次に目が覚めたのは7時前、寝室にも陽に光が差し込んでいます。
寝過ごしたと慌てる自分、我に返り・・・
7.4℃と暖かな朝、「春眠暁を覚えず」とばかりに寝ておりました。
この言葉は、孟浩然の 「春暁」の漢詩からで全文は
春眠不覚暁
処処聞啼鳥
夜来風雨声
花落知多少
12日から13日にかけ春の嵐が日本列島を襲いましたが・・・
14日はこの詩の如く、昼過ぎから若草山へハイキングで
若草山ハイキング①東大寺の今は・・・ここ
若草山ハイキング② 若草山山麓から春日奥山北周遊路で若草山頂上へ
コース)手向山八幡宮前・・・若草山山麓・・(春日奥山北周遊路30分)
・・・若草山三重目展望台
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3d/3f/0b832de1e6b9c49a801feb88c0472915_s.jpg)
東大寺大仏殿を過ぎ手向山八幡宮の表参道を行くと一の鳥居
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/49/fa/604a578fc32f8a8c9ac3b814c0928746_s.jpg)
との間に黄金に輝く相輪が
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6c/b1/eff096170716797f82afc09bd4b9ae2c_s.jpg)
丁度南へ約50m?に幻の七重の東塔基壇跡があり、その再現された相輪になる。
東塔の正確な高さは不明で100mや70mとも伝わり、西塔と一緒に大仏殿の
両側前に奈良時代に建てられた。だが1180年の平重衡による南都焼き打ちで
焼失したが鎌倉時代に再建された。だが1362年に落雷で再び焼け落ちている。
参道を上る右斜面の桜は、昨日の春の嵐でほぼ散っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/76/16545968f2eeef4a3fb64f8b3a2b2c48.jpg)
上り詰めれば左の北側には鳥居の後ろに三月堂(法華堂)、
一部の仏像は東大寺ミュージアムへ移り、もうあんなたくさんの仏像様には
会えない。開いてるが、人の姿はない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/2c/a19c9580275b6a6afdd5c6629a65c30d.jpg)
正面は東大寺の鎮守社「手向山(たむけやま)八幡宮」で、749年
大仏建立にあたり守護神として大分の宇佐八幡宮から勧請された。
御朱印は、鳩が向かい合っていてかわいいですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/7d/91c326e4a9263b1da68cdc47f702e6ee.jpg)
境内からは南向きに末社が散在する裏参道が通じ、南の鳥居は奈良墨で
有名な「古梅園」の売店前にあり、開店していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/ab/1108f1091a259375c346327e9ea1ed77.jpg)
若草山山麓から一重目の頂上が、鹿さんがのんびりと座り込む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/13/7f39c006276565ea621fd1bf3c29b489.jpg)
麓の南北の入山ゲートには係員がおられ、入山料は150円です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/78/db/57862038ad8d1bf5139ec6a546cd3807_s.jpg)
青モミジの水谷川、紅葉シーズンはきれいですよ。
下流に水谷茶屋と対岸に水谷神社が見えれば舗装道路は終わる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/ed/0190fb0e1b632291b1bad26b8d39a3e8.jpg)
地道に入れば、ここから春日奥山北周遊路に。
1998年登録の世界遺産の一つ、春日奥山原始林に入ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/64/41/3b5edf35f8e8d122e0498c3e46787e69_s.jpg)
一番最初に迎えてくださるのは高みの山肌の「仏頭石」です。
1520年大僧都覚遍木食のために円玄(仁)が発願造立された銘がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/ee/b10745420ea1e051101edacb2c161de7.jpg)
一日三組の料理旅館「月日亭」を過ぎれば、左は鶯の滝、右は月日磐の銘が
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/d8/14f5ffcae97b6d831319659bdca7e06e.jpg)
月日磐は氷室跡で、川岸に「日と三日月」を模した陰刻が施されており、
その下の堰で導水され、春日大社・社殿内に流れ込む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/c4/59fa2acddfda5e25c6f20320cb39a25b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/5d/dfc9d84b82da8aaeeaf1f371a41b7ef7.jpg)
ここから先は、徐々に曲がりくねり上がっていく。鳥の鳴き声・・・
ジョウビタキがいるが、ピントが合わない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/48/7c/6df9ba9da73f796065e8c82ebf348ec2_s.jpg)
林の切れ間から、若草山一重目の稜線が
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/aa/7d74f7653161a63743fdb947c6610863.jpg)
若草山山頂駐車場まで残り900mのところに中水谷休憩所が
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/1a/95b3278775e4f7550f9f44d69f463c83_s.jpg)
さらに上ると倒木した春日杉?、直径1m以上250年~400年生の老杉をいい
現在は近年の台風等で倒木が多く、1500本を切っているようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/4e/9d2f5bff4af4634963a5a4a7e1a0c4a1.jpg)
若草山ドライブウェーに合流すると、頂上駐車場に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/52/4998e7a7097bdb7bc07078a4e77f1dcf.jpg)
馬酔木のがまだ咲く小道を100m程で
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/69/f42a3f47471d3f3bbc203d6df030e5f3.jpg)
左に行けば若草山三重目の展望台に・・・、
そして右に行くと鶯塚古墳のある若草山頂342mに。
桜は昨日の春の嵐でほぼ散っていますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/0d/d5ac9e7fa228559a5e1ea242a8682283.jpg)
ここからの眺望は次回に・・・