2018-19 SERIE A 第7節 SAMPDORIA 2-1 SPAL 逆転勝利!

2018-10-02 05:30:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '18-'19

SERIE A 第7節 10/1(月) 20:30@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)  主審:ラ・ペンナ氏(Roma 1出身)

サンプドリア 2-1 SPAL(前半1-1)

 

↑↑©il messaggeroより

先制されるも、リネッティの芸術的ボレー&デフレルで逆転勝利!!

【試合前情報】

 サンプはこの1週間で3戦目。インテル戦0-1、カリアリ戦0-0と共に無得点に終わり嫌な流れだ。相手は昨季の最終戦以来の対戦となるSPAL。昨季の最終節以来の対戦となる。その時は残留がかかっていたSPALの勢いに圧倒されて1-3で敗戦。ただ昨季のホームでの対戦ではクアリアレッラの2ゴールで勝利(2-0)しており、1勝1敗。

https://blog.goo.ne.jp/shussissi/m/201806

 SPALは元フィオレンティーナユースを率いていたセンプリチ監督が5年目の長期政権となる。今季は3勝1敗と滑り出し好調だったが、ここ2試合は2敗で0得点5失点。その影響と、怪我人が数多く出ている事もあってこの試合は大幅にスタメンを入れ替えてきた。


さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。出場停止は無し、レジーニ以外ではサポナーラがケガで招集外。前節のミッドウィークの試合で少しだけターンオーバーを使ったので、そこで休んだ選手がスタメンに戻ってきた。CBはコリーに代わってトネッリがスタメンに戻った。中盤ではトップ下のラミレスが外されて、その位置にプラートが初めて起用される。そしてリネッティがスタメン復帰。右SBは引き続きベレシンスキ。左SBは昨季からの成長が著しいムッルーエクダルのPLAYは盤石で、2トップはクアリアレッラ&デフレル。元SPAL勢はいない

SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ

クアリアレッラ(cap)デフレル)

(76分コフナツキ)       (66分カプラーリ)

     プラート

リネッティ(83分ヤンクト)バッレート

     エクダル

ムッルー     ベレシンスキ

  アンデルセン トネッリ

      アウデーロ

ベンチ:GKラファエル、ベレッツ DFサーラ、コリー、タヴァレス、フェラーリ、ロランド MFヴィエイラ、ラミレス FW -

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 一方のスパルはセンプリチ監督の3-5-2。センプリチはレガプロから2年連続でスパルを昇格させた実力派監督である。GKはセネガル代表のゴミス。細身長身でバネが有るタイプで私好みだ。DFは元アーセナルのスイス代表、ジュルーを中心とした3バック。右にはポーランド代表でW杯にも出場したチョネク、要はリネッティとベレの同胞。そして長くセリエAでも活躍してきたベテランのフェリペが左。彼がキャプテン。アンカーにブラジルのエヴェルトンスキアッタレッラヴァローティのイタリア勢がその脇を固め、サイドは右に実力者ラッツァーリ、左にコスタ。FW2トップはかつてミランで若い頃デビューしながら流浪のストライカーのパロスキと、元サンプでもある巨漢ペターニャ。2連敗中と連戦中と言う事もあって、かなりスタメンを入れ替えてきたスパル。MFミッシローリ、クルティッチ、ヴァルディフィオーリ、FW本来のキャプテンであるアンテヌッチなどがベンチスタート。スパルの元サンプ勢はDFシミッチ、FWペターニャ

SPAL(3-5-2) 監督:レオナルド・センプリチ 

   ペターニャ パロスキ(84分アンテヌッチ) 

  ヴァローティ スキアッタレッラ

  (71分ファレス)

コスタ         ラッツァーリ 

      エヴェルトン(65分ミッシローリ) 

  フェリペ(cap)   チョネク

      ジュルー 

      ゴミス 

GKティアム、ミリンコヴィッチ DFシミッチ、ボニファツィ、ヴィカーリ

MFヴァルディフィオーリ、ディックマン FWフロッカリ、モンチーニ

備考:年間チケット保有者数 17.046枚(1試合平均170.830euro),有料入場者数839枚(20.270euro);芝状態良好

★月曜の夜20:30から行われたポスティチポ。さすがに客も少なめ。サンプはホームユニだが、SPALはアウェイで珍しいオレンジ‐オレンジ‐オレンジ


<あらすじ>

ハイライト動画⇒https://www.youtube.com/watch?v=QuOurcruMN4&feature=onebox

試合は最初からサンプが攻勢。開始3分右からの決定的なクロスにいきなりバッレートが合わせるが、そこはGKゴミスのファインセーブ。その後も何度かチャンスを作るが点取れないでいると、流れが悪くなるのがサッカー。SPAL初めてのチャンスで点を許す

 

前半21分 パロスキGoal:0-1 

 

→素早いFKから右サイド、ラッツァーリのミドル。GKが大きく弾けず、詰めてきたパロスキがこぼれを押し込む。パロスキは自身今季初得点。しかしラッツァーリとの1対1の対応で、DFムッルーが下がりすぎだなこりゃ。

 

前半25分 リネッティGoooooL:1-1
→すぐさま反撃のサンプ。右サイドからデフレルがファーへクロス⇒クアリアレッラが頭で絶妙な落とし⇒走りこんできたリネッティの左足ダイレクトボレー!リネッティ今季初得点となるビューティフルゴールで同点!!
 

 

 

 

↑↑©Rai Newsより

 ロスタイム3分。前半は1-1。先制はされたが、すぐ同点に追いつけたのは良かった。その後はサンプが押し気味だったが、そこまで決定機は作れず。SPALではやはり右サイドのラッツァーリが良い選手だ。

後半はクアリアレッラが立て続けにチャンスを作る。しかし2度止められて3度目のチャンスで・・・

 

後半15分 デフレルGoooooL:2-1
→バッレートの右からのクロスからクアリアレッラが左足ボレー⇒一度はGKに止められるがそのこぼれをシュートではなく左足でラストパス⇒詰めてきたデフレルがダイレクトで合わせてゴール!デフレル今季5得点目で逆転!!
 

 

 

 

↑↑©MediaGolより

 

 逆転ゴールのデフレルが小さな怪我でカプラーリと交代。その直後にペターニャが中盤からするするとドリブルで3人ぐらいを突破して、決定的なミドル。これはアウデーロが素晴らしい反応で同点を許さず。連戦で疲れが見えたクアリアレッラに代わってコフナツキを投入すると、キャプテンマークはバッレートのもとに。そして、この時点でリーグ最少失点だったDF陣が必死の守りでゴールを許さず、

ロスタイムは5分

そのまま試合終了。2-1 

(ポイント)
・ポゼッションはサンプ46%:スパル54% 

・シュート数はサンプ12本(枠内9本):スパル7本(枠内4本) 

・ポゼンッション通り簡単な試合ではなかった。連戦の疲れからか全体的に身体が重そうだった

・ただ、ここ2試合無得点だったし結果がすべて。勝てたから良し

・プラートのトップ下も正直機能していたとはいいがたい

  とりあえず3連戦は1勝1分け1敗で終了。次は直接ELあたりを争うであろうアタランタが相手。しかも昨年のエースストライカーのサパタがいる。アウェイとはいえ負けられない!

Foooooooorza Saaaaaaaamp!! 

次節:セリエA 第8節 2018年 10/7(日) 対アタランタ@ベルガモ 現地15:00Kick Off(日本時間深夜22:00  

’18-’19 SERIE A

7試合 3勝2分2敗 勝点11 得点11 失点4 得失点差+7 現在 8位