春霞の奈良は13.1℃と暖かな朝、早くも午前10時には21℃越え、昨日に続き
日中は初夏のような気候になりそうだ。
11時
ヒノキ花粉がピーク、さらに中国の経済活動に比例してPM2.5も増えている。
寝室の窓を開けたくないが、春の風と直射日光をいれようとロールカーテンを
巻き上げれば窓に埃、網戸にも衰えた老眼の眼にも判るほど。
連れ合い不在の朝の間に掃除に取り掛かれば、雑巾まで手にしての中掃除に。
連れ合いからラインで「ランチ後お友達と花山椒採りに」と
我が家にもあり、そろそろ採り頃なのに。
昨年は痛い目をして一人で採ったから今年こそ分担のつもりがと恨み節!
『サンショウ・山椒』は、ミカン科サンショウ属の落葉低木で雌雄ある。
果実および若葉は日本古来の香辛料で、英語ではジャパニーズ・ペッパー。
古事記に古名としては「ハジカミ(椒・薑)」で記されるも、
『みつみつし久米の子等が垣下に植ゑし薑口ひびく・・・』
ハジカミは生姜などの別名として用いられ、「フサハジカミ・房椒」や
「ナリハジカミ・成椒」と呼ばれたようだ。
枝先の葉腋から直径5mmほどの小さな黄緑色の花が開花した。 4/2雄花
花が咲き出し広がった若葉=木の芽として筍との「木の芽和え」等の調理、
特に雄花は「花山椒」として薬味や飾りつけ として日本料理に利用される。
これを採りに行ったようで、塩漬けや酢漬け、醤油煮などにしているが、
一番の目的は、香りは落ちるが冷凍して茶事の茶懐石に使うようだ。
3/18 4/1
雌花は、2本の角のような雌蕊が突き出し、受粉すれば、5-7月頃未熟な果実は
「青山椒」冷凍すれば一年は持ち、ちりめん山椒などがあげられる。
さらに9月から10月には緑色から黄色に変化した実を陰干しすると、果皮が開
き、黒色種子が出てくる。この種は硬く一度潰して使おうとしたが
種子を除いて果皮だけを集めた物を乾燥させ粉末にすれば「粉山椒」という。
なお香りや辛み成分は揮発性のため果皮を使用時にグラインドした方がよい。
3/18 4/1
アゲハチョウ科のチョウの幼虫の食草で、夏前に葉が一度丸裸になった。
青山椒を採った後だったので助かった。枯れるのかと思いき・・・
直ぐに葉が出てきており、生命力は強い。
花言葉は「健康」で、苦み成分は「サンショオール」で発汗作用がある。
代謝アップにも効果的ですね。
また料理が引き立つことから「魅惑」とも。
健康と関連して、山椒がCovid-19感染予防に良いという話はないが・・・
昨日で奈良県のCovid-19感染者数が3日続けて40人を上回った。
そのため一週間10万人当たり新規患者数が15人を越え、長野県が定めている
「外出自粛要請」の地域に奈良県も加えられた。
その他宮城県、山形県、東京都、大阪府、兵庫県、愛媛県、沖縄県です。
大阪市に「まん延防止等重点措置(まん防)」が4/5に発令される状態 、奈良県
は大阪に勤務・通学、遊びにも行く奈良府民が多い理由からなのか?。
まだGoToイート奈良は続けられている・・・どうしたものか。
観光客がまた一段と少なくなります。
世界遺産・法隆寺では今日から5月14日まで夢殿の本尊「救世観音像」国宝の
特別開扉が始まりました。
聖徳太子が亡くなられて1400年、節目の法要があります。
太子とほぼ等身大の救世観音様の神秘的な微笑みに会いに来てくださいと、
これでは小声でも言えない。