昨日まではまださらっとした夏模様だったが、一夜明けても昨日の暑さが残る
空気感の朝、最低気温は24.3℃だが、ギラギラの太陽が重い空気を通して暑苦
しさを生み出している。
14時過ぎには35度越え、奈良も猛暑日となりました。
13時、32.2℃、56%
ギラギラの太陽に立ち向かうの植物といえば「ヒマワリ」ですね。
NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はこのキク科の「ヒマワリ・向日葵」、
花言葉は「あなたはすばらしい」「崇拝」
花言葉は「あなたはすばらしい」「崇拝」
『向日葵の大声でたつ枯れて尚』 秋元不死男
今日は上記の俳人「秋元不死男」の1977年の忌日、享年75歳で「甘露忌」や
「不死男忌」とされる。
横浜生まれ、本名は不二雄、島田青峰に師事、新興俳句運動に参加し、京大
俳句事件で投獄され、獄中も句作は続け、戦後に「獄中吟」を発行し、さらに
『天狼』を経て『氷海』を創刊・主宰された。
作風は善人性と庶民的ヒューマニズムが基となる。
『七夕やまだ指折つて句をつくる』不死男
なお今年の7月7日は、旧暦では新暦の8月22日になり、国立天文台では
「伝統的七夕」との名称を提唱し、多くの人に星空に親しんでもらいたいと。
織姫星はこと座の「ベガ」、彦星はわし座の「アルタイル」の見つけ方は、
はくちょう座の「デネブ」を結ぶ「夏の大三角形」を探すことです。
7月7日だと東の空、旧暦の伝統的七夕だと真上に容易に見つけられ、天候も
梅雨の真っただ中、晴天の望み薄からというのが理由と。
でも多くの地方ではひと月遅れの七夕、8月7日前後が多いようですね。
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先日奈良市「春日公民館」の講座が12時に終わり、歩いて10分のJR京終駅、次に電車は12時35分だったので、Google Mapで近鉄奈良駅までは22分・・
暑い最中でしたが町散歩を兼ねて歩きました。
Google Mapより
JR桜井線(万葉まほろば線)を越え、北へと歩けば八軒町で循環バス道に。
さらに北へと歩くと、奈良水源林整備事務所の北西に「八軒町地蔵尊」、
堂内には等身大の石に面彫りされた北向きの地蔵様と南無阿弥陀仏と彫られた石碑、足元には40体の石仏などが合わせて祀られ、地元自治会の方々で良く
管理されていた。
なお北向き地蔵は、霊験あらたかな仏さまとして篤く信心されており、
今年も7月の23日24日と「地蔵盆まつり」がおこなわれている。
右側の道標に、左「かうやみち(高野道)」 右「古おり山道(郡山道)」
突き当たれば、東側へと進み次の角に「樽井工房」があり、暖簾が見える。
「奈良漆 塗師屋」の看板が掛かる。
*「塗」を簡体字で 「涂」と。
奈良漆を奈良市のHPによれば、
奈良は日本の漆器の発祥の地といわれている。
仏教伝来により天平文化が花開き、正倉院で見られるような美しい器物、漆絵
、螺鈿、金銀平脱、平文など多種多様な技法が駆使されて制作された。
その元は中国からの輸入、さらに日本人にもその技法が伝えられ制作に。
中世の奈良では、塗師・漆屋座が登場、南都に住んで社寺に所属し、建造物の
塗師として活躍しながら器物としての漆器も制作していたようです。
その後茶の湯の発展とともに、茶道具関係の塗師に名人上手が現れ、江戸時代
その後茶の湯の発展とともに、茶道具関係の塗師に名人上手が現れ、江戸時代
には武具の塗師を職業とする人もいました。
明治に入り、奈良博覧会会社が設立され、正倉院宝物や社寺の什器がはじめて
公開された明治8年の第1回博覧会の開催に従い、これらの模写事業を興して、工芸品としての奈良漆器の復興がはかられた。
夜光貝、アワビ貝、チョウ貝などを模様の形に切り、桧木地に貼り、漆で埋めて研ぎ出される加飾技法の一つの螺鈿塗の技法は、奈良の独壇場となる。
東に面してショーウインドーがあり、ガラスに反射するもきれいな螺鈿漆器が
現代の正倉院かも知れない。現在は硯箱、宝石箱、文箱などが制作されている
瓦町の地蔵尊が・・・
紫色と白色の「キキョウ・桔梗」が植えられている。
更に北上すれば、ひっそりと小さな地蔵様かな?
「いさかわ」という石柱が・・・橋を示している。
暗渠になった「率川」のあと、奈良市下水道の敷地とのことでたどれば
左側は墓地の様で、道が曲がりくねり率川幼稚園が現れ、伝香寺の境内です。
寺町の地蔵さまでしょうか
東へと曲がれば、
門があり、いさ川幼稚園の札、この門は1776年の「旧楽人長屋の門」、
かつては興福寺大乗院に仕えた雅楽の奏者(楽人)の長屋とのこと。
そして、やすらぎの道の手前に「弁財天」様が・・・
やすらぎの道に面して「伝香寺」の門が・・・今回はパス
率川の名残を探して、やすらぎの道を渡り探せば・・・橋の欄干でしょ
その脇に延命地蔵様です。
辿れば、辺に曲がった道、これが暗渠の証でしょう。
この先は猿沢池の方向に続いています。
観光客でいっぱいの三条通
人をかき分けてと思うぐらい・・やっとこせ近鉄奈良駅、30分かかった。
奈良は地蔵さんの多い町、探すのも面白いですね。