カメラを片手に

中也忌でニートだった?

薄曇りの朝、最低気温は17.6℃と天候は下り坂のようで、正午過ぎの24.2℃が
最高気温、爽やかさがなくじめっとした感じ通り、夜には雨が落ちてきて、
明日の日中は雨模様だとか。
      12時、23.5℃、58%

ご近所から「キンモクセイ」、そっと風に乗り漂えってきた香り・・・
あっという間の満開に
      10/19

そして小庭では、昨今の暖かさから、二度咲きし出した花が・・・
小さな茎から「ホタルブクロ」が咲いていた。
      10/21

コンパニオンプラントの一種「マリーゴールド」も、端っこで、再び咲く。
      10/21


さて今日は「中也忌」、詩人・歌人・翻訳家 「中原中也」1937年のこの日、
結核性脳症にて30歳の若さで没し、87回目の命日です。

残した詩集は2編、『山羊の歌』文圃堂1934年、『在りし日の歌』創元社1938年
そして翻訳『ランボオ詩集』野田書店1937年などと少ない。
だが詩はなんと350篇以上といわれ、教科書にも採用されている。
  *我の時代はブームが去り、あまり詳しくはない。
      宇部日報社より
        10.22 山口市経塚墓地にお参り


酒乱だったようで、30歳で夭逝するまで、親の仕送りだけで生活したという。
親の願いでコネで就職を斡旋されるも、履歴書には「詩生活」とのみ記し、
面接で「それ以外の履歴が私にとって意味があるのですか? 」と返したと。

中也の弟呉郎曰く
「農から出て立志した父の“荒い血”と
   封建の臣として淘汰された母方の“静かな血”の混血から成るもの」
 
付き合った文士の評価を見てみると
大岡昇平「中原の中には、疑うべくもない魂の美しさとともに、
     何とも言えない邪悪なものがあった」
太宰治 「ナメクジみたいにてらてらした奴で、とてもつきあえた代物
     じゃないよ」と中也を拒絶するようになるも死後は
    「死んで見ると、やっぱり中原だ ・・・」と才能を惜しむ。

「汚れつちまつた悲しみに……」という詩があるそうですが・・・
NHKの『にほんごであそぼ』で歌われ、桑田佳祐も曲に、そしてGLAYの楽曲
「黒く塗れ!」の歌詞にも、このワードが登場するという。

山口・湯田温泉にある中也の生家跡に、1994年に中原中也記念館が建てられ
館内には、中也自筆の草稿や日記、愛用のオーバーや机などの遺品をはじめ、
詩集「山羊の歌」の初版本など貴重な資料が公開されており、今日22日は
無料だとか。

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