家で採れた大豆をフライパンで煎る、大豆がはじけて皮が切れれば煎れたことになる。
煎れた熱々の大豆を一升枡に入れて鍋の蓋をして、三回振る。豆の入った一升枡を恵比寿様に供える。
恵比寿様には丸干しイワシと暖かいご飯も供える。
豆まきは恵比寿様に向かって「恵比寿大黒、福の神」を三回唱えて豆をまく事から始める。
それから玄関、座敷などの戸をあけ「鬼は外福は内」と叫ぶ、喉がかれる程の大声で叫ぶ。
あちらこちらの家から子供の声がする。
人様より早く豆まきをしないと追われた鬼が家に入って来るとも言われた。
豆まきが終わっら自分の歳の数の豆を食べると健康になると言われていた。
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上に書いたのは昔々子供の頃の節分の話。
でも豆まきだけは、ずっと続けけて来た。
じぃじが体調を崩した時は「病(やまい)よ飛んで行け」と叫んで豆をまいた。
今年は124年ぶりに2日が節分と騒がれているので買った豆で「体の痛いの飛んでけ」と叫んでみた。
福が来ますように。