5月3日は憲法記念日「 日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」こと
を趣旨としている 。
またゴミの日とも、ゴ(5)ミ(3)出しに外に出れば真っ青な上空がお出迎え、
奈良の最低気温は7.6℃で、日中は20.3℃と爽やかな一日に。
連れは連休予定がキャンセルで、冬物の洗濯と整理、パン造りに励んでいる。
出無精な我は、あいも変わらずで家周りの掃除や小畑の見回るぐらい。
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今朝のこと、目覚めれば廊下からの明かりで薄暗い、何時かなと思いラジオを
点ければ、NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花が・・・。
サトイモ科の「ミズバショウ・水芭蕉 」、葉間中央から純白の仏炎苞から
花言葉は「変わらぬ美しさ」と。
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ミズバショウは寒冷地が好きな植物で奈良の山々では見ることがない。
私には20歳前に白馬大雪渓を上がり白馬岳から朝日岳ヘ縦走後、蓮華温泉への
下りの湿原で見た大きな葉だけの印象が強烈だ。
その後50歳頃の7月1日前後、バスで"夏が来れば思い出す"から始まる歌
「夏の思い出」で有名な「尾瀬」を訪れた時を・・・。
ニッコウキスゲには少し早く、ミズバショウの見頃の6月初旬は過ぎていたが
まだ残る雪解けの湿地で燧岳との競演が見られた。
*写真を探したが、パソコントラブルの折、消えたようだ。
1961年の今日は美術評論家で民芸運動を牽引した「柳宗悦・やなぎ むねよし 」
72歳の忌日 、没後60年になります。
柳により1936年に創設された『日本民藝館』、今年柳が設計した旧大広間の
様式を踏襲し、大展示室を中心に葛布や大谷石といった自然素材を用いて
展示品がより美しく見える空間に改修された。(NHK・教育TVより)
その記念として4月より改修記念名品展Ⅰ(朝鮮陶磁・木喰仏・沖縄染織など)が開催中、引き続き改修記念名品展Ⅱが9月までの予定と。
さて柳宗悦やバーナードリーチに大きく評価され民藝の代表的な窯としてその名前が全国に知れ渡った『小鹿田焼・おんたやき』はご存じですね。
そのもとは1600年に朝鮮から連れてこられて始まった小石原焼で、その流れ
を汲む伝統技が江戸時代中期に大分県日田市皿山地区に伝わった『小鹿田焼』
特徴は飛び鉋(カンナ)、刷毛目、櫛描きなどの道具を用いて刻む幾何学的紋様
になります。
当地には2005年9月に伺っており、小さな小鹿田焼陶芸館で勉強して
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窯元を回りました。共同の朝鮮式登り窯も・・・
お茶碗など10点ほど買い求めたが、どれ一つとして割れず、重宝している。
素朴な上に丈夫で暮らしに馴染む器は、変わらぬ美しさも保っている。
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現在も機械を使わず手作りが続けられ、1995年に国の重要無形文化財に、
また川の流れを利用した日本の音風景百選に『唐臼』が指定されている。
粘土を細かくする音が里山に響き渡り眠りを誘うほど。
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この近年、この地域も水害や地震などの災害に見舞われているようだが・・・
復活されていると聞く。
COVID-19変異株で国内も大変ですが、夏過ぎ迄にはワクチン接種が終わり、
国内旅行へ行きたいもの。その折には焼き物の旅の再開でここも・・・。
だが今は我慢・ガマンの時期、不要不急の外出は慎まなければなりません。