SERIE A 第7節 10/19(日) @サンテーリア(カリアリ)
ベンチ:GKダ・コスタ
DF -
MFソリアーノ、マルキオンニ
A disposizione: Colombi, Murru, Conti, João Pedro, Capello, Farias, Balzano.
Allenatore: Zdenek Zeman.
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Arbitro: Gervasoni di Mantova.
Assistenti: Fiorito di Salerno e Posado di Bari.
Quarto ufficiale: Galloni di Lodi.
Arbitri addizionali: Nasca di Bari e Saia di Palermo.
Note: espulso al 13' s.t. Cacciatore per gioco scorretto; ammoniti al 19' p.t. Duncan, al 3' s.t. Cacciatore, al 22' s.t. Avelar, al 28' s.t. Palombo, al 41' s.t. Silvestre, al 45' s.t. Romagnoli per gioco scorretto, al 42' s.t. Benedetti per proteste, al 48' s.t. Cossu e Gabbiadini per comportamento non regolamentare; recupero 2' p.t. e 4' s.t.; spettatori 9.425; terreno di gioco in discrete condizioni.
3連勝中のサンプ。2週間のインターバルで勢いが残っているか?さらにカルチョより大事な事が一つ。先週ジェノヴァ市で起こった大洪水で、ジェノヴァ市はをかってない被害に見舞われている。
この試合はジェノヴァ市民を勇気づける為にも重要な一戦だ。サンプのユニには「Noi per la Genova:e' tu?」(私たちはジェノヴァの為に(出来る事をやる):あなたたちは?)の胸文字が。サッカー界の各クラブのティフォージ達も、各スタジアムでジェノヴァを支援する横断幕や、実際泥かきに来てくれた人達も。ありがたい事だ。試合前はこうした暖かい支援もあったが、ピッチ上はまた別。フェッレーロ会長も、いち早くジェノヴァ市の為に募金を募ったり、宣伝行為もあるだろうが態度で示した。その会長も、皆勤賞でサルデーニャ島に訪れている。
カリアリは、かつてはミラクルフォッジャやシニョーリ時代のラツィオ等を率いて、超攻撃的サッカーでCALCIO界に旋風を巻き起こしたゼーマンが率いる。元サンプ勢としてはMFのダニエレ・デッセーナがスタメンで出場していた。フォーメーションは、ゼーマンの代名詞ともいえる4-3-3。イバルボ、サウ、コッスのスピードを生かした3トップで攻撃を仕掛ける。
(あらすじ)
- 前半 18分 サンプ:初出場で張り切るダンカンが、カウンターを止めようとして後ろから必死に敵を倒す。張り切りすぎていきなりイエロー
- 21分 サンプ:ゴールキックを蹴ったヴィヴィアーノが、左ひざの痛みを訴えて交代。ヴィヴィアーノは遊離軟骨の手術をする事になったため、しばらくかかりそう・・・代わりは、もう居場所は無いと思われていたアルゼンチン代表正GKロメロ
前半28分 ガッビアディーニGoooooooooooooooL!!
前半38分 オビアングGoooooooooooooooL!!
ロスタイム2分。
前半は2-0。立て続けに2点を先取。そこまで内容は良くなかったが、先制した事でボールの回りも良くなり、ポゼッションもアウェーながらカリアリを上回る。しかし、オビアングのミドルは、全身がバネと言う感じが伝わってくる、スーパーゴール!!やはり今年は完全に復活している。
- 後半 5分 サンプ:オカカの突破から決定的なチャンス。ペナ内深く侵入したオカカがマイナスに折り返したボールを、ガッビアディーニが右足でシュートまで持ち込むが、ポストを直撃。はね返りをオビアング。再びGKがいないゴールへシュートするが、”明和東スライディング部隊”ばりのスライディングを見せたカリアリDF陣の必死のブロックに阻まれる。
- 13分 イバルボに裏を取られたカッチャトーレが、ペナ内で引っかけPKの判定。2枚目のイエローも出されてカッチャトーレ退場。微妙な判定ではあったが・・・
- 16分 サンプ:退場した左SBの穴埋めのために、FWエデルを下げてメスバーを投入
- 22分 カリアリ:交代出場で投入してきたMFドンサー、FWカイオ・ランジェルは共に1996年生まれ=18歳!! ↓
- 31分 サンプ:ダンカンに代わってロマニョーリを投入。イバルボに手を焼く左サイド強化の為。さっき入れたばかりのメスバーを中盤にあげて、より守備の強いロマニョーリを左SBへ しかしその直後に・・・
後半32分 サウGoal
- 39分 数的不利のサンプに大チャンス。カウンター、オカカのパスから右サイドを突破したオビアングが、ゴール前に絶妙なクロス。長い距離を走ってきたメスバーが中で合わせるが、惜しくもシュートは枠の上。ロスタイムは4分。そのまま2-2でドロー
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(ポイント)
- 相変わらずジェルヴァゾーニ主審は天敵
- ただ、シニサも言っていたけど判定はしょうがない。問題は3-0にするゴールを決めきれなかった事。
- この試合は私にとっては引き分けでは無い、負けだ、と・・・
- ミハイロビッチのメンタルに選手がついていき、こういう試合も勝ち切れるようになったら、本当の強さ。
- ここまで守備陣を支えてきたGKヴィヴィアーノの負傷は痛い。
- ひょんなことから、サンプで出場する事になったロメロ。ここでのパフォーマンスは今後の移籍市場にも影響するだろう。
なにはともあれとりあえずまだ3位。ただ楽な日程はここで終わりで、次節からローマ(H)インテル(A)フィオレンティーナ(H)ミラン(H)と4連戦。ここで今シーズンのサンプの真価が問われると思う。
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さぁ、気持を切り替えて次の試合はローマ。2,3位の直接対決。ジェルヴィーニョ対策をミハイロビッチがどう取ってくるか。やっぱりロマニョーリを左SBに入れるのがこの試合に限っては良いと思うんだけどなぁ。ソリアーノが帰ってくれば、前線は盤石。ダンカンはちょっと頼りなかった。
Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp
次節:セリエA第8節 10/25(土) 対ローマ @ジェノヴァ 現地20:45Kick Off(日本時間3:45)
’14-’15 SERIE A
勝点15 7試合 4勝3分0敗 得点 9 失点 4 得失点差 +5 3位