今朝は今季最低の5.7℃迄下がり、朝の内は時雨ていたが昼過ぎからは時折陽
の光も差し込むも、最高気温は午後2時過ぎの11.2℃と一月先、12月中旬の気
候、それも一週間前の26.6℃から秋をすっ飛ばして初冬になった奈良です。
13時半、9.4℃、73%
NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はマツ科「ヒマラヤスギ・喜馬拉邪杉」
ヒマラヤ北西部からアフガニスタン東部の温帯地が原産で、スギ科ではなく、
マツ科の針葉樹です。
別名はヒマラヤシーダ、ヒマラヤシーダー、ブルックマツ、グラントマツ等
銀色がかった葉と円錐形の樹姿(高さ20~50m)が美しく、コウヤマキ、
ナンヨウスギとともに、世界三大公園樹の一つに数え上げられる。
1879年に横浜在住の英国人がインドから種子を取り寄せたのが起源とされる。
ヒマラヤスギは雌雄異株または同株で、開花期10~11月には雌雄の花が短い枝
にそれぞれ咲く。雄花は多数の雄しべからなる穂状で長さは3㎝ほど。
雌花は1㎝以内の円錐形で多数の鱗片からなるも、高所のため見付けにくい。
だが雌花は受粉するとダチョウの卵のような「まつぼっくり」がなり、その先
端は薔薇状に残り、「シダーローズ」と呼ばれる。
花言葉は「あなたのために生きる」
1973年のこの日、詩人・歌謡作家の「サトウハチロー」の享年70歳の忌日。
没後50年にもなりますね。
東京生まれ、少年期は悪たれ坊主だっようだが、1919年に西條八十に弟子入り
し童謡を作り始め、昭和に入り流行歌の作詞者としても活躍する。
終戦後作詞した「リンゴの唄」並木路子の歌で大流行し、さらに「長崎の鐘」
「うちの女房にゃ髭がある」 等・・・
1953年、童謡集「叱られ坊主」
1955年には「ちいさい秋みつけた」も作詞されている。
だれかさんが だれかさんが
だれかさんがみつけた
ちいさい秋 ちいさい秋
ちいさい秋みつけた
目かくしおにさん 手のなるほうへ
すましたお耳に かすかにしみた
呼んでる口笛 もずの声
ちいさい秋 ちいさい秋
ちいさい秋みつけた
だれかさんがみつけた
ちいさい秋 ちいさい秋
ちいさい秋みつけた
目かくしおにさん 手のなるほうへ
すましたお耳に かすかにしみた
呼んでる口笛 もずの声
ちいさい秋 ちいさい秋
ちいさい秋みつけた
(今年の秋は本当になかったかのような奈良ですのに???)
生涯の作品数は、本人の言によると総数2万編。
その範囲も小唄、端唄、どどいつに始まり流行歌、叙情歌、童謡のほか校歌、
社歌、園歌、CMソングなどがあるそうだが、日本音楽著作権協会に登録され
たもの以外のものが多く、その総数は確定できないと。
「サトウハチロー記念館」は当初文京区にあったが、夫人が亡くなり、館長を
継いだ次男・佐藤四郎さんが資料の保存、散逸防止のための恒久的な倉庫を建
設するため弘前市(祖父紅緑の出身地)、仙台市(祖母の出身地)、北上市(妻の出
身地)などいくつか候補地を検討されたが、1996年に北上市への移転された。
但し、現在は休館中とのこと????
北上市では、詩を愛し詩とともに生きたサトウハチローの業績を永く顕彰する
ため、1997年から「おかあさんの詩全国コンクール」を毎年行っておられる。
募集要項は、サトウハチローの名詩集「おかあさん」のように時代を超えて変
わらない「母」への思いをテーマにした詩とのことです。今年は9月15日締切
今年はサトウハチロー氏の生誕120年、没後50年の節目の年を記念し
「第27回サトウハチロー記念おかあさんの詩全国コンクール、生誕120年没後
50年記念表彰式」が開催されることに。
12月2日(土)、さくらホール(中ホール)入場無料で開催されます。
①子どもたちがつくったおかあさんにまつわる詩に触れる。
②サトウハチロー氏がつくった楽曲を味わう。