という布陣になった。昨季後半戦は実はずっとけがに悩まされていたオビアングが、クルスティチッチとの争いを制して、とりあえずスタメンを勝ち取りそう。もう一枠は、将来のイタリア代表を背負って立つ可能性もあるソリアーノ。控えにクルスティチッチが回ると言うだけで、相当層が厚くなった証拠だ。もう一人のダンカンも、インテルサポがそろそろレンタル生活からインテルに戻して欲しいと言っているぐらいの選手だ。あとは、シニサの4-3-3がうまく機能する事を祈るのみ。昨季は格下には強かったが、ビッグクラブには結局ほとんど勝てていない・・・
  • DF陣 6⇒サンプ唯一の(ロメロ以外)W杯出場選手、ムスタフィがいなくなった。その穴を新加入のシルヴェストレとロマニョーリ、そして若手のフォルナジエールが争う。現時点ではシルヴェストレが一歩リードしているが、個人的にはロマニョーリに期待してみたい。ただサンプに残ってくれるという前提で・・・将来のイタリア代表を背負って立つと言われている、ローマの期待の星がどんなものか!?偽物だった場合は、サンプ期待の星でムスタフィの数年前に似ているフォルナジエールに期待するしかない。あとのレギュラー3人は、昨季終盤のレギュラーと同じ顔触れ。左SBコスタの代わりは、アルジェリア代表でW杯にも出場したメスバーが入ったので、パワーアップしたと言えよう。

    ずっと狙っていて、最終的に取れなかったコロンビア代表のバランタ。彼の獲得は冬の     メルカート時にまだ可能性は有るかもしれない。

  • GK陣 7⇒今夏のメルカートにおいて一番の失敗は、アルゼンチン代表正GKのロメロが上手く売却できなかった事。最終的に狙っていたヴィヴィアーノは獲得できたが、そのせいで合流が遅れた。しかも昨季正GKのダ・コスタのサブは良いが、一昨季正GKのロメロまでチームに残る事に。ヴィヴィアーノは今のところ見る限り、長身と守備範囲の広さを生かして良い働きを見せているので、正GKは揺るぎないだろう。ただレンタルなので、ユーヴェと共同保有ながら武者修行に出しているフィオリッロ。彼が化けるまでは留まって欲しいものだ。サンプの歴代GKは、ストラーリやフェロン、アントニオーリなど比較的細身なタイプが活躍している。ヴィヴィアーノはどちらかと言うとどっしりしたタイプで、そのタイプはセレーニ以来か?
  • ’14-’15 夏メルカート 新入団選手

    6 Joseph Alfred Duncan <MF> ジョセフ・アルフレッド・ダンカン

    Alfredduncan

  出生地: Accra (Ghana) , 3月10日1993年
   身長: 178cm

   体重: 78kg

   

  • ダンカンは21歳の左利きMF。昨年はレンタル先のリヴォルノで32試合に出場。将来のガーナ代表入りは間違いないと言われている(W杯はダメだったが、もう初キャップは刻んでいる)。見た目は若いころのデサイーみたいだが・・・パロンボの牙城を崩せるか!?

    18 Gonzalo Bergessio <FW> ゴンサロ・ベルヘッシオ

    Gonzaberge560x256

    出生地 :Córdoba 
    誕生日 :20.07.1984
    身長 :179 cm 体重 :74 Kg 
    アルゼンチン代表歴 :3試合2得点
  • ベルヘッシオはカターニャ躍進を支えたストライカー。昨年は30試合10得点。サンプ戦でもゴールを決めていた。ここ4年間で35点取ってる。ミハイロビッチが強く望んで実現した移籍。まずはオカカとCF争いか・・・ウィングも出来るので、点を取りに行く時には共存も可能か?パッツォの様な、嗅覚に優れた、クロスに合わせるのが上手いストライカーと言う私の印象だ。
  • 2 Emiliano Viviano <GK> エミリアーノ・ヴィヴィアーノ

    Screenvivianomagliasampdoria

    出生地 :Fiesole (FI) 

    誕生日 :1985年12月1日
    身長 :195 cm 体重 :90 Kg 
    イタリア代表歴 :6試合0得点
  •  フィレンツェ出身のヴィヴィアーノはヴィオラサポーター。しかしフィオで念願の正GKを1シーズン務めるも、放出されて昨季はアーセナルとは言え2ndGKで出番無し。リベンジに燃えている!でかいし、久々に実力派のキーパーだと期待している。

    そして選んだ線番号は2番。GKとしては非常に珍しいが、本人曰く「別に奇をてらったわけじゃなく、俺は古風だから。小さい数字が好きで、30番より小さいので空いてる番号が無かったから」との事。    

  • 32 Marco Marchionni <MF> マルコ・マルキオンニ

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    出生地 :Monterotondo (RM)   

    誕生日 :1980年7月22日
    身長 :173 cm 体重 :71 Kg 
    イタリア代表歴 :6試合0得点
  • 元々、パルマやユーヴェ、フィオで活躍したウィンガータイプのサイドハーフ。イタリア代表歴もある。ベテランとなってパルマに戻ってきて、昨シーズンはアンカーとして新境地を開拓した。32試合に出場し、パルマでは堂々のかじ取り役。

     来ていきなりサンプ最年長となるが、パロンボの控え、若手の指南役、そしてムードメーカーとしても期待がかかる。

  • 26 Matias Agustin Silvestre <DF> マティアス・シルヴェストレ

    Silvestresampdoria56009

  • 誕生日: Mercedes (Argentina), 9月25日1984年
    身長: 185 cm
    体重: 78 kg 
     

  • ムスタフィの穴が開いたセンターバック。まず獲得されたのがシルヴェストレ。インテルの選手だが昨季はミランでレンタルでプレーしていた。ヘッドが強く屈強だが、ややミスが多い。ビッグクラブではダメだったが、プロヴィンチャでは活躍するという印象。カターニアやパレルモで活躍を見せ、高い得点力も評価されたシルベストレ。サンプでその姿を取り戻すことができるだろうか。逆に彼が控えになるぐらいだと、サンプのDF層はぐっと厚みを増したという事になると思うが。今のところレギュラー候補筆頭。

    5 Alessio Romagnoli <DF> アレッシオ・ロマニョーリ

     10447540_706224619473338_5581235579
    誕生日
:Anzio (RM),1月12日 1995年
    身長: 188 cm
    体重: 78 kg
 

  • 将来のイタリア代表を背負って立つと言われるセンターバックがサンプに加入した。ローマからのレンタル。昨季は18歳ながらすでに11試合に出場。その前のシーズンは、我々の宿敵ジェノアからセリエA初ゴールもあげている。長身でテクニックに優れ、センターバックだけでは無く左SBも出来る。彼が成長して、しかもずっとサンプに残ってくれると言うのが、サンプにとっては最高の結果だ。

         3 Djamel Eddine Mesbah <3> ジャメル・メスバー

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    誕生日: Zighoud Youcef (Algeria) , 10月9日1984年
    身長: 179 cm
    体重: 74 kg
 

  • パルマからフアン・アントニオと交換で、アルジェリア代表左SBのメスバーを獲得。W杯にも2試合出場した選手。余剰戦力を整理しつつの、レジーニの控えという事で非常に効果的な補強だと思う。サンプは3年前くらいからメスバーは狙っていて、今回は同じく彼を狙っていたジェノアとのDERBYを制しての獲得となった。ミランやパルマに所属していたことからも、力は有る。若い頃のレッチェでは点も取っていたし、かなりの攻撃力を発揮していた。ただ伸び盛りのレジーニとの争いは、分が悪いか・・・現状はバックアッパー。

    27 Luka Djordjevic <FW> ルカ・ジョルジェヴィッチ

     Djordjvic

    誕生日:Budva (Montenegro) , 7月9日1994年
    身長: 185 cm
    体重: 74 kg
 

  • 意外なサプライズで最終日に加入した、20歳の若きストライカー。ゼニト(昨シーズンはレンタルでオランダのトウェンテ)からレンタルで獲得。すでにモンテネグロA代表も1試合出場し、1ゴール挙げている。ここら辺は旧ユーゴ系諸国に対するミハイロビッチの人脈効果か。冬にはセルビア代表のDFバビッチ獲得も噂されている。プレーは全く見た事が無いので、これから掘り下げていかなくては。

 

その他の、レンタルバック加入・放出選手をまとめてみる

レンタルバック

  • GK 33セルヒオ・ロメロ(27)←モナコ
  • DF 86ファブリツィオ・カッチャトーレ(27)←エラス・ヴェローナ
  • MF 22ルカ・リッツォ(22)←モデナ
  • FW 7フランチェスコ・フェダート(22)←カターニャ 

放出選手

  • GK アンドレア・トッツォ(22)→ノヴァラ(レンタル)
  • GK ウラディミーロ・ファルコーネ(19)→コモ(レンタル)
  • GK ヴィンチェンツォ・フィオリッロ(24)→ペスカラ(レンタル)
  • DF アンドレア・コスタ(28)→パルマ
  • DF ガエタノ・ベラルディ(26)→リーズ<Eng>
  • DF マッシモ・ヴォルタ(27)→チェゼーナ(レンタル)
  • DF マティアス・ロドリゲス(28)→グレミオ(レンタル)
  • DF シュコドラン・ムスタフィ(22)→ヴァレンシア<Spa>
  • DF バルトシュ・サラモン(22)→ペスカラ(レンタル)
  • MF レナン・ガルシア(28)→アル・ナスリ<UAE>
  • MF サヴァス・ゲンツェグロウ(25)→ピエトミス・エノシス・エルゴテリス<ギリシャ>
  • MF ミルコ・エラモ(25)→テルナーナ(レンタル)
  • MF ダヴィデ・ガヴァッツィ(28)→テルナーナ(レンタル)
  • MF ホセ・カンパーニャ(21)→FCポルト(レンタル)<Por>

 「Jose CAMPAÑA」はセヴィーリャ出身の21歳のMF。179㎝72kg。昨季はクリスタルパレスから、冬のメルカートでニュルンブルグに移籍。攻撃が大好きなボランチで、テクニック、パスセンスが特徴らしい。イタリアではグアルディオラとかの失敗例もあるが、この若さなら将来的には面白いと思う。今季獲得したが、マルキオンニまで加わってMFが過多となった為、すぐにレンタルに出された。

  • MF アレッシオ・セストゥ(30)→キエーヴォ(復帰)
  • MF ビルキル・ビャルナソン(26)→ペスカラ(復帰)
  • FW マクシ・ロペス(30)→キエ-ヴォ
  • FW フェデリコ・ピオヴァッカーリ(30)→S.D.エイバル<Spa>(レンタル)
  • FW ステファノ・ベルトラーメ(21)→モデナ(レンタル)
  • FW フアン・アントニオ(26)→フェラルピ・サロ)

さあ今年はこの陣容でいよいよ3試合後に迫った

「第109回 DERBY DELLA LANTERNA」に挑む

  DERBY:セリエA第5節 9/28(日) 対ジェノア(アウェー)@ジェノヴァ 現地20:45Kick Off(日本時間3:45)

今年の注目はエデル-オカカ-ガッビアディーニのトリデンテ!!目指せEL(内心はCL)。頼むぞサンプ!

Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp


DERBY直前!! 保存版 冬のメルカート'13-'14 総集編

2014-02-01 15:52:46 | 保存版 サンプ名鑑

冬のメルカートが終了し、いよいよ後半戦の陣容が固まった。監督も変わり、フォーメーションも変わった。しかしまず行われたのが余剰人員の整理。一気に10人をレンタル及び完全移籍で放出。これは非常に意味があると思う。ただ大きな補強は無く、即戦力は3人。それらも踏まえ、移籍を総括してみよう。

  • まず一つ監督がロッシからミハイロビッチに変わった事。これによりフォーメーションも変わった為、それに伴った獲得選手となった。新加入は3人。まずはポッツィとの交換トレードでパルマからFWオカカを獲得。個人的にはかなり期待している。元々ローマ出身で、16歳と125日でセリエAデビューを果たした逸材。ちなみにそれはサンプ戦だった。背番号はヴィアッリ、モンテッラの9となる。あとは昨季の10番、FWマクシ・ロペスが帰還。ミハイロビッチ監督とはカターニャ時代にも一緒にやっている。もう一人はキエーヴォの10番,MFセストゥ。右利きのサイドハーフ、もしくはトレクアルティスタを務める選手だ。

  • 反対に放出は10人。レンタルが若手のトッツォ、ゲンツオグロウ、ガヴァッツィ、エラモの4人。完全移籍がカステッリーニ、ポウルセン、マレスカ、ポッツィの4人。バリッラ、ペターニャは期待外れのままわずか半年でレンタルバックとなった。まぁ全員ほとんど戦力となっていなかったので、この余剰人員整理は非常に意味はあると思う。この中で特筆すべきは、ティフォージに親しまれていた”DIN DON”ことポッツィがついに完全移籍してしまった事。彼には大いなるエールを送りたい。後はミランに戻ったペターニャは、いつか化ける可能性はあると思うが。

  • さらに将来への投資が2件。イタリアU-21のFW(セカンドトップ)「ステファノ・ベルトラーメ」をユーヴェから獲得。現在プレーしているバーリにそのままレンタルとなる。この為にGKフィオリッロの保有権を半分譲渡している事から、かなり期待はされていると思う。

ステファノ・ベルトラーメ Stefano Beltrame FW イタリア ITA 1993/02/08 183cm

もう一人はカターニャから獲得した同じくイタリアU-21のFW「フランチェスコ・フェダート」。どちらかでも将来のスターになれば!

フランチェスコ・フェダート Francesco Fedato FW イタリア ITA 1992/10/15 177cm

↓↓以下が移籍を反映した、サンプ後半戦の布陣↓↓

SAMPDORIA <4-2-3ー1> 監督シニサ・ミハイロビッチ

                 エデル

         (マクシ・ロペス)(オカカ)

ソリアーノ   クルスティチッチ  ガッビアディーニ

(ゾレック)    (セストゥ)      (サンソーネ)

    パロンボ      オビアング

 (レナン)  (ビャルナソン)    

レジーニ              デ・シルヴェストリ

(コスタ)                (M・ロドリゲス)

                      (ベラルディ)

   ガスタルデッロ(Cap)  ムスタフィ  

 (フォルナジエール)   (サラモン)

           ダ・コスタ

   (フィオリッロ)(ファルコーネ) 

  • ’13-’14 冬メルカート 新入団選手

    Maximiliano Gastón "Maxi" López 7:マクシ・ロペス 

    出生地
    : Buenos Aires (Argentina), 4月3日 1984年
    身長: 185 cm
    体重: 82 kg
    ポジション: FW
    獲得タイトル: 優勝3回 アルゼンチンリーグ (River Plate, Clausura 2002, Clausura 2003, Clausura 2004), 優勝2回 リーガ・エスパニョーラ (Barcelona, 2004/05、 2005/06),スペインSupercoppa 1回 (Barcelona, 2005),Champions League1回 (Barcelona, 2005/06)

  • ☆新加入選手はなんと、昨年の10番FWマクシ・ロペス(←カターニャ)。無償レンタル、150万ユーロの買取オプション付き。 ミハイロビッチ監督はカターニャ時代も一緒にやっており、旧知の仲。今のメンツに欠けている純粋なセンターFWとして期待されている。彼がレギュラーを取れればエデルがトップ下の位置に下がるのだろう。昨年は順調なスタートをきりながら、怪我とイカルディの大ブレイクにより、後半はほとんど出番が無かった。是非サンプでリベンジを!!
  • Stefano Chuka Okaka 9:ステファノ・チュカ・オカカ

    出生地
    : Castiglione del Lago (Perugia),8月9日 1989年
    身長: 186 cm
    体重: 82 kg
    ポジション:FW
    獲得タイトル:Coppa Italia1回 (Roma, 2006/07)

  • ☆ドリアーノのアイドル、”DIN DON”ポッツィとの交換トレードで新加入。かなり早熟で、ローマで16歳にしてデビューを果たしたナイジェリア人を両親に持つイタリア人ストライカー。抜群の身体能力を生かし、センターFWやサイドハーフで期待される。やや伸び悩んでいる感が有るが、この環境の変化でゼヒ大ブレイクを果して欲しい!!
  • Alessio Sestu 77: アレッシオ・セストゥ

    出生地
    : Roma, 9月29日1983年
    身長: 177  cm
    体重: 73 kg
    ポジション:MF
  • ☆キエーヴォの10番。前半戦でサンプと対戦した時も、嫌なパスからチャンスを作り出していた。経験豊富なサイドハーフ、もしくはトップ下の選手。右利きながら左サイドハーフをやる事が多い。レギュラー争いを活性化して選手層に厚みをもたらすか?
  • 放出選手
    • GKトッツォ(→ラティーナ<B>)レンタル
    • DFカステッリーニ(→リヴォルノ)
    •   ポウルセン(→AZ<オランダ>)
    •   バリッラ(→レッジーナ<B>)
    • MFゲンツォグロウ(→スペッツィア<B>)レンタル
    •   マレスカ(→パレルモ<B>)
    •   ガヴァッツィ(→テルナーナ<B>)レンタル
    •   エラモ(→エンポリ<B>)レンタル
    • FWポッツィ(パルマ)
    •   ペターニャ(→ミラン)
       

    もうコパイタリアも無くなったので、この25人のスリムになった陣容で、残りのセリエAに挑む。ミハイロビッチに代わってブレイクしつつあるソリアーノ。あとはオカカが化ける事を期待したい。その他もやはり若手が非常に多いので、育てながら勝つ!!

    次節のDERBYはイタリアっぽいドタバタ劇の末、月曜のナイターに延期になりました。

     

     GENOVA E’ SOLO BLUCERHIATA!!

    次節:セリエA第22節 2/3(月) 対ジェノア @ジェノヴァ 現地20:45Kick Off(日本時間4:45)

     Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp