深夜の1.8℃が最低気温で、朝の内曇り空だったが、日中は穏やかな陽差しも
あり午後2時過ぎに10.3℃迄上がった奈良。
この日曜日までは穏やかな三月初旬の天候となるようだ。

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「コチョウラン・胡蝶蘭」、ラン科の
常緑多年草で、和名は蝶が舞うような花を咲かせることからと。
また学名のPhalaenopsisから「ファレノプシス」とも呼ばれる。

もとは東南アジア原産の小型の単軸性着生ラン。バルブをもたず、肉厚の大き
な葉の中に水分や養分をためて成長し、100年近く改良を加えられて10~15㎝
大の白い大輪系へと育ち、茎はごく短く直立し、上には4枚程度の葉を密生、
長楕円形の葉は二列性で折り重なり、花茎は茎の側面から伸びて斜上し枝垂れ
、先端よりに十数個の花をつける。
花は白で径7cmほど、側花弁が幅広く、花全体が丸く見える。唇弁は黄色を
帯び、赤味のある斑紋が出る。唇弁の先端は左右に突き出してまき鬚状に。
花言葉は「幸福が飛んでくる」

今日は「一一一忌・いちいちいちき」 、『路傍の石』等で知られる小説家・
劇作家・政治家「山本有三」の1974年の忌日、満86歳で没す。
なお1月11日の数字の並びと有三の「三」の字にちなみ、一一一忌と。
人道的な社会劇作家として名を成すも、小説に転じて平易な文体で人生を
問いかけた『波』『女の一生』『真実一路』『路傍の石』などで好評を博す。
戦後は国会議員として新仮名遣い制定など国語国字問題や憲法の口語化
にも尽力されたことなど、1965年に文化勲章受章された。
山本有三さんの名言を
「心に太陽を持て」
「たったひとりしかいない自分の、たった一度しかない人生を、
ほんとうに生かさなかったら、人間、生まれてきたかいがないではないか」