降りそうで降らない一夜も、最低気温は27.1℃と熱帯夜、実は最低気温は12
時過ぎの24.9℃で、記録上は熱帯夜とならない。
最高気温も8時過ぎの29.5℃で、雨は朝11時時過ぎから、時折音を立てて降る
も、昼過ぎには小康状態が続き、夕方には止むようだ。
このあと秋雨前線が日本列島南岸沖に停滞するが、明日明後日は晴れ間も。

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「ナンバンギセル・南蛮煙管 」
ハマウツボ科の寄生植物で一年草、東~南アジアの亜熱帯から温帯に自生し、
漢名は「野菰」、和名は西欧の喫煙具・パイプを立てたような形に由来する。
葉緑素を持たずイネ科の単子葉植物(イネ、ススキ、サトウキビ等)の根に寄生
し、その根から吸収した栄養分に依存して生育する。
花言葉は「物思い」とされ、別名の「オモイグサ」からで・・・
その由来は万葉集 十巻 2270番 作者不詳から、ナンバンギセルとされる。
原)『道邊之 乎花我下之 思草 今更尓 何物可将念』
詠)「道の辺の 尾花が下の 思ひ草 今さらさらに 何をか思はむ」
意)道端の 尾花(ススキ)の元に咲いている 思ひ草のように
いまさら何を思い悩んだりしましょうか。
原)『道邊之 乎花我下之 思草 今更尓 何物可将念』
詠)「道の辺の 尾花が下の 思ひ草 今さらさらに 何をか思はむ」
意)道端の 尾花(ススキ)の元に咲いている 思ひ草のように
いまさら何を思い悩んだりしましょうか。
他の別名は「ヤマナンバンギセル」「アズキクサ/アズキナ」「ヨダレクイ」
イネ科に寄生すると書いたが、それ以外にミョウガやギボウシ、ユッカなどで
わが家のハナミョウガ辺りに初めて、パイプの形のナンバンギセルが生え、
10日ほどで萎んでしまった。
萼の先端は鋭くとがり上を向き、花は長さ2~3cmで赤紫色、先端はあまり
開かず、細かな縞状の模様が入る。
開かず、細かな縞状の模様が入る。
花を覗き込めば柱頭が黄色い雌蕊は見える。雄蕊は4本あるが花冠の壁面に
へばりつき、見つけにくい。

先日、お墓参りのついでに西国三十三所観音霊場、6番壷阪寺から帰る途中に
高松塚前を通り過ぎ、こんなパンフレットを貰ったことを思い出しました。
「高松塚古墳壁画」が国宝に指定され、もう50周年を記念した壁画公開で、
10月12日~10月18日、修理作業室が無料公開(事前申し込み)されると。
公開は47回目、今回は西壁男子群像、西壁白虎、西壁女子群像、天井星宿図

申し込みはもう第一次応募は終了しているが、定員に達していない日時から
第二次応募、9月25日(水)~10月17日(木)希望見学日前日17時迄
・電話(06-6281-3040)、月-金10時~16時と
・インターネット(https://www.takamatsuzuka-kofun.com)
同期間に近くの「キトラ古墳」、」33回目の無料公開(事前申し込み)がある。

10月12日~11月10日まで国宝のキトラ古墳壁画・天井「天文図」、
*なお地階展示室は申し込み不要で無料です。


こちらも申し込みはもう第一次応募は終了したが、定員に達していない枠は
9月25日(水)10時~11月9日(土)17時まで。
電話:06-6281-3060、10時から16時まで(10月12日から9時~17時)
インターネットは https://www.kitora-kofun.com