今朝は-1.9℃と冷え込めば、霜の上に雪が所々に残っており、時折陽が差す
も、お昼過ぎまで粉雪が舞うこともあった。
京都市内は10センチ以上の積雪があり、雪雲が時折流れ込んでいるようで、
最高気温は午後1時過ぎに5.7℃と、寒中に相応しい寒い一日でした。

日本でのコロナ禍も第六波、世界でも同様で、立て続けに自然災難にも見舞わ
れている。
寅年から『前門の虎後門の狼』という良くない諺が・・・?
いえいえ、早く収束してくれることを祈っている。
我が家の玄関には縁起物が置かれている。
今年は寅年に因み、虎の色紙が下がり、寅の置物と「オモト・万年青」です。


色紙は「南禅寺」の国宝の小方丈の連続した三部屋・虎の間の「狩野探幽」
の襖絵(重要文化財)、竹林と13匹の豹虎が様々な生態示す「群虎図」から、
襖四面の「水呑の虎」からの一部分です。
一匹の猛虎が渓流に面を近づけて、真っ赤な舌も鮮やかに水を呑んでいる。

古来、画材として虎は、龍と共に霊獣として描かれることが多く、猛々しい
気性にあやかり、運勢の隆盛を願う心の表れとされる。
川柳に「猫でない証拠に竹を描いておき」と詠まれますが・・・
虎と猫はネコ科なのでよく似ていて無理はないが、絵が下手でも「竹に虎」
という取り合わせを描けば、虎に見てくれますね。
干支の寅(虎)は「獅子(ライオン)」「豹」や「猫」になることもあるらしいが
「獅子」は中国に「ライオン」が伝わることで生み出された架空の生物で、
千尋の谷に住んで我が子を落とす故事も生まれている。
連れ合いが置いた玄関の寅、よく見てみれば・・・

これは虎らしいですが、優しい顔をしていますね。

体の縞模様から虎と判る3つです。
これは猛々しい表情、 優しい表情


間の抜けた顔つきが愛くるしい。

香合で、ライオンらしく見えませんか。

早くマスクなしで外に出られることを願うばかりです。