カメラを片手に

イチイの木に雄花が

朝起きて居間に入ると、いつもの癖でファンヒーターを点ける。
今朝もon・・・妙な暖かさに気づき室温計を見れば18℃、
点けなくてもよいのに、offに。
週の後半には25℃を越え、夏日になるらしく仕舞う準備を。

東の春日奥山はやや霞むも人の気配はなく、異様な黄金週間だ。
10時


小庭の真ん中にイチイの木がある。
14年前孫の誕生祝にと大神神社(三輪明神)で苗木を頂き、
植えたもの。かなり大きくなり、ここ二・三年前から小枝の
穂先近くに、白黄土色の塊が十個程ぶら下がつりだした。


これはイチイの雄花で、3月下旬~4月下旬に開花し、雄雌異種の
ためそれぞれ異なる花をつける。


雌花は雄花よりも小さく見つけ難く、9月頃有毒な赤い実がなる。
生け垣などによく見ることができます。

さて『イチイ一位、櫟、Taxus cuspidata)』は、北海道から九州に
生えるイチイ科イチイ属の常緑針葉樹で、別名はアララギと。
  *ここから短歌結社誌「阿羅々木」「アララギ」と
園芸では北海道や北東北の方言いう「オンコ」を用いる。
アイヌ語では「クネニ」ともいわれ、英語ではJapanese Yewと。

名の由来は、正一位、従一位などの高官が儀式のときに持つ笏の素材に
この木が使われたことからで、固い割には加工がしやすく鉛筆の材と
して日本産中最良で、その他建築、器具、彫刻に利用される。

また「キャラボク」はイチイの変種で、本州の日本海側を中心に分布し、
大山山頂直下1600m付近に天然記念物の「ダイセンキャラボク」の
大群生が見られる。2019.5.24

2019.5.24

キャラボクは鳥海山にも自生しているようで、お花畑もあり、
訪れたい山の一つ、COVID-19でいつになるやら。
2015.8.30

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