今朝の気温は、日の出過ぎの1.7℃が最低気温、僅かな日差しがあったと
思えば急に時雨だす奈良です。
しかし午後からは上空には晴れ間も見られだし、春の日差しに覆われるも、
最高気温は8.8℃止まりと吹く風が冷たい一日だった。

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花「パンジー(サンシキスミレ・三色菫)」
ヨーロッパ原産、スミレ科の一年草、交配交雑にて園芸品種が多く育成され、
スミレもしくはサンシキスミレ(Viola tricolor)から分化したものとされる。
基本的な構造は、2枚の上側の花弁、2枚の脇の花弁、下側3枚の花弁が結合す
るヒゲ、およびわずかな切れ込みを持つ1枚の下側の花弁からなる。
和名の由来は、花が人間の顔に似て、8月頃には深く思索にふけているかのよ
うに前に傾き、フランス語の「思想」を意味する単語パンセ(pensée)に因む。
パンジーを低木や潅木の下に植えると、生物マルチのような雑草を抑制する
効果が得られ、アンダープランツとして有用なことを初めて知りました。
花言葉は、名の由来と同様に前に傾くことから「物思い」、
その様子が恋に悩む少女と重なることから「私のことを忘れないで」と。

散歩中にスミレを見つけた。でもここは住宅地の個人の擁壁脇です。

タチツボスミレかと思えば、厳しい冬に耐えて咲いているので、園芸種となる
「ニオイスミレ・匂菫」で開花時期の長いスミレ属の多年草です。
葉は可愛らしいハート形、甘い香りが特徴で別名を「スイートバイオレット」
と言い、ヨーロッパや北アフリカを原産、寒い環境に強いが暑さには弱い。
12月から3月に咲く花は、花の少ない冬に素朴で清楚な雰囲気を醸し出す。
