カメラを片手に

雉と佐保姫で

今日は「昭和の日」という祝日、東の春日奥山は霞んではいるが晴天だ。
10時

昭和生まれの私には天皇誕生日だったが、2006年まで「みどりの日」、
さらに2007年からは「昭和の日」となった。
祝日に関する法律によると例年16日、ハッピーマンデイでの振り替え休日
で2024年には21日にも及び、祝日の意義を考え直すべき時期では・・・。
令和の日本人は働きバチ?、国際的にも日本は労働生産性が少ないとされ、
国が富んでこその働き方改革を期待する。

昨日の散歩は連れ合いと少し足を延ばし奈良山丘陵を、16時から1時間半ほど
8000歩ほど歩きました。
里山の田んぼに水が入り一隅には苗床が、

田植えは5月下旬からで、田起こしされた田んぼがほとんど、
山は放置された竹林が多く、NPO法人が再生事業中、筍はにょきにょきと。
そんな小さな谷筋を上っていると、ウグイスが盛んに囀りあっていました。


上り詰めると、ヤギが・・・こちらをじっと見つめている。


近くで農作業中の方にお話を聞くと、二頭のヤギが10年ほどで30頭にも
 

菜の花畑を通り


田起こしされたばかり、一羽のきれいな鳥が餌を探す

ゆたゆたと畝へだて来る雉子かな』 炭 太祇
雄のキジ(雉)、俳句では雉子、きぎすとも。
出逢ひたる雉に従ふ雌を見ず』  森田峠


佐保姫の裾にかくるゝ雉子哉』  松瀬青々

和菓子にも登場する「佐保姫」は春の季語とされ、春は五行説では東の方角、
奈良の都・平城京の東は佐保山、その山に宿る神霊「佐保姫」を春の女神と
呼ばれ、不退寺と興福院の間にある狭岡神社にこの伝説が残る。
古来今日のような春霞は、白く柔らかな春霞の衣をまとう若々しい女性から、
この「佐保姫」が織り、対をなす秋の紅葉は龍田山の女神・龍田姫が染めると
和歌に詠まれている。

夕陽が差し込む空に、二羽の鳥がねぐらに急ぐ。


画像処理をしてもわからず、連れ合いにも確認すると「」だった。
マガンかな?、シベリヤへの渡る途中かもしれませんね。


けふからは日本の雁ぞ楽に寝よ』 小林一茶

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