カメラを片手に

大和文華館「東アジアの動物-やきものと漆」展へ

最低気温は22.9℃まで下がり、朝のうち晴れ間もあったが、昼過ぎから雲量が
多くすっきりしない天候で、夕方から明日朝にかけ、雨模様となる。
この雨が「戻り梅雨」最後となり、土曜日から真夏の暑さに覆われますね。
      13時半、31.7℃、49%

7月21日は「自然公園の日」、 1957年の今日「自然公園法」が制定された。
優れた自然の風景地を保護するとともに、その利用の増進を図ることにより、
国民の保健、休養及び教化に資するとともに、生物の多様性の確保に寄与する
ことを目的(第1条)として定められた法律です。

2017年では、国立公園は34箇所、国定公園は56箇所、都道府県立自然公園は
311箇所指定されており、面積の合計は、日本の国土の約14%を占める。
自然環境の保護と、快適な利用を推進し、2010年に公園内の生態系維持回復
事業に関する規定も加えられている。 
なお奈良県関連では少なく、国立公園は「吉野熊野国立公園」の1箇所、
国定公園は「室生赤目青山国定公園」「金剛生駒紀泉国定公園」「大和青垣
国定公園」「高野龍神国定公園」の4箇所と、
県立自然公園は「県立矢田自然公園」「県立月ヶ瀬神野山自然公園」、
「吉野津風呂湖自然公園」の3箇所になります。

さて今日午前中は登美ヶ丘南公民館の講座で「大和文華館」へ。
当館では8月14日まで『東アジアの動物-やきものと漆』展が開催中です。
展示件数は98件(重要文化財3件、重要美術品1件を含む)にのぼる。
      

瀧朝子学芸部課長の講堂内でのプレゼンの後、展示館内での詳細かつ丁寧な
解説をして頂いた。
龍や鳳凰、魚や鹿、鳥など、めでたい祥瑞とされた霊獣、長生きや子孫繁栄
富貴栄華などの良い意味を付けて表されていました。
      白磁蟠龍博山炉 隋~唐 

      釉裏紅鳳凰文梅瓶 元後期     

      螺鈿魚文盆 朝鮮王朝

      白地黒花鯰文枕 北宋

日本にも表現されているが江戸時代には”かわいい”という現在に通じる日本
らしさを表現していた。あの野々村仁清「色絵おしどり香合」も
      色絵おしどり香合

パンフレット中の当館所蔵の重要文化財「 沃懸地青貝金貝蒔絵群鹿文笛筒」伝本阿弥光悦 作/日本・江戸時代も・・・
この華麗な筒は笛を容れるためのもので、表面には23頭もの鹿が螺鈿や金貝、蒔絵の技法を用いてさまざまな姿であらわされる。
鹿は神聖な生きものとされ、千年生きると「蒼鹿」さらに五百年で「白鹿」、さらに五百年で「玄鹿(黒い鹿)」となり、長寿を象徴する吉祥文様になる。
       沃懸地青貝金貝蒔絵群鹿文笛筒

そして庭(文華苑)には『ヤマユリ』と「オニユリ」が仲良く咲いていた。


大和文華館は今月27日(水)・28日(木)は恒例の夏休み無料デーです。
奈良市の小中学校は、今日から8月24日迄夏休み期間中になり、各地の自然の
中で、のびのびと過ごすのもよいのですが・・・
お子様連れで、かわいい動物を見に行こうと連れ出されるのも面白いかも。

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