セリエA 第4節 @ネレオ・ロッコ(トリエステ)
サンプドリア 2- 2 カリアリ 終了間際のドラマで同点
第4節のANTICIPO 土曜ナイター今年もカリアリはスタジアム問題を解決できずに、九州と北海道みたいな関係のトリエステで試合は行われる。
Marcatori
①カリアリ(前半26分) エクダル:
右サイドからワンツーで中央を突破したエクダル。スピードに乗ったドリブルを、サンプDF陣は止められず、そのままシュートまで持ち込まれてしまう・・・
サンプドリア(後半44分) ガッビアディーニ②:
ペナルティエリア内から、サンソーネが体を張って落としたボール。これをガッビアディーニがダイレクトでグラウンダーのシュート。強烈だが真正面のボール。これをGKアガッツィが奇跡のトンネルで同点
②カリアリ(後半46分) コンティ:
右サイド、ペナ外近めのFK。コンティのボールは、壁の右側上を巻いてダ・コスタの手をはじいてゴール・・・
サンプドリア(後半48分) デ・シルヴェストリ①:
残り1分のロスタイム。パワープレーに出たサンプが放り込んだボール。こぼれ球を”ロロ”がダイレクトで利き足じゃない左足でボレー。強烈なシュートがガッビアディーニに少しだけ当たり、コースが微妙に変わったせいもあってGKはとれず。奇跡の同点
SAMPDORIA <3-5-1-1> 監督デリオ・ロッシ
ガッビアディーニ
ゾレック(56分ポッツィ)
オビアング ビャルナソン(46分サンソーネ)
クルスティチッチ
ガヴァッツィ(73分バリッラ) デ・シルヴェストリ
コスタ パロンボ ガスタルデッロ(Cap)
ダ・コスタ
ベンチ:GKフィオリッロ、DFサラモン、M・ロドリゲス、ムスタフィ、レジーニ、MFレナン、ソリアーノ、ゲンツォグロウ、FWペターニャ
Cagliari (4-3-1-2): Agazzi; Perico, Rossettini, Astori, Murru; Ekdal, Conti, Nainggolan; Cossu (22' s.t. Ibraimi); Pinilla, Sau (27' s.t. Ibarbo).
A disposizione: Avramov, Ariaudo, Eriksson, Nenê, Dessena.
Allenatore: Diego López.
Arbitro: Di Bello di Brindisi.
ジェノヴァ・ダービーの惨敗を受けたこの重要な試合。エデルが故障で約15日間ストップ。その影響でフォーメーションを3-5-1-1に変更。さらに驚きのガヴァッツィ、ゾレックのスタメン抜擢。その他は新加入選手のビャルナソンが先発の座を守り、後は前節と変わらず。
- 前半は互角の展開。DERBYの負けでお尻に火が付いた元サンプイレブンは、さすがに頑張る。しかしだからと言って簡単に勝てないのはサッカーの、そしてセリエAの厳しさ。先制したのはカリアリ。サンプDF陣の中央をエクダルに突き破られ、早々に先制を許す。その後はサンプがボールを支配する。カウンターからガッビアディーニが左サイドで出したボールをガヴァッツィがダイレクトでクロス。これに走りこんだゾレックが合わせて同点!!・・・・・・・・・・・・・・・・・と思われたが存在しないオフサイドでゴール取り消しただこの日抜擢された2人の頑張りは目立った
- 試合は後半、と言うか終了間際の3分に全てが起こった。
- 後半負けられないサンプは、まずサンソーネ、そしてポッツィとFWを次々と投入して点を取りに行く。しかしなかなかゴールを割れず、敗色濃厚の後半44分。まず一つ目の奇跡。ガッビアディーニの渾身のミドルシュートが、敵GKアガッツィのトンネルを誘い同点!!しかしこれだけでは終わらない。今度はその1分後にFKから勝ち越し点を奪われる。さすがに終わったと思われたが、サンプイレブンは諦めない。残り1分切ったところで、パワープレーからデ・シルヴェストリの執念のゴール!!!!
激戦の末、何とかドロー。喜び過ぎたロッシ監督は退場■この奇跡の同点劇、頑張りは評価できるが、厳しい見方をすると結果的にはまだ勝ち星は無い。何とか結果に、次の試合につなげていかないと意味は無くなってしまう。
次節は開幕4連勝と好調のローマを相手に、4日後に水曜ナイター。相手より1日休息日が多いのを最大限生かしてほしい。
次節:セリエA第5節 9/25(水) 対ローマ @ジェノヴァ 現地20:45Kick Off(日本時間3:45)
何とか今季初勝利を
Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp
’13-’14 SERIE A
勝点2 4試合 0勝2分2敗 得点 4 失点 8 得失点差 -4 15位タイ