今朝も20.4℃と平年より高い朝、南下し始めた前線へ吹き込む湿暖流が原因で
今日の夜にかけて前線が通過し、かなりの雨量となるようだ。
10時、26.7℃、67％先ぶれの雨が降り出したのは午前11時頃、その前に27.8と最高気温を記録、
それまでは梅雨のような蒸し暑さにうんざり。
NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「オオケタデ・大毛蓼、葒草」
熱帯のアジア大陸を原産とするタデ科の一年草で、江戸時代に渡来する。
観賞や薬用(虫刺され等の解毒用)として植えられるも、現在では野生化する。
草丈は2ｍと大きく、茎や葉に細かな毛が密生することが和名の由来となる。
別名はオオタデ、トウタデ、ホタルタデなどで、葉の解毒作用よりハチグサ、
ハブテコブラ(ヨーロッパでハブ毒)・・・
桃色の小花を稲穂状に咲かせ、花言葉は「思いやり」
今日は「晩翠忌」、1957年のこの日、詩人・英文学者「土井晩翠」80歳の忌日
1894年帝国大学入学、在学中に『帝国文学』の編集委員となり詩作を始める。
1899年処女詩集『天地有情』を刊行、男性的な漢詩調の詩風で好評を博す。
文部省選定『中学唱歌』の中の滝廉太郎作曲「荒城の月」(1901)が有名に。
1901年『暁鐘』、1906年『東海遊子吟』等を刊行後、詩壇の主流から離れる。
戦前は戦陣訓の文校正に携わる。
晩年はギリシャ語の原典からホメロス、カーライル、バイロンなどを翻訳し
翻訳『イーリアス』、『オヂュゥセーア』等を残す。1950年文化勲章を受章。
土門拳風貌より1953年 今朝は光明宗の本山 「法華寺」さん、光明皇后ゆかりの門跡尼寺です。
正式には「法華滅罪之寺・ほっけめつざいのてら」、聖武天皇・光明皇后の
発願により、総国分尼寺として女人成仏の根本道場としての役割を担った。
藤原不比等の邸宅跡に造られ、東西両塔、金堂、講堂、食堂など壮大な伽藍が
完成したのは、皇后さまが亡くなられた以降782年頃とされる。
平安時代以降は衰退し、1180年の平重衡の兵火でも法華寺は被害を受けた。
再興は東大寺大仏殿の再興を果たした僧・重源により1203年、ただ本格的な
復興は半世紀後(鎌倉時代中期)の真言律宗の僧・叡尊による。
だが戦国の戦乱で焼き討ちや、慶長伏見地震などでも被害を受けた。
1601年頃に本堂、南門や鐘楼を豊臣秀頼と母の淀殿が建てて、現在に至る。
赤門から入り、直ぐの右側の受付で拝観料を払う。
「不許酒肉五辛入門内」・・・酒肉、五辛は門内に入ることを許さず
『梵網經』に
「若佛子 不得食五辛大蒜革葱慈葱蘭葱興蕖
是五種一切食中不得食。若故食者。犯輕垢罪」
ニンニク大蒜・ネギ革葱・らっきょう慈葱・ニラ興蕖・ノビル蘭葱
その反対側、西に重要文化財「袴腰付き鐘楼」、二層建てで上層に鐘を吊る
重要文化財の「本堂」で、元は講堂、1601年の豊臣秀頼と淀殿の再建。
寄棟造、本瓦葺き。正面7間、側面4間で、
堂内厨子に本尊・十一面観音像（国宝）がおられる。
外人両脇、左に奈良時代末期の「維摩居士坐像」2017年に国宝指定
イタリアの展示から戻られて、直ぐの法要に出くわし、直後に国宝指定に。
ご本尊等の秋の特別公開は10月25日（金）～11月11日（月）となっており、
正倉院展にお出での際、お出でになられては。
今日は法華事御流「いけばな展」、10月19日(土)～21日(月)AM9～PM4
境内「東書院」「光月亭」にて行われていました。
光月亭
東書院
残り二日ですので・・・
