SERIE A 第30節 4/3(月) 20:45@ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ) 主審:チェーリ氏(Bari出身)
サンプドリア 2 - 1 インテル(前半0-1)
・(前半35分)インテル[1] ダンブロージオ
・(後半5分)サンプ[1] シック
・(後半40分)サンプ[2] クアリアレッラ(PK)
↑↑©timesoccerより
シックの同点弾!
前半先制されるも、後半に2点を奪って逆転勝ち!今季対インテル2勝0敗、またサン・シーロでも2勝0敗を飾る!
Icardi,tu sei un figlio di puttana!!
[試合前情報]
前節ユーヴェには敗北を喫したものの、内容は好調をキープしている我らがサンプ。CL圏内が崖っぷちになってきたインテル相手に引導を渡すためにミラノにやってきた。アンダータの対戦の時はインテルの監督はまだフランク・デブールだった。ホームで攻守ともにインテルを上回る戦いぶりを見せて、クアリアレッラのゴールで1-0で勝利した
⇒http://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/ed537b184fff00a75e3d8da8e71b2fa2
さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。残念なニュースで、ムリエルがコロンビア代表の試合で負傷。今季内復帰が微妙と言われる重傷。代役はシック。シックの前節の怪我が大した事無くて良かった。一方GKヴィヴィアーノが出場停止から復帰。それ以外の変更点は左SB。前節、決勝ゴールを目の前で決められ、終了間際に絶好の同点ゴールのチャンスを外したレジーニがスタメン落ち。代わりにスタメンはドド。2年契約のドドはジャンパオロに全く信用されていないが、少しでも他チームの目に留まるようにこれから試合に出して市場価値を上げなければならない。と言う事だろう。それ以外は前節のスタメンと一緒。元インテル勢はそのドドやシルヴェストレ、リッキー・アルヴァレス、わずかな間だがパロンボと、相変わらずたくさんいる。
一方のインテルはピオーリ監督の4-2-3-1。GKはベテランのハンダノヴィッチ。DFはずんぐりボランチのメデルが守備力を生かしてCBにコンバートされている。マスチェラーノ的なやつだ。相棒はミランダ。両SBは右ダンブロージオと左は元ジェノアのアンサルディ。長友はサブ。アンサルディはまだしも、ダンブロージオに負けてるのはちょっと情けない。ダブルボランチは将来のアズーリを背負うと言われているガリアルディーニ(この冬アタランタから引き抜かれた)とブロゾヴィッチ。1トップの逆賊イカルディの下を、カンドレーヴァとペリシッチの両翼、そしてトップ下のバネガが支える。元サンプ勢は逆賊イカルディ、エデル、そしてビアビアニー。エデルもこんなスカッドで出られないのなら残ってれば良かったのに・・・
↑↑©U.C.Sampdoriaオフィシャルページより
★月曜日20時45分、ナイターで行われたポスティチポ。サンプはアウェイユニ、白-白-白で登場
この試合から”Lino Sonego” International Seatingと新たに今シーズン最後までのスポンサー契約を結んだ。映画のセットやスポーツイベントの舞台装置などの会社。フェレーロのコネかな?しかし昔と違って、スポンサーも1シーズン通してでは無く、短いスパンでころころ変わるようになった。単にサンプ及びセリエAのビジネス影響力が乏しくなったからか?
SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ
シック クアリアレッラ(cap)
フェルナンデス(60分アルヴァレス)
リネッティ バッレート
トレイラ
ドド(69分レジーニ) サーラ(16分ベレシンスキ)
シュクリニアール シルヴェストレ
ヴィヴィアーノ
ベンチ:GKプッジョーニ、ファルコーネ DFシミッチ、パヴロヴィッチ
MFパロンボ、プラート、チガリーニ、ジュリチッチ FWブディミル
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Inter(4-2-3-1) 監督:ステファノ・ピオリ
イカルディ(cap)
ペリシッチ バネガ カンドレーヴァ
(78分J・マリオ) (66分エデル)
ブロゾヴィッチ ガリアルディーニ(46分コンドグビア)
アンサルディ ダンブロージオ
ミランダ メデル
ハンダノヴィッチ
ベンチ:Carrizo, Andreolli, Palacio, Biabiany, Sainsbury, Santon, Murillo,長友, Barbosa.
*
備考:警告:後半39分ブロゾヴィッチ,43分ミランダ;観衆47.043人;芝状態良好
<あらすじ>
前半9分 大ピンチ!左サイドのペリシッチからバネガへのパス。どフリーでシュートを放つもGKヴィヴィアーノ反応⇒そのこぼれがフリーのカンドレーヴァの元に⇒カンドレーヴァはシュートを左に外してくれる
16分 負傷したサーラに代わってベレシンスキ投入。早くも1枚目のカード使用を余儀なくされる
24分 ポスト!ペナ外中央でボールを奪ったクアリアレッラが思いきりよくロングシュート。意表を突く良いシュートだったが、惜しくもポスト
26分 右サイドからのカンドレーヴァの良いクロス。イカルディが頭で合わせるも、わずかに左に外れる
32分 右サイドのベレシンスキからのクロス⇒シックが頭で合わせるもバーの上
前半36分 ダンブロージオGoal:0-1
→右のCKからショートコーナー⇒バネガのクロス⇒後ろからダンブロージオが足で合わせ、ベレシンスキの足に当たり、コースが変わってゴール・・・
38分 今度は左からのショートCK。ブロゾヴィッチがゴールに向かうクロス。ダンブロージオが突っ込むがわずかにあわず。良いクロスだった。
45分 大チャンス!インテルDFのクリアミスをブルーノがダイレクトボレー⇒良いシュートだったがポスト⇒跳ね返りをシック⇒左足ボレーで合わせるが、無人のゴールに外す
ロスタイム2分。そのまま終了
前半は0-1。ポゼッションはインテル13分11秒:サンプ9分44秒。さすがにホームのインテルの方が球は持つが、サンプもしっかり守りショートカウンターで反撃。あまりチャンスが無かっただけに、ポストに2本当たったのは悔やまれる。特に終了間際のシックが外したのは、先制されて流れがインテルにかなり傾いた中だったので、決めて同点で終わりたかった。さて、いつもと違い、スーパーサブのシックはもう出てしまっているので、どうするか?
後半1分 ガリアルディーニに代わってコンドグビア投入。控えに移籍金50億円の選手がいるあたり、サンプとは違うなぁ
後半5分 シックGoooooL:1-1
→左からのショートCK。ブルーノが切り返して左足でクロス⇒ファーでシルヴェストレがヘッドで競り勝ってシュート⇒そのままでも入りそうだったが、最後逆ポスト付近でシックが押し込みゴーール。シック自身8得点目は貴重な同点弾!!
↑↑©itasportpress.itより
15分 ブルーノに代わってリッキー・アルヴァレス投入。元インテルのリッキーにはサン・シーロから拍手
16分 ヴィヴィアーノ!右からのクロス、ファーでペリシッチがドンピシャでヘッド⇒ヴィヴィアーノがスーパーセーブ
17分 カウンターからリッキーのラストパス。クアリアレッラがペナ内でシュートまで持ち込む⇒ハンダノヴィッチが足でセーブ。チャンスの応酬だ
21分 バネガに代わって元サンプのエデル登場
23分 入ったばかりのエデル。左サイドからカットインして良いシュート⇒ヴィヴィアーノセーブ!⇒跳ね返りをカンドレーヴァが狙うが外す
24分 足が攣ったドドに代わってレジーニ投入
27分 右サイドからペナ内に侵入したカンドレーヴァからラストパス⇒ファーでバカルディが外す!
33分 ペリシッチに代わってファン・マリオ投入
38分 トレイラのマタギフェイントで獲得した近距離のFK。リッキーが左足で狙ったボールを、ペナ内で壁に入っていたブロゾヴィッチがハンドでPK!これは明らかに正しい判定↓↓
↑↑©sampnews24.comより
後半40分 クアリアレッラ(PK)GoooooL:2-1
→このPKをクアリアレッラが豪快に真ん中上に蹴りこむ!アンダータに続いて今季インテル戦2戦連続ゴール。自身対インテル5得点目は貴重な逆転弾!!
↑↑©outdoorblog.itより
42分 シックを肘打ちで倒したミランダにイエロー■
44分 裏へのボールで抜け出したシック。ペナ内でメデルとの1対1に勝つが、シュートは止められる。最後こぼれ球をレジーニ、押し込めず
ロスタイム3分。そのまま終了。2-1で勝利!!
(ポイント)
・ポゼッションはインテル24分12秒:サンプ20分58秒
・シュート数はインテル16本(枠内6本):サンプ7本(枠内5本)
・60分過ぎからDFからFWが間延びして、ロングな展開に
・お互いチャンスの応酬となるが、サンプがそれを生かし切った
・ムリエル不在の中、シックとクアリアレッラの復調でカバー
・リッキーが久しぶりに良かった。サン・シーロで、良かった頃の自分を思い出したか?
・今季、対インテル2戦2勝!!
今季のサンプは本当に逆転勝ちが多いが、この日もそれを象徴する試合。正直、ミランとインテル相手にサン・シーロで両方勝利は1996~97以来記憶に無い。しかもインテルに2勝。素晴らしい!
ただ、それでこの順位と言う事は、やはり取りこぼしが多すぎると言う事だ。まぁまさにそんなサンプだから、個人的には好きになったのだが。次も強豪フィオレンティーナ戦。1戦1戦、来季の為にもしっかり戦っていこう!
Foooooooorza Saaaaaaaamp!!
次節:セリエA 第31節 2017年 4/10(日) 対フィオレンティーナ@ジェノヴァ 現地12:30Kick Off(日本時間19:30)
’16-’17 SERIE A
30試合 12勝8分10敗 勝点44 得点37 失点35 得失点差+2 現在9位
今日のカッサーノの“アフォリズム(格言)”
numero144:
Una professoressa bona(←わざとこうしてる)
aumenta la voglia di studiare.
格言144:
キレイな女教授は
勉強する意欲を増幅させる