最低気温は午前2時の6.8℃、平年より暖かく気持ちの良い晴れた朝の奈良、
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NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「ヒイラギ・柊(木)・疼木 」。
モクセイ科の常緑小高木で日本原産、晩秋から初冬に白い小花が集まって
咲き、甘い芳香を放つ。
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葉は肉厚で光沢があり、縁には2~5対のとげ状の鋸歯をもち、この葉が肌に
刺さったときの痛痒さを「疼く(ひらぐ)」と表現したことが名の由来と。
このとげ状の葉から、邪気を払う縁起木として生け垣や庭木に用いられる。
花言葉もこの葉から「用心」、また甘い香りから「歓迎」に。
玄関で1週間、センリョウなどと一緒に飾られ、甘い香りを放ってきたが・・
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10月29日に、連れ合いと一緒に京都国立博物館で「茶の湯」展を鑑賞後、
北隣の豊国神社、方広寺と大仏殿跡、そして正面通りを西へ渉成園(枳殻邸)
へと巡りましたが、真宗本廟・東本願寺さんへお参りをしようということに。
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国道24号から1911年再建の重文「御影堂門・ごえいどうもん」が迫ってくる。
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高さ約28mの入母屋造・本瓦葺き・三門形式の二重門で、「真宗本廟」の
扁額を掲げる。東福寺、知恩院とともに、京都三大門の1つです。
天井画は竹内栖鳳によって飛天舞楽図が描かれる予定が、下絵だけが残る。
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門をくぐる先に、巨大な御影堂が・・・、自然と頭の帽子を手に取った。
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自然と足が・・・重文の「御影堂」1895年に建立された和様で中心に位置し、
宗祖親鸞聖人の坐像「御真影」を安置する建物で、間口76m・奥行き58m・
高さ38mで、瓦葺きの重層入母屋造、外観は二層建築に見えるが、下部は裳階
とする単層建築で、建築面積は東大寺大仏殿を上回っている。
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内部はびっくりするほど広く、お参りされる方もおられるのに無音だ。
南にある阿弥陀堂とを繋ぐ「渡廊下」も重文で、明治の東本願寺再建に関連
した毛綱、大橇、鼻橇などが展示されている。
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本堂の阿弥陀堂へ参る。単層入母屋造で、間口52m・奥行き47m・高さ29m
1895年に禅宗様を取り入れ建立、ご本尊「阿弥陀如来立像」が安置される。
御影堂の半分というが・・・。
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本堂から下がり、靴を履きもう一つの門を見る。
門扉に菊の紋があることから「菊の門」と呼ばれるが、「勅使門」とも。
1604年に徳川家康が寄進するも幾たびかの火災で焼失し、1911年の親鸞聖人
六百五十回忌迄の再建に間に合うよう建てられている。
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外からはもっときれいですね。
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頭に帽子を被ろうとすれば、カバンにも手にも持っておらず、探しに本堂に
戻ったが、見当たらず、連れ合いはさっさと先に帰ろうとしていた。
帰って電話するも土曜日で電話は✖、土日は働き方改革だそうです。
メールで問い合わせしたが、数日後に”該当の帽子は届けられていない”と
丁寧な返事が返って来た。