今日は「大寒」、寒さが一番厳しい日なのですが・・・
昨日ほど寒さは気にしくないものの、-0.1℃迄冷え込みました。
雲は厚く、日差しはほとんどなく寒い一日になりそう。
11時、4.6℃、64%
『乙字忌の来ねば大寒とは言へず』 河野南畦
大寒の今日は「乙字忌」です。
明治・大正時代の俳人「大須賀乙字(おおすが おつじ)」の1920年(大正9年)の
忌日、日付から「二十日忌」ともされる。
「乙字」は福島県相馬生れ、東京帝大卒で現在の東京芸大の教授になる。
碧門三羽カラスの一人だったが、俳論家として 新傾向俳句運動のロ火を切る
も、後に伝統を尊重する側に変る。
1920年、40歳でスペイン風邪(インフルエンザ)で亡くなる。
絶句は『干足袋の日南に氷る寒さかな』 乙字
令和の今はコロナ禍、『COVID-19』オミクロン株での第六波、感染力が強く
昨日の感染者数は4万人以上と・・・
まだまだよく判らないウイルスですが、RNAワクチンは有効なよう、
連れ合いは、昨日三回目のワクチン接種で腕が痛いと言いながら・・・
今日も出かけて行った。
今まで通りの感染対策を徹底して行わねばなりません。
でもいつピークアウトするのでしょうか。
今日の誕生日の花は「椿(赤)」、花言葉は「気取らない優美さ」
小庭の椿類、赤色で咲いているのは「寒椿」だけで、盛りは過ぎている。
桃色系は「西王母」が早くから咲いていたが、現在は蕾が少し残るだけ、
さらにぽつぽつと咲き出した「有楽椿」、
例年よりは少ないが今は次から次へと咲き出している。
「太郎冠音有楽椿に侍るなり」 斉藤小夜
「有楽椿(うらくつばき)」の名は、「織田有楽斉長益」が茶席の花として愛用した
ことに由来するも別名で、正式には「侘助椿・太郎冠者(たろうかじゃ)」と呼ぶ。
定かではないが、室町時代に中国の原種と日本の「藪椿(ヤブツバキ)」との間に
できた椿で、 侘助椿(ワビスケツバキ)の生みの親とされるツバキになる。
この日曜日に床の間に飾られていた「有楽椿」です。