カメラを片手に

奈良博は来年開館130年で国宝110件の特別展が

秋らしく清々しい早朝、最低気温はまだ16.5℃と平年より高め、秋の日差しを
浴びて、午後2時前に夏日となる25.8℃迄上がった奈良です。
      12時、23.2℃、51%

又週末は三連休で、そこまでこの良いお天気は持つらしく、午後1時頃、
東の若草山を望めば、芝が緑を失いつつあり、ススキも穂が出始めて、
少しは秋らしく変化を始め、秋の観光シーズン突入でしょうか。
でも真夏にも登っていたインバウンド客、👇一重目山頂付近の人影は少ない。

さてNHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「ハマギク・浜菊」です。
鉢植えのハマギク、今年は初夏にも咲き、酷暑を乗り切り、又蕾が出てきた。
      

日本固有種でキク科の茎葉低木状の耐寒性多年草、太平洋岸の海岸に自生し、
別名を「フキアゲギク・吹上菊」や「ニッポン・デージー 」 とも呼ばれる。

葉はさじ状で、花は白い舌状花と黄色い筒状花からなる頭状花で、その直径は
6cmほどです。

花言葉は、風の吹きつけるような海辺に自生することから「逆境に立ち向か
う」、そして「友愛」と
      

お隣さんの裏庭はほぼ畑、雑草として毎年8月末から咲き出すのは線香花火の
ような姿をするスベリヒユ科の「ハゼラン・爆蘭」で「ハナビソウ・花火草」
との呼ばれる。
      

南アメリカに自生し、スベリヒユ科ハゼラン属の一年草植物で、明治時代に
園芸植物として渡来したが、繁殖力が旺盛なので一部では野生化している。
秋には、できた小さな実が爆(は)ぜることで周囲に飛び散る。

なお花が午後2時~3時の間しか咲かないことで「サンジソウ・三時草」とも。

直径6mmほど濃いピンク色の5枚の花弁が可愛らしく、果実は直径4mmほど。
花言葉は「真心」「永遠にあなたのもの」という。
      

昨日、来年の大阪・関西国際博覧会開催にあわせ、京都と奈良の国立博物館が
同日程(2025年4月19日~6月15日 )で特別展が開催される発表があった。
京都国立博物館は「日本、美のるつぼ―異文化交流の軌跡―」展、
奈良国立博物館は開館130年記念特別展「超 国宝―祈りのかがやき―」です
      朝日新聞より

井上洋一館長「奈良博ならではの仏教・神道に特化した展覧会。奈良博130年
の歩みと、その存在意義を再確認したい」と呼びかけられた。
 
概要は、奈良県内各地の寺社に伝わる国宝約110件、重要文化財約20件を含む
約140件を7章に分けて展示予定、最初にしてかつてない展示品の数々です。
一番の目玉は、古代朝鮮半島との外交を象徴する天理・石上神宮の「七支刀」
そして2体の飛鳥仏、奈良中宮寺の菩薩半跏像(後半)、法隆寺の観音菩薩立像
百済観音)が初めて同時に展示されます。
さらに興福寺からは、ユニークな造形で知られる天燈鬼立像・龍燈鬼立像、
円成寺の運慶初期1176年の作とされる大日如来坐像も。
朝護孫子寺からは、信貴山縁起絵巻 尼公巻(部分12世紀)、
薬師寺からは「吉祥天像(8世紀)」 
国宝が110件の内、発表されているのはこれだけ・・・
今後詳細が発表されるのが楽しみですね。

独立行政法人化された国立博物館4館あるうち、、経営上一番悩ましいのは、
東京に次ぎ二番目に開館した奈良博なのです。
稼ぎ頭は秋の「正倉院展」だけ、数億も掛かると言われる特別展を毎回開催で
きるほど余裕がないらしく、このままでは仏像修理だけになるとさえ、囁かれ
るほどと。

ハマギクの花言葉「逆境に立ち向かう」べく、皆様にもご協力を。
まずは10月26日(土)から11月11日(月)まで 開催される「第76回正倉院展
      

午前8時から開館となっており、 日時指定入場制のため予約をお早めに。
そして帰りにグッズショップに寄られて・・・、
さらに出口近くに「呈茶席」、昨年同様700円がありますので、一服ゆっくりと
茶室「八窓庵」のある庭を眺めて、秋の訪れを感じてください。

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