カメラを片手に

266年前、世界で最初の公立博物館「大英博物館」が開館

小正月の朝、暖かいと思えば小雨が時折降り、8時過ぎの6.3℃が最低気温とな
った奈良、この雨も9時頃には止み、昼過ぎから陽射しも戻り、午後2時過ぎに
は10.7℃迄上がる。だが週末をピークに寒波が入り込み、寒くなるようだ。
      13時、8.0℃、59%

昨夜の今年初めての満月、夜10時頃連れ合いがサンルームから月を眺めて
いるのに気が付き、眺めれば薄雲が掛かっておりました。
ネイティブアメリカンはこの1月の満月を「ウルフムーン・狼月」と呼ぶ。
      

さてNHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「セントウソウ・仙洞草」、
セリ科の多年草、北海道~九州の山野の湿る林縁に群生する日本の固有種。
 
仙洞とは本来仙人の住み処を指し、そこから転じて上皇・法皇の御所をいい
京都の仙洞御所に生えていたという説と、春早くに他の草花に先駆けて
「先頭」で咲くことによるという俗説を持つ。

全体の雰囲気はセリに似るも柔らく、葉の様子がセリバオウレンに似ることで
「オウレンダマシ」ともいい、若い茎葉は天婦羅やお浸しにして食べられる。

開花は春3月~5月で、葉の間から10㎝ほどの細い花茎に、直径5㎜ほどの花が
5~10輪ほど集まり咲く。
白い5つの花弁は内側へやや反り返り、花の中央から2本の花柱と5本の雄蕊が
突き出す。
 
花の後にできる果実は直径3㎜ほどの楕円形、その頂部に花柱2本の名残の
分果があり、実が熟すのは5月頃、黒褐色になり自然に落下する。

花言葉は「繊細な美しさ
      セントウソウ(借用)

1759年のこの日、ロンドンの「大英博物館が一般公開、世界で最初の公立
博物館で、現在は人類の歴史、芸術、文化を専門とする国立博物館です。
      2005.2.13ロンドン旅行

収蔵品は多くが個人の収集家の寄贈によるもので、創設以来、一時期を除き
入館料は無料、ロンドンの国立美術館も同様で素晴らしいことです。
  *2005年2月訪問時、やはり資金不足で協力金の箱が置かれていた。

なお大英帝国時代の植民地から持ち込まれたものが多く、有名なギリシャの
エルギン・マーブルやエジプトのロゼッタ・ストーンなどは、本国へ返せと
いう要求があり、国際的な論争の対象となり続けている。
イギリス国内で「泥棒博物館」や「強盗博物館」などと批判され、日本でも
作家「中野京子」が、自著の中で「泥棒博物館」と名指ししていると。 
      2005.2.13


 1899年のこの日、雑誌『中央公論』創刊された日、1999年までは中央公論社
(旧社)、以降は「中央公論新社」が発行する月刊総合雑誌で、様々な評論、
小説が掲載されるている。 
   *我はあまり好きな雑誌ではない。

元は1887年8月に発刊された禁酒と仏教徒の綱紀粛正を目的とした機関誌
『反省会雑誌』で、同年12月10日から定期刊行を開始。
1892年に東京に進出『反省雑誌』と改題、口絵を尾形月耕、月岡耕漁らが描く
1899年1月に『中央公論』と改題し、次第に宗教色はなくなり、小説や評論な
    どを掲載、大正デモクラシー時代の言論をリードし、小説欄は新人
    作家の登竜門だった。
1944年、軍部の勧告により廃刊に。
1946年、復刊し、様々な評論、小説が掲載される総合雑誌として継続している
  *1965~1967年の編集長は紀行作家で有名な「宮脇俊三」
1970年、12月号で創刊100号を、1985年1月号で「第100年第1号」迎えた。
1999年、経営危機で、読売新聞社の全額出資で新会社「中央公論新社」に
     その為次第に、右派・保守的な色彩を帯びる。 

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