カメラを片手に

いしかわ動物園で分散飼育の「トキ」を

今日は24節気の「立秋」、暦の上で秋が始まる日とされ、
これからは残暑見舞いと、でも実際は一年で一番暑い頃になり、
今年は台風が次から次へと、お盆に襲来する可能性も・・・。

7月の初め、連れ合いが突然「トキ・朱鷺」が観たいと云いだし
〝佐渡島にいるトキのことか”と聞くと、頷いた。
長岡の花火を見るついでに、佐渡島で飛ぶ姿を見たかったが、
日程的に難しく、佐渡トキ保護センターで飼育されているトキが
鳥インフルエンザ等の感染症で全滅を防ぐため、2007年12月より
多摩動物公園、2010年1月にいしかわ動物園、2011年1月出雲市
分散飼育センタ―、同年10月に長岡市分散飼育センタ―で繁殖飼育と
公開されているのが判り、富山への道中の『いしかわ動物園』に
午後二時頃の暑い盛りに、入園料800円支払い寄りました。


若い二人が目の前を、手をつないで入って行きましたが・・・、
還暦過ぎの我々は、2mほど離れているこの距離感は・・・。


ゆめつり橋を渡っていると対岸に二羽の鳥が、丹頂ヅルです。


コウノトリ』もいるのです。トキと同じく全滅したが、
中国からの個体が導入され、繁殖と野生復帰のための放鳥も成功と。

 
渡り終え、目の前に、目的の『トキ里館』が、

誰もいないと思いきや、団体さんで喧しいかったですが、
初めて実物のトキを観察できました。


この暑さゆえ、幼鳥を含む六羽のトキは身じろぎもせず、じっと。
全長70〜80cm、オスはメスより大きいが、明らかな差はなく、
嘴は黒色で長く下に湾曲し、先端が赤い。顔には羽毛がなく、朱色の
皮膚が露出し、幼鳥は赤味が少ない。脚は頭部より薄い朱色に。
非繁殖期の羽色は、薄いピンク色がかった白色。繁殖期には、
頸部の皮膚が黒くなり、首を使って皮膚から剥がれた黒色の脂質を
塗りつけて上半身が黒灰色となると。
今は非繁殖期で・・・


 





飼育員さんから、トキの特徴として、朱鷺色に透ける翼や、飛行時に
首を伸ばすこと、脚が尾羽より飛び出ないことなどとされるが・・・
暑いので、じっとしたままでは分かりませんねと、慰めが・・・。

谷津田に生息し、ドジョウ、カエル、貝類、ミミズ、節足動物を食べる。
一夫一妻で繁殖し、 3月〜7月に里山の樹上に営巣。隔日で2〜5個を産卵し、
卵は 28日で孵化。雌雄交代で30〜35日間(非同時孵化)抱卵し、孵化後
巣内育雛期間は 30〜35日。巣立ち後、2〜4週間は親鳥から給餌される。
成熟年齢は2歳。非繁殖期には群れを形成すると。

こんな展示コーナーやクイズも
 

トキは一夫一婦制で生涯連れ添うらしい。
ホモサピエンス、還暦過ぎの二人はなんとか・・・、
そして手を繋いでいた若い二人もそうなってほしいもの。

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