2018-19 シーズン総括 選手寸評[2] DF編  + フィリップ・プレイン杯結果!

2019-08-05 02:03:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '18-'19

さてシーズン総括、次はディフェンダー編。メルカートの動きを含め、各選手の去就にも注目しながら今シーズンのディフェンス陣を振り返っていきたいと思う。

 

 

 

 

 DF陣は2018-19シーズンに比べると60失点から51失点と、数字を見れば改良。しかも前半戦だけなら23失点、さらに言えば9節まではわずか4失点でリーグ最少失点を誇っていた。10-12節のミラン、トリノ、ローマとの3試合で3,4,4の合計11失点と一気に崩れてしまったのが残念な限り。まぁとにかく前年よりは守備は向上したと言えよう。

GKと両CBが変わるシーズン前はやや心配だったが、アンデルセンが首脳陣の期待通りにしっかり成長を見せてレギュラーどころかDFの中心となる。そしてその相棒は前半戦は主にトネッリ、後半戦は主にコリーの共に新加入勢が務めた。両SBは前年からほぼ変わらなかったが、2年目のムッルーが驚くべき成長を遂げて、一気に信頼できる左SBとなった。

 3年目も変わらず4バック、そして一貫して4-3-1-2を使用。基本的にはラインを高く保って裏へのボールはオフサイドを狙いにいく戦術が浸透。後半失点が増えたのは、個々の選手のパフォーマンスの悪化が主たる原因であろう。ジャンパオロ政権の悪しき慣習となってしまったが、シーズン終盤に息切れするのはハードワークを課すサッカーで肉体的、そして精神的な疲れが後半戦に出てしまっていたのか・・・?あとはDF陣全員での得点がトネッリでの1点だけというのは寂しい。流れから得点に絡むようなシーンはほぼ無かったし、セットプレーも相対的に見れば強くない。前シーズンよりは少しマシになったが、CKからの失点も多かった気がする。両SBがそんなにヘッドが強くないのはまぁしょうがないとして、CBはやはりCKから2点ずつぐらい取って欲しい物だ。

ジャンパオロ監督4バック

 ムッルー(タヴァレス) ベレシンスキ(サーラ)

    コリー アンデルセン

 (トネッリ) (フェラーリ)

※右SBはベレシンスキが安泰かと思いきや、後半戦は怪我や自身の移籍の噂などで調子を崩した。意外と?ジャンPの信頼が厚かったサーラがまずまずの出来を見せて、意外とベレシンスキが本調子でもスタメンを譲らなかった試合も見られた。CBはコリーの時はコリー、右アンデルセン。トネッリの時は左アンデルセン、右トネッリ。いずれにせよアンデルセンが軸。終盤には全然出番が無かったフェラーリにもチャンスが与えられて、来季に期待を持たせる働きを見せた。左はムッルーがシーズン通して安定した活躍を見せ、タヴァレスは残念ながら化けずにドドの悪いコピーとなってしまった。ロランド、レヴェルベ、レジーニの3人は夏には放出できなかったが、結局出番は無く冬のメルカートで揃ってレンタルで放出された。

  さて、DF陣ひとりひとりを振り返ってみる。

右SB 24 バルトシュ・ベレシンスキ 6 前シーズンの活躍から、ビッグクラブへのステップアップの為にがっちりレギュラーを確保するかと思われたが、意外と伸び悩んだ。怪我もあったがやや物足りない成績に。また、シーズン中に将来はビッグクラブに移籍したと言うインタビューの発言もティフォージの反感を買った。結果、逆にビッグクラブが遠のいた印象。攻守ともにかなり精力的に動き回るが、抜群のスピードやテクニックがあるわけではない。ディフランチェスコ政権の今季、おそらくより攻撃的なスキルが求められると思う。現状で右SBが3人いるので、良いオファーが来たら放出されるだろう。ポーランド代表には継続して選ばれているが、左もやったり完璧なレギュラーではない。(27試合24先発/0ゴール/2アシスト)

CB 3 ヨアキム・アンデルセン 7 今季のサンプ守備陣の柱。首脳陣の期待通りの成長を見せてがっちりレギュラーを確保して守備陣を統率。恵まれた身体を活かした守備だけでなく、ジャンパオロの求めるDFラインからのパスでのしっかりした組み立てでも光っていた。弱点は足がそんなに速くない事か。ムスタフィ⇒シュクリニアール⇒と来たサンプが育てた若くて優秀な外国人センターバックの系譜を継いだ彼は、同じく移籍の道を辿る。フランスリーグのリヨンに2400万€+600万€ボーナスで完全移籍。今季一番の放出となるか。まぁ毎年誰かしら犠牲にしないといけないので、これはしょうがないと思う。正直シュクリニアールよりは下だと思うし、セリエAで対戦しなくてすむし。デンマーク代表で活躍したら応援してあげよう(32試合32先発/0ゴール/1アシスト)

CB 15 オマール・コリー 6 ガンビア代表のキャプテン、クリバリ2世になれるのではと勝手に思っていた私の期待よりは下回ったが、ギリギリ及第点か。アンデルセンの相棒をトネッリと争った。前半戦はトネッリに分があったが、セリエAに慣れてきた後半戦は徐々にスタメンを奪う回数が増える。身体能力を生かした守備は徐々に強さを見せてきたが、たまにポカがあった。体調不良を抱えていたらしいが、私が生で観たラツィオ戦では失点に直結するミスを犯して戦犯になってしまった。またファール及びカードをもらう回数も多く、ここら辺が課題か。まだまだ伸びる要素はあると思うので、2年目の今季に期待したい。(21試合21先発/0ゴール/0アシスト)

左SB 29 ニコラ・ムッルー 7 開幕前は左SB補強無いと厳しいなーと思っていたし、レギュラー候補を獲得して彼は控えだろうと思っていた。しかし驚くべき成長を遂げて、レギュラーとして1年間左SBを守り通した。もともと攻撃はセンスあったが、守備面でのひ弱さが消えて顔つきにも自信がついてきた。アシスト5個は調べてないけど、ほぼ間違いなく全て左サイドからのクロスだろう。左SBと言うのは慢性的にサンプの弱点ポジションと私は思っており、ここに左利きの美しいクロスがあげられる生粋のイタリア人がレギュラーで出てくるのは私は嬉しい。過去にはミケーレ・セレーナ、トネッリ、ベッタリーニ(ちょっと違うか?)、ピサーロあたりか。ここら辺の選手は越えて行って欲しい(35試合34先発/0ゴール/5アシスト)

左SB 22 ジュニオール・タヴァレス 4 元々ばくち的に獲った選手なのかもしれないが、結果的にはドドの二の舞となってしまった。記憶に残ったのはタトゥーの数の凄さぐらいか。まぁわずか3試合の出場機会はそこそこ頑張っていたが、ムッルーが予想以上の成長を見せたので、出番はほぼ無かった。やはりブラジルのSBは諸刃の剣なのかなぁ(3試合2先発/0ゴール/0アシスト)

右SB 7 ヤコポ・サーラ 6 右SBのレギュラーを奪われて、ティフォージの評判もあまり良くなかったが意外とジャンパオロの信頼は厚かった。その期待に応えて、ベレシンスキが調子を崩した時にはまずまずの働きを見せた。そのかいあって、終盤戦はベレがいる時にもスタメンで使われたりした。元々サイドハーフやウィングもやっていた選手で、若くしてチェルシーに青田買いされたように攻撃面では何らかの片鱗は残っている。ディフランチェスコ監督になって、練習試合で3トップの右ウィングで使われたりもしてビックリ。守備はやはり全幅の信頼は置けないが。ベレのところでも言ったが、彼かベレのどちらかは放出されるだろう。(21試合16先発/0ゴール/1アシスト)

CB 26 ロレンツォ・トネッリ 5.5 移籍期限ギリギリで獲得されたが、エンポリ時代にジャンPの薫陶を受けていた事もありすんなりチームに溶け込む。層の厚いナポリでは出場機会は阻まれたが、攻撃力のあるセンターバックとして序盤戦は順調にレギュラーを掴んだ・・・・かに見えた。9節までリーグ最少失点を記録していたのはアンデルセンとトネッリの2人とも調子が良かったのが大きかった。ハイライトはアタランタ戦で彼のゴールで1-0で勝った試合。しかし、徐々に調子を落として守備面で脆さが目立つようになってくる。それと同時にコリーもセリエAに慣れてきて、年をまたぐと立場が逆転した。また、出場試合が20試合を超えると買取義務オプションが発生するという契約でもあり(それが結構高かった)、おそらくフロントの圧力からジャンパオロもトネッリの出場機会を制限するようになる。ここら辺はシビアだなぁと思った。最終的に図られたように19試合の出場。残念ながら更新されずにトネッリは1年でサンプを去る事ににある。変な風貌と言い好きなタイプの選手だったので、3年前ぐらいにナポリに行く前にサンプに来て欲しかった。ボリアスコでサインの出待ちをしていた時に守衛に聞いたところ、トネッリが一番神対応するらしい。実際ものすごく良いヤツで、色々質問にも答えてくれた。(19試合17先発/1ゴール/0アシスト)

CB 25 アレックス・フェラーリ 5.5 前シーズンのジャンマルコ・フェラーリが去って、新たにアレックス・フェラーリが加入。同じCBだが利き足も違うし、タイプは全然違う。前半戦は全く出番はなかったが、徐々に成長してシーズン最後はアンデルセンの怪我やコリーの出場停止、トネッリを19試合以上出さないという事で連続してスタメンで使われた。ディフェンスは機動力もそこそこあるし、結構しっかりしている。今季もレギュラーは厳しいとは思うが、貴重なバックアップとしては存在意義はあると思うし、まだ若いから更なる成長を見せて欲しい。(6試合6先発/0ゴール/0アシスト)

***途中放出選手*** 

左SB/CB 19 ヴァスコ・レジーニ ND ついにサンプのレジェンドも一度放出される。昨夏に重症を負ったために、夏のメルカートでは売れず。しかし10月頃に復帰するもののサンプでは全く出番が無く。冬のメルカートでスパルにレンタル移籍。レンタルだったために夏のキャンプはサンプで参加しているが、かつてキャプテンマークを巻いた男も本当の正念場だ。ユースも含めてサンプドリアでの在籍期間だけは今や現役トップだろう。(0試合0先発/0ゴール/0アシスト)

右SB 95 ガブリエレ・ロランド ND 右SBの3番手という事で、夏のメルカートでは売れずに残ったが結局全く出番が無かった。冬のメルカートでセリエBのカプリにレンタル移籍。帰ってはきたが、この夏にレヴェルベとセットでセリエBに落ちたキエーヴォに完全移籍で放出された。デパオリをくれた代わりと言う意味合いもあるのだろう。残念ながらサンプでは活躍できなかったがBではある程度やれるのではないか?(0試合0先発/0ゴール/0アシスト)

CB 18 マクシム・レヴェルベ ND CBの5番手(レジーニ入れると6番手か?)という事でこちらも夏は売れなかったが全く出番はなかった。冬のメルカートでカリアリにレンタル移籍。しかしそこでも全く出番は無かった。上で述べた通りロランドとセットでキエーヴォに完全移籍。いよいよ彼のサッカー人生も正念場になってくる。ロランドより厳しいのは彼がフランス人だから、いつまでもイタリアにいられるかもわからないし…(0試合0先発/0ゴール/0アシスト)

 

 

  DF陣はもうすでにかなり移籍が進んでいる。と言うかもうほぼ完成しているかもしれない。現在のところ

残留 = ベレシンスキ、サーラ、フェラーリ、コリー、ムッルー、レジーニ

新加入 = デパオリ、ムリージョ、チャボット、アウジェッロ、(ミュレ)

放出 = アンデルセン、トネッリ、タヴァレス、ロランド、レヴェルベ

ミュレを括弧にしたのは、獲得したもののキャンプに召集されておらず基本的にはどこかにレンタルで出される予定。ただ、ここに来てユーヴェが獲得を狙っていると言う噂も出てきている。

⇒って書いていたら本当にユーヴェに獲られてしまった。500万€だって。まぁ残念だけど1月に45万€で獲得して、何もしなくて500万€になった。1月の時点で獲得合戦に負けて逃したと思えばお金が入ってくる分良いか。これも金の亡者フェレーロマジックなのか…まだどこの馬の骨ともわからんし。ユーヴェではU-23に放り込まれるみたいだが、その後レンタルに出されてユーヴェに戻れずにどっか中堅クラブに買い取られる流れが濃厚なのかな?まぁ日本語表記も「ミュレ」にするか「ムレ」にするか「ミュール」とか書いているとこも有ったし迷っていたから、別にいらないか(笑)

そして右SBのベレサーラのどちらかとレジーニは放出候補であろう。ベレはCB試されたりもしていたが。ベレを売ればある程度のお金にはなる、ただ戦力としてはサーラよりベレが上。特にサーラとデパオリは似たようなタイプになってしまうから・・・と言ったところ。2人売ったとしたらそれで8人。まぁバランスは取れているが、ムリージョも諸刃の剣的なところはあるので、獲るとしたらもう1人CBか。

ディフランチェスコ監督4バック ’19-’20

ムッルー(アウジェッロ)  デパオリ(ベレシンスキ/サーラ)

     コリー  ムリージョ

   (チャボット)(フェラーリ)

   (レジーニ) 

 

 ディフェンダー新加入選手

1.

↑↑©revista semanaより

Jeison Murillo  21 ジェイソン・ムリージョ

  • ポジション:DF
  • 1992年5月27日生まれ(27歳)
  • コロンビア カリ出身
  • 182cm 78kg
  • 昨季:ヴァレンシア 1試合0得点/バルセロナ 2試合0得点
  • コロンビア代表 28試合1得点 

 一番の目玉はこのムリージョの獲2015-16シーズンからインテルのレギュラーCBを張ったバリバリのコロンビア代表。その後ヴァレンシアに移籍するが、そこで怪我をしてしまってややトーンダウン。昨季は怪我は治って冬にバルセロナにレンタルで移籍したが、さすがにほとんど出番は無かった。レンタル元のヴァレンシアから200万ユーロ+買い取り義務オプション1200万ユーロで獲得。南米のCBらしくテクニックも有れば、セリエAのディフェンス経験も十分ある。怪我さえ治ってれば期待大だが、今は大丈夫でもまた故障しそうだしちょっと怖い面もある。シルヴェストレ+@のようになってくれる事を祈る。個人的には12月まで彼が怪我しないで活躍すれば、今年のユニは彼で買うと決めている

2.

↑↑©chievoveronaより

Fabio Depaoli  12 ファビオ・デパオリ

  • ポジション:DF
  • 1997年4月24日生まれ(22歳)
  • イタリア Riva del Garda出身
  • 178cm 71kg
  • 昨季:キエーヴォ 33試合0得点4アシスト

 昨季の冬のメルカートから噂になっていたデパオリ。キエーヴォがB落ちして早々、かなり早い段階で移籍が決まった。450万ユーロで完全移籍。若いし良い獲得だと思うが、サンプがこんなにあっさり完全移籍で獲得を決めるのは珍しい。期待の表れか?元々MFだったが、昨季に右SBにコンバートされた。どっかで聞いた経歴だとお気づきの方もいると思うが・・・・そう、同僚となったサーラだ。タイプ的にも彼にすごく似ていると思う。昨季のキエーヴォのno.1のアシスト数を誇る通り、縦への突破を得意としてそこからのクロスが十八番。ディフェンスをこれから経験積んでいく必要有ると思うが。バランス型のベレシンスキとのレギュラー争いは面白い。

3.

↑↑©augello twitterより

Tommaso Augello  3 トンマーゾ・アウジェッロ

  • ポジション:DF
  • 1994年8月30日生まれ(24歳)
  • イタリア Milano出身
  • 180cm 70kg
  • 昨季:スペッツィア(セリエB) 32試合1得点5アシスト

 ちょっとしたシンデレラストーリーを描いているアウジェッロ。ミラノ郊外のCimianoと言う、ミランがたまに有望な選手を買っていくスクール出身。ちなみにデシーリオもそこの出身だ。しかしフィジカルが弱いという事でミランの下部組織のお眼鏡にかなわず、その後主戦場はセリエDになった。ポンティソーラと言うクラブで3年間プレー。その後セリエCのGiana Erminioと言う出来たばっかりの新興クラブで3年、2017年にやっとセリエBにたどり着く。同じリグーリア州のサンプのご近所さんSpeziaに加入。そこではなかなかの活躍を見せて、昨季は躍進したスペッツィアの年間MVPとも呼べる活躍をした。400万ユーロで買い取りオプション付きのレンタルで加入。堅実な守備と縦への推進力、ピュアな左利きからの良質なクロスで昨季は5アシストを記録。とりあえず、ムッルーとタイプは似ているが脅かせる存在になるか?

4.

↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより

Julian Chabot  ? ジュリアン・チャボット

  • ポジション:DF
  • 1998年2月12日生まれ(21歳)
  • ドイツ Hanau出身
  • 195cm 85kg
  • 昨季:グローニンゲン(オランダ) 29試合1得点

 彼もサンプは早くから手を付けて、5月には獲得が決まっていた。エールディヴィジ(オランダ1部)のグローニンゲンから370万ユーロで完全移籍。ムスタフィ、シュクリニアール、アンデルセンと続いたサンプが育てて高く売ったCBの系譜を彼に継がせようとしている。195㎝の恵まれた体格を生かした強い守備が当然予想される特徴。サンプの巨人と言えば、モリス・カロッツィエリを思い出す。彼もほぼ同じ体格だった。まだ20歳ぐらいの時にサンプでデビューしたのであまりサンプでは活躍できなかったが、その後アタランタやパレルモなどでそこそこ活躍した。やはりこの体格は真似したくても真似できない長所であり、あとはセリエAの緻密な守備をいかに早く学べるか。「タイプは違うが、同胞のムスタフィの歴史を繰り返したい」って言っていたが、活躍するのは良いけど別に出て行くところまで絶対真似しないんで良いんだよ(笑)。キャンプで軽い怪我をして、まだあまり試合でプレーする姿見ていないのが少し不安だが。彼が良ければCB陣は安泰になるだろう


さて、ここでこれまでのメルカート情報のまとめ

 前号から主なところではアンデルセンの売却が決定。まぁセリエAで対戦しなくて済むという事と、2400+600万ユーロはまぁ悪くは無いのでしょうがないんじゃないかな?代わりはムリージョとなった。その他では、昨季までサンプのプリマヴェーラ監督だったシモーネ・パヴァンがサンプの提携クラブVIS PESAROの監督となった。今季も今のところプリマヴェーラから4人VIS PESAROに行くことが決まっており、ますます関係は強固となる

IN(金額は全て推定)

 

  • GKロレンツォ・アヴォガドリ(18)⇒アタランタからレンタルで加入。
  • DFエラスモ・ミュレ(20)⇒トラパニ(セリエB)から45万ユーロで完全移籍
  • DFジュリアン・チャボット(21)⇒グローニンゲン(オランダ)から370万ユーロで完全移籍。ドイツ人 
  • DFファビオ・デパオリ(22)⇒キエーヴォ(セリエB)から450万ユーロで完全移籍
  • DFジェイソン・ムリージョ(27)⇒ヴァレンシア(スペイン1部)から200万ユーロでレンタル。1,300万ユーロの買い取り義務オプション付き。コロンビア代表
  • DFトンマーゾ・アウジェッロ(24)⇒スペッツィア(セリエB)からレンタル。400万ユーロの買い取り義務オプション付き
  • MFモルテン・トルスビー(23)⇒ヘーレンフェン(オランダ)よりフリートランスファーで完全移籍。ノルウェー代表
  • FWゴンサロ・マローニ(20)⇒ボカ・ジュニオールズ(アルゼンチン)から100万ユーロでレンタル。買い取りオプション1500万ユーロ。アルゼンチン人

 

  総額1165万ユーロ+3200万ユーロ(買い取りオプション全て) 

 

OUT (金額は全て推定)

 

  • GKヴィド・ベレッツ(29)⇒アポエル(ギリシャ)に買取義務オプション付きレンタルで移籍。スロヴェニア代表
  • GKアンドレア・トッツォ(26)⇒テルナーナ(セリエC)に10万ユーロで完全移籍
  • DFロレンツォ・トネッリ(29)⇒ナポリにレンタルバック。
  • DFエラスモ・ミュレ(20)⇒ユヴェントスに500万ユーロで完全移籍
  • DFヨアキム・アンデルセン(23)⇒リヨン(フランス・リーグアン)に2400万ユーロ+600万ユーロボーナスで完全移籍。デンマーク代表
  • DFマクシム・レヴェルベ(22)⇒キエーヴォ(セリエB)にフリートランスファーで移籍。フランス人
  • MFリッカルド・サポナーラ(27)⇒フィオレンティーナにレンタルバック。
  • MFダヴィド・イヴァン(24)⇒キエーヴォ(セリエB)に移籍。スロヴァキア人
  • MFアントニオ・パルンボ(22)⇒テルナーナ(セリエC)にレンタル移籍
  • FWグレゴワール・デフレル(28)⇒ローマにレンタルバック。フランス人
  • FWマルコ・サウ(31)⇒ベネヴェント(セリエB)にフリートランスファーで移籍
  • FWダヴィド・コフナツキ(22)⇒フォルトゥナ・デュッセルドルフに800万ユーロで完全移籍。早くいなくなれ!  

     

    総額3710万ユーロ+600万ユーロ(ボーナス)

     ウィングの補強がなかなか決まらない。様々な名前が出てくるが噂で終わってしまってる感があり。まだ可能性があるところで

  • ヴェルディ(ナポリ)

  • リゴーニ(ゼニト)

  • ベン・アルファ(レンヌ)

早く決めないと、チームに馴染めないで開幕と言う事になってしまう。もう大分遅いけど・・・

そして練習試合の結果

フィリップ・プレイン杯 8/3(土) 19:30@ルイ2世スタジアム(モナコ)  主審:ハメル氏(フランス出身)

サンプドリア 0-1 モナコ  

得点者:後半5分ファルカオ

SAMPDORIA<4-3-3> 監督エウゼビオ・ディフランチェスコ

    クアリアレッラ(cap)(69分ボナッツォーリ)

ヤンクト(69分トルスビー) ラミレス(69分バーロウリ)

 リネッティ(46分マローニ) プラート(79分バッレート)

       エクダル(46分ヴィエイラ)

アウジェッロ(69分ムッルー) ベレシンスキ(79分デパオリ)

   コリー(79分レジーニ) ムリージョ(69分フェラーリ)

       アウデーロ(79分ファルコーネ)

ベンチ:FWガッビアディーニ

※よくよく見たら先発はアウジェッロとムリージョ以外は去年からいたメンツ。アウジェッロのとこも本来レギュラーは去年からいるムッルーの可能性が高い。でも監督変わってポジション変わって、サッカーはこうも変わるのか。やはり縦に早い攻めが目立つ。そしてジャンP時代よりは大味。ディフェンスで押し込まれてる時は、ウィング2人もかなり下がってディフェンスしており、その場合4-5-1のような形になっていた。1人残ってポストやったりCFの働きも大変になると思われ、サパタならともかくクアリアレッラにこの働きをしながら昨季並みのゴールをと言うのはかなりきついと思う。補強を含めて早めに3トップを整備したい。また、ディフラも獲られるまではプラートをちゃんと戦力で考えてるようだ

来週開幕のモナコとコンディションの差は否めない。またフランス人主審に無さそうだったオフサイドでゴール取り消されたから結果は別に良いけど…でも不安の残る試合だった。ムリージョも期待よりは全然ダメ。今季は点は取れるけど失点も増えそう。格下には強いが強豪には弱そう。新戦力でアウジェッロ、デパオリ、トルスビーはなかなか面白いと思われる。

ハイライト動画⇒https://www.youtube.com/watch?time_continue=8&v=OTj_-lTBTmA


今後の日程 

  • 8月7日(水)20:30 Sampdoria vs Spezia (stadio “Picco”, Spezia)
  • 8月10日(土)20:30 Sampdoria vs Parma (stadio “Tardini”, Parma)

あっという間に練習試合もあと2試合。次はアウジェッロの古巣、スペッツィアとのリグーリアDERBY。あと14日後にはコパイタリア、そしてその翌週は早くも開幕戦とあっという間だ。ちなみにサンプの開幕戦はラツィオ戦。25日(日)の20:45からのナイターになったようだ

Foooooooorza Saaaaaaaamp!!