カメラを片手に

冬麗の陽を浴びし「ニホンカナヘビ」

午前七時過ぎ0.5℃と冷え切った空気を切り裂き、晴れ渡った東の空に、
朝日が昇りました。


風もなく日が当たれば暖かく、お昼過ぎには15℃まで上がりました。
「小春日和」という言葉がぴったり・・・
いえ旧暦の10月や小雪の頃に使われ、新暦では11月から12月初旬までで
今日は師走も16日ですからだめです。注意しなくては!

気象庁のHPにはこんな天候を示す冬の言葉はみつかりません。
「ぽかぽか陽気」がいいのですが、俳句の季語の「冬麗(ふゆうらら・とうれい)」
「冬日和」、「冬晴るる」や「冬晴」を用いてもよいようだ。
冬麗の陽を載せ誰も居ぬベンチ』楠本憲吉

こんなぽかぽか陽気に誘われ、庭に出て、草引きと落ち葉の始末を
していると、まだ咲いているカタバミの仲間『オギザリス』に目が
あれっ、足元の石の上に何かがいる。

 
ニホンカナヘビ』が一匹、日向ぼっこです。
もう冬眠しているはずなのに・・・
「冬麗にうたた寝しニホンカナヘビ」愚句


こんなに近づいても、逃げません。変温動物ですから
30分はそのままで体を温め、獲物を探していることでしょう。


やはり暖冬だ。地球温暖化が進行しているのに・・・
12月2日からスペイン・マドリードでの国連気候変動枠組み条約第25回
締約国会議・COP25は会期を2日延長して徹夜で協議したが対立が解けず、
残されていたパリ協定の実施ルール作りの合意を断念し、来年の次回会合
英国の11月に先送りする決議を採択し、15日閉幕してしまった。

化石賞を二回も取った日本・小泉さんのどや顔に世界が失笑と
やはり超大国アメリカが何とかしてくれないとだめでしょうね。 

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